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タイミングベルトから異音?その原因と修理費用の目安

2021年06月03日

車には様々な異音が発生します。原因はエンジンであったり足回りのゴム部品であったり様々ですが、よく異音の発生源として挙げられるのがエンジンに使われるベルト関係です。今回はそんなタイミングベルトを含むベルト類の異音についてご紹介します。

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タイミングベルトの役割とは

車のエンジンには様々な補機類がついていますが、それらはベルトを介してエンジンの回転を力に駆動しています。

代表的なものを挙げるとエンジンの回転を利用して発電するオルタネーターなどです。

そんなベルトの中でもタイミングベルトは別格となっており、タイミングベルトはその他のベルトと異なりエンジン内部に組み込まれクランクシャフトの回転をカムシャフトへ伝えバルブを開閉させたり、ウォーターポンプを回して水をエンジン内部で循環させる役割を担っています。

つまり、その他ベルトは補機類の駆動用のため切れてもエンジン自体は回転し続けますがタイミングベルトが切れるとエンジンは駆動することができません。

ただし、近年このタイミングベルトを使用した車両は減少傾向にあり、ゴムでできたタイミングベルトよりも耐久性に優れた金属製のタイミングチェーンが主流です。

主にタイミングベルトは2000年より前に登場したスポーツカーやセダン車などに使用されていることが多く、代表的な例を挙げると日産のスポーツカー・R34スカイラインがあります。

 

その異音はタイミングベルトではないかもしれない

タイミングベルトについてご紹介しましたが、近年タイミングチェーンが主流となっていることやタイミングベルトは他の補機ベルトと異なり凹凸によってスプロケットにガッチリと噛み合っていることから滑りなどが生じず、異音が起こりづらい部品です。

このため、もしもタイミングベルトの異音と思っている場合、その原因が他にあることも少なくありません。

たとえば、エンジンで異音の原因となりやすいものといえば補機ベルト類です。

補機ベルトはエンジンルームにクランクプーリーを元に取り付けられており、テンショナーと呼ばれる部品などによってベルトは適切な張力で張られています。

このベルトはエンジンルームの熱に晒され続けていることや、ゴム製品ですので使用しなくても硬化するなどしてヒビが入るものです。

劣化したベルトはプーリーの上で滑りやすく、聞き覚えのあるキュルキュル音が発生する原因となってしまいます。

この他にも適切な張りでベルトが取り付けられていない場合、またはテンショナーの故障などが原因で張力が適切でない場合もベルトが鳴く原因となります。

ベルトを交換したのに異音が止まらない場合は、テンショナーのプーリーやオルタネーターのプーリーをはじめとする回転部分にガタつきなどの不具合が発生しているケースもあるので注意が必要です。

 

タイミングベルトから異音!その症状と原因

タイミングベルトについてご紹介しましたが、近年タイミングチェーンが主流となっていることやタイミングベルトは他の補機ベルトと異なり凹凸によってスプロケットにガッチリと噛み合っていることから滑りなどが生じず、異音が起こりづらい部品です。

そのため、タイミングベルトの異音と思っていたけど実は別の部品が原因だったという事が少なくありません。

しかし、タイミングベルトはカムスプロケットとクランクシャフトを同期させているだけでなく、ウォーターポンプをプーリーを介して駆動させています。

そのため、タイミングベルトの滑りのような異音を引き起こすことはないとしても、ウォーターポンプの不具合による異音が発生している可能性は大いにありえるでしょう。

逆に、一般的に異音として起こりやすい「キュルキュル」といった異音は、ガッチリと噛み合っているタイミングベルトにおいては起こり難い異音であるため、別の部品を疑う必要がありそうです。

 

タイミングベルトの異音を放置すると…

タイミングベルトは比較的に異音を起こしづらく、異音が起こる可能性があるとすればタイミングベルトを介して駆動されるウォーターポンプの不具合が考えられます。

異音をウォーターポンプからのものとした場合、この異音を放置し続けるとエンジンが焼きつき最悪の場合はエンジン丸ごと交換しなければならない恐れがあります。

また、タイミングベルトはファンベルト等と同じくゴム製品であることから年数や走行距離に応じて交換をしなければなりません。

もし交換を行わずベルトに負荷をかけ続けた場合、走行中にベルトが切れてしまい正しいタイミングでバルブが開閉せず、エンジン内部部品(ピストン)とバルブがぶつかり同じくエンジンを破損してしまいます。

ベルトが切れてバルブとピストンが衝突した場合も、バルブやピストンの交換等が必要となる可能性があり、最悪の場合はエンジン丸ごと載せ替え必要となるためベルトは適切な交換時期を守って正しく交換するようにしましょう。

 

