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バックカメラの最適な取り付け位置は室内?車外?自分で取り付ける方法も解説

2025年06月16日

バックカメラは、駐車時のサポートや事故発生時の記録に役立つ便利な装備です。
しかし、取り付け位置によっては、車検に通らなくなる場合があることをご存知でしょうか?
この記事では、バックカメラの取り付け位置として最適な箇所や自分で取り付ける方法、さらに取り付けを依頼できる業者と費用相場などについて詳しく解説いたします。
取り付け後の位置調整方法についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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バックカメラとは

従来、バックカメラの取り付けは任意でしたが、現在は保安基準の改正により、取り付けが義務付けられています。

まずは、バックカメラの主な役割や義務化の詳細について知っておきましょう。

バックカメラの役割

バックカメラは、文字通り車の後方を記録できるカメラのことです。

車の後方はバックミラーで確認できますが、それだけではどうしても死角が発生してしまいます。

バックカメラを装備していれば、後方の広範囲を撮影してモニターに映し出すことができるため、バック移動・駐車もより簡単かつ安全に行えるようになります。

また、後方からの追突事故やあおり運転などのトラブルが発生した際、バックカメラの映像が状況を示す証拠として役立つこともあります。

バックカメラの取り付けは一部を除き義務化されている

2024年11月以降、保安基準の改正に伴い、バックカメラの取り付けが義務化されています。(一部の車種を除く)

バックカメラ義務化の対象車は、「以下の条件に該当しない車種」です。

・二輪自動車
・側車付二輪自動車
・三輪自動車
・カタピラおよびそりを有する軽自動車
・大型特殊自動車
・小型特殊自動車
・被牽引自動車

なお、上記以外の車種でも、2024年11月以前に販売済みの車両に関しては義務化の適用外となっています。

 

バックカメラの最適な取り付け位置は車種によって異なる

バックカメラを取り付けるにあたって、「車内と車外のどちらにするか」は悩む方が多いポイントです。

バックカメラの取り付け位置として最適な場所は、車種によって異なります。

車外の取り付けに向いている車種

リアガラスが寝ているタイプの車種は、バックカメラを車外に取り付けることをおすすめします。

車内にカメラを取り付けると、ガラスとの距離が空いてしまい、車内の内装が映り込む可能性があるからです。

また、車内の暗さに反応してカメラの明るさが自動で変わり、映像の明度が頻繁に切り替わって見づらくなることもあります。

車外に設置すればガラスのスモークの影響を受けることがないため、鮮明な映像を残すことができます。

車内(窓越し)の取り付けに向いている車種

リアガラスが垂直に立っているタイプの車であれば、車内にカメラを設置しても問題ありません。

スモークが強くても影響が出ない場合が多く、窓越しでも鮮明に映像を撮影することができます。

車内に設置することで配線の取り回しが不要となり、なおかつカメラ本体が雨風にさらされることもありません。

 

車内と車外におけるバックカメラの効果的な取り付け位置

車外・車内のどちらにおいても、バックカメラの取り付け位置を誤ると後方の様子が確認しにくくなり、走行時の安全性に影響が及ぶ恐れがあります。

ここでは、車外と車内それぞれのバックカメラの最適な取り付け位置を解説いたします。

車外におけるバックカメラの取り付け位置

車外では、後述する保安基準に違反しない範囲で以下のような場所に取り付けることをおすすめします。

テールゲートスポイラーの下

テールゲートスポイラー(リアスポイラー)とは、車のテールゲートにある突起状の部分のことです。

高い位置にあるため視野が確保しやすく、夜間でも後続車のヘッドライトに直射されないため映像の白飛びを防ぐことができます。

ただし、他の場所よりもバックカメラが目立ちやすくなることはデメリットです。

ルーフトップ

テールゲートスポイラーがない一方で、ナンバープレートの取り付けは避けたい場合はルーフトップへの取り付けがおすすめです。

ただし車の直下の様子が見えにくくなるため、駐車時の確認用カメラとしての機能には期待ができません。

ナンバープレート

バックカメラを目立たせず、車体に穴を開けることも防ぎたい場合はナンバープレートへの取り付けがおすすめです。

取り付け方はバックカメラの種類にもよりますが、基本的にはプレートのネジ穴から配線を通して取り付けることができます。

ただし、低位置のため視野が比較的狭くなり、夜間は後続車のヘッドライトに照らされて映像が見えにくくなる可能性があるため注意が必要です。

リアバンパー

リアバンパーとは、テールランプとトランクの下にある張り出したパーツのことです。

国産車の場合、あらかじめリアバンパーにカメラの取り付け用スペースが確保されている車種もあります。

他の場所よりもカメラを取り付けやすいことはメリットですが、ナンバープレートと同じく視野が狭くなることや後続車のヘッドライトの影響を受けやすいことはデメリットです。

