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タイヤ交換時にはローテーションすべき理由について徹底解説

2023年01月16日

車にかかるメンテナンス費用の中でも、タイヤ交換は負担の大きい部類に入ります。そんなタイヤ交換ですが、タイヤローテーションを行うことで寿命を伸ばせるかもしれません。今回はそんなタイヤローテーションの重要性についてご紹介します。

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交換時には実施するべき?タイヤローテーションの必要性とは

タイヤの摩耗を均一化し、偏摩耗を防ぐ

タイヤはすべてのタイヤが同じように摩耗していくわけではなく、取り付け位置によって摩耗する部分や程度が異なります。

タイヤローテーションをしないまま走り続けると偏摩耗が起こり、振動が大きくなるなど走行中に違和感を抱くようになります。

タイヤの寿命を延ばす

タイヤローテーションを行うことによって摩耗を均一にし、タイヤの寿命を大幅に延ばすことができます。

タイヤは車の消耗品の中では高額な部類に入り、4本すべて交換するとなると数万円が必要になるため、交換頻度を減らすことで維持費の抑制につながるメリットがあります。

直進安定性・制動力などの性能の低下を防ぐ

偏摩耗したタイヤで走行を続けると、重量バランスが崩れているため正常な状態と異なる揺れやがたつきが生じることがあります。

またグリップ力が低下したり、直進安定性が失われたりなど、タイヤが本来持つ性能を発揮できず、最悪の場合は事故につながる可能性も否定できません。

 

タイヤローテーションはどのくらいの頻度でやるべき?

走行距離を目安にする

タイヤの寿命を延ばすローテーションですが、このタイヤローテーションは5,000km程度で行うことを推奨されることが多いです。

一般的なドライバーが1年に走行する距離がおおよそ1万キロ程度ですので、半年に1回程度が目安となります。

しかし、車種や走行環境、運転の仕方などによってタイヤの摩耗度合いは変わるので、走行距離をひとつの基準とし、実際のタイヤの状態を定期的にチェックして総合的に判断することが大切です。

夏タイヤと冬タイヤの履き替え時

また、冬場にスタッドレスタイヤに履き替えるドライバーの方であれば、その交換のタイミングでローテーションを行うと無駄が少ないと言えるでしょう。

劣化したタイヤを交換するとき

タイヤは紫外線などの影響によって経年劣化します。

車の使用頻度が少なくそれほど走っていない場合でも、使用開始から4~5年程度経過すれば本来の性能を発揮できなくなるため、交換すべきといえます。

また、縁石や車止めに当てたり、速度を落とさずに段差を乗り超えたりした際にタイヤに衝撃を与えてしまい、大きな傷や亀裂ができてしまうことも。

そのほか、摩耗が進み溝の残りが少なくなり、スリップサインが出たら行動は走行できないので早急にタイヤを交換する必要があります。

そういったタイヤの劣化による交換のタイミングで一緒にタイヤローテーションをしてしまうのも、効率が良い方法といえます。

定期点検のタイミング

道路運送車両法では、法定12か月点検と法定24か月点検の実施が義務付けられています。

法定24か月点検は車検時に一緒に実施されることがほとんどですが、法定12か月点検は別に行わなければなりません。

法定点検は実施義務がありますが、未実施でも罰則規定がないため特に行わないという方も一定数いますが、安全に走行するためには実施すべき点検です。

法定12か月点検ではブレーキの点検があるためタイヤを外します。そのついでにローテーションをしてもらうよう依頼するといいでしょう。

 

タイヤ交換やローテーションにかかる費用や時間の目安とは

タイヤローテーションを簡単に説明すると、現在装着されているタイヤを前後左右で交換する位置交換のことです。

車は重量のあるエンジンが搭載され、操舵によってねじりも発生するフロントタイヤの摩耗量が多く、特に必ず人が乗車する運転席側の方がより過酷な状況にあります。

また、タイヤを前輪に持ってくる際はタイヤのバランス調整が必要となり、調整を怠ると走行時に振動や正常に走行ができないなどの不具合が生じます。

このタイヤローテーションに必要となる費用は、バランス調整も含めておおよそ3,000円前後が相場です。

また、店舗の状況によって異なりますが、おおよそ30分、長くても1時間程度が一般的です。

費用や時間についてはタイヤ専門店やディーラーなど施工店によっても異なり、店舗の混雑具合によっても時間は変わります。

ちなみに、タイヤ交換を行った際の工賃については5,000円から10,000円程度が必要となることが多く、プラスタイヤの代金が必要となります。

タイヤ交換は車にかかる費用の中でも高額な部類に入りますので、効果的にローテーションを行ってタイヤ交換の頻度を減らしたいものですね。

 

