車のワイパーがうるさい!ビビリ音の原因や直し方を解説
2026年04月29日
雨の日のドライブ中、ワイパーから「ガガガッ」「キュキュッ」という不快な音がすることがあります。
この「ビビリ音」と呼ばれる異音は、単にうるさくて不快なだけでなく、視界不良を招く可能性もあるため、放置はおすすめできません。
この記事では、ワイパーがうるさいと感じる原因やその放置リスク、自分で行える対処法から交換費用の相場まで、詳しく解説します。
悪化する前に!不調のサインを感じたら今すぐお電話
車の不調はカーコンビニ倶楽部で修理・メンテナンス!経験と高い技術を持ち合わせたスタッフが丁寧かつ確実に不調の原因を突き止め、快適カーライフをサポートいたします。
車のワイパーがうるさい原因とは

ワイパーの異音には、大きく分けてワイパー本体に問題があるケースと、フロントガラスに問題があるケースの2パターンがあります。
ワイパー側が原因のケース
ワイパーに原因があるケースとしては、以下が挙げられます。
ワイパーゴムの破損・劣化
ワイパーゴムは紫外線や熱、寒暖差によって徐々に硬化し、しなやかさを失います。
劣化したゴムはガラス面に均一に密着できず、引っかかるように動くため異音が発生します。
また、ゴムの先端が裂けたりひび割れたりしていると、その段差がガラスに引っかかり、「うるさい」と感じるようなビビリ音の原因になることもあります。
ワイパーゴムの汚れ
走行中に付着した砂埃や花粉、排気ガスの油分などがワイパーゴムの表面に溜まると、ガラス面をスムーズに動けず、摩擦が生じます。
滑らかな動きが阻害されるためワイパーが小刻みに跳ねるような挙動を見せ、連続的なビビリ音を発生させることがあります。
ワイパーアームの曲がり
ワイパーアームの歪みも、ワイパーがうるさいと感じる音の原因として挙げられます。
洗車機での負荷や積雪の重みなどでアームがわずかでも曲がると、ゴムがガラスに対して本来の角度で当たらなくなります。
その結果、余計な摩擦が生じてうるさい音が鳴るようになります。
正しく取り付けられていない
ワイパーブレードやゴムの交換時に、ストッパーが奥まで入りきっていない、あるいはU字フックが確実にはまっていないケースです。
固定が甘いと作動中にガタつきが生じ、ブレード全体が震えてビビリ音を出すことがあります。
フロントガラス側が原因のケース
ワイパー自体に問題がなくても、フロントガラスの状態によって異音が発生するケースもあります。
撥水コーティング
ガラスに施した撥水コーティングの被膜と、ワイパーゴムの素材との相性によっては、摩擦抵抗が高まり、うるさい音の原因になることがあります。
特にコーティングが劣化して部分的に剥がれ始めているとその部分にゴムが引っかかってスムーズに動かず、ビビリ音が出るケースが少なくありません。
汚れ・油膜
フロントガラスが汚れている、油膜が付着しているなどが原因でゴムが滑らず、異音が出ることもあります。
ワイパーのうるさいビビリ音を放置するリスク

ここでは、ワイパーのビビリ音の放置によって発生する可能性があるリスクを確認しておきましょう。
ワイパー関連パーツの故障につながる
ビビリ音が発生しているとき、ワイパーブレードはガラス面でスムーズに滑らず、抵抗を受けながら無理やり動いている状態です。
この過度な摩擦抵抗は、ワイパーを動かすためのモーターに大きな負荷を与えます。
また、アームとモーターをつなぐリンク機構(関節部分)にも断続的な強い振動が伝わり続けるため、各部の連結パーツが摩耗したり、ガタが生じたりする原因になります。
運転に支障が出る可能性
ワイパーの役割は、フロントガラスの水分を拭き取り、クリアな視界を確保することです。
ビビリ音が生じているワイパーは、ガラス面に均一な圧力がかかっておらず、拭きムラや拭き残しが発生している状態です。
特に夜間や雨天時は、拭き残された水分や汚れが対向車のライトを乱反射させ、視認性を低下させます。
歩行者や自転車の発見が遅れるなど、重大な交通事故を誘発するリスクが高まる可能性があります。
最悪の場合、走行中に突然ワイパーが全く動かなくなるといった故障が起き、運転に支障をきたす可能性も否定できません。
フロントガラスに傷がつく
ビビリ音の原因がゴムの劣化や硬化にある場合、さらに放置を続けるとゴムが完全に裂け、金属製のレールやブレードのフレームが露出してしまうことがあります。
この状態でワイパーを作動させると、金属部分がフロントガラスを直接こすり、深い傷をつけてしまいます。
フロントガラスは、一度傷が入ってしまうと修復が難しく、ガラス全体の交換が必要になることもあります。
数千円のゴム交換を惜しんだ結果、数万円から十数万円の出費を強いられることになるため、早期発見・早期対応が大切です。
ワイパーのうるさい異音の対処法

