車の点検はどこで受けられる?業者の選び方とセルフメンテナンスについても解説
2026年04月29日
車の点検は、ディーラーや整備工場、カーショップなど、さまざまな場所で受けられます。
しかしそれぞれメリットやデメリットが異なるため、特徴を理解して自身に合った場所を選ぶことが大切です。
この記事では、車の点検を受けられる主な業者の特徴や選び方に加え、点検の種類や日常的に行いたいセルフメンテナンスについても分かりやすく解説します。
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車のメンテナンスはどこで依頼できる?

車のメンテナンスは、主に以下の業者で依頼できます。
・ディーラー
・整備工場
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・車検専門店
各業者の特徴について、以下より解説します。
ディーラー
ディーラーでは自社の車に精通した、高い技術を持った整備士がメンテナンスを担当するのが一般的です。
メーカー基準に沿った教育や研修が行われているため、一定水準の整備品質が期待できる点は特徴といえるでしょう。
ただし、ディーラーの規模や店舗によっては、設備や対応範囲に差がある場合もあります。
また、修理の際は純正部品を使用することが基本となるため、車の状態を良好に保ちやすい一方で、部品交換を前提とした提案になるケースもあります。
そのため、他の業者と比べると費用が高くなることもありますが、安心感や信頼性を重視したい方に向いている選択肢といえるでしょう。
整備工場
整備工場のメリットのひとつは、対応の柔軟さにあります。
ディーラーとは異なり、さまざまなメーカーの車のメンテナンスを手掛けており、修理対応できる車の種類が幅広いのが特徴です。
旧車や希少な輸入車などの修理を任せられる整備工場も少なくありません。
また、純正部品だけではなく、汎用品やリビルト品などを使用した修理も対応可能で、予算に合わせて使用部品を相談しやすい点も魅力です。
費用相場はディーラーより抑えられることが多い一方で、カー用品店やガソリンスタンドと比べるとやや高くなるケースもあります。
カー用品店
カー用品店でも、メンテナンスや修理を請け負っている店舗があります。
カー用品店では、実際に店頭の商品を見て修理に使用する部品を選べることがメリットといえます。
迷った際には商品知識が豊富なスタッフに相談することもできるため、車に詳しくなくても予算や愛車に合った部品が選びやすいでしょう。
一方で、修理や整備を専門としていない店舗も多く、作業内容や対応できる故障には限りがある場合があります。
費用は、ディーラーや整備工場と比べると抑えられるケースが多い傾向にあります。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドのメリットは、日頃から利用している店舗で気軽にメンテナンスを依頼できる点です。
新たに業者を探す手間も省け、安心感があるでしょう。
また、ディーラーなどに比べると朝早い時間から夜遅くまで対応している店舗が多いため、忙しい方でも利用しやすいという利便性も魅力です。
費用相場はカー用品店と同等、もしくはそれよりも安い場合もあります。
ただ、ガソリンスタンドによってはメンテナンスや修理に対応していない店舗もあります。
また、対応している店舗でも、オイル類の補充など、簡単なメンテナンスしか行っていない店舗もあるので、どの程度の修理まで対応できるのかを確認する必要があります。
希望に合わせた点検業者の選び方

コスパや作業の品質など、車のメンテナンスで特に重視したいポイントによって適した業者は変わります。
主なポイントとそれぞれに適した業者を、以下の通りまとめました。
| 重視するポイント | おすすめな業者 |
| コストパフォーマンス | ・カー用品店
・ガソリンスタンド |
| 技術力 | ・ディーラー
・整備工場 |
| サービスの品質と安心感 | ・ディーラー |
| スピード | ・整備工場 |
| パーツ選びの自由度 | ・整備工場
・カー用品店 |
各ポイントで上記の業者がおすすめな理由を、以下より詳しく解説いたします。
コストパフォーマンスの良さを重視する方
コストパフォーマンスの良さを何よりも大切にしたい、という方はカー用品店、ガソリンスタンドがおすすめです。
気軽に立ち寄り依頼できることに加え、費用相場は安い傾向にあります。
カー用品店やガソリンスタンドでは対応できない重要部品などの交換や複雑な修理などの場合は、整備工場に依頼するといいでしょう。
純正部品よりも価格の安い中古部品の使用や、部品交換ではなく修理で済ませてくれるなど、さまざまな相談に乗ってくれる可能性があります。
技術力を重視したい方
技術力を重視するのであればディーラーや整備工場がおすすめです。
ただし、店舗によって設備が異なり、場合によってはエーミング作業ができない等、整備内容が限られることもあります。
複雑な修理の場合は、事前に確認するとより安心です。
品質第一・安心感を大切にしたい方
安心感や間違いのない整備を求めるのであれば、ディーラーの利用が適しています。
確かな技術力があることに加え、その車の仕組みやメーカーならではの特徴にも精通しているため、安心して任せることができます。
費用は高額な傾向がある一方で、保証期間内で修理箇所が保証対象に含まれている場合は無料、もしくは低価格で修理することができます。
スピード感を求める方
部品の在庫があり、修理内容がそれほど複雑でない場合は、メンテナンスにかかる時間に大きな差が出にくいことがあります。
ただし、メンテナンスを専門としていないカー用品店やガソリンスタンドでは、対応できる修理内容が限られるケースもあります。
また、ディーラーであっても、併設工場の設備や混雑状況によっては対応できない作業があり、外部の工場へ依頼されることもあります。
こうした点を踏まえると、修理内容が複雑になる可能性がある場合には、設備や経験が整った整備工場を選ぶことで、結果的にスムーズにメンテナンスを完了できることもあるでしょう。
自分で好きなパーツを選びたい方
予算や好みに応じて好きなパーツを選びたい場合は、整備工場やカー用品店がおすすめです。
特にメンテナンスとともにチューンナップなどを依頼したい場合は、カスタマイズに特化している整備工場を選ぶといいでしょう。
日常点検と法定点検について