タイヤローテーションの方法

タイヤローテーションは具体的にどのように行うのかを説明します。

駆動方式によって方法が異なりますので注意しましょう。

FF車のタイヤローテーション

FF車のタイヤローテーションは、左の前輪を左の後輪に、右の前輪を右の後輪に、左の後輪を右の後輪に、右の後輪を左の前輪に交換します。

前輪は左右そのままで後輪に回し、後輪は左右をクロスさせて前輪に回すというイメージです。

FR車と4WD車のタイヤローテーション

FR車と4WD車のタイヤローテーションは、左の後輪を左の前輪に、右の後輪を右の前輪に、左の前輪を右の後輪に、右の前輪を左の後輪に交換します。

後輪は左右そのままで前輪に回し、前輪は左右をクロスさせて後輪に回すというイメージです。

方向性タイヤの場合

方向性タイヤは回転方向が指定されているタイヤのことです。

回転方向が矢印で示されているので確認しましょう。

ローテーションは左の後輪を左の前輪に、右の後輪を右の前輪に、左の前輪を左の後輪に、右の前輪を左の後輪に交換します。左右をクロスさせることはできません。

スペアタイヤがある場合

同一サイズのスペアタイヤがある場合は、スペアタイヤを含む5本でローテーションを行うことができます。

この場合は、左の後輪を左の前輪に、左の前輪を右の後輪に、右の後輪を右の前輪に、右の前輪をスペアタイヤに、スペアタイヤを左の後輪に交換します。

 

タイヤローテーションはセルフでできる?

正しい知識と技術力があり、タイヤローテーションに必要な道具が揃えられるのであればタイヤ交換をセルフで行うことも可能です。

ただ、タイヤローテーションを行うには、車体をジャッキアップしなければなりません。正しくジャッキアップできていなければ作業中に車体が落ちるなどの深刻な事故につながりかねません。

また、ジャッキアップする際は傾斜のない舗装された場所でなければ安定性がなく危険であるため、作業場所もある程度限られます。

さらに作業にはジャッキにリジットラック、クロスレンチ、トルクレンチといった道具が必要で、コストもかかります。

安全性とコストパフォーマンスの面から見ると、プロに依頼するのがおすすめといえるでしょう。

 

タイヤ交換・タイヤローテーションが依頼できる場所

タイヤ交換やタイヤローテーションは、以下の場所で依頼できます。

ディーラー

車検整備から日常的なメンテナンスまで、そのディーラーが扱うメーカーの車であればトータルでケアしてくれるのがディーラーです。

メーカーやブランドのイメージに関わるため、一定基準以上の技術力を有していることがほとんどであることに加え、そのメーカーの車の特徴を知りつくしているので、安心感や信頼性は高いといえます。

また、預かりでの対応になった場合は代車の無料貸し出しがあるなど、サービスが充実していることも特徴として挙げられますが、工賃はほかの業者と比較すると高めに設定されています。

タイヤ専門店

タイヤ専門店はタイヤのエキスパートなので、タイヤに関することであれば安心して任せられるのがメリットといえます。

一般的な整備工場などで対応できない大径タイヤや特殊なタイヤなどを使用したい際は第一の選択肢となるでしょう。

タイヤの選択肢も豊富にあるので、交換する際はスタッフと相談しながら車に合ったものを選ぶこともできます。

なお、費用相場は一般的なタイヤであればディーラーほど高額にならない場合がほとんどですが、特殊なものだと工賃は上がります。

整備工場

整備工場はあらゆる車の修理に対応しており、タイヤ交換やタイヤローテーションの依頼も可能です。

ディーラーと提携して整備・修理を請け負っている工場もあり、全体的な傾向として技術力は高いといえます。

工賃はタイヤ専門店と同程度と考えていいでしょう。

カー用品店・ガソリンスタンド

カー用品店やガソリンスタンドの中にも車検や整備を受け付けている店舗があり、そういった場所であればタイヤ交換やローテーションの依頼も可能です。

ただしすべての店舗で依頼できるわけではないことや、整備を専門としているわけではないため時間帯によっては受付できなかったり、技術力にばらつきが見られたりするケースもあるようです。

工賃の相場はタイヤ専門店やディーラーよりも若干抑えられることが多いといえるでしょう。

 

タイヤ交換をする時には4本同時に交換するべき?