ワイパーから異音が生じたら、以下の方法で対処することで改善されることがあります。
ワイパーゴムを交換する
異音の解決策としてまず挙げられるのが、ワイパーゴムの交換です。
ワイパーゴムは、使用していなくても経年劣化が進みます。
見た目がきれいでも、指で触れてゴムが硬くなっていたり、弾力が失われていたりする場合は、音の原因になる可能性があります。
そのため日頃からチェックし、半年~1年に1度程度の頻度での交換を習慣づけましょう。
劣化の前に交換することで異音の発生を未然に防げるほか、ワイパーの寿命を延ばすことにもつながります。
ワイパーの取り付け角度を確認する
ワイパーアームが正しい角度で装着されていないと、ゴムがガラスに均等に当たらず音が出やすくなります。
一度取り外して正しい角度で付け直してみましょう。
それでも改善しない場合は、アームの歪みや変形が原因の可能性があるため、業者での調整・交換がおすすめです。
フロントガラスを清掃する
見落としがちなのが、ガラス側のコンディションです。
ガラスに付着した排気ガスの油分や古いワックスなどは、ワイパーゴムとの間に不規則な摩擦を生じさせます。
市販の油膜取り剤やコンパウンド入りのガラス用クリーナーを使用して、ガラス表面をきれいに磨き上げましょう。
表面が平滑になることでワイパーの滑りが改善し、うるさい音が解消できる可能性があります。
ビビリ止めを活用する
「ゴムを交換したばかりなのに音がする」「特定の撥水剤との相性が悪い」といった場合には、応急処置としてビビリ止め剤の活用を検討するのもひとつの方法です。
ビビリ止めはワイパーゴムの接触面に潤滑剤を付着させ、滑りを一時的に滑らかにする効果があります。
ただし、あくまで表面的なコーティングであるため、雨天時の使用頻度によっては効果が短期間で薄れてしまう点に注意が必要です。
根本的な解決を望むなら、後述するゴムの種類の変更を検討しましょう。
音がうるさいワイパーはゴムの種類を変えるのもひとつの方法

ワイパーゴムを新品に替えた、ガラス面も清掃したのにまだ音がうるさい場合、ガラスの状態とワイパーゴムの相性が原因かもしれません。
ワイパーゴムにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
異音に悩まされているなら、現在使用しているものとは異なるタイプを検討してみましょう。
ノーマルタイプ
新車時に装着されていることも多い、最もスタンダードな天然ゴム主体のタイプです。
安価で手に入りやすく、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
しかし、ガラス面に撥水コーティングを施していると摩擦抵抗が強くなりすぎてしまい、「ガガガッ」といううるさい音が発生することがあります。
グラファイトタイプ
ビビリ音対策として推奨されるのが、ゴムの表面にグラファイト(炭素微粒子)をコーティングしたグラファイトタイプです。
グラファイトは非常に潤滑性が高く、ガラス面との摩擦抵抗を抑え、滑らかな動きを実現します。
撥水コーティングを施したガラスは、未加工のガラスよりもゴムが引っかかりやすい傾向にあります。
しかし、グラファイトタイプならコーティング膜を削ることなく、うるさいビビリ音も低減されるでしょう。
撥水タイプ
ゴム自体にシリコン成分を練り込んだり、コーティングしたりしている撥水タイプのワイパーゴムもあります。
ワイパーを作動させるだけでゴムに含まれる撥水成分がガラス面に付着し、簡易的な撥水被膜を形成するのが特徴です。
撥水成分を補給しながら動くため、コーティングのムラが原因で起きるビビリ音を抑制する効果が期待できます。
「雨の日はしっかり水を弾かせたいけれど、ビビリ音も抑えたい」という、機能性と静粛性の両立を求めるドライバーに適しています。
異音がするワイパーゴムの交換方法

ワイパーゴムの交換は比較的簡単で、自分で交換することも可能です。
以下より、ワイパーゴムの交換方法や選び方などについて詳しく解説します。
ワイパーゴムの交換時期のサイン
ワイパーゴムを交換すべきタイミングとしては、以下のケースが挙げられます。
・ワイパーゴムを半年程度使用している
・ゴムの弾力がなくなってきた
・ゴムが避けている、またはひび割れしている
また、梅雨や降雪などで視界が悪くなりやすい時期に、ワイパーゴムを一新するのもおすすめです。
交換手順
ワイパーゴムは、以下の手順で交換します。
1 ワイパーアームを立てる
2 ワイパーブレードを取り外す
3 ストッパー側からワイパーゴムを掴んで引き抜く
4 新しいワイパーゴムを差し込む
5 ワイパーブレードのツメをゴムにはめ込む
6 ワイパーブレードをワイパーアームに取り付ける
取り付け後は、ワイパーが正常に作動するか確認しましょう。
ワイパー交換にかかる費用

