その付け方は違反かも?ドライブレコーダーの正しい取り付け場所とは
2021年06月03日
もしもの事故の際や近年増加している煽り運転の対策に有効なドライブレコーダーですが、ドライブレコーダーの取り付けで違反になる場合があることを皆さんはご存知でしょうか?今回はそんなドライブレコーダーの正しい取り付け場所についてご紹介します。
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50%近い搭載率!ドライバーの安全や権利を守るドライブレコーダーとは?
交通トラブルの多様化が進んだことで、トラブル発生の瞬間を記録できるドライブレコーダーに対するニーズが急速に高まっています。
ドライブレコーダーは、バスやタクシーなどの旅客車両の事故発生状況の記録のため2003年に実用化されたもので、当初は一般車両への搭載は非常に数少ないものでした。
しかし2020年には約50%近くまで搭載率が延びたため、ドライブレコーダーは一般的な車載アイテムに位置付けられていると言えるでしょう。
また海外市場でもドライブレコーダーに対するニーズは高まりをみせていて、世界的にドライブレコーダー搭載の有益性が認められていると言えます。
市場ニーズの高まりで国内外の数多くのメーカーがドライブレコーダー製造に乗り出し、大型カー用品店やオンラインショップなどでは多彩な機種が取り扱われています。
多機能化や低価格化が推し進められたことも、ドライブレコーダーの普及を大きく後押ししていると考えられ、今後も搭載率が向上することが予想されます。
自動車の窓ガラスは道路運送車両の保安基準で規制されている
ドライブレコーダーの撮影画像は事故発生時の責任割合の判定時に大きな効果を発揮するので、全方向の撮影を行うのが理想的ですが車両前方に搭載されるケースが一般的です。
車両前方を記録するためにフロントガラスにドライブレコーダーを搭載するケースがみられますが、搭載方法によってはドライブレコーダー搭載が違法になるケースがあります。
国内の公道を走行する全ての自動車は道路運行車両法の規制を受けていて、国の定める保安基準を満たしていることを定期的な車検で証明することが義務付けられています。
保安基準のなかで自動車の窓ガラスはドライバーが周辺情報を目視確認するための重要部品に位置づけられ、フロントガラスに設置できるものは法律で厳しく制限されています。
フロントガラスに貼れるものとして挙げられるのは
・視整備命令標章
・臨時検査合格標章
・検査標章
・保案基準適合標章
・共済標章又は保険・共済外標章
・故障ステッカー
・バックミラー
・公共の電波を受信するために全面ガラスに貼り付けるアンテナ
・塗装か貼り付けた状態で、運転手の視野を妨げる歪みがなく、運転手が交通状況を確認するために必要な視野範囲において、可視光線透過率70%以上が確保できる透明のもの
・国土交通大臣または地方運輸局長が指定したもの
に限定されています。
ドライブレコーダーは事故発生の瞬間を記録できるので、フロントガラスに設置することが許可されていますが、ドライバーの視界をさえぎらない方法で設置する必要があります。
また1988年の法改正で運転者撮影用のドライブレコーダーの設置も許可されましたが、同様にドライバーの視界をさえぎらない方法での設置が求められます。
ドライブレコーダーの取り付けで違反になる可能性がある
近年ドライブレコーダーの需要が増加し、ドライブレコーダーを取り付けるドライバー、または取り付けを検討している自動車ユーザーも増えてきています。
煽り運転の対策や事故時に自身を理不尽な状況から守る意味でも、ドライブレコーダーは必要なものとなっている証拠でしょう。
そんなドライブレコーダーが原因で違反になる可能性があることをご存知でしょうか?
具体的に言うと、ドライブレコーダーの取り付け方、取り付け場所が正しくないと保安基準違反となり、単純に言えば違法改造と同じ扱いになってしまいます。
これはフロントガラスがドライバーの視野を確保するために重要な部品であることと、ドライブレコーダーがそんなフロントガラスに取り付けられることが理由です。
フロントガラスは取り付け場所が上部20%以上にドライブレコーダーを含む取り付け、貼り付けを行うことはNGとなっています。
このため、ドライブレコーダーもこの上部20%の場所に収まっている必要があり、それ以外のフロントガラスに貼り付けられていると違反となり、当然車検も通すことができません。
この20%はおおよそルームミラーより上部を指します。
ドライブレコーダーの取り付けをする際は、この20%に意識して取り付けなくては違反となりますので注意が必要です。
カーコンビニ倶楽部ではさまざまな車載機器の取付けサービスを提供しております。プロの整備士が違法性のない確実な方法でのドライブレコーダーの取付けも行っていますので、ご安心いただけます。
正しいドライブレコーダーの取り付け方や場所とは
では、違反にもなりかねないドライブレコーダーの正しい取り付け方や取り付け場所とはどのようなものになるのでしょうか?
