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車のバッテリー交換時にバックアップは不要?DIY交換の方法も解説

2023年07月07日

車のバッテリー交換では、メモリーバックアップが用いられることが多いです。
メモリーバックアップはバッテリー交換後の様々な手間を省くためのアイテムですがすべての車において必ずしも必要と断言することもできません。
今回はバッテリー交換の際に用いられるメモリーバックアップとは何か、どのような車に必要がないのかなどについて詳しく解説いたします。
メモリーバックアップを使ったバッテリー交換の方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。

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車のバッテリー交換時に行うバックアップとは

車には純正のラジオやメーターにある時計、後付けのナビに至るまで様々なところで待機電源を使用しています。

これらは少量の電力でデータをメモリーし続けているため、バッテリー交換の際に待機電源が途切れると各種設定が消えてしまいます。

一般的にバッテリー交換後はラジオの局設定、時間の再設定、パワーウィンドウの初期化などの再設定が必要となり、その再設定には手間がかかります。

再設定の手間を無くすために有効なアイテムが、メモリーバックアップです。

メモリーバックアップとは

メモリーバックアップとは、バッテリーの交換時に一時的にバッテリーの代わりとして電力を供給し続ける予備電力のようなアイテムです。

メモリーバックアップを使用すればバッテリー交換後も各部設定は消去されず、再設定の手間を省くことができます。

ただし、通常のバッテリー交換も含めメモリーバックアップによるバッテリー交換も自身で行うには非常にリスクの高い作業です。

誤ってショートなどを引き起こし、車両火災に繋がる恐れも否定できません。

メモリーバックアップの使用やバッテリー交換を検討する前に、まずは正しいバッテリー交換の手順やリスクについて理解しましょう。

その上で修理業者から見積もりをとってどちらにメリットがあるのか判断する必要があります。

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車のバッテリー交換時のバックアップは本当に必要?

「バッテリーを交換するだけならバックアップは必要ないのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

基本的に交換時のバックアップは必要と言えますが、場合によっては不要なこともあります。

ここではバッテリー交換にバックアップが必要とされる具体的な理由と、バックアップが不要なケースをご紹介いたします。

バッテリー交換時のバックアップが必要な理由

バッテリー交換時にバックアップが必要とされる主な理由は、以下の3つです。

ECUのメモリーが初期化されるから

ECUとは、自動車の運転に関する制御を担うコンピューターのことです。

エンジンが走行時の状況に最適な性能を発揮できるよう、エンジン周辺のセンサーに指示を出しています。

また、走行中で取得したデータをメモリーとして保管するため、エンジンを切った状態でも待機電力を使って常に働き続けているのです。

そのため、バックアップをせずにいきなりバッテリーを交換すると、ECUに保存されていた以下のような情報が失われる可能性があります。

・アイドリングの適正な回転数
・バックモニターのガイドライン
・パワーウィンドウのオート機能 など

オートマチックの学習内容が初期化されるから

AT車の場合、搭載されているオートマチックにも学習機能が備わっています。

具体的には、走行中にアクセルを踏み込んだときのシフトダウンのタイミングなど、ユーザーごとの運転傾向などを記憶する機能です。

バックアップなしでバッテリーを交換するとオートマチックの学習内容も初期化され、運転の感覚に違和感が生じる場合があります。

カーナビやオーディオなどを再設定する手間が生じるから

バックアップがないとバッテリー交換前に設定したカーナビやオーディオの情報も初期化されてしまうため、改めて設定する手間も生じます。

また、カーナビの機種によってはバックアップなしでバッテリーを交換すると、内蔵されたハードディスクが破損してしまうこともあります。

バッテリー交換時のバックアップが不要なケース

キャブレター仕様または電子制御システムが発達していない頃に製造された古い車は、バックアップをせずにバッテリーを交換してもデメリットは薄いと言えます。

古い車は常時電源に接続されている電装品が少なく、運転の感覚に大きく関わる電子制御も行われていないからです。

また、電装品を再設定する手間や運転の感覚が変化することに抵抗がない方は、バックアップをしなくても問題はありません。

 

車のバッテリー交換で利用するメモリーバックアップの種類

メモリーバックアップにも、「バッテリーを繋ぐ端子に接続するタイプ」や「診断カプラーに差し込むタイプ」など様々なタイプが存在します。

バッテリー端子に接続するタイプ

バッテリー端子に直接接続するタイプのメモリーバックアップです。比較的手軽に使用できますが、作業中に手が当たるなどして端子からメモリーバックアップが外れてしまうとメモリーは失われます。

そのため、バッテリー端子に接続するタイプのメモリーバックアップを用いた作業中は細心の注意が必要です。

OBD2に接続するタイプ

OBD車検の際などに使用するOBD2コネクターに接続するタイプは、車内にメモリーバックアップを置いておけるため、作業の邪魔になることはありません。

作業中に誤って外れてしまうこともなく、比較的安心して使うことができます。

シガーソケットに接続するタイプ

シガーソケットにつないで使用するものもあります。このタイプも車内において使用するタイプです。

なお、シガーソケットの使用時にはキー操作などが必要になるため、シガーソケットを使用したことがないという方はあらかじめ取扱説明書で確認しておくといいでしょう。

 