タイミングベルト類の交換時期や費用とは

タイミングベルトをはじめとした、ベルト関連の交換時期はそれぞれ異なります。

たとえば、エンジン内部に装備されているタイミングベルトについては10万キロが交換の目安ですが、補機類についているベルトについてはおおよそ4万キロほどで距離や年数というよりはヒビなどの状態に応じて交換することが一般的です。

また作業内容に関してもタイミングベルトがエンジン内部にあることから大掛かりな整備が必要になるのに対して、補機ベルトはエンジンルーム前部に装備されているため点検の合間に交換も可能です。

そのため費用に関しても、タイミングベルトは工賃などを含めて10万円近い費用がかかることもあります。

 

その異音はタイミングベルトではないかもしれない

ここまでタイミングベルトの異音や交換費用について紹介しましたが、タイミングベルトは構造上ベルト本体からの異音が起こりづらい部品となっています。

このため、もしもタイミングベルトの異音と思っていても実はその原因が他にあることも少なくありません。

たとえば、エンジンで異音の原因となりやすいものといえば補機ベルト類です。

補機ベルトはエンジンルームにクランクプーリーを元に取り付けられており、テンショナーと呼ばれる部品などによってベルトは適切な張力で張られています。

このファンベルトによる異音が起こる原因には次のようなものが挙げられます。

・劣化による異音

ベルトはゴムで出来ていることから、使用過程で劣化しベルトが緩んでしまう可能性があります。

ベルトが緩くなると各種プーリー上で滑る原因にも繋がり、多くのドライバーが聞き覚えのある「キュルキュル」といった異音につながる恐れも。

また、高温に晒されるエンジンルームで駆動するベルトは非常に痛みやすく、ゴムの硬化やヒビが入るなどして滑りを引き起こす原因にもなります。

劣化したベルトは貼り直すにも限度があるため、状態を考慮しながら適切な交換時期にて交換を行うことが大切です。

・張力の低下による異音

ベルト本体が劣化していなくとも、ベルトが正しく張られていないと滑って異音を引き起こす可能性があります。

ベルトの張りが悪くなる原因として、作業者の張り不足だけでなくベルトが馴染んだことなど様々な可能性が考えら、ベルトの劣化が原因でない場合は再度適切な張りへと調整することで改善が見込めるでしょう。

ただし、エンジンによっては取り付けを行う整備士が針を調整するタイプではなく、決められた張りに自動で調整してくれるオートテンショナータイプもあるため、この場合はオートテンショナーの不具合も考慮しなければなりません。

・プーリーからの異音

ベルトの異音はベルトの劣化ばかりに目が行きがちとなりますが、ベルトによって駆動されるプーリーによる異音も少なくありません。

プーリーがガタついている場合などに異音が発生する可能性があり、ベルトによって駆動されるプーリー全てに異音を引き起こす可能性が秘められています。

特に多いのがベルトの調整に使用されるテンショナープーリーで、ベルトの脱着時に調整のため緩められることから部品としてガタがきやすく、作業工程を誤るとプーリーが正しい位置で固定されず異音の原因となる恐れもあります。

このテンショナープーリーについてはベルトほどの頻度ではありませんが、異音が発生しやすい部品でもあるため原因がベルトにない場合はこのプーリー類も確認してみると良いでしょう。

 

タイミングベルトではなくファンベルトの異音だった場合の費用相場

補機ベルトの異音について紹介しましたが、タイミングベルト以上に補機ベルトの異音は起こりやすく、修理を行う機会が多い部品です。

そんな補機ベルトの種類が必要となった場合の費用についてですが、ベルト代と工賃を合わせて1万円から高くて2万円程度となります。

先ほどタイミングベルトの交換にかかる費用を簡単に紹介しましたが、同じベルトでもタイミングベルトと補機ベルトでは費用や内容に雲泥の差があります。

ファンベルトの交換時期は点検をしなければ見極めることが難しく、ファンベルトも酷使し過ぎれば切れて様々なトラブルを引き起こす可能性がありますので、定期的な点検でトラブルとなる前に予防することをオススメします。

 

タイミングベルトの交換はカーコンビニ倶楽部にお任せください!

タイミングベルトを含め、ベルト関連の異音は放置するとエンジンに甚大な影響を与える可能性があり、最悪の場合はエンジン交換が必要となるなど無駄な出費を増やしてしまう恐れがあります。

特にエンジン内部の修理やエンジン交換にかかる費用はタイミングベルトの交換に比べても負担がさらに高く、乗り換えを検討するレベルの修理規模です。

タイミングベルト交換にかかる費用も決して安いとは言えませんが、さらに出費を膨らませないためにもタイミングベルトは適切な時期に正しく交換することが大切といえるでしょう。

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タイミングベルトの交換に関しましては、交換を行う車種によって交換までに必要な作業工程が異なりますので、ぜひお気軽にお見積もりのみからご相談ください!

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