カーコンコールセンター24時間受付中 0120-0120-55

雪道でノーマルタイヤだと捕まる?知っておくべき雪道の法令とは

2022年01月07日

冬になると雪で路面が凍結することも多く、通常であればタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを装着するでしょう。なかにはノーマルタイヤで走行する強者もいますが、非常に危険であり、違反している可能性もあります。今回はそんなノーマルタイヤで雪道を走行する際に、知っておきたい法令やトラブルについてご紹介します。

素早く丁寧リーズナブル!タイヤのお困りごとはカーコンへ

点検・修理から車の購入までカーライフをトータルサポート。カーコンビニ倶楽部の修理・メンテナンスはタイヤ交換・チェーン取り付けにも対応。高い技術力を持つスタッフが丁寧かつ素早く交換いたします。

道路交通法でドライバーは「安全運転の義務」が義務付けられている

突然の雪や季節外れの大雪の時に「少しの距離なら大丈夫」と考えて、ノーマルタイヤで走りだしたくなることがあるかもしれません。しかし雪道は思っている以上にスリップしやすく大変危険です。

雪道をノーマルタイヤで走行する行為は道路交通法でいう「安全運転義務違反」とも考えることができます。処罰されることにもなるので「知らなかった」ではすまされません。

すべてのドライバーに当てはまる「安全運転の義務」とは?

道路交通法第70条で「安全運転の義務」が次のように規定されています。

「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。」

安全運転義務違反は違反点数が2点、反則金は普通自動車の場合9,000円に定められています。また安全運転義務違反による交通事故は、事故の大きさに応じて刑罰や罰金が科せられることになります。

 

ノーマルタイヤが雪道を走るのは法令違反

結論から言うと、ノーマルタイヤで雪道を走行してもしも立ち往生や事故を起こしてしまった場合、法令違反として取り締まられる可能性があります。

これは各都道府県の交通規則にて定められているもので、点数は累積(加算)されませんが法令違反した場合は普通乗用車の場合は6,000円の罰金が必要となります。

例外として沖縄県においてはこの雪道での滑り止め処置が義務付けられてはいませんが、多くのドライバーにとってこの法令は雪道を走る上で該当となるはずです。

特に注意したいのが、普段雪が降らない地域にお住まいの方の雪道走行でしょう。

急な豪雪によって凍結した路面をノーマルタイヤで走ることは、法令違反による反則金だけでなくスリップなど事故を起こす恐れもあり大変危険です。

ただでさえ雪道の運転に慣れていないことが想定されますので、冬になったらスタッドレスタイヤへの履き替えやチェーンを車載するなどの用意が大切となります。

雪道走行に関する法令違反はもちろん、日ごろの点検と併せて万全の準備をしておきましょう。

 

雪道凍結路面を安全に走行するなら「スタッドレスタイヤ」装着を

雪道や凍結路面を安全に走行するために冬が近づくとスタッドレスタイヤを装着する方も多くいます。

スタッドレスタイヤは乾いた路面でもノーマルタイヤと同じように走行でき、冬の期間中はずっと履き続けることができて便利です。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの違いは?

乾いた道路を走行できるとはいえ、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤを同等に扱うことはできません。スタッドレスタイヤは雪道や凍結道路を安全に走行できるように作られているからです。

スタッドレスタイヤが雪道で高いグリップ力を発揮するのは、トレッド面に深い溝があるからです。またトレッドパターンに工夫が凝らされていて、氷上の水膜を取り込みながら走行できるように設計されています。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤは素材にも違いがあります。スタッドレスタイヤは低温域でも硬化しないゴムが使用されています。

冬が終わったらノーマルタイヤに履き替えよう!

タイヤを保管するスペースや脱着の手間を考えて、冬が終わってからもスタッドレスタイヤを履き続けたいと思うかもしれません。しかし春先にはノーマルタイヤに履き替える必要があります。

スタッドレスタイヤは冬場の雪道や凍結路面で高い効果が得られますが、タイヤ強度が低いため乾燥路面の走行は苦手です。また乾燥路面での走行を続けるとトレッド面の溝の消耗が早く、タイヤの寿命を短くしてしまいます。

タイヤは走行性能だけでなく安全にも直接関係する重要なパーツです。思わぬ事故にもつながりかねませんから、春先にはノーマルタイヤに履き替えて安全運転を心がけましょう。

スタッドレスタイヤでもチェーン規制区間はチェーンが必要

「スタッドレスタイヤに履き替えたのでチェーンはもういらない」と考えている方はちょっと待ってください。チェーンを処分せずにトランクに保管しておく必要があります。というのは2018年12月からスタートしたチェーン規制の制度があるからです。

チェーン規制発令時はスタッドレスタイヤでもチェーン装着が必要

大雪時にチェーン規制が発令されると、走行している道路によってはスタッドレスタイヤでもチェーンの装着をしなければなりません。うっかりしてチェーンを忘れると通行止めにより引き返さなければならない場合もあります。

大雪による立ち往生がニュースになることがありますが、場所や状況によってはスタッドレスタイヤだけでは不十分な場合があります。これまでの事例を踏まえて2018年12月にチェーン規制の制度がスタートしました。

チェーン装着が義務付けられている規制区間は?