DIYも可能?車のバッテリーを交換する方法

車のバッテリーは、正しい手順を踏めば自分で交換することも可能です。

ここでは、自分でバッテリーを交換する際に必要なアイテムと手順を解説いたします。

車のバッテリー交換に必要なアイテム

車のバッテリー交換には、以下のアイテムが必要です。

・メモリーバックアップ
・スパナ
・トルクレンチ
・絶縁テープ
・保護メガネ
・ゴム手袋
・紙やすりまたはワイヤーブラシ

車のバッテリーを交換する手順

必要なアイテムを用意したら、以下の手順でバッテリーを交換しましょう。

1 エンジンを停止してからキーを抜き、バッテリーの位置を確認する

2 メモリーバックアップとバッテリーの端子を、プラス同士・マイナス同士で接続する

3 バッテリーを「マイナス端子のターミナルから」外し、絶縁テープなどで絶縁する

4 バッテリーを傾けないようにホルダーから取り出す

5 新しいバッテリーを載せて「プラス端子のターミナルから」取り付ける

6 メモリーナックアップを取り外して作業完了

 

車のバッテリー交換時に注意したいポイント

バッテリー交換の作業自体はそれほど難しくはありませんが、注意しなければ事故につながる可能性もあります。

ここでは、バッテリー交換の際に気を付けるべきポイントをご紹介します。

端子を繋ぐ順番に注意

交換手順でも解説した取り、バッテリーの端子を外したり繋いだりするときは順番に注意が必要です。

バッテリーを取り外すときは「マイナス端子→プラス端子」、取り付けるときは「プラス端子→マイナス端子」という順番を必ず守りましょう。

順番を誤ると工具を介して大きな電流が伝わり、ショートする危険性があります。

また、バッテリーの取り外しと取り付けを行うときは必ずゴム手袋や保護メガネを装着しましょう。

バッテリーの重量に注意

次に注意したいのが、バッテリーの重さです。

バッテリーは外見上のイメージとは裏腹に重く、軽自動車のバッテリーであっても10kg程度はあります。車格が大きくなるとその分バッテリーも重くなります。

そのため力の弱い女性や高齢の方は、バッテリーを持ち上げることができない可能性があります。

また無理に持ち上げて体を痛めたり、バランスを崩して車体に傷をつけたりするリスクも伴います。

足の上に落とすと大けがにつながる可能性もあるため、無理に自力で交換することはおすすめできません。

メモリーバックアップは取扱説明書を熟読する

メモリーバックアップは、商品によって使い方が異なります。そのためバッテリーの交換を始める前に取扱説明書をよく読んで、使い方を理解しておきましょう。

取り付け方が誤っていると、メモリーのバックアップに失敗する恐れがあります。

古いバッテリーは自治体に収集してもらえない

車のバッテリーは通常のゴミとは違い、自治体に収集してもらうことができません。

危険物の取扱いに対応している業者に依頼するか、新しいバッテリーを購入した店舗に持ち込んで処分してもらいましょう。

ネット通販でバッテリーを購入した場合でも、ショップによっては古いバッテリーを回収してくれることがあります。

 

車のバッテリー交換は火災のリスクがあり危険!安全に交換するならプロに相談を

バッテリー交換を一般の方が行うと、作業中にショートさせてしまったり、取り付け方が甘く走行中にショートして車両火災を引き起こしたりなど様々なリスクが伴います。

また、バッテリーを固定する際は強すぎず弱すぎない力加減で作業を行う技術力も要します。正しく締め付けられていないと、ナットが破損して正常な固定や次回交換時に緩めることができなくなります。

また、ECMの学習値が飛んでしまうと、専門の診断機器でなければ再学習ができなくなる可能性にも注意が必要です。

メモリーバックアップをする・しないにかかわらず、バッテリー交換は必ず専門店で行うようにしましょう。

車のバッテリー交換をプロに依頼した場合の費用相場

プロにバッテリー交換を依頼した場合の費用は、主に以下のような内訳となっています。

内容 相場
バッテリー本体代 4,000~40,000円程度
交換工賃 500~3,000円程度
バッテリーの廃棄料 無料~1,000円程度

なお、具体的な金額は依頼する業者の種類や車種によって異なります。

特にハイブリッド車や電気自動車、アイドリングストップ搭載車はバッテリー本体代・工賃が高くなりやすいです。

 

車のバッテリー交換・バックアップを安全に行うならカーコンビニ倶楽部におまかせ!

バックアップをしていたとしても、一般の方によるバッテリー交換時は注意する点やリスクが多くあります。

また、メモリーバックアップを購入するにも費用が必要となるため、使用頻度やリスクを考えると専門店へ依頼する方が得策と言えます。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、お客様のご予算やニーズに合わせたバッテリー選びから安心の取り付けまでリーズナブルな料金にてご提案しております。

もちろん、バックアップに関する再設定や不具合に関してトラブルなく、プロによる作業を安心してお受けいただけます。

バッテリーはクーラーや渋滞などで夏に酷使され、冬にもライトの使用増加や暖房などで厳しい環境におかれます。

運転中の冷房が必須な夏が訪れる前に、バッテリーの状態を確認のうえカーコンビニ倶楽部で交換をご検討ください!

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