車のエアコンが効かない…自分で修理する方法や修理費用の相場など解説

2023年02月19日
車内の温度を快適に保ってくれるカーエアコンは、夏や冬のドライブに手放せません。
しかし、急にエアコンが効かなくなってしまい困ってしまうケースも多く見受けられます。
今回は車のエアコンが効かなくなる原因や自分で修理する方法、業者に修理を依頼する際の費用相場などについて解説いたします。
修理をどこに依頼するべきかもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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これって故障?車のエアコンが効かない原因
車のエアコンが突然効かなくなるとつい慌ててしまうものですが、まずは原因を明らかにすることが大切です。
まずは、車のエアコンが効かなくなる原因として代表的なケースを把握しておきましょう。
フィルターの詰まり
エアコンが効かなくなった際、最も多く見受けられる原因がエアコンフィルターの詰まりです。
ホコリ・排気ガス汚れ・花粉などの詰まりによりエアコンから送られる風量が減り、エアコンが効いていないように感じます。
エアコンガスの不足・漏れ
フィルターに詰まりがない場合に疑うべき原因が、エアコンガスの漏れによる不足です。
エンジンや走行による車体の振動により、エアコンガスは少しずつ漏れていきます。
そのため、長年にわたり車を使い続けているとガス不足によりエアコンが正常に作動しなくなります。
エアコンガスの量は専用の機器を使用しなければ測定できないため、ガス不足が疑われる場合は業者に相談する必要があります。
コンプレッサーの故障
フィルターの詰まりやガスが不足していないにもかかわらず「冷房」が効かない場合、コンプレッサーが故障している可能性があります。
エアコンは内部でガスを気体から液体へ、そして再び液体に変わりながら循環させながら作動しています。
コンプレッサーはガスを圧縮することで液化させる役割があり、故障するとガスが正常に循環できずエアコンが効かなくなるのです。
長年使用している車の場合、コンプレッサーが寿命を迎えて故障しているケースがあります。
カーエアコンのコンプレッサーの寿命
カーエアコンのコンプレッサーは、法定耐用年数が7年間とされています。
また、カーエアコン本体のメーカー保証は5~9年間であるケースが一般的です。
エアコンガスの点検・補充を適切に行っていればより長く使用することも可能ですが、長くても10年程度が使用の限界と考えて良いでしょう。
エバポレーターの故障
エバポレーターとは、コンプレッサーで液化されたガスを噴射して気化させる装置のことです。
コンプレッサーと同じく冷気を作る際に欠かせない装置なので、エバポレーターが故障した場合もカーエアコンの冷房が効かなくなります。
車のエアコンを自分で修理する方法
車のエアコンが効かない場合は業者へ相談すればスムーズに解決することができますが、以下のような不具合であれば自力での修理も不可能ではありません。
自分で修理可能なエアコンの不具合
先述した「エアコンが効かない原因」のうち、以下のケースは自分で修理することもできます。
・フィルターの詰まり
・エアコンガスの不足
エアコンフィルターが詰まっている場合は交換、エアコンガスが不足している場合は補充により解決します。
ただし、エアコン内部そのものの劣化によりガスが漏れている場合は内部部品の交換が必要です。
部品交換には専門的な設備と技術が求められるため、業者に相談することをおすすめします。
エアコンフィルターを交換する方法
エアコンフィルターはカー用品店などで販売されているため、愛車に対応した製品を購入のうえ以下の手順で交換をしましょう。
1 グローブボックス、フィルターカバーを取り外す
2 エアコンフィルターを取り出す
3 新品のエアコンフィルターを正しい向きでセットする
4 フィルターカバー、グローブボックスを取り付ける
エアコンガスを補充する方法
エアコンガスを補充する際、ガスの他に専用のチャージホースも必要です。
必要なものを用意したら、以下の手順でガスを補充しましょう。
1 ガス缶をチャージホースのバルブに取り付ける
2 チャージホースを車の低圧(L)ポートに取り付ける
3 ガス缶を緩めてチャージホース内の空気を逃がす
4 エンジンをかけてエアコンの電源を入れる
5 ガス缶バルブのネジを締めてフタに穴をあける
6 チャージホースの圧力計を確認しながら適性値になるまでガスを注入する
フィルターの交換よりも作業の難易度はやや高いため、不安な方は業者への依頼をおすすめします。
車のエアコン修理はどこに頼むべき?
車のエアコン修理を依頼できる主な業者の種類は、以下の通りです。
業者 | 特徴 |
ディーラー | ・車を購入したディーラーかつ保証期間内であれば費用の負担を抑えることができる
・通常の修理費用は高くなりがち |
自動車電装品の専門業者
(電装屋) |
・車の電装品を熟知しているためトラブルに幅広く対応できる
・業者によって作業のクオリティに差が出やすい |
カー用品店 | ・交換に必要な部品をお店で揃えることができる
・修理費用は比較的安い |
ガソリンスタンド | ・店舗数が多く利用しやすい
・修理費用は比較的安い |
車のエアコン修理にかかる費用相場
車のエアコン修理にかかる費用は、以下の通り修理内容によって大きく変わります。
修理内容 | 費用相場 |
エアコンフィルターの交換 | 2,000~5,000円程度 |
エアコンガスの補充 | 2,000~5,000円程度 |
コンプレッサーの修理 | 50,000~100,000円程度 |
エバポレーターの洗浄 | 5,000~30,000円程度 |
エバポレーターの交換 | 50,000~100,000円程度 |
部品の脱着が必要となる内部部品のトラブルだと、10万円を超えることも珍しくありません。
これは、車のエアコンで使用される冷媒が、エンジンルームにあるコンプレッサーやコンデンサーなどを経由し車内のエバポレーターなど数多くの構成部品で循環しているなど、非常に複雑な構造となっていることが原因です。
エアコンユニット内部部品の液漏れなどの際はインパネ内部まで脱着する方法での修理が必要なため、作業の工数が増えるぶん料金も高くなってしまいます。
故障と思った場合は速やかに業者へ相談のうえ見積もりをとり、故障箇所と必要な費用を把握することが大切です。
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車のエアコンは様々な原因により効かなくなるため、まずは原因を明らかにしたうえで適切に対処することが大切です。
とはいえ、車のエアコンに詳しい方でなければチェックするべき箇所や故障かどうかの判断が難しいことでしょう。
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カーコンビニ倶楽部ではエアコンのメンテナンスから部品の修理・交換まで幅広く対応しており、リーズナブルな価格で安心してご利用いただけます。
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