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車のバッテリー交換方法を解説!注意点やリスクも知っておこう

2023年05月17日

車のバッテリーはエンジンルームにステーで取り付けられていることが多く、専門店へ依頼しても数千円で交換が行えるなど難易度はそれほど高くありません。しかし、単純なバッテリー交換も方法を誤れば大惨事にもなりかねないリスクが伴います。今回は、車のバッテリー交換について知っておきたい注意点をご紹介します。

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車のバッテリー交換を自分ですることは可能?

結論からいえば、車のバッテリー交換のDIYは可能です。

車のメンテナンスなどを普段から自分で行っている方であればそれほど難しく感じることもないでしょう。

ただし、電気を通すパーツであるため、取り扱いを間違えるとショートしたり、火災につながったりすることもあります。

予備知識なしに誰もが気軽にチャレンジできる、というわけでもありません。事前に正しいバッテリー交換の方法を学習しておく必要があります。

 

車のバッテリー交換前に準備しておくこと

車のバッテリー交換がスムーズにできるように、しっかりと準備しておきましょう。

新しいバッテリーを用意する

まずは車に合ったバッテリーを用意することから始まります。車のバッテリーは通常の充電制御車とアイドリングストップシステムが登載されている車、ハイブリッド車、欧州規格のバッテリー搭載車で種類が異なります。

まず自身の車の種類のバッテリーを選ぶことはもちろんですが、性能やサイズ、ターミナル端子の位置もチェックしましょう。バッテリーサイズはバッテリー上面に記載されています。

バッテリー交換に必要なアイテムをそろえる

バッテリー交換に必要な道具としては、自身の車のターミナルナットのサイズに適応したスパナやトルクレンチ、メモリーバックアップ、絶縁テープなどがあります。さらに安全のために、絶縁手袋や保護メガネも用意しておきましょう。

バッテリーサイズの見方やバッテリー交換のタイミングについてはこちら

 

車のバッテリーの交換方法

ここでは、車のバッテリー交換の手順をご紹介します。

1.バックアップ電源をセットする

バッテリーを外すと、車への電気供給が一時的になくなるため、各電子部品の設定が解除されてしまうおそれがあります。そのためバックアップ電源(メモリーバックアップ)を使用して、バッテリーの代わりに電気を供給してメモリーを維持します。

バックアップ電源を確保することによって、ECU(エンジンコントロールユニット)やカーナビ、時計などの設定がリセットされることを防げます。

メモリーバックアップのセット方法は商品によって異なるので、よく説明を読んでセットしましょう。

2.バッテリーのマイナス端子から取り外す

端子は、必ずマイナス側から外しましょう。その次にプラス端子を外します。外した端子が周囲の金属に触れるとショートして危険なので、絶縁テープで巻いて保護しておくことをおすすめします。

3.ステーを外し、バッテリーを交換する

バッテリーを固定しているステーを外し、バッテリーを取り出します。バッテリーはかなり重いので、落としたりしないように慎重に外しましょう。

また、バッテリー液の流出を防ぐ意味で、できるだけ傾けないようにします。

その後新しいバッテリーを設置し、プラス端子、マイナス端子の順で接続、その後ステーで固定します。バッテリー交換そのものの作業はこれで終了です。

4.メモリーバックアップを外す

メモリーバックアップを取り外し、電子機器がリセットされていないかを確認します。

 

DIYによるバッテリー交換のリスク

バッテリー交換の作業自体は単純ではあるものの、バッテリーの取り外しにはそれなりのリスクが存在します。

誤った手順や方法で交換するとプラス端子とアースとなるボディ部分や金属部分の接触によるショートや火災にも繋がる恐れがあります。

DIYによるバッテリー交換のリスクには、以下が挙げられます。

交換時の不手際によるショートや火災のトラブルリスク

バッテリーのプラス端子からは電気が流れており、交換時に工具がプラス端子とアースに接触するとショートしてしまう恐れがあります。

また、取り付け時にステーの取り付け不良や走行時に緩みなどが発生すると、エンジンルーム内でショートを引き起こし、最悪の場合はエンジンルーム内のオイルなどに引火し火災につながる可能性も十分考えられます。

