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車のフレーム歪みは放置厳禁!対処法や修理費用など解説

2025年02月12日

交通事故や障害物との衝突などにより、車のフレームが歪んだり変形したりするケースは多いです。
例え軽微な損傷だとしても、放置すると思わぬ事故へと発展する恐れがあるため速やかに対処しましょう。
本記事では、車のフレーム歪みはどのように対処すべきか、費用はどれくらいかかるのかなど詳しく解説いたします。

車のフレーム歪みや変形修理はカーコンへ!

カーコンビニ倶楽部では、確かな技術を持つスタッフが丁寧に見極め最適な修理を行います。素早い概算見積もりをご提示いたしますのでまずはご相談を。

車の「フレーム」とは

フレームとは車の骨組み・土台にあたる部分で、ボディの形状を保つうえで重要な役割を担います。

走行時の安定性に大きな影響を与える部分でもあり、ゆがんだまま運転をすればうまくバランスが取れず正常な走行が難しくなります。

なお、車に採用されているフレーム構造は主に「ラダーフレーム」と「モノコックフレーム」の2種類があります。

ラダーフレーム

ラダーフレームは、ハシゴ状になっているフレームに走行部品を取り付けてその上にボディを載せているタイプです。

フレームが独立しているため耐久性に優れており、万が一ボディが損傷してもフレームは影響を受けにくいという特徴があります。

ただし車体重量が重くなること、衝突事故の際は乗員に衝撃が伝わりやすいことがデメリットです。

モノコックフレーム

モノコックフレームは、ボディとフレームが一体化しているタイプです。

少ない部品で車の組み立てが可能なため軽量化に有効的で、衝突事故の衝撃も分散されるというメリットがあります。

ただし衝撃を車全体で受け止めるためフレームが歪みやすく、修理が比較的難しくなります。

 

車のフレーム歪みの原因

車のフレームが歪む主な原因は、以下の通りです。

・車や障害物との衝突事故
・縁石に乗り上げた
・側溝にタイヤが落ちてしまった
・融雪剤による塩害

衝突など、大きな衝撃を受けてフレームが歪むケースが特に多く見受けられます。

また、積雪地帯の場合は融雪剤に含まれる成分による塩害により、フレームにサビが生じて穴が開いたり歪んだりすることもあります。

 

車のフレーム歪みをチェックするポイント

車のフレーム歪みは、ボディのキズ・へこみとは違い外見からは判断することが難しい損傷です。

しかし、フレームが歪んでいるサインは「走行中の少しの違和感」として現れることがあります。

走行中、以下のような症状が現れた場合はフレーム歪みの可能性を視野に入れましょう。

・直進しているのにわずかに曲がってしまう
・凹凸のある道を走行すると過剰な不安定感を覚える
・タイヤが均等に摩耗しない

フレームは、車の制御にも関わる重要な部位です。

わずかな歪みによる症状でも危険なトラブルへつながる恐れがあるため、早期発見と速やかな対処が重要になります。

 

車のフレーム歪みの放置により生じるリスク

車のフレーム歪みを修理せずにいることで、以下のようなトラブルのリスクが生じます。

走行の安定性が失われる

フレームが歪んでいる場合でも、エンジンが正常に作動していれば一般道路では一見問題なく走行できるように思えることがあります。

しかし、先述したようにフレームが歪んでいると真っすぐに走行することができません。

特に高速道路などでスピードを出しながら走行している場合、ハンドリングの違和感が顕著となります。

また、タイヤも均等に摩耗しなくなるため、さらに走行時の安定性が失われます。

ドアに隙間が生じる

フレームの歪みは、ドアの開閉時にも影響します。

ドアを閉めても完全に閉まりきらず、半ドアになったり隙間が生じたりといった症状が現れやすくなります。

後部座席のように、開閉の機会が少ないドアにこのような異常が生じていると、フレーム歪みの発見が遅れることもあるため注意が必要です。

車検に通らない可能性がある

フレームが歪んで走行時の安定性が失われると、車検に通らない可能性があります。

車検では「サイドスリップ検査」にて、ステアリングを真っすぐにした状態でのズレの有無がチェックされます。

その際、一定の基準を超えて左右にズレると、不合格になります。

車検をスムーズに済ませるためにも、フレームの点検と修理をしておくことが重要です。

 

