車のリアガラスとは?割れたまま走行できる?スモークの疑問も解説
2026年04月29日
街中を走行していると、リアガラスが破損してビニールなどで覆った状態のまま走っている車を見かけることがあります。
フロントガラスに比べて規制が緩いイメージのあるリアガラスですが、割れたままの走行には一定のリスクが伴います。
この記事では、リアガラスが割れたときの扱いやリスク、またスモークについてなどリアガラスに関する知っておきたい知識を紹介します。
リアガラスのお悩みならカーコンへ!傷修理も素早く対応!
リアガラスに対するお悩みがあれば、お気軽にカーコンへご相談ください。キズの修理や交換も、高い技術を持ったスタッフが最善の提案かつ丁寧に修理いたします。
車のリアガラスとは

車の後ろ側に付いている大きな窓ガラスを、「リアガラス」といいます。
後方視界を確保するのが主な役割で、「リアウインドウ」「バックドアガラス」などと呼ばれることもあります。
車の前方に設置されているフロントガラスは保安基準によって「合わせガラス」の使用が義務付けられていますが、リアガラスには一般的に「強化ガラス」が使用されています。
合わせガラスは衝撃に強く亀裂が入っても粉々に割れにくいのに対し、強化ガラスは衝撃を受けると大きな亀裂が入り、割れて砕け散ります。
ただし、その破片は鋭い角がなく粒状になるため、ガラス片による裂傷などのリスクが抑えられています。
リアガラスについての疑問点1:割れた状態で公道を走ってOK?

リアガラスが粉々に砕けたり、大きなヒビが入ったりした状態で公道を走行することは、原則として認められません。
その理由は、以下のとおりです。
リアガラスが割れた状態は「保安基準不適合」
道路運送車両法では、車の構造や装置が安全であることを定めた「保安基準」があります。
リアガラスが割れている、あるいは激しく損傷している状態は、この保安基準に適合しないとみなされます。
特に視界を妨げるヒビや、ガラスの破片が脱落する恐れがある破損は「整備不良」に該当します。
整備不良車両は保安基準不適合であるため、その状態では車検にも通りません。
車検に通らない状態の車は、公道走行が禁止されています。
リアガラスが割れた状態の走行は法的リスクがある
リアガラスが割れたままの走行には、道路交通法違反のリスクがあります。
整備不良車両として取り締まりの対象となり、違反点数や反則金が科されること可能性が否定できません。
さらに、走行中にガラスの破片が道路に飛散して後続車を傷つけたり、歩行者に怪我を負わせたりした場合、安全運転義務違反や落下物による賠償責任を問われることになりかねません。
単なる車両の故障にとどまらず、他者を巻き込む事故の加害者になるリスクがある点は理解しておくべきといえるでしょう。
応急処置をしたうえで修理工場などへの移動にとどめる
リアガラスが割れたままの走行は原則避けるべきではありますが、最寄りの修理工場に移動するなどやむを得ない場合は応急処置をしたうえで、最短距離での走行にとどめましょう。
割れた部分を養生テープや厚手のビニールシート、段ボールなどで覆い、破片が飛び散らないように固定するのが一般的です。
ただし、この処置はあくまで「一時的な飛散防止」であり、長距離や高速道路の走行を担保するものではありません。
視界が極端に悪い場合や、ガラスの脱落が進行しそうな場合は、無理に自走せずロードサービスなどを利用してレッカー移動を依頼するようにしましょう。
リアガラスについての疑問2:スモークフィルムやステッカーは違反になる?

フロントガラスや運転席・助手席の窓には厳しい制限があるため、「リアガラスも同じでは?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、実はリアガラスのルールは、フロント周りとは異なります。
スモークフィルムは違反ではない
リアガラスは、どれほど濃いスモークフィルムを貼っても、道路運送車両法の保安基準に違反することはありません。
フロントガラスやフロントサイドガラスには「可視光線透過率70%以上」という数値規定がありますが、リアガラスにはこの規定が適用されないためです。
外から中が全く見えない「フルスモーク」状態であっても、それ自体が原因で車検に通らなくなったり、取り締まりを受けたりすることはありません。
ステッカーやカーテンも規定はない
リアガラスは、ステッカーを貼ったり、カーテンやサンシェードを設置したりすることについて、法的な制限はありません。
一方で、フロントガラスには、車検標章や指定の点検シール以外などのステッカー類の貼り付けは認められません。ドライブレコーダーについては、指定位置のみ設置できます。
また、運転席・助手席横のサイドウィンドウにも制限があり、走行中はカーテンなどを装着することはできません。
ただし安全かどうかは別
リアガラスでは、法的にはフルスモークやカーテンの装着も問題ありませんが、安全かどうかは別の話といえます。
あまりに濃すぎるフィルムや大きなステッカー、あるいはカーテンを閉め切った状態での走行は、後方の視界を著しく遮ります。
特に夜間や雨天時、あるいはバックでの駐車時に周囲の状況を確認しづらくなることは、事故のリスクになりかねません。
法令に触れないからと過信せず、バックカメラの併用や、透過率のバランスを考えた「安全第一」のカスタムを心がけましょう。
リアガラスについての疑問3:ひび割れがあるけど車検に通る?