交換するバッテリーサイズや規格違いによるリスク

さらに、バッテリーにはサイズや性能、端子の位置まで決められており、正しいサイズや端子の位置のバッテリーを購入しなければ取り付けることすらできません。

このように、バッテリー交換を行うリスクは決して小さくないため、作業経験のない方は専門店への交換依頼をおすすめします。

今すぐご依頼の際はこちらからお近くのカーコン店舗をお探しいただけます。

 

車のバッテリー交換方法における注意点とは

バッテリーを30分以上休ませてから作業する

走行直後に、まだバッテリーの化学反応が続いている状態でバッテリー交換をするのは危険です。

場合によって爆発が起こることもあるので、直前に走行していた場合は30分以上時間をおいてから交換するようにしましょう。

可能であれば、車を使用しない日に交換するのがおすすめです。

プラス端子とマイナス端子を接触させない

バッテリーのマイナス端子とプラス端子を接触させると、ショートし危険です。

スパナなどの金属を通してショートすることもあるので、安全のために端子は絶縁テープで巻いておきましょう。

端子を外す・接続する順序を間違えない

端子を外す順序も大切です。必ずマイナス端子から外してください。

マイナス端子が接続されている状態でプラス端子を外そうとすると、工具の端などがボディなどの車の金属部分に触れると大きな電流が流れ、ショートやバッテリーの爆発などが起こる可能性があります。

最悪の場合は車両火災が起こることもあるので、端子の扱いには最新の注意を払ってください。

確実に固定できているか確認する

新たに取り付けたバッテリーは、確実に取り付けられているのか確認しましょう。

しっかりと固定されていない状態で走行すると、バッテリーが動いて端子が外れるなどのリスクがあります。

アイドリングストップ車の場合はリセットが必要なケースも

アイドリングストップ車では、バッテリーの劣化状態を車のコンピューターが監視しており、一定の劣化具合を超えるとアイドリングストップを停止するものがあります。

新しいバッテリーに交換した場合はリセット作業を行わないと「劣化している」とコンピューターが判断し、アイドリングストップが作動しないケースが見られます。

メーカーや車種によってリセット作業の要不要や作業手順は異なり、DIYができる場合とそうでない場合があるのでアイドリングストップ車のバッテリー交換を予定しているのであればあらかじめメーカーなどに確認しておくと安心です。

ハイブリッド車の駆動用バッテリーはDIYできない

ハイブリッド車には駆動用バッテリーと、電装品を動かすための補機バッテリーが搭載されています。

このうち、補機バッテリーはDIYでの交換が可能ですが、駆動用バッテリーは車のバッテリーとしては高電圧であり、万が一感電事故が起こるとかなりの命を脅かすようなケースもあることから「低圧電気取扱特別教育」を受講していないと点検・整備はできません。

危険なので、ハイブリッド車の駆動用バッテリーの交換は業者に依頼しましょう。

古いバッテリーは正しい方法で廃棄する

バッテリー液には希硫酸が含まれ、危険物扱いになるため、ごみとして捨てることはできません。

自治体などでも回収もないので、危険物の廃棄をしてくれる業者に依頼する必要があります。

バッテリーの購入時に、古いバッテリーの引き取りを行っているのかも確認しておくといいでしょう。

また、廃棄にかかる手間やコストを考えると業者に交換を依頼した方がトータルコストが安くなるケースもあります。

このようにバッテリー交換を行うには様々なリスクと手間が必要となり、バッテリー交換は専門店に依頼しても2,000円程度であることを考慮すると、手間のかからない専門店への依頼がお得と言えるでしょう。

 

バッテリー交換の際のメモリーバックアップについて

バッテリー交換の際にしておきたいのがメモリーバックアップです。

メモリーバックアップを取る理由や取り方、注意点について解説します。

メモリーバックアップを取るのはなぜ?

