バックカメラの最適な取り付け位置は室内?車外?自分で取り付ける方法も解説

2023年07月07日
バック駐車のときなど、スムーズかつ正確な後方確認をサポートしてくれる「バックカメラ」。
バックカメラが標準装備となっていない車の場合で使用するには後付けする必要がありますが、取り付け位置の誤りなどを防ぐためにも業者への依頼をおすすめします。
今回はバックカメラの取り付け位置として最適な箇所、自分で取り付ける方法・注意点などについて詳しく解説いたします。
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バックカメラを取り付けるメリット
バックカメラとは、車の後方の映像をモニターに映してくれるカメラのことです。
駐車時の安全確認がラクにできる
取り付けるとカメラを通してモニターに壁や後方に駐車している車などが映し出されるため、バック駐車の際に後方の安全確認がしやすくなります。
通常のバック駐車では、バックミラーやサイドミラーを使ったり、窓を開けて後方を目視で確認したりするケースが一般的です。
それでも距離感がつかめなければ、一度車から降りたり同乗者に降りてもらったりしながらの確認が必要になります。
その点、バックカメラはモニターに距離の目安も表示してくれるため、従来よりもはるかに簡単にバック駐車ができるようになります。
事故発生のリスクを抑えられる
さらに目視では見えづらい部分や死角になる部分の映像も映るため、小さな子どもが近くにいる場合の事故発生リスクも抑えることができます。
警告音で後方の障害物を知らせてくれる機能を搭載したモデル、夜間の見やすさに特化したモデルなどもあるため、後方の安全確認をサポートしてくれる便利なアイテムとして取り付ける方も多いです。
バックカメラの最適な取り付け位置は車種によって異なる
バックカメラを取り付けるにあたって、「車内と車外のどちらにするか」は悩む方が多いポイントです。
バックカメラの取り付け位置として最適な場所は、車種によって異なります。
車外の取り付けに向いている車種
リアガラスが寝ているタイプの車種は、車外にカメラを取り付けることをおすすめします。
車内にカメラを取り付けると、ガラスとの距離が空きやすくなり映像に内装が映り込む可能性があるからです。
その場合、カメラの明度を調節するセンサーが車内の暗さに反応し、映像の明度が頻繁に切り替わり見えにくくなります。
また、車外に設置すればガラスのスモークの影響を受けることがないため、鮮明な映像を残すことができます。
車内(窓越し)の取り付けに向いている車種
リアガラスが垂直に立っているタイプの車であれば、車内にカメラを設置しても問題ありません。
スモークが強くても影響が出ない場合が多く、窓越しでも鮮明に映像を撮影することができます。
車内に設置することで配線の取り回しが不要となり、なおかつカメラ本体が雨風にさらされることもありません。
リアガラスが立っている車種であれば、車内への取り付けを検討することをおすすめします。
車内と車外におけるバックカメラの効果的な取り付け位置
車外・車内のどちらにおいても、バックカメラの取り付け位置を誤ると後方の様子が確認しにくくなるうえに走行時の安全性に影響が及ぶ恐れがあります。
ここでは、車外と社内におけるバックカメラの最適な取り付け位置を解説いたします。
車外にバックカメラを取り付ける場合
車外では、後述する保安基準に違反しない範囲で以下のような場所に取り付けることをおすすめします。
テールゲートスポイラーの下
テールゲートスポイラー(リアスポイラー)とは、車のテールゲートにある突起状の部分のことです。
高い位置にあるため視野が確保しやすく、夜間でも後続車のヘッドライトに直射されないため映像の白飛びを防ぐことができます。
ただし、他の場所よりもバックカメラが目立ちやすくなることはデメリットです。
ルーフトップ
テールゲートスポイラーがない一方で、ナンバープレートの取り付けは避けたい場合はルーフトップへの取り付けがおすすめです。
ただし車の直下の様子が見えにくくなるため、駐車時の確認用カメラとしての機能には期待ができません。
ナンバープレート
バックカメラを目立たせず、車体に穴を開けることも防ぎたい場合はナンバープレートへの取り付けがおすすめです。
取り付け方はバックカメラの種類にもよりますが、基本的にはプレートのネジ穴から配線を通して取り付けることができます。
ただし、低位置なため視野が比較的狭くなり、夜間は後続車のヘッドライトに照らされて映像が見えにくくなる可能性があるため注意が必要です。
リアバンパー
リアバンパーとは、テールランプとトランクの下にある張り出したパーツのことです。
国産車の場合、あらかじめリアバンパーにカメラの取り付け用スペースが確保されている車種もあります。
他の場所よりもカメラを取り付けやすいことはメリットですが、ナンバープレートと同じく視野が狭くなることや後続車のヘッドライトの影響を受けやすいことはデメリットです。
車内にバックカメラを取り付ける場合
車内のバックカメラの取り付ける場合、必ず専用のブラケットでリアガラスに直接貼り付けましょう。
車内の天井に取り付けるとカメラとガラスが離れてしまい、映像が見えにくくなる可能性があります。
また、車内に取り付けた後はこまめにガラスの汚れを落とすことを心がけましょう。
バックカメラは自分で取り付けられる?
