パワーウィンドウの修理にかかる時間や費用とは

2023年05月17日
エアコンが必要なほどではないが暖かくなる春先では、窓を開けて快適なドライブを楽しむ機会も多くなるものです。そんな時にパワーウィンドウが故障して動かないと、せっかくのドライブも最悪な気分となります。今回はこのパワーウィンドウが故障した際の修理にかかる時間や費用などについてご紹介します。
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修理が必要なパワーウィンドウの不具合
窓が閉まらない・開かない
修理が必要になるパワーウィンドウドラブルの代表が、開閉できなくなることです。
開けたまま閉まらなくなる、もしくは開けられないといった現象のほか、閉まっている窓がずり落ちるように下がってくる「窓落ち」という現象もあります。
パワーウィンドウが開閉できなくなる原因はさまざまですが、モーターやレギュレーターに不具合があるケースが多く見られます。
スイッチが反応しない
また、パワーウィンドウそのものには異常がなくても、スイッチに不具合があることによって開閉操作ができなくなるケースもあります。
スイッチが反応しなくなるほか、スイッチは反応しているのにパワーウィンドウが作動しない、というケースもあるようです。
ただ、「パワーウィンドウスイッチの不具合」と思っていたら、実はロックされているだけだった、ということも少なくありません。
特に子供がいる場合、誤ってパワーウィンドウを開けてしまうことを防ぐために、運転席のマスタースイッチでロックしている場合があります。
スイッチが効かない場合は「故障かも」とあわてる前に、ロックがかかっていないかを確認しましょう。
挙動が不安定
パワーウィンドウの開閉はできるけれども、スムーズに動かない、いつも以上に開閉に時間がかかる、などの不具合が生じることもあります。
また、動くときと動かないときがあるなど、挙動が不安定になるのは本格的に故障する前触れともいえるので、できるだけ早い段階で修理することをおすすめします。
いつもと違う音がする
パワーウィンドウの作動時に「ガタガタ」「ゴトゴト」など、通常はしない音がする場合も要注意。
何らかの異常やパーツの劣化が起こっているサインなので、放置は厳禁です。
パワーウィンドウの故障の原因
パワーウィンドウの故障の原因となるパーツは多数あります。
¥モーター
パワーウィンドウを動かすモーターに故障があると、パワーウィンドウが開閉できなくなります。
モーターは開閉できるウィンドウのあるドアに搭載されており、一度にすべてのモーターが故障することは稀ではありますが、一箇所が故障したのであればそのほかのモーターも寿命が近い可能性があります。
モーターが故障した場合、モーターごとの交換となることがほとんどです。
レギュレーター
レギュレーターは、パワーウィンドウを直接上下するためのパーツであり、モーターと連動しています。
金属部分の腐食や、ジョイント部のグリスが不足しスムーズに動かなくなる、または完全に開閉できなくなります。
少し前まではワイヤーでウィンドウを上下させるものが多かったのですが、ワイヤータイプは故障が比較的多かったため今ではギアとローラーで上下させるものが増えており、以前よりもレギュレーターの故障によるパワーウィンドウの不具合は少なくなっています。
スイッチ
パワーウィンドウの開閉などの指令を出すスイッチが故障しても、パワーウィンドウは動きません。接触不良のケースもあります。
この場合はパワーウィンドウそのものが故障しているわけではないので、修理はパワーウィンドウではなくスイッチ交換となります。
なお、運転席のマスタースイッチが故障した場合は各ドアのスイッチよりも修理費用が高くなる場合があります。
ガラスラン
ガラスランとは、窓枠のゴムの部分でガラスランチャンネルとも呼ばれます。
ゴムなので経年劣化しガラスの滑りが悪くなって異音がしたり、スムーズにウィンドウが上下しなくなったりします。
バッテリーなど
パワーウィンドウのモーターは、バッテリーによって動かしています。
経年劣化などによってバッテリーが弱ってしまうと、十分なパワーが得られずパワーウィンドウの上下ができなくなり、途中までは上がるけれども閉まりきらない、などの症状が起こることがあります。
また、一般的なパワーウィンドウは指を挟む事故を防止するための安全装置が搭載されていますが、何らかの理由で誤作動しウィンドウが動かなくなることもあります。
今すぐにパワーウィンドウ交換をご相談したい場合はこちらから店舗検索いただけます。
パワーウィンドウの修理内容とかかる時間とは
パワーウィンドウの修理そのものは、それほど時間がかかるものではありません。
モーターとレギュレーターなど、複数の場所が故障していた場合は若干時間がかかる傾向がありますが、一般的な修理であれば1~2時間程度で終わります。
ただし、修理を依頼した店舗に備品がなく取り寄せとなった場合、取り寄せに時間がかかり1週間程度の時間を要することもあります。
パワーウィンドウの修理に必要となる費用相場
パワーウィンドウの修理にかかる時間と同じくらいに、パワーウィンドウの修理にかかる費用相場も気になるところではないでしょうか。
パワーウィンドウの異音や作動が遅いなどの場合、先ほどご紹介したランラバーの清掃や注油を行うのであれば時間も費用もそれほどかからず、店舗によっては点検と一緒に行ってくれることもあるかもしれません。
ただし、それでも完全に原因を取り除くことは不可能ですので、最悪の場合は劣化したランラバーの交換やレギュレーターやモーターの交換作業が必要となる場合もあります。
レギュレーター、またはモーターの交換が必要となった場合の費用は、レギュレーターの取り付け位置によって大幅に工数や工程が異なる場合があるため、車種によって工賃に大きな開きが生じてしまいます。
たとえば、軽自動車などのレギュレーター交換にかかる工賃は1万円以内となることが多いですが、セダン車などの場合は1〜2万円程度と考えておいた方が良いでしょう。
また、これにレギュレーターモーター単体、またはレギュレーターAssyの部品代金も必要となるため、最低でも2万円程度の費用は覚悟しておきましょう。
不具合に気付いたらできるだけ早く修理するのが費用を抑えるコツ
異音がする、スムーズにウィンドウが動かないなど、何らかの異常に気付いたらできるだけ早く修理を依頼するのが修理費用を抑えるコツのひとつといえます。
始めは一箇所の故障であっても、そのまま放置しておくとほかのパーツに負担がかかって複数の部位で不具合が起こることがあります。
修理する箇所が増えれば増えるほど修理費用はかさむため、早期に修理依頼すれば費用負担を抑えることにつながります。
パワーウィンドウ修理以外もカーコンビニ倶楽部がおすすめ!
今回はパワーウィンドウ修理にかかる時間や費用についてご紹介しました。
ランラバーの定期的な清掃によってもレギュレーターの負担を軽減し、結果的にモーターの寿命を長持ちさせることに繋がる可能性があります。
その効果が実感できるものではありませんが、パワーウィンドウの動作が遅いなど違和感がある際は、点検などのついでに点検してもらうことをオススメいたします。
また、これらのトラブルの発見や定期的な対処を行うために、お車の定期点検は欠かすことができません。
カーコンビニ倶楽部株式会社では、今回ご紹介したパワーウィンドウだけでなく、定期的に必要となる点検やオイル交換、大きな負担の車検まで丁寧・スピーディーにバリュープライスにてご対応いたします。
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