修理・点検・メンテナンス タイヤ交換
タイヤの重要な役目
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山が減っていると制動距離がが伸びる
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すり減った雨の日は特に危ない
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インチアップすると乗り心地が悪くなる
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インチアップするとロールしずらくなる
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適正な空気圧でないと燃費が悪くなる
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適正な空気圧でないとバーストの危険がある

タイヤ交換の目安
- 1溝の減り
- 溝の減り具合を図る判断基準のひとつにスリップサインがあります。これは、タイヤの表面のトレッドパターン(メーカーのロゴなど溝で構成された柄や模様)の△(三角)の印の近く、溝の浅くなっている部分にあり、タイヤが減り、溝の深さが1.6ミリになると現れます。1ヶ所でも1.6ミリより減っているタイヤで走行することは、法令で禁止されています。1.6ミリに減るまでに新しいタイヤに交換しましょう。
- 2ひび割れ
- 年数が経つとゴムの油分が抜け、ひび割れが起きてきます。タイヤの柔軟性が失われ伸縮性が落ち、本来の性能を発揮できなくなります。特にサイドウォール(タイヤの側面)のひび割れはバーストする危険もありますので、交換をおすすめします。
- 3空気圧
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空気圧の低下は、燃費の悪化や操作安定性の低下をまねき、さらにはサイドウォールのたわみからタイヤの異常高温によるバーストの危険性もあります。
タイヤの日常点検も、お近くのカーコンビニ倶楽部にご相談ください。
タイヤサイズの見方

- 1断面幅
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タイヤの最大幅を意味します。ミリで表示され、数値が大きいほど接地面積が増え、グリップ力が高まります。
しかし、同時に抵抗も増え重量も増加しますので、加速性能が鈍ることもあります。 - 2扁平率
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タイヤの断面幅に対する側面の高さの割合です。タイヤの高さ÷断面幅×100で算出します。普通車は70や65が一般的です。
35、40、45と小さいものはロープロファイルと呼ばれ、スポーツカータイプに多く見られます。 - 3構造
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「R」はラジアル構造のタイヤであることを示し、「ZR」など、速度記号と併せて表記されることもあります。
トラック用などには一部バイアス構造のタイヤも残っており、そちらは「-」と表示されます。 - 4リム径
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タイヤの内径=ホイールのリムの直径を指し、インチで表示されます。
タイヤの外径を変えずに、リム径を大きくすることをインチアップと呼びます。 - 5ロードインデックス
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規定の条件下で、タイヤ1本が耐えられる最大荷重を示す数値です。
80だと450kg、90だと600kgに耐えられることを示しています。この数値は、純正装着タイヤより高い方が良いでしょう。 - 6速度記号
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規定の条件下で、タイヤが走行できる最高速度を示す記号です。
「S」は180km/h、「V」は240km/h、「Y」は300km/hとなっています。これらの速度を超えて連続走行するとバーストする危険性があります。
アライメント
アライメントとは、タイヤとホイールの車体に対する位置関係を指します。これがしっかり調整されていないと、まっすぐ走らない、曲がりにくい、片側のタイヤの減りが早いなどの不具合が出てしまいます。
トーイン・トーアウト
車体の上から見てタイヤのトー(つま先、先端部)が内側に向いていることをトーイン、外側に向いていることをトーアウトと呼びます。
直進安定性、操作性、タイヤの磨耗に影響します。
キングピン
タイヤが向きを変えるときの回転軸を指します。この回転軸の角度を「キングピン角」といい、ハンドル操作や直進復元力に影響します。
キャンパー角度
車体を前から見たときのタイヤの傾きの角度です。直進性とコーナリング性能に影響します。
キャスター角度
車体を見たときの垂直に対するキングピンの角度です。直進安定性に影響します。
タイヤ交換料金の目安
※部品代は別途かかります。
※ランフラットタイヤおよび4x4/SUVタイヤは別途お店にご相談ください。
別のホイールからタイヤを外す場合は別途取り外し工賃がかかります。
17インチ以下+500円~/本、18インチ+1,000円~/本、19インチ以上+1,500円~/本
タイヤ廃棄+500円~/本
注意事項
※ 表示料金は作業料金の目安です。
※ 正確な工賃および部品・パーツの料金につきましては各店詳細ページよりお見積・お問合せください。
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