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サスペンション交換時期の目安や費用相場を知ろう

2023年01月24日

車の重要パーツであるサスペンションは年々劣化していきます。もし愛車の乗り心地が悪くなったと感じる、ハンドルが振れてしまう、タイヤの偏摩耗が気になる、ということがあったらそれはサスペンションの劣化が原因かもしれません。

 

今回はサスペンションの交換時期や交換に必要な費用について、詳しく紹介します。

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サスペンションを構成するパーツと各部品の寿命

サスペンションは、大きく分けるとコイルスプリング、ショックアブソーバー、サスペンションアームの3つの部品で構成されています。

スプリング

スプリングは車両の重量を支え、路面の状況に応じて伸縮することで衝撃を和らげ、乗り心地を確保したりタイヤの設置性を維持したりする役割があります。

スプリングの寿命は走行距離約10万km、新車登録から10年程度といわれています。

サスペンションアーム

サスペンションアームは、タイヤの角度や位置を決め、車を安定して走行させる役割を担っています。サスペンションとタイヤの上下運動の支持軸となるパーツです。

サスペンションアームは耐久性が高く、普通の車の乗り方をしていれば特に劣化を気にする必要はありません。ただし、取付け部のブッシュは劣化するので、ブッシュ交換は必要です。

ショックアブソーバー

ショックアブソーバーはスプリングの動きを調整するパーツで、ダンパーとも呼ばれます。ショックアブソーバーのセッティングが乗り心地や安定性に大きな影響を与えます。

サスペンションの構成部品の中では最も寿命が短く、走行距離5~8万km、また新車登録から8~10年程度が寿命の目安とされています。

 

サスペンションの種類

現在ではさまざまなサスペンションの方式がありますが、主に乗用車に採用されている方式についてご紹介します。

車軸懸架(リジットアクスル)

古くからある方式で、車軸で左右の車輪を連携した方式のことを車軸懸架、リジットアスクルといいます。

堅牢性があることに加え、構造が独立懸架式に比べると簡易なので整備しやすいことから、過酷な環境下で走行することを前提としている本格オフローダーやトラックなどに採用されることが多くなっています。

有名なところでは、卓越した悪路走破性を誇る軽オフローダーのスズキ「ジムニー」が採用しています。

なお、今となっては前後リジットアスクル式を採用している国産乗用車はジムニーだけです。

トーションビーム式

現在のFFコンパクトカーや軽自動車などのリアサスペンションとして多く採用されているのがトーションビーム式と呼ばれるものです。

ねじれを許容するクロスビームで左右輪がつながっているタイプで、車軸懸架と独立懸架の中間的な立ち位置にあります。

独立懸架(インディペンデント)

独立懸架(インディペンデント)は左右がつながれておらず、独立した構造になっています。

左右別々の動きができるため接地性や操縦安定性に優れ、上質な乗り心地が確保できるため、現在の乗用車の主流となっています。

ただしリジットアスクル式と比べると構造が複雑でコストが高い、というデメリットもあります。

インディペンデントサスペンションも構造の違いで数種類に分けられますが、ここでは比較的採用例の多い4種類について見ていきましょう。

ダブルウィッシュボーン式

ダブルウィッシュボーン式は、上下2本のA型のアームでタイヤを支える構造で、コーナリング時の接地性を高めたり、タイヤの持つグリップ力を発揮したりしやすく、上質な乗り心地が求められる上級セダンや性能の高さを追求するスポーツカーなどに多く採用されています。

マルチリンク式

基本構造はダブルウィッシュボーンと同じですが、4本以上のリンクを使用しているのが特徴で、細かい仕様はメーカーや車種によって異なります。

設計の自由度が高く、求める性能を追求しやすいため、ダブルウィッシュボーンよりもさらに性能を突き詰めたいハイスペックなスポーツカーなどへの搭載例が多い方式です。

マクファーソン・ストラット式

マクファーソン・ストラット式は、ショックアブソーバーにコイルスプリングと車輪を取り付けたもので、インディペンデント式の中では比較的簡易な構造であり、コストも安いことからインディペンデント式の中でも最も採用例が多い方式といえます。

なお、マクファーソン・ストラットの「マクファーソン」は設計者の名前です。

エアサスペンション

エアサスペンションはここまでで紹介したサスペンションとは全く異なる概念の構造であり、金属のコイルスプリングの代わりに空気のばね=エアバッグがその役割を果たすサスペンションです。