車内におけるバックカメラの取り付け位置

車内のバックカメラの取り付ける場合、必ず専用のブラケットでリアガラスに直接貼り付けましょう。

車内の天井に取り付けるとカメラとガラスが離れてしまい、映像が見えにくくなる可能性があります。

また、車内に取り付けた後はこまめにガラスの汚れを落とすことを心がけましょう。

 

バックカメラを取り付けるメリット

駐車時の安全確認がラクにできる

通常のバック駐車では、バックミラーやサイドミラーを使ったり、窓を開けて後方を目視で確認したりするケースが一般的です。

それでも距離感がつかめなければ、一度車から降りたり同乗者に降りてもらったりしながらの確認が必要になります。

その点、バックカメラはモニターに後方が映し出され、距離の目安も表示してくれます。
安全確認がしやすくなり、従来よりもはるかに簡単にバック駐車ができるようになります。

事故発生のリスクを抑えられる

目視では見えづらい部分や死角になる部分の映像も映るため、小さな子どもが近くにいる場合の事故発生リスクも抑えることができます。

警告音で後方の障害物を知らせてくれる機能を搭載したモデルや、夜間の見やすさに特化したモデルなどもあります。

 

バックカメラは自分で取り付けられる?

バックカメラの取り付け作業は、自分で行うことも不可能ではありません。

ただし、自力での取り付けはいくつかの注意点やリスクがあるため、取り付けの知識がない方にとっては難易度が高い作業でしょう。

取り付け方は機種によって異なりますが、基本的には以下の手順で行います。

1 バックカメラの取り付け位置を決めて仮合わせをする
2 バックカメラの配線を車内に引き込む
3 配線を車の前側まで通し、天張りとルーフパネルの間の隙間に押し込んで隠す
4 バックカメラの電源とアースをそれぞれ車に接続する
5 バックカメラの映像出力端子をカーナビの入力端子に接続する
6 シフトを「R」に入れてカーナビでバックカメラの接続設定を行う
7 カーナビの映像を確認しながらカメラ本体の角度を調整する

 

バックカメラを自分で取り付ける際の注意点

バックカメラを取り付ける際、以下のようなリスクや注意点があることを留意しておきましょう。

取り付け方を間違えると車検に通らなくなる

道路運送車両法に基づき、「外装表面には曲率半径2.5mm未満の突起」を「直径100mmの球体が接触する部分」に付けてはならないという保安基準が定められています。

これに該当する位置にバックカメラを付けると、車検に通りません。また、公道の走行中に警察から整備不良を指摘されてペナルティを受ける可能性があります。

配線作業は難易度が高く失敗しやすい

バックカメラの取り付けは配線作業を伴うため、車の電気系統や配線に関する知識がない方が行うと失敗する可能性が高いです。

場合によってはバンパーなどに穴を開ける必要もあり、そこから内装の各種パーツを外してコードが垂れないように引き込んでカーナビに接続しなければなりません。

一般の方にとっては非常にハードルの高い作業となるため、作業をした経験や知識がない方は無理をせず業者へ依頼をしましょう。

取り付け後は洗車機の利用を避けること

業者に依頼して取り付けた場合にも共通する注意点ですが、バックカメラを外付けすると洗車機を利用することはできません。

洗車機のブラシでレンズに傷ができることで光の乱反射が生じ、映像が見えにくくなるからです。

バックカメラ用のコーティング剤を使用すれば、傷による影響が軽減されることもあります。

 

バックカメラの取り付けは業者に任せるのが安心!