ドライブレコーダーは電装品となりますので、電源となる電気をシガーポケット、またはヒューズボックスを始めとする必要な配線から取ってくる必要があります。
しかし、ドライブレコーダーは先ほどもご紹介した通りフロントガラスのさらに上部20%の場所に取り付けなくてはなりません。
つまり、本体をフロントガラス上部20%に取り付けた上で電源となる電気を配線でピラーから内張内部やフロアマット下を這わせてシガーソケット、またはヒューズボックスなどまで持ってくる必要があります。
綺麗に配線を隠す、または這わせた配線が元で異音が発生するなどのトラブルを防止するためには必要に応じてピラーや足元のグローブボックスなどの内張を脱着し既存の配線と一緒に束ねることも必要です。
また、ドライブレコーダーはフロントガラス付近の比較的目立ちやすい電装品ですので、運転中に注意力が散漫することなどを防止する意味でも綺麗に取り付けることが大切と言えるでしょう。
このように、愛車のインテリアの雰囲気を壊すことなく、違法性のない取付けで確実にトラブルの記録が行えるドライブレコーダーの搭載は技術力が必要です。
カーコンビニ倶楽部では確かな技術と知識を持つ整備士が、丁寧にドライブレコーダーの取り付けを行います。まずはお気軽にご相談ください。
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違反でなくともドライブレコーダーの取付け角度を誤ると役に立たない
ドライブレコーダーの設置は交通事故や交通トラブル発生時の有効な証拠となりますが、取付け位置や角度を誤るとせっかく搭載していても決定的瞬間を記録できません。
ドライブレコーダーは加減速時に発生する縦方向のG(慣性力)やコーナリング時の横方向のG(遠心力)の影響を受け、不十分な取付けだと走行中に撮影角度が変化します。
また急停止の際に発生する減速Gは非常に大きなものですので、取付けがふじゅうぶんな場合はハズレたドライブレコーダーが車内を飛び回ることになりかねません。
必要な画像情報を確実に記録するためには、走行中に受けるさまざまな力を考慮し、適切な位置や角度で頑丈にドライブレコーダーを取り付ける必要があります。
さらに、ドライブレコーダーへの電力供給を行う電源コードの処理は難しく、コードの処理が上手くいかないと車内のインテリアの統一感が台無しになります。
車載機器に接続するコード類の処理には経験とコツが必要となるので、DIYでは専門家に依頼した場合の高い完成度を再現するのが非常に難しいと言えます。
違法性のない位置で確実に必要な画像を記録することや、インテリアの統一感を崩さないことがドライブレコーダーの設置時には求められるので専門家への依頼がおすすめです。
カーコンビニ倶楽部では、購入したドライブレコーダー持ち込みの取り付けにも対応しています。ご希望の機種を直接購入しおクルマと共にカーコンビニ倶楽部にお持ち込み頂ければ専門家が正確で頑丈、美しい仕上がりで取り付けいたします。
正しい場所へのドライブレコーダー取り付けはプロへの依頼が賢明
ドライブレコーダーの取り付けについてご紹介しましたが、電装品初心者を含む素人のドライブレコーダー取り付けはオススメできません。
オススメできない理由は下記の通りです。
・内張の脱着など取り外しで部品を損傷する恐れがある
・自動車の内部部品は鋭利なものが多く、怪我をする恐れがある
・正しく取り付けられていないと違反だけでなく正常な作動が期待できない恐れがある
・自身で行う苦労や煩わしさ、リスクに対してプロに任せた方がコストパフォーマンスが高い
特に、ドライブレコーダーは事故の際の証拠となり得る重大な電装品です。
正しい取り付け、正しい取り付け場所に取りつけられていないことが原因で相手の車両情報や信号などの道路状況が収められなければ意味がありません。
また、アイサイトなどの一部車両では取り付けに関して細かく制限があるなど、素人では取り付けが困難な機種もあります。
何よりも、ドライブレコーダーの取り付けで時間を消費し、誤って部品を破損させて交換費用を払うリスクを背負うよりも、初めからプロに依頼しておいた方が手間も費用もかからずお得に済ませられることもございます。
車種によって工程や取り付けの際に加工の有無が変わりますので費用は一概に言えませんが、見積もりをしてみると思ったほどお金がかからないなんてこともありますので、まずは見積もりをオススメします。
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