ここでは、リアガラスのひびと車検の関係について見ていきましょう。
状態によっては通らない可能性がある
リアガラスにひび割れがある場合、そのままでは車検に通らない可能性が高いと考えておくべきでしょう。
安全運転義務の観点から、検査官が「走行中の振動で脱落する恐れがある」や「後方の確認に著しい支障がある」と判断すれば、不合格となります。
ひび割れの位置や大きさによって異なる
車検に通るかどうかは、ひびの場所や大きさによって異なる面もあります。
例えば、ガラスの端の方にあるごく小さな欠け(チッピング)で、運転席からの後方視認性に全く影響がないと判断されれば、問題にならないケースもあるかもしれません。
ただしリアガラスのひびの判断は検査員の裁量によるため、通るかどうかは検査員の判断しだい、という面もあります。
車検に通ってもリスクがあれば修理が必要
仮に車検をパスできたとしても、ひびがあるリアガラスを放置し続けることには大きなリスクが伴います。
車のボディは走行中常に振動を受けており、そのストレスはガラスにも伝わっています。
小さなヒビでも振動はもちろん、真夏の炎天下や冬場のデフォッガー使用による急激な温度変化が引き金となり、走行中に突然ガラスが砕け散る可能性が否定できません。
車内に破片が飛び散れば乗員の負傷につながることがあるほか、車外に散乱すれば事故になりかねません。
車検はあくまで保安基準に適合しているかを確認するものであり「安全であるかどうか」とは別の概念の検査です。
リスクを感じる傷があるなら早急な修理・交換を検討しましょう。
法律でフロントガラスとリアガラスの扱いが異なる理由

フロントガラスや運転席・助手席のサイドガラスは、運転時の前方・側方の視界を確保するために重要な役割を持っています。
そのため、視界不良による事故を防ぐ目的で、透過率などの保安基準が厳しく定められています。
一方、リアガラスは直接の視界への影響が比較的小さいため、フロントガラスほど厳しい規制は設けられていません。
このように、運転時の視界への影響の大きさによって、ガラスごとに基準が分けられています。
リアガラスが割れる原因

リアガラスが割れる原因としては、主に以下の2つが挙げられます。
飛び石などによる衝撃
走行中に後輪が跳ね上げた石や、対向車・並走車からの飛び石は、リアガラスが割れる代表的な原因です。
その場では小さな傷(チッピング)で済んだとしても、走行時の振動や風圧が蓄積されることで、ある日突然、何の前触れもなく割れるケースも見られます。
飛び石は道路環境やほかの車も関係するためゼロにするのは難しいですが、車間距離を広めにとることである程度は防げます。
熱衝撃
熱衝撃も、リアガラスの破損原因になりがちです。これは、ガラスが局所的な温度差に耐えきれず、割れてしまう現象を指します。
凍結したリアガラスに熱湯をかけたり、逆に真夏の炎天下で熱せられたガラスに急激に冷水をかけたりすると、ガラスの膨張と収縮のバランスが崩れて割れることがあります。
急激な温度変化はガラスにとって大きな負担となるため、注意しましょう。
リアガラスが割れたときの修理・交換費用

リアガラスが割れたら、状態に応じて修理または交換を依頼する必要があります。
以下より、リアガラスの修理費用・交換費用の目安を紹介します。
リアガラスの修理費用
リアガラスにごく小さなヒビが入っている場合は、「レジンでヒビを埋める」などの修理で対処できることがあります。
リアガラスの修理にかかる費用相場は、以下の通りです。
| 車種 | 費用 |
| 軽自動車 | 25,000円~45,000円程度 |
| 普通自動車 | 30,000円~50,000円程度 |
リアガラスの交換費用
大きなヒビが入っていたり、ガラスの割れ・欠けが生じていたりする場合は交換が必要です。
リアガラスの交換にかかる費用相場は、以下の通りです。
| 車種 | 費用 |
| 軽自動車 | 50,000円~70,000円程度 |
| 普通自動車 | 70,000円~100,000円程度 |
なお、リアガラスは同じ車種でも実際の大きさによって交換費用が変わります。
特に大型車や輸入車のリアガラス交換は相場より高くなることもあるため、必ず見積もりで確認しておきましょう。
リアガラスの修理・交換に保険は使える?