ある程度の専門技術を持っている場合を除き、DIYでのバックカメラの取り付けはおすすめできません。

配線処理の際にフロントからリアまで線を通す必要があり、知識がないまま通り道を確保しようとすれば部品の破損にも繋がる恐れがあります。

また、専門知識と技術を持ったプロの方が迅速かつ確実に作業をこなすことができるため、時間の面においてもプロへ依頼した方がメリットは大きいです。

ただし取り付け技術や工賃など業者によって異なるため、慎重に選ぶことをおすすめします。

バックカメラの取り付けを依頼できる業者

バックカメラの取り付けは、主に以下の業者で依頼ができます。

・ディーラー
・カー用品店
・整備工場  など

純正品の取り付けやサービスの信頼性にこだわるならディーラー、豊富な選択肢から選びたいならカー用品店、持ち込みでお得に取り付けたいなら整備工場がおすすめです。

バックカメラの取り付け費用の相場

バックカメラの取り付けには、「本体価格」と「取り付け工賃」を合わせた費用がかかります。

取り付け工賃に関しては依頼する業者によって変わるため、事前に料金を確認しておきましょう。

各業者の取り付け工賃の目安は、以下の通りです。

業者 工賃
ディーラー 20,000円~30,000円程度
カー用品店 10,000円~20,000円程度
整備工場 10,000円~30,000円程度

なお、ディーラーやカー用品店は持ち込みによる取り付けの場合、工賃が割高になることもあるため、注意が必要です。

 

取り付け位置とあわせて知っておきたいバックカメラの選び方

自分で選んだバックカメラを後付けしたい場合は、取り付ける目的に合わせたバックカメラ選びも重要です。

基本的に、どのような用途でも鮮明に映像を残せるバックカメラを選ぶことをおすすめします。

高画質なカメラでも、暗い場所や逆光が激しい場所では周囲の状況が見えにくくなるおそれがあるため、「暗視機能」や「逆光補正機能」の有無を確認しましょう。

また、広い視野で映像を撮影したい場合は、広角レンズを採用したカメラが適しています。

一方で、広角レンズ特有の歪みが気になる場合は、遠近感が自然な標準レンズのバックカメラを使うと良いでしょう。

 

バックカメラを上手に活用するコツ

バックカメラのメリットを十分に活かし、走行・駐車の安全性を高めるには、いくつかのコツがあります。

モニターに表示されるガイドラインの見方を知っておく

バックカメラを取り付けると、駐車時はモニターに車体の幅や予想進路を示すガイドラインが表示されます。

左右にある縦線が車体の幅、縦線の間・奥側にある横線が車体後端から1~2mの距離、手前側の横線が車体後端から0.5~1mの距離を示すものです。

具体的な距離は製品によって異なるため、取扱説明書を見て確認しておきましょう。

ガイドラインの意味を知っておくことで、バック駐車の際に周囲との距離感が掴みやすくなります。

ガイドラインの角度と駐車スペースの線を見ながら駐車する

駐車の際はガイドラインの角度をもとに、駐車スペースの線の中に納まるようにバックしましょう。

車幅を示す縦線の角度から、「このままバックを続けると車が進む方向」が分かります。

この角度を参考に駐車スペースへ向けて車を動かし、手前側の横線が駐車スペースの中に入ったらハンドルを切って車の向きを調整しましょう。

縦線と駐車スペースの線が平行になったらハンドルを真っすぐに戻し、ゆっくりと後退して駐車します。

ガイドラインを見ても駐車しにくい場合は位置調整をする

ガイドラインを見ながら駐車してもうまく駐車できない場合は、ガイドラインの位置がずれている可能性があります。

その場合は、ガイドラインの位置調整をしましょう。

位置調整の具体的なやり方は製品によって異なるため、操作方法については取扱説明書を確認します。

基本的には設定画面に表示されているガイドに従って操作すれば調整できますが、位置に関しては自分で判断する必要があります。

例えば手前側の横線が0.5mの位置、奥側の横線が1mの位置を示すタイプの場合は、実際に車体からの距離を測って0.5m・1mの位置に目印を置きましょう。

そのうえでモニターからガイドラインを確認し、正確な距離に表示されるように調整します。

 

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車両によっては、バックカメラを取り付ける際にリアゲートの穴あけ処理などが必要になる場合があります。

その他にバックカメラには様々な配線作業が必要となり、専門家でなければ難しい処理も多くなります。

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