劣化が進み、異音が発生したワイパーを交換する方法としては、「自分で交換する」か「業者に依頼する」かの2通りがあります。
それぞれの方法に伴う交換費用の目安を、以下より解説いたします。
自分でワイパーを交換する場合
自分でワイパーを交換する場合にかかる主な費用は、本体の購入費です。
ワイパー本体の価格相場は、以下の通りです。
| 部位 | 価格 |
| ワイパーブレード | 2,000円~8,000円程度 |
| ワイパーゴム | 1,000円~3,000円程度 |
ブレードとゴムの両方を揃えても、数千円から1万円程度に収まる場合が多いです。
業者に交換を依頼する場合
ワイパー交換は、ディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店などで依頼できます。
各業者におけるワイパー交換の費用相場は、以下の通りです。
| 業者 | 費用 |
| ディーラー | 3,500円~10,000円程度 |
| ガソリンスタンド | 1,500円~9,000円程度 |
| カー用品店 | 1,500円~9,000円程度 |
価格よりも純正品の使用にこだわるならディーラー、コストパフォーマンスを重視するならガソリンスタンドやカー用品店の利用がおすすめです。
ワイパーのビビリ音に関するよくある質問

ワイパーのうるさいビビリ音について、よくある質問をまとめました。
新車でもうるさいビビリ音がすることはありますか?
新車であっても、ビビリ音が発生することは珍しくありません。
新車の場合、フロントガラスに撥水剤が塗布されていることがあります。
この新しいコーティング膜に対して、まだガラスになじんでいない新品のゴムが強く抵抗を受けてしまうことが原因のひとつです。
また、納車までの保管状況によっては、保管状況などによっては、ゴムがわずかに硬くなっている場ケースも考えられます。
まずはガラスを清掃し、雨の日に数回使用しても改善しない場合は、ディーラーや整備工場でワイパーの点検を受けることをおすすめします。
ワイパーのうるさい音はビビリ止めですべて解決しますか?
ビビリ止めのみで、すべてのビビリ音を解決することはできません。
一時的に音を消す応急処置としては有効ですが、ゴムの交換やアームの調整を行わないといずれ音は復活する可能性が高いでしょう。
ビビリ音が嫌ならフロントガラスの撥水加工はやめておくべきですか?
撥水加工をやめる必要はありませんが、ワイパーゴム選びに工夫が必要です。
撥水加工を施すと、ガラス表面の摩擦特性が変わるため、標準的なゴム(ノーマルタイプ)では引っかかりやすくなる可能性があります。
しかし、撥水加工と相性が良いグラファイトタイプを組み合わせることで、嫌な音は軽減できるでしょう。
交換でもワイパーの異音が直らなければカーコンビニ俱楽部にご相談ください!

自分でワイパーゴムを交換したり、フロントガラスを清掃したりしても異音が直らない場合は、カーコンビニ俱楽部にご相談ください。
カーコンビニ倶楽部ではお車に関する様々なお困りごとに対し、プロによる高品質な整備で解決に向けてサポートいたします。
プロとして豊富な知識に基づき、ワイパーの異音の原因を特定のうえ最適な方法でメンテナンスをいたしますので、安心してお任せください。
カーコンビニ倶楽部 スーパーショップ認定店ならカーライフを総合的にサポート!
『スーパーショップ』は、 カーコンビニ俱楽部の提供サービスをお客様に総合的にご提供可能な特に優れている店舗に付与している称号です。
カーコンビニ俱楽部のスーパーショップ認定店なら愛車の修理・点検も、新車にお乗り換えも ワンストップでご提案いたします。
そんなスーパーショップの3つの特徴とは…
1. 提案力
スーパーショップでは、修理や点検から、車検や車の買い替えなどお車に関するすべてのサービスをご提供しておりますので、お客様に最適なサービス・プランを的確にご提案いたします。
2. 高い技術力
スーパーショップでは、高品質修理「カーコン工法」をはじめとし、カーコンビニ倶楽部が推奨する技術を積極的に導入しており、お客様にご満足いただける技術力でご対応いたします。
3. トータルサポート
車を綺麗にしたい、キズやへこみの修理をしたい、車の乗り換えなどカーライフ全般におけるサポート体制を整えております。小さなお悩みはもちろん、どんなお困りごともお気軽にご相談いただけます。
キズ・へこみ直しはもちろん、点検やメンテナンス、車検、車の買い替えなどスーパーショップだからこそできることを、お客様のお悩みに寄り添って、さまざまなメニューから最適なメニューをご提案。まずはお気軽にご相談ください!
- ※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。
- ※本コラムに掲載の内容は、本コラム掲載時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
- ※本記事に記載のサービス内容や料金は、あくまで目安となります。提供するサービスや料金体系は店舗ごとに異なる場合がございますので、各店舗の詳細ページよりお見積もり・お問合せください。