主にカスタマイズで装着されるものといえます。

車内から車高調整ができる、独特のやわらかい乗り心地が得られるなどのメリットがありますが、一般的なサスペンションよりも高額となっています。

また、公認を取得しなければならないため「記載変更」もしくは「構造変更」の手続きが必要になります。

 

サスペンションの役割とは

サスペンションは車の足回りを支える大切な部品です。

ボディとタイヤの間に設置されており、路面からタイヤを通して伝わる振動や衝撃を吸収して快適な乗り心地の実現に貢献したり、タイヤの路面追従性を保って操縦安定性を確保したりするのが主な役割です。

またサスペンションは車の重量を支える役割も果たしています。サスペンションの部品であるスプリングのこの働きのおかげで車は車高を保っていられるのです。

 

サスペンション交換の必要性

サスペンションが劣化した状態で走行を続けると、さまざまな不具合が起こる可能性があります。

オイル漏れ

ショックアブソーバーの内部にはオイルが充填されており、ピストンを上下させることで減衰力を発生させ衝撃を吸収しています。

ショックアブソーバーが劣化するとこの内部のオイルが漏れることがあります。

オイル漏れを起こすと本来の減衰力を発揮できなくなり、乗り心地が悪くなったり操縦安定性が失われたりするので、早急に点検・整備するようにしてください。

車の揺れやがたつきが発生する

サスペンションが劣化すると、減衰力が失われて行くので路面からの衝撃をいなすことができず、いつもは感じないような揺れや突き上げが発生します。

またサスペンションは4輪すべてに設置されているので、どれか1個のサスペンションのスプリングが劣化するとその位置だけ車高が下がり、車両の歪みやがたつきにつながることもあります。

タイヤの偏摩耗が激しくなる

サスペンションは4つすべてが同じように劣化するわけではありません。それぞれ劣化度合いが異なるためバランスが崩れ、各輪に均等に車重がかからなくなります。

そうなるとタイヤの偏摩耗が通常よりも激しくなるのです。

なお、サスペンションを交換せず劣化を放置すると事故の危険性もあります。異常を感じたらできるだけ早くメンテナンスを依頼することが大切です。

 

サスペンションを交換するメリット

サスペンションを交換するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

乗り心地の向上

サスペンション交換のメリットとしてまず挙げられるのは、乗り心地の向上でしょう。

サスペンションが劣化するととうまく衝撃を吸収できずに乗り心地は悪くなります。

こういった場合はスプリングを交換したり、ショックアブソーバーの減衰力を変えたりする必要があります。

操縦安定性、操作性の向上

また、劣化したサスペンションで走行すると車が安定しないなど操縦安定性に影響をきたしたり、ステアリング操作に対するタイヤの反応が鈍くなったりなど操作性にも問題が生じることがあります。車両の挙動が思い通りにならず、事故につながることも。

この場合もサスペンションを交換することで、操縦安定性や操作性を取り戻すことができます。

車高を下げてスタイリッシュさをアップ

乗り心地や操作性などの機能的な問題からではなく、サスペンションを交換することもあります。サスペンションを交換して車高を下げると迫力のあるルックスになるドレスアップ効果が期待できるからです。

ただし、保安基準を超える過度な車高調整や指定部品以外のアブソーバーに交換すると、車検に通らなくなりますので、事前にプロに相談することをお勧めします。

 

サスペンションの交換時期とタイミングについて

サスペンションの交換時期は、劣化のサインや走行距離、使用年数からも判断することができます。

サスペンションの劣化のサイン

サスペンションが劣化すると、さまざまなサインが現れます。これまでに感じたことのない揺れや衝撃を感じたら足回りに原因があることがほとんどです。

タイヤをチェックし、タイヤの状態や空気圧に問題がないのであればサスペンションの劣化を疑ってみてください。

また、段差などでバンパーや下回りをぶつけてしまうことが増えた場合も要注意です。サスペンションの劣化によって車高が下がってきている可能性があります。

さらに、走行中に異音がしたり、舗装された道を走っているのに車が横揺れしているような感覚があったりする場合もサスペンションの劣化によってタイヤが偏摩耗し、車両バランスが崩れていることが原因かもしれません。

同乗者の意見も参考に

こういった劣化のサインは、ドライバーよりも同乗者のほうが敏感に反応することもあります。

同乗者が違和感を訴えたときは耳を傾け、車両をチェックしてみましょう。

走行距離・新車登録の年数から判断

サスペンションは走行性能や乗り心地に関わる重要な部品です。劣化すると性能が十分に発揮できなくなるばかりか、事故につながりかねない危険な状況を招く可能性もあります。

そのため、特に問題が発生していない場合でも走行距離、使用年数から判断して劣化のサインが現れる前に交換するのもひとつの方法です。

先にサスペンションの各部品の寿命の目安について触れましたが、それぞれの部品に問題がない場合の交換時期の目安としては走行距離10km、新車登録からの使用年数10年程度を目安に交換することをおすすめします。

 

サスペンションの交換はどこでできる?

サスペンションの交換は、ディーラーを始め整備工場やカー用品店などに依頼することができます。

ディーラー

さまざまな業者で整備や修理、カスタマイズなどができるようになった今、信頼性や安心感で選ぶならディーラー、という声がいまだにあるのはやはりそのブランドやメーカーの車を専門的に扱い、特徴を知り尽くしているからということと、ブランド力維持のために一定の技術力がある、ということが挙げられるでしょう。

基本的に純正部品を使用して修理や整備を行うことに加え、さまざまなサービスがあるため工賃が高額になりがちです。

整備工場

整備工場も地元に根差したサービスを長年展開してきた業者が多く、技術力に関しては高い傾向があるといえます。

ディーラー同様、サスペンションやエンジンなどといった重要部品の修理や交換なども安心して任せられるでしょう。

また、ディーラーよりも融通が利き、中古部品やリビルドパーツの利用のなどにも積極的に応じてくれる工場もあるため、カスタマイズなどの相談もしやすいという声もあります。

整備工場の中には一般的な整備や車検に加え、サスペンションチューンナップなどのカスタマイズを得意としている業者もあります。

カー用品店・ガソリンスタンド

カー用品店やガソリンスタンドにも整備や修理が依頼できる店舗もあります。

ただ、整備工場のようにそれを専門としているわけではないため、エンジンやサスペンションなどの重要部品の修理や交換には対応していないケースもあります。

また、受け付けていたとしても外部の整備工場に委託している場合がほとんどであり、その分時間がかかります。

それぞれ費用相場は異なるので、修理を依頼する際は相見積もりを取って比較検討しましょう。

なお、サスペンションは安全にもかかわる重要度の高いパーツのため、確かな技術力があり信頼できる、と思える業者に依頼することが大切です。

 

サスペンションの交換費用はどれくらい?

サスペンションの交換にはどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。ここでカーコンビニ倶楽部でのサスペンション交換費用を紹介します。

<国産車>

・スプリング・ショック一体 交換・トーイン調整(フロント)8,223円~/本(税込)

・組付済サスペンションセット 交換・トーイン調整(フロント)25,142円~/セット(税込)

・スプリング 交換・トーイン調整(フロント)8,223円~/本(税込)

・フロント・ショックアブソーバー 交換・トーイン調整8,223円~/本(税込)

・リヤ・ショックアブソーバー 交換8,223円~/本(税込)

 

<輸入車>

・スプリング・ショック一体 交換・トーイン調整(フロント)10,450円~/本(税込)

・組付済サスペンションセット 交換・トーイン調整(フロント)35,200円~/セット(税込)

・スプリング 交換・トーイン調整(フロント)10,450円~/本(税込)

・フロント・ショックアブソーバー 交換・トーイン調整10,450円~/本(税込)

・リヤ・ショックアブソーバー 交換10,450円~/本(税込)

 

サスペンション交換のご相談はカーコンビニ倶楽部へ!

サスペンションの劣化の可能性がある症状を車に感じる、サスペンションの劣化時期に来ているなど、サスペンションの交換を考えているのであればカーコンビニ倶楽部へぜひご相談ください。

カーコンビニ倶楽部では早い、キレイ、リーズナブルな価格をモットーにサスペンションの交換はもちろんのこと、車に関するさまざまな修理やメンテナンスを行っています。

事前にお見積もりをお出しし、ご納得いただいたうえで施工いたしますのでご安心ください。

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24時間受付しているカーコンコールセンターもあるので、いつでも気になったときにすぐにご相談をお受けしたり、お近くのカーコン店舗のご案内をしたりなども可能です。

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