バックカメラの取り付け作業は、自分で行うことも不可能ではありません。
ただし、手順だけを見ると簡単そうに思える作業ですが、自力での取り付けはいくつかの注意点やリスクが潜んでいるため、おすすめはできない手段です。
取り付け方の詳細は機種によって異なりますが、基本的には以下の手順となっています。
1 バックカメラの取り付け位置を決めて仮合わせをする
2 バックカメラの配線を車内に引き込む
3 配線を車の前側まで通し、天張りとルーフパネルの間の隙間に押し込んで隠す
4 バックカメラの電源とアースをそれぞれ車に接続する
5 バックカメラの映像出力端子をカーナビの入力端子に接続する
6 シフトを「R」に入れてカーナビでバックカメラの接続設定を行う
7 カーナビの映像を確認しながらカメラ本体の角度を調整する
バックカメラを自分で取り付ける際の注意点
バックカメラを取り付ける際、以下のようなリスクや注意点があることを留意しておきましょう。
追加小見出し 取り付け方を間違えると車検に通らなくなる
道路運送車両法に基づき、「外装表面には曲率半径2.5mm未満の突起」を「直径100mmの球体が接触する部分」に付けてはならないという保安基準が定められています。
これに該当する位置にバックカメラを付けると車検に通らないだけでなく、公道の走行中に警察から整備不良を指摘されてペナルティを受ける可能性があります。
配線作業は難易度が高く失敗しやすい
バックカメラの取り付けは配線作業を伴うため、車の電気系統や配線に関する知識がない方が行うと失敗する可能性が高いです。
場合によってはバンパーなどに穴を開ける必要もあり、そこから内装の各種パーツを外してコードが垂れないように引き込んでカーナビに接続しなければなりません。
一般の方にとっては非常にハードルの高い作業となるため、作業をした経験や知識がない方は無理をせず業者へ依頼をしましょう。
取り付け後は洗車機の利用を避けること
業者に依頼して取り付けた場合にも共通する注意点ですが、バックカメラを外付けすると洗車機を利用することはできません。
洗車機のブラシでレンズに傷ができることで光の乱反射が生じ、映像が見えにくくなるからです。
ただしカー用品店などにはバックカメラ用のコーティング剤も販売されており、あらかじめ塗布しておけば傷による影響が軽減されることもあります。
バックカメラの取り付けは業者に任せるのが安心!
ある程度の専門技術を持っている場合を除き、DIYでのバックカメラの取り付けはおすすめできません。
配線処理の際にフロントからリアまで線を通す必要があり、知識がないまま通り道を確保しようとすれば部品の破損にも繋がります。
また、専門知識と技術を持ったプロの方が迅速かつ確実に作業をこなすことができるため、時間の面においてもプロへ依頼した方がメリットは大きいです。
ただし取り付け技術や工賃など業者によって異なるため、慎重に選ぶことをおすすめします。
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車両によっては、バックカメラを取り付ける際にリアゲートの穴あけ処理などが必要になる場合があります。
その他にバックカメラには様々な配線作業が必要となり、専門家でなければ難しい処理も多くなります。
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