冬にバッテリートラブルが多い原因とは?対処法・防止策も徹底解説

2025年01月17日
季節によって、車のバッテリートラブルが起こりやすくなることはご存知でしょうか。
特に冬場は突然のバッテリートラブルに見舞われやすいため、事前に対処法やトラブルの防止策を知っておく必要があります。
そこで今回は、季節によってバッテリートラブルが起こりやすくなる理由やトラブル発生時の対処法、防止策、バッテリー交換時の料金目安などを詳しく解説いたします。
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冬にバッテリートラブルが起こりやすくなる理由
バッテリー上がりは冬が本番と言われることが多いですが、皆さんはその理由をご存知でしょうか?
そもそもバッテリーとは、皆さんの生活にも馴染み深い電池と同じような役割をしており、自動車用に大型化された乾電池のような存在です。
主に運転席の前のエンジンルームに取り付けられているバッテリーですが、エンジンの始動時やエンジン停止時の電装品はこのバッテリーの電気を利用して稼働します。
そのため、バッテリーが上がって動かなくなると電装品だけでなくエンジンすらかけることができません。
バッテリーは鉛と液体の希硫酸によって構成されており、液温が低くなるほど性能が低下してしまいます。
また、冬は暗くなるのも早く寒いこともあって電装品の使用量が増え、バッテリーの性能もあって走行中の蓄電に使用量が間に合わないことから、冬はバッテリーが上がりやすくなります。
現在は長寿命の高性能バッテリーが一般的になり、バッテリーも3年と長期的な仕様が可能です。
しかしバッテリーはエンジンの始動と重要な役割を担うものであるため、冬を前に点検をしておいた方が安心です。
バッテリートラブルは夏にも起こりがち
バッテリートラブルは冬だけでなく、夏にも起こりやすくなります。
夏は車の電装品の中でも特に電力消費が激しい、エアコンを酷使する時期です。
バッテリーに蓄えられた電力を超えるパワーを消費してしまうことも多く、結果的にバッテリー上がりにつながります。
冬のバッテリートラブルの主な原因は性能の低下、夏のバッテリートラブルの主な原因は消費電力の増加であることを認識のうえ、車の使い方に注意しましょう。
冬にバッテリートラブルが起きたときの対処法
突然のバッテリートラブルに見舞われるリスクに備え、トラブル発生時の対処法を知っておきましょう。
ブースターケーブルで電力を供給する
ブースターケーブルとは、自分の車のバッテリーと他の車のバッテリーを接続して電力を供給してもらうために必要なケーブルです。
バッテリーが積まれているボンネットを開けて、ブースターケーブルでバッテリー同士を接続しましょう。
なお、接続の際は必ず以下の方法で行います。
1 バッテリーが上がった車の+に赤色のケーブル、救援車の+に赤色のケーブルを接続
2 救援車の-に黒色のケーブル、最後にバッテリーが上がった車の-に黒色のケーブルを接続
そのままエンジンをかけ続け、充電されるまで待ちます。
ブースターケーブルは愛車に万が一のトラブルが起きた場合だけでなく、救援を求める車と遭遇した際にも役立つアイテムであるため、常備しておきましょう。
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは、他の車から電力供給を受けずとも愛車のバッテリーに充電できるアイテムです。
いわば外付け型のバッテリーで、愛車のバッテリーと接続して使います。
製品によってはUSB出力ポートがついていることもあり、スマホの充電にも使えて便利です。
ロードサービスに連絡する
ブースターケーブルやジャンプスターターを備えておらず、自力で対処できない場合は保険会社のロードサービスを利用しましょう。
時間帯や場所にもよりますが、連絡から30分~1時間程度で駆けつけてくれることが多いです。
なお、ロードサービスは保険会社によって無料か有料かが異なります。
どちらにしてもいざというときの心強いサポートとなるため、加入しておくことをおすすめします。
冬のバッテリートラブルの防止策
バッテリートラブルが起こりやすい冬場は、バッテリーの状態をしっかりと確認して車を使用する必要があります。
快適なドライブを続けるためにも、以下の防止策を参考にバッテリートラブルを未然に防ぎましょう。
バッテリーを温める
冬場は気温の低下で放電しにくくなっているため、バッテリー専用の保温材で適温を保つという方法が有効です。
バッテリー専用の保温材には特殊な断熱素材が使われており、バッテリーを覆うようにして使えば冷気・熱気からバッテリーを保護することができます。
なお、保温材は製品によって適合サイズが異なるため、購入前に確認しておきましょう。
車を使わなくてもこまめにエンジンをかける
車を使っていない間にもバッテリーは少しずつ放電を続けており、やがて蓄えられた電力が枯渇していきます。
そのため、車を使う予定がなくても定期的にエンジンをかけて充電する必要があります。
頻度としては新品なら月に1回程度、古いバッテリーなら1週間に1回程度を目安に、30分以上は走行させましょう。
定期的にバッテリーの状態を確認する
目視による定期的なバッテリー点検を習慣づければ、バッテリーの異常にいち早く気づきやすくなります。
バッテリーを点検する際は、バッテリー液の残量や電圧をチェックしましょう。
バッテリー液は箱型の半透明なケースに入っており、上限ライン・下限ラインの間に収まっていれば正常です。
不足していたら業者に相談し、補充を行ってもらいます。
電圧は、専用の電圧計を使って測定します。
エンジンを始動させた際に10V以上なら正常、10V未満なら電圧が低下気味、9V以下はバッテリー交換が必要です。
バッテリーを交換する
バッテリーの一般的な寿命は2~3年程度ですが、車の使い方によっては3年以上交換が不要な場合もあれば、半年程度で交換が必要になる場合もあります。
以下のような症状が現れたら、バッテリーの交換時期が近付いているサインです。
・エンジンがかかりにくい
・ヘッドライトやルームランプの明るさが低下している
・パワーウィンドウの動きが遅い
・アイドリングストップ機能が不安定
年数にかかわらず、車の電気系統に関わる部分で少しでも違和感を覚えたら、早めに交換を済ませておくと安心です。
冬のバッテリートラブルや日々の点検・メンテナンスもカーコンビニ倶楽部へお任せ!
冬でもバッテリーを上げないためには定期的なメンテナンスと交換が大切です。
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カーコンビニ倶楽部ではバッテリー交換をはじめ、バッテリーに関わるメンテナンスサービスを幅広く取り扱っております。
主なメンテナンスとそれぞれの料金目安は、以下の通りです。
メンテナンス | 料金 |
バッテリー交換 | 2,409円〜/個 |
プラグ交換(一般タイプ) | 602円~/本 |
プラグ交換(シート下にエンジンがある車) | 9,323円~/台 |
プラグ交換(スバル水平対向) | 12,047円~/台 |
プラグ交換(ロータリーエンジン搭載車) | 5,971円~/台 |
バッテリー交換は車種や交換するバッテリーの値段によって工賃と部品の合計金額が大きく変化いたしますので、まずはご気軽にお見積もりからご相談ください。
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