リアガラスが割れた際の修理・交換には、車両保険が使える場合があります。
割れた原因が事故やいたずらであれば、「一般型」と「エコノミー型」のどちらも適用されるケースがほとんどです。
ただし、車両保険を使用すると等級が下がり翌年から保険料が高くなります。
実際の修理・交換費用によっては自己負担した方がお得になる可能性もあるため、保険会社とよく相談のうえ検討しましょう。
リアガラスの割れの防止策

以下3つのポイントを心がけ、リアガラスが割れることを防ぎましょう。
できるだけリアガラスに温度差を生じさせない
先述したように、リアガラスに急激な温度差が生じると熱割れが発生しやすくなります。
表面温度が上がりやすい夏場ではなく、「温度差」が出やすい冬に多いトラブルです。
そのため、冬場に屋外で駐車するときはボディカバーなどを被せて、ガラスに温度差が生じないように対策しましょう。
なお、遮熱シートは選び方を誤ると、かえって温度差が発生しやすく逆効果になるため、注意が必要です。
ガラスや窓枠にキズ・劣化があったら交換する
ガラスの傷や窓枠のゴムの劣化は、放置せず業者に修理を依頼しましょう。
傷を放置すると、外部からの圧力で徐々に伸展していきガラスが割れてしまう恐れがあります。
また、ゴムの劣化を放置すると、温度差でガラスの形状にひずみが生じた際、圧力を分散できず割れてしまう原因になります。
小さなひび割れは放置しない
小さなひび割れを見つけたら、速やかに業者へ相談のうえ補修してもらいましょう。
走行中の振動や風圧、温度変化などの影響で、ひびが広がりやすい状態になっているためです。
完全に割れてしまう前に対処すれば、修理費用を抑えられる可能性が高いため、費用負担を最小限にするためにも早めの対応が大切です。
リアガラスに関するお悩みがあればカーコンビニ倶楽部へ!

リアガラスのスモーク加工はセルフでもできますが、仕上がりの美しさや持ちの良さ、コストパフォーマンスを考えるとプロに任せるのがおすすめです。
特にデジタルインナーミラーを搭載している場合は、後方の夜間視認性確保のためにも正しく施工することが大切です。
カーコンビニ倶楽部では、お客様のご要望をお伺いしさまざまなご提案をさせていただきます。
また、保安基準にも配慮して安全にカーライフを楽しんでいただけるようにお手伝いいたします。
万が一リアガラスが割れてしまった場合の交換や修理は、全国展開のカーコンビニ倶楽部にお任せください。
WEBから簡単に最寄りのカーコン店舗を検索できるため、出先でも安心です。
カーコンビニ倶楽部 スーパーショップ認定店ならカーライフを総合的にサポート!
『スーパーショップ』は、カーコンビニ俱楽部の提供サービスをお客様に総合的にご提供可能な特に優れている店舗に付与している称号です。
カーコンビニ俱楽部のスーパーショップ認定店なら愛車の修理・点検も、新車にお乗り換えも ワンストップでご提案いたします。
そんなスーパーショップの3つの特徴とは…
1. 提案力
スーパーショップでは、修理や点検から、車検や車の買い替えなどお車に関するすべてのサービスをご提供しておりますので、お客様に最適なサービス・プランを的確にご提案いたします。
2. 高い技術力
スーパーショップでは、高品質修理「カーコン工法」をはじめとし、カーコンビニ倶楽部が推奨する技術を積極的に導入しており、お客様にご満足いただける技術力でご対応いたします。
3. トータルサポート
車を綺麗にしたい、キズやへこみの修理をしたい、車の乗り換えなどカーライフ全般におけるサポート体制を整えております。小さなお悩みはもちろん、どんなお困りごともお気軽にご相談いただけます。
キズ・へこみ直しはもちろん、点検やメンテナンス、車検、車の買い替えなどスーパーショップだからこそできることを、お客様のお悩みに寄り添って、さまざまなメニューから最適なメニューをご提案。まずはお気軽にご相談ください!
- ※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。
- ※本コラムに掲載の内容は、本コラム掲載時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。
- ※本記事に記載のサービス内容や料金は、あくまで目安となります。提供するサービスや料金体系は店舗ごとに異なる場合がございますので、各店舗の詳細ページよりお見積もり・お問合せください。