車のフレーム歪みの修理方法

フレームの歪みや変形は車体のバランスを崩すため、放置して運転を続けると重大な事故へ発展する可能性があります。

運転の安全性を確保するためにも速やかな対処が必要ですが、具体的にどのように対処すべきなのでしょうか。

車のフレーム修理は専門の修理工場へ依頼するのが一般的

車のフレームが歪んでいた場合、板金修理に対応している業者へ修理を依頼するケースが一般的です。

詳細は後述しますが、ボディのキズやへこみとは違い、フレーム修理は一般の家庭で行うことができないためです。

車のフレーム歪み修理を依頼できる業者

フレーム修理を依頼できる業者としては、以下の4つが挙げられます。

・ディーラー
・板金業者
・カー用品店
・ガソリンスタンド

なお、カー用品店やガソリンスタンドに関しては、軽度な板金修理にしか対応していない店舗もあります。

利用の際は事前に確認のうえ、見積もりを依頼しましょう。

車のフレームのDIY修理について

車のフレームを修理するにあたって、正確な状態の把握と板金加工の技術が必要です。

また、専門的な知識をもとに微妙な歪み・変形を見抜き、ボディ寸法図を用意して修復計画を立てる必要があります。

そのうえで専用の機械を使って繊細な作業を行うため、プロであっても熟練の技術がなければ失敗してさらに状態を悪化させる可能性があります。

車の整備や修理の経験がない限り、DIY修理は避けることをおすすめします。

 

車のフレーム修理はいくらかかる?費用・期間の目安

車のフレーム修理にかかる費用や期間は、損傷具合によって大きく変わることがあります。

車のフレーム修理費用

フレームは他の部品よりも修理に手間がかかるため、小さな損傷でも10万円以上かかる場合が多いです。

モノコックフレームのように部品が少ないモデルだったり、損傷具合がひどい場合は100万円前後かかることもあります。

フレームそのものの補修に加え、周囲のパーツ解体や組み立て作業にコストがかかるため高額になりがちです。

買い替えという選択肢もありますが、どうしても修理をして同じ車に乗り続けたい場合は高額になることを認識したうえで事前に見積もりをしてもらいましょう。

車のフレーム修理期間

車のフレーム修理は即日で完了することはなく、最短で数日程度かかります。

ただし損傷具合がひどい場合は作業工程が増えるため、数週間~1ヵ月程度かかることもあります。

修理期間中、移動手段に困るようであれば代車の手配も検討しましょう。

 

車のフレーム修理費用は保険でカバーできる?

車のフレーム修理には少なからず費用がかかりますが、車両保険に加入していれば修理代を補うことも可能です。

ただし、「経済的全損(修理費用が車の時価額を上回った状態)」となると、時価額分までしか保険金が支給されないため差額は自己負担となります。

また、事故による損傷の修理で車両保険を使用した場合、事故の度合いに応じて等級が下がります。

等級が下がると翌年の保険料が上がり、総合的に保険を使わない方が少ない出費で済んだ…という結果になりかねないため、保険の使用は慎重に検討しましょう。

 

車のフレーム歪み修理の注意点

車のフレーム歪みは放置すべきではないとはいえ、必ずしも修理がベストな選択肢となるわけではありません。

以下2つの注意点も踏まえて、フレーム歪みを修理するかどうか検討しましょう。

完全に元通りの状態へ直せるとは限らない

どんな業者でも、車のフレーム歪みを完全に元通りの状態へ修理できるわけではありません。

元通りに近い状態へ修理し安定性を取り戻すことはできますが、以前と比べて車の乗り心地が変わったり、ハンドリングに違和感が残ることもあります。

場合によっては、せっかく高額な費用をかけて修理しても、乗り心地にストレスを感じる可能性もあります。

売却時に「修復歴あり」として扱われる

骨格部分に関わるパーツを修理した車は「修復歴あり」と扱われ、売却時に査定額の減額につながります。

しかし、修理していなくともフレームが歪んでいる時点で同様に価値が低いとみなされるため、高値での売却は期待できなくなります。

この場合は、中古車買取業者よりも廃車買取に対応している業者への査定依頼がおすすめです。

 

車のフレーム歪みを修理すべきケース・買い替えるべきケース

フレームが歪んだ車を修理するか買い替えるかは、損傷度合いや車種などの条件によって最適な選択肢が変わります。

全損に近い状態で、保険だけではまかなえないほどの修理費用を要する場合は車の買い替えがおすすめです。

また、年式が古い車も今後の寿命を考慮して買い替えを検討した方が良いでしょう。

その一方で、比較的安価な費用で修理できる程度の歪みや、年数が浅くローンが残っている車の歪みなら、修理の検討がおすすめです。

確かな技術力と専門知識を持つ業者に相談し、最適と思われる方を選びましょう。

 

車のフレーム修理ならカーコンビニ俱楽部へおまかせ!

先述の通り、車の歪み・変形を修理するには高い技術が必要となるため対応可能な業者も限られます。

専門の修理工場へ依頼するケースが一般的ですが、普段のメンテナンスや修理で利用したことがない方は依頼先選びに迷ってしまうのではないでしょうか。

全国に1,000店舗以上を展開しているカーコンビニ倶楽部では、フレームの損傷も経験豊富なスタッフが正確に診断しており、独自の修理技術で美しい形状を取り戻すことが可能です。

気になる費用も事前にお見積りをし、お客様に納得をいただいたうえで作業を開始するため安心してご利用いただけます。

まずはお近くのカーコンビニ俱楽部へお気軽にご相談ください。

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