チェーン規制発令時にチェーン装着が義務付けられている規制区間は一般国道では6区間、高速道路では7区間あります。大雪によりチェーン規制が発令されると規制区間ではチェーン装着が義務となります。

季節外れの大雪の可能性も考えて、お出かけの際は規制区間や天気予報の確認を怠ることがないようにしましょう。

 

雪道で起こりやすいトラブルとは

雪道で気をつける必要があるのは法令や反則金だけではありません。

スタッドレスタイヤに履き替えたとしても、そのタイヤが劣化していたり空気圧が抜けていたりしては走行時にパンクやバーストに繋がる恐れもあります。

特にスタッドレスタイヤは冬場の限られた時期にしか履かないことからメンテナンスが行き届きづらいものです。タイヤを履き替えるだけでなく、タイヤの溝やヒビなどの劣化具合に応じてスタッドレスタイヤの交換も考慮ししておきましょう。

そのほか、雪道ができるような寒い季節はバッテリーの過放電もトラブルの原因となりやすいです。

バッテリーは気温によって出せる性能が異なり、気温が低くなる性能は低下し暗い時間の多い冬場では電気の使用が増えることから充電が間に合わずバッテリーが放電気味となります。

そのため雪の降る前にバッテリーを点検し、古くなったものや性能が劣化している場合は前もって交換することが大切です。

冬のトラブルの代表格ともいえるタイヤやバッテリーについてご紹介しましたが、点検などの予防にいざという時の備えとしてブースターケーブルやジャンプスターター、タイヤチェーンを車載しておくと良いでしょう。

 

雪道が原因で車がサビることも

雪道といえば塩化カルシウムによるサビ被害も忘れてはなりません。

雪道の融雪剤として使用される塩化カルシウムには、雪を溶かしてくれるだけでなく潮風などの塩害と同じ塩分を含んだ水となって、車両の下回りにサビを生じさせる原因となります。

塩分がサビにつながるのは、水分が下回りの金属から蒸発せず酸化を促進させることが理由です。

そのため、サビを防止する対策として下回りについた塩分を水で洗い流す必要があります。

ただし、本格オフロードSUVのような車高の高い車両でもない限り下回りを隅々まで洗い流すことは難しく、さらには高圧洗浄機のような設備も必要となります。

これらのサビを予防するために効果的なのが下回りの防錆塗装、いわゆるシャシコートです。

車両のボディと同じように下回りにサビを防止する専用の防錆塗装をすることで、融雪剤に含まれる塩化カルシウムから車を守ることができ、定期的に塗るだけでサビの防止が期待できます。

上記の動画は、カーコンビニ倶楽部株式会社で行っているシャシコートのPR動画です。

カーコンビニ倶楽部株式会社で行っている究極のシャーシ防錆「ラストップ」では、お車の状態に合わせて2層処理が行われ、これからできるサビの予防だけでなく、既にサビが進行している部分にも最大限の防錆効果が期待できます。

防錆処理についての費用や施工店舗については車種や対象店舗によって異なりますので、ご検討の際はまずお近くのカーコン店舗へお気軽にご相談ください!

お近くの店舗はこちらからお探しいただけます。

 

季節ごとの車の対策・メンテナンスもすべてカーコンビニ倶楽部へご相談を!

今回は雪道に関しての法令やトラブルを防ぐ対処法についてご紹介しました。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、雪道に関しての法令にも的確にアドバイス、雪道のトラブルや雪道でのスリップも含めて事故による板金塗装修理も対応いたします。

もちろん、日頃のオイル交換から車検、お車のコーティングまで幅広いニーズに合わせてお客様のカーライフをサポート!

費用はバリュープライスに抑えながらも経験豊富なスタッフがお客様のカーライフに適切なアドバイスをいたします。

カーコン店舗によっても対象のサービスは異なりますが、もしお車のトラブルでお悩みの場合はお近くのカーコン店舗までお気軽にご相談ください!

お近くのカーコン店舗はこちらからお探しいただけます。

カーコンビニ倶楽部 スーパーショップ認定店ならカーライフを総合的にサポート!

『スーパーショップ』は、 カーコンビニ俱楽部の提供サービスをお客様に総合的にご提供可能な特に優れている店舗に付与している称号です。
カーコンビニ俱楽部のスーパーショップ認定店なら愛車の修理・点検も、新車にお乗り換えも ワンストップでご提案いたします。

そんなスーパーショップの3つの特徴とは…

1. 提案力

スーパーショップでは、修理や点検から、車検や車の買い替えなどお車に関するすべてのサービスをご提供しておりますので、お客様に最適なサービス・プランを的確にご提案いたします。

2. 高い技術力

スーパーショップでは、高品質修理「カーコン工法」をはじめとし、カーコンビニ倶楽部が推奨する技術を積極的に導入しており、お客様にご満足いただける技術力でご対応いたします。

3. トータルサポート

車を綺麗にしたい、キズやへこみの修理をしたい、車の乗り換えなどカーライフ全般におけるサポート体制を整えております。小さなお悩みはもちろん、どんなお困りごともお気軽にご相談いただけます。

キズ・へこみ直しはもちろん、点検やメンテナンス、車検、車の買い替えなどスーパーショップだからこそできることを、お客様のお悩みに寄り添って、さまざまなメニューから最適なメニューをご提案。まずはお気軽にご相談ください!

お近くのスーパーショップはこちらからお探しいただけます。

  • ※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。
  • ※本コラムに掲載の内容は、本コラム掲載時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。