サスペンションとは

サスペンションはタイヤと車体をつなぐもので、「懸架装置」とも呼ばれます。

コイルスプリングとショックアブソーバー、サスペンションアームなどで構成されており、サスペンションによってタイヤの位置が決められます。

乗り心地や走行性能にも大きく関わるパーツで、重要保安部品です。

サスペンション交換にかかる工賃はどれくらい？

サスペンション全体を交換するとなると、かなり高額になります。

工賃としては１本に付き1万円程度はかかり、4本全部交換するのであれば工賃だけで３～４万円以上は必要です。

また、輸入車や、特殊なサスペンションの場合はさらに工賃が高額になることもあります。

サスペンションの代金も合わせると、安くても10万円以上かかるのが一般的で、修理費用のボリュームゾーンとしては10～40万円の範囲といえます。

サスペンション全体ではなく、構成するパーツの一部を交換や修理するのであれば工賃や修理費用はそこまで高額にはなりません。

コイルスプリングやショックアブソーバー交換の工賃+パーツ代では４万円程度～、ブッシュなどの交換工賃+パーツ代で２万円程度～が相場です。

業者によって工賃の相場は異なる

サスペンションに限ったことではありませんが、車の修理やパーツ交換の工賃は修理を依頼すする業者それぞれで異なります。

全体的な傾向として工賃の相場はディーラーはが高く、続いて整備工場、そしてカー用品店やガソリンスタンド、といった順になります。

ディーラーが高いのには原則として純正部品を使用して修理することや、代車や自宅までの納車などの手厚いサービスが用意されているなどの理由があります。

しかし信頼性が高く、安心して任せられるなどのメリットもあります。

対して整備工場は工賃の相場はディーラーよりも安いことがほとんどです。

汎用品や中古部品の使用などにも柔軟に対応してくれるなど、業者ごとの特徴があるので、工賃とメリットを考えて自分に合った業者を選ぶといいでしょう。

サスペンションの交換タイミングの見極め方

ここでは、サスペンションを交換するタイミングを見極めるポイントをご紹介します。

走行距離・登録からの経過年数

走行距離や新車登録からの経過年数から、サスペンションの交換時期の目安が付けられます。

走行環境や運転の仕方、車種などによって左右される部分もありますが、走行距離５万kmを超えると交換を視野に入れるといいでしょう。

オフロードを走る機会が多いなど、シビアコンディションでの使用が多い場合はこれよりも短い走行距離でも交換が必要な場合もあります。

また、新車登録からの経過年数は10年が目安です。少し前の車は登録から10年程度が寿命と言われていましたが現在は車の性能が向上し、13年程度は使用できる場合がほとんどです。

サスペンションはそれほど頻繁な交換が必要な部品ではありませんが、それでも経年劣化は避けられないので車を長く快適に使用したいのであれば10年程度で一度交換することをおすすめします。

劣化のサインが現れたとき

先述した交換の目安となる走行距離、経過年数に達していなくても、サスペンションの劣化が進んでいたら交換しなければなりません。

いつもより段差などの衝撃を強く感じる、揺れが気になるようになった、偏摩耗の具合が大きくなった、などの症状は劣化によるサスペンションのへたりが原因と考えられます。

また車高が低くなったように感じる場合や、走行中に「ギシギシ」という異音がする場合も、サスペンションの劣化が疑われるでしょう。

ただ、異音に関してはエンジン回りの部品などサスペンション以外の場所が原因であるケースもあります。いずれにしても違和感を覚えたら、できるだけ早く点検に出すようにしてください。

サスペンション交換で得られるメリットとは

乗り心地・走行性能の向上

サスペンションを交換すると、乗り心地が向上します。

路面から拾う衝撃をサスペンションがきちんといなしてくれるので、揺れや突き上げが少なくなり、快適にドライブが楽しめるでしょう。不快な音もなくなり、静粛性も向上します。

また、サスペンションが劣化するとステアリング操作に対するレスポンスが鈍くなり、ハンドリング性能や走行性能が落ちますが、サスペンション交換によって本来の走行性能や安定性を発揮できるようになります。

カスタマイズができる

前述のとおりサスペンションは走行性能や乗り心地を左右するため、サスペンションをカスタマイズして好みの走りの質感や乗り心地を追求することも可能です。

また、純正品だけではなく社外品での交換も視野に入れると、車高の調節が可能な車高調サスペンションを装着することで車高を上げるなどのドレスアップもできるでしょう。

コイルスプリングの代わりにエアバッグを使用するエアサスペンション（エアサス）に交換する、というカスタマイズもよく見られます。

ただし、標準仕様がコイルスプリングを使用する一般的なサスペンションの車の場合、エアサスへの交換は構造変更、もしくは記載変更が必要になります。逆の場合も同様です。

部分別！サスペンション交換にかかるカーコンビニ倶楽部の工賃一覧

サスペンションにかかる工賃とへたりの原因などについてご紹介しましたが、カーコンビニ倶楽部株式会社では、今回ご紹介したサスペンションにも納得のバリュープライスにてご対応いたします！

下記は国産車におけるカーコンビニ倶楽部株式会社でのサスペンション交換・修理にかかる工賃の目安となっております。

※1 車高調もしくはスプリングとショックが組付済のパーツ取付料金です。
※2 ウィッシュボーン、マルチリンクタイプは追加料金がかかる場合があります。
※部品代は別途。

足回りは快適なドライブをする上で欠かせない部品となっていますので、乗り心地や足回りからの異音が気になり出したら、お気軽にお近くのカーコン店舗までご相談ください！

カーコンビニ倶楽部のサスペンション交換・修理の詳細はこちらからご覧いただけます。

リーズナブルな工賃でサスペンション交換！快適なドライブをお届けします！

カーコンビニ倶楽部株式会社でのサスペンション交換にかかる工賃についてご紹介しましたが、定期点検から車検、その他カー用品の取り付けまでリーズナブルな工賃にてご対応いたします。

特に今回ご紹介したサスペンションや下回りの劣化は、リフトにあげてプロの目で判断しなければ判断が難しく、足回りの劣化を素早く察知するには定期点検を欠かすことはできません。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、車検時などお客様とご一緒に下回りに至るまで立会診断を行うことによって、お客様により自身のお車の状態を把握していただくと共に、その内容に沿って見積もりを作成するため安心して作業をお任せいただけます。

カーコンビニ倶楽部株式会社の定期点検の詳細はこちらからご覧いただけます。

また、カーコン独自の品質管理体制により全国お近くの、どのカーコン店舗でも等しく高い質のサービスのご提供が可能です。

足回りのリフレッシュから、気になる異音や不具合まで、お車のトラブルの際はお気軽にお近くのカーコン店舗までご相談ください！

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