車の点検は大きく 日常点検と法定点検(定期点検整備) に分かれます。
日常点検はドライバーが普段から行い、異常に気づくための「セルフチェック」といえるもので、法定点検は一定間隔で車両各部を体系的に確認する「定期点検」という位置付けです。
日常点検と法定点検は、いずれもユーザーの義務とされています。
日常点検
日常点検は、運転者が比較的容易に行える点検で、日頃の不具合の早期発見に役立ちます。
目安として月1回程度の頻度で実施するのが一般的ですが、長距離走行の前などは念のために実施しておくといいでしょう。
日常点検で確認が必要な15項目は、次のとおりです。
【エンジンルームで確認する項目】
・ウインド・ウォッシャ液の量
・ブレーキ液の量
・バッテリー液の量
・冷却水の量
・エンジンオイルの量
【車の周囲を回って確認する項目】
・タイヤの空気圧
・タイヤの亀裂・損傷
・タイヤの溝の深さ
・ライト類の点灯・点滅、レンズの汚れなど
【運転席で確認する項目】
・ブレーキペダルの踏みしろ・効き
・パーキングブレーキの引きしろ
・ワイパーの拭き取り状態
・ウインド・ウォッシャの噴射状態
・エンジンのかかり具合・異音の有無
・低速時・加速時それぞれのエンジンの状態
専門工具を使わずに確認できる項目が中心になるため、車に詳しくない方でも取り組みやすいでしょう。
日常点検で油脂類の減りが早い、タイヤが片減りしている、ブレーキのフィーリングが変わった、といった兆候に気付いた場合は、早めに業者への相談がおすすめです。
法定点検(定期点検整備)
法定点検(定期点検整備)は、一定間隔で行うことが定められている点検です。
日常点検よりも範囲が広く、ブレーキ・足回り・動力伝達装置など専門知識や設備が必要な領域まで確認します。
国交省は「日常点検は簡単な点検、定期点検整備は一定間隔で行う少し大がかりな点検」と位置付けており、ユーザーの義務ではありますが整備工場などの業者に依頼するのが一般的です。
自家用乗用車の場合は、1年ごとに29項目(12ヵ月点検)、2年ごとに1年点検の29項目を含む計60項目(24ヵ月点検)を実施しなければなりません。
なお、24ヵ月点検は車検と同時に実施されることが多いものの、点検(整備)と検査(車検)は目的が同一ではありません。
車検は保安基準に適合しているかを確認する「検査」であり、法定点検は故障やトラブルを未然に防ぐための「点検整備」という違いがあります。
新車の無料点検はどこで受ける?

新車購入後に案内される無料点検は、法令で定められた点検とは異なります。
内容や位置付けを正しく理解しておかないと、法定点検と混同したり、思わぬ費用が発生して困惑したりすることになりかねません。
法定点検と無料点検の違い
法定点検は、道路運送車両法に基づいて実施が求められている点検で、先述した12ヵ月点検や24ヵ月点検が該当します。
一方、新車購入後に案内される無料点検は、メーカーや販売店が独自に設定しているサービスであり、法令に基づく点検ではありません。
無料点検は初期不具合の早期発見や、購入後のフォローを目的とした簡易的な点検が中心で、点検項目や実施時期は販売店ごとに異なります。
そのため、無料点検を受けたからといって法定点検を実施したことにはならない点には注意が必要です。
無料点検を受けるのは原則としてディーラー
新車の無料点検は、購入したディーラーで受けるのが原則です。
これは、無料点検がメーカー・販売店独自のサービスであり、他の整備工場やカーショップでは同様の条件で提供されないためです。
点検時期は「1ヵ月点検」「6ヵ月点検」などとして案内されることが多く、購入時に点検スケジュールが示されるケースもあります。
内容は、外観確認や簡単な作動チェックなどが中心になるのが一般的です。
無料点検は義務ではない
無料点検は、あくまで任意のサービスであり、受けなかったとしても法的な問題が生じることはありません。
車検や法定点検のように、未実施による罰則があるわけではない点は押さえておくべきポイントです。
ただし、初期不具合を確認する機会でもあるため、時間に余裕があれば受けておくといいでしょう。
無料点検といっても費用がかかるケースもある
「無料点検」と案内されていても、すべてが完全無料とは限りません。
点検作業自体は無償でも、点検の結果としてオイル交換などの消耗品の交換・補充が必要になった場合、それらの実費は別途発生するのが一般的です。
また、点検項目の範囲を超える作業を依頼した場合も、有償対応となります。
そのため無料点検を受ける際は、どこまでが無料で、どこからが有料なのかを事前に確認することが重要です。
積極的にセルフメンテナンスしたい項目