バッテリー交換の際にバックアップを取るのは、バッテリーを外した際に車のメモリーがリセットされてしまうことがあるからです。

メモリーバックアップを取ることで、バッテリー交換後の面倒な再設定をする必要がなくなります。

メモリーがリセットされてしまうのは主に、時計やラジオ、オンボードコンピューターの日付や時刻、パワーウィンドウやサンルーフのオート機能、バックモニターなどです。

メモリーバックアップを取らずにバッテリー交換を行う場合、これらの内容を再設定することになります。

メモリーバックアップを取る方法

メモリーバックアップを取る場合、市販のバックアップ電源を用意して行います。

シガーソケットにつなぐものと、ターミナル部につなぐものなど、さまざまなものがあります。

シガーソケットにつなげるタイプのバックアップ電源は、キーをACCの位置にして作業します。

ターミナル部につなぐタイプの場合は、古いバッテリーを外す前にターミナル部にワニ口をプラス側、マイナス側の順にはさみます。

バッテリーを交換して新しいバッテリーにターミナルを接続したら、バックアップ電源のワニ口をマイナス側、プラス側の順で外します。

メモリーバックアップを取る際の注意点

バックアップ電源の取り方は難しくありませんが、必ず取扱説明書を読んでから作業しましょう。

作業中は電流を流したままの状態であることを忘れずに、細心の注意を払うようにしてください。

 

バッテリー交換を依頼するならどこがいい?

バッテリー交換の作業そのものは比較的難易度が低いため自分で行うことも可能です。

しかし、新しいバッテリーの購入、古いバッテリーの廃棄、重いバッテリーの脱着、感電のリスクなどを考えると、業者に任せるのが安心です。

ここではバッテリー交換を依頼できる業者と、各業者の特徴について解説します。

ディーラー

純正品のバッテリーにしたければディーラーで依頼することができます。

自社メーカーの車種に精通した整備士が作業を行うので、信頼度や安心感の点で大きなメリットがあります。サービス全体のクオリティーが高いのもメリットです。

純正品を使用するので、工賃なども含めると総額が高くなります。できるだけ費用を抑えてバッテリー交換をしたい方にはおすすめできません。

整備工場

整備工場も腕のいい整備士が多く、安心して作業を任せることができます。

純正品以外も取り扱っているので、予算に合わせて選ぶことができます。ただし品揃えのよさは期待できないので、選択肢はそれほど多くないかもしれません。

店舗によって技術力に差があるので、事前に口コミなどを調査しておくといいでしょう。日曜祝日は休みの場合もあるので、営業日や営業時間の確認も必要です。

カー用品店

営業時間が長くて気軽に利用できるのがカー用品店です。大手のカー用品店はバッテリーの品揃えもいいので、予算に合わせて最適なものを選ぶことができます。

セールでお得になる場合もありますし、普段から利用している店舗ではポイントサービスを実施している場合もあります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドも気軽に利用できる業者のひとつです。

店舗数が多いことや24時間営業の場合もあるので、時間を気にすることなくバッテリー交換の依頼もできます。ただし品揃えはあまり期待することはできません。

またバッテリー交換に対応していない店舗もあるので確認が必要です。

緊急の場合は出張サービスもある

緊急の場合や忙しくて店舗に足を運ぶことが難しい方は、出張サービスを利用することもできます。

出張費がかかるので総額は高くなりますが、業者によって料金に差があるので、見積りを出してもらってから依頼するといいでしょう。

 

持ち込みも対応!安心できるバッテリー交換ならカーコンビニ倶楽部へ

今回はバッテリー交換の方法や注意点についてご紹介しましたが、自身でバッテリー交換を行う理由はできる限り安くバッテリーを交換することにあると思います。

バッテリー交換で最も負担となるのが、工賃ではなくバッテリー本体の価格です。

特に純正バッテリーや高性能バッテリーにかかる費用は、ネットなどで安く購入できるバッテリーに比べると大きな差があるかもしれません。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、お客様にリーズナブルな価格で安心してバッテリー交換いただけるよう、お客様の購入したバッテリーの持ち込み取り付けも行っております。

※一部店舗では持ち込み対応が難しい場合もあるため、事前にカーコン店舗へご連絡いただくことをおすすめします。

もちろん、工賃もリーズナブルで、面倒なバッテリーの廃棄から電装品等の再設定まで安心してお任せいただけます。

バッテリーは重要な構成部品となるため、安いだけではなく最低限必要な性能も兼ね備えていなければなりません。

また、安いバッテリーより値段の高い高性能なバッテリーの方が長い期間に渡って使用でき、交換の頻度を減らし手間や交換工賃を節約することに繋がる場合もあります。

カーコンビニ倶楽部会社では、お客様にご納得いただけるようバッテリー選びからアドバイスいたしますので、バッテリー交換をご検討の際はお近くのカーコン店舗までお気軽にお見積もりご相談ください!

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