4本同時の交換が望ましい

タイヤ交換をする時には基本的に4本同時に交換するのが望ましいといえます。

FF車はフロントタイヤに、FR車はリアタイヤに負担がかかるため、摩耗の具合が異なりますが、タイヤローテーションを繰り返すことによって均等に摩耗するようにできます。

タイヤローテーションを的確に行っているのであれば、タイヤの摩耗状況を調整しながら寿命を延ばすことができます。

そしてタイヤの溝が4mm程度になったらタイヤ交換の時期になります。

すでにタイヤ4本の摩耗が進んでいるので、4本まとめて交換するようにします。

一部交換する場合は、新しいタイヤを駆動輪に回そう

タイヤがまだ新品に近いのに、パンクなどのアクシデントでタイヤ1本がダメになってしまった場合はどうでしょうか。経済的な面で考えると4本まとめて交換するのは厳しいかもしれません。その場合は同じ種類のタイヤ2本を交換することもできます。新しいタイヤを駆動輪に回すのが基本です。

4WD車の場合はタイヤ性能のバラつきやセンターデフにかかる負担を考えて、4本同時に交換するのが基本です。FF車やFR車もタイヤ性能のバラつきについていえば同じです。

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タイヤの寿命を伸ばすために他にできること

タイヤローテーション以外にもタイヤの寿命を延ばす方法があります。

日常点検の項目にもなっていますが、意識して行うことで費用のかかるタイヤ交換を少しでも先延ばしにできるでしょう。

タイヤの空気圧は定期的にチェックしよう

タイヤの空気圧はタイヤの寿命にも大きく関係しています。空気圧が高すぎても低すぎても偏摩耗の原因となり、タイヤの寿命を縮めてしまいます。

タイヤの空気圧はエアゲージを使って測定します。正確な測定のためにタイヤが冷えている時に行います。車の運転席ドア付近に車両指定空気圧が表示されているので、指定されている数値に従って空気圧を調整します。

月に1度ほど日常点検で空気圧測定をすることがすすめられています。数値を下回っている場合は空気を入れて調整しますが、空気漏れの疑いがある場合はバルブからの空気漏れが起きているかもしれません。

また釘がしっかりと刺さっていてわずかに空気漏れしていることもあります。

空気圧測定と同時にタイヤの外観、ホイール、バルブの点検も行うようにしましょう。

タイヤは大切に保管しよう

タイヤの保管方法もタイヤの寿命に大きな影響を与えます。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤはそれぞれ使用していない期間保管することになりますが、大切に保管することによって劣化を防ぐことができます。

タイヤを保管する際の注意点として、直射日光と雨水を下げることがあります。直射日光はゴムを劣化させヒビの原因となります。

また雨水によってタイヤの中まで水分が侵入するとスチールコードがサビてしまいます。

ホイールから外した場合は立てて保管します。保管スペースを作るためにタイヤラックの使用もおすすめです。

ホイール付きで保管する場合は空気圧を抜いて横積みで保管しましょう。

保管前や通常の掃除の際に、タイヤを過剰に洗浄するとダメージを与えてしまうことがあります。

汚れがひどいときにクリーナーなどを使用し、普段は水洗い程度にとどめておきましょう。濡れたタイヤは乾いた布できれいに拭き取ります。

タイヤに優しい運転を心掛ける

急発進や急ブレーキ、急ハンドルはタイヤの負担になります。摩耗が早くなりタイヤの寿命を縮めることになりかねません。

また、「急」を避けた運転はエコにも安全運転にもつながるメリットもあります。

 

タイヤのローテーション・交換もカーコンビニ倶楽部がお得!

今回はタイヤの寿命を延ばすタイヤローテーションについてご紹介しましたが、カーコンビニ倶楽部株式会社ではタイヤローテーションはもちろん、点検からタイヤ交換までお客様のご要望にお答えいたします!

点検の際はタイヤの状態を元に適切なアドバイスを行い、交換が必要となった際にもリーズナブルな費用でお客様にご納得いただけるよう見積もりからご対応いたします。

気になる費用については、タイヤ交換となった場合でもカーコンビニ倶楽部株式会社なら1本あたりの工賃は1,571円(税別)からとなります。

詳しい費用についてはこちらからご確認いただけます。

タイヤはお車を安全に走行させる上で重要な部品となります。

タイヤの劣化などが原因で事故を起こさないためにも、定期的な点検と早めの交換で危険を未然に防ぐことが大切です。

カーコンビニ倶楽部株式会社ではお客様のご要望にリーズナブルな料金設定にてサポートいたしますので、何かお困りの際はお近くのカーコン店舗までお気軽にご相談ください!

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