ここでは、比較的簡単に実施でき、日常管理として取り入れやすいセルフメンテナンスを紹介します。
洗車
洗車は見た目をきれいに保つだけでなく、ボディのダメージを早期に発見するための重要なメンテナンスです。
汚れを落とす過程で、塗装の剥がれや小さな傷、サビの兆候に気づけることがあります。
特に、鳥の糞や樹液、融雪剤などは放置すると塗装や金属部分にダメージを与えるため、早めの洗車が効果的です。
定期的な洗車は、結果的に板金や塗装などの大きな修理を防ぐことにもつながります。
車内クリーニング
車内の清掃も、セルフメンテナンスとして積極的に行いましょう。
特に足元やシート下は、異物がペダル操作に影響するリスクがあるため、定期的な確認が大切です。
また、エアコンフィルターのカビや匂いに気付くきっかけにもなります。
消耗品の交換
ワイパーゴムやエアコンフィルター、電球類などはセルフで対応しやすい消耗品です。
これらは劣化していても走行自体は可能な場合が多く、気づかないまま使い続けてしまうことがあります。
自分で状態を確認し、早めに交換することで、安全性や快適性を保ちやすくなるでしょう。
ただし、ブレーキ関連など安全に直結する部品は、無理に自分で作業せず、業者に依頼する判断も重要です。
クーラント補充
エンジン冷却に欠かせないクーラント(冷却水)の量確認と補充は、正しい知識があればセルフでも可能なメンテナンスです。
リザーバータンクの「FULL」「LOW」表示を目安に量を確認し、不足している場合は補充します。
ただし、エンジンが熱い状態での作業は危険なため、必ずエンジンが冷えた状態で行う必要があります。
また、頻繁に減る場合は漏れの可能性もあるため、その場合は業者での点検を依頼しましょう。
信頼できる車のメンテナンス業者の選び方

同じ車のメンテナンス業者でも、信頼性には業者ごとに差があることがあります。
数ある業者の中から信頼できる依頼先を見つけるなら、以下4つのポイントに注目して選びましょう。
実績が豊富
業者を選ぶ際に参考にしたいポイントのひとつが「施工実績」です。
多くの車のメンテナンスを行ってきた業者ほど、豊富なノウハウを持ち、技術力にも信頼がおけるでしょう。
整備前・整備後の説明が丁寧
「提案された整備は本当に必要なのか」や「具体的にどんな作業をしたのか」については、専門知識がなければ理解が難しいこともあります。
知識がない人にも分かりやすく、明確な根拠をもって丁寧に説明をしてくれる業者なら、技術力だけでなく知識面でも信頼できるでしょう。
相談や質問に対する答えが分かりやすい
整備の説明を受ける中で疑問に思った点や、愛車の現状に関して不安に感じることなどを尋ねた際、分かりやすく答えてくれるかどうかもチェックしましょう。
上述した説明の丁寧さと同様、業者の知識とサービス品質を見極めるうえで重要なポイントです。
口コミで評価が高い
事前の相談や見積もりの中で業者の対応やサービス品質をある程度判断することはできても、実際の整備の質まで見極めることは難しいです。
そこで参考にしたいものが、外部の口コミサイトやSNSに投稿されている経験談です。
高く評価する口コミが多い業者ほど、客観的に見ても優良な業者である可能性は高いといえます。
車のメンテナンス費用の相場

車のメンテナンスにかかる費用は、車の現状と必要な整備内容によって変わります。
先述した各メンテナンス費用の相場としては、数千円~10,000円程度が一般的です。
1つ1つのメンテナンスはそれほど高額にならなくても、複数のメンテナンスをまとめて受ける場合、総額にして数万円程度かかる可能性もあります。
予期せぬタイミングでまとまった出費が発生しないように、日頃から少しずつメンテナンスを受けるようにしましょう。
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