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タイヤの点検はどこをチェックする?自分で点検する方法も解説

2023年01月15日

タイヤに異常があるまま運転を続けることで、パンクやスリップがしやすくなるなど様々なデメリットが生じます。今回はタイヤ点検の必要性だけでなく、適切な点検の頻度やどこで点検を依頼できるのか?などについて詳しく解説いたします。自分でタイヤを点検する方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。

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タイヤの日常点検を怠ると生じるデメリット

タイヤは適正な状態で使用されて初めて、その役割を果たすものです。日常点検を怠ることでタイヤとしての機能が低下し、さまざまなデメリットが発生します。

バーストしやすくなる

空気圧の低いタイヤがたわんだ状態のまま回転を続けることで、接地面が変形しやすくなる「スタンディングウェーブ現象」が発生します。

スタンディングウェーブ現象が起こるとタイヤが高温になり、突然爆発するようにタイヤが破裂する「バースト」を引き起こす危険性が高くなります。

バーストすると衝撃でハンドルがとられ、事故に発展することもあるため非常に危険です。

燃費が悪くなる

タイヤの空気圧が低下していると接地面が増えるぶん抵抗力も強まるため、走行に多くのエネルギーを消費します。

その影響で、正常な状態で同じ速度・距離を走行した場合よりも燃費が悪くなってしまうのです。

ハンドル操作がしにくくなる

燃費の項でも触れましたが、空気圧が足りていないタイヤは接地面積が増え摩擦が大きくなり、ハンドル操作に対するタイヤの反応が鈍くなることもあります。

多少の空気圧不足程度であればそれほど影響はありませんが、空気圧が低下するにつれてハンドルは重くなり、操作性が悪くなります。

特に凹凸や轍のある道路ほど、運転がしにくくなります。

スリップしやすくなる

タイヤの溝がすり減っていたり、空気圧が低下したりしているとグリップ力が低下しスリップのリスクを高める原因になります。

特にタイヤの溝が浅くなっている状態で濡れた路面を高速で走行すると、「ハイドロプレーニング現象」を起こしやすいので注意が必要です。

ハイドロプレーニング現象が起こるとタイヤがしっかりと排水できず、タイヤが水の膜をまとったような状態になり、ハンドルもブレーキも効かなくなります。

タイヤが劣化しやすくなる

タイヤの空気圧が低くたわんだ状態に変形したまま走行を続けていると、タイヤの両端が地面に擦れやすくなります。

結果的に両端のゴム部分は摩耗が進み、タイヤの劣化も早まり短いスパンで交換せざるを得なくなるためコストがかさみます。

また、タイヤの劣化が早まるとその分パンクやスリップのリスクが高まるなど、様々なデメリットを被ることになるのです。

 

タイヤ点検の適切な頻度

タイヤの空気圧は、運転の頻度に関係なく日数の経過とともに低下していきます。

最低でも1ヵ月に1回程度の頻度で点検を行うことが望ましいですが、車に乗る頻度が高い方や高速道路での走行が多い方は2~3週間に1度の頻度で点検すると安心です。

とは言え「タイヤの点検方法が分からない」「忙しくて点検のために時間を確保できない」といった理由から、ついタイヤ点検を後回しにしてしまう方も珍しくありません。

そんなときは、タイヤ点検のサービスを実施しているプロへ依頼することをおすすめします。

 

タイヤ点検はどこでできる?

プロによるタイヤ点検は、主に以下のような場所で依頼可能です。

・ディーラー
・自動車整備工場
・カー用品店
・ガソリンスタンド

ディーラーは自社メーカーの車について熟知した整備士が点検整備を行ってくれるため安心感が強いですが、費用は割高に設定されている傾向にあります。

また、自動車整備工場は費用が割安に設定されているものの、技術力に「当たりはずれ」があるため依頼先は慎重に検討することが大切です。

街中で見かけることも多いカー用品店やガソリンスタンドは、いつでも利用しやすい気軽さと割安な価格設定がメリットと言えます。

ただし店舗の混雑具合によっては長い待ち時間が発生したり、作業を受け付けてもらえない可能性もあるため注意が必要です。

 

タイヤの点検で必ず押さえておきたいチェックポイント

空気圧

まずチェックしたいのが空気圧です。空気は多すぎても少なすぎてもいけません。燃費の悪化や走行性能の低下、バーストなどを未然に防ぐために、空気圧は定期的に確認しましょう。

なお、適正空気圧は車によって異なります。同じ車種であっても型式や年式が変わると適正空気圧が異なることや、前後のタイヤで適正空気圧が違うケースもあるので、必ず車両指定空気圧を確認してください。

適正空気圧は、ドア付近や給油口に貼られている表示シールに記載があります。

タイヤの溝

タイヤの溝がなくなると、排水性能やグリップ力が失われ、雨の日にスリップしたり、ハイドロプレーニング現象を起こしたりしやすくなり危険です。

一般的なタイヤは新品時約8mm程度の溝がありますが、摩耗によって溝は浅くなっていきます。なお、タイヤの残り溝は車検時にチェックされる保安基準に定めがあり、スリップサインが出る1.6mm以下になると車検に通りません。

ただし、そこまで摩耗しているとタイヤ本来の性能を発揮できず危険なので、可能であれば新品時の半分程度、残り溝が4mm程度で交換するのが理想的です。

スタッドレスタイヤの場合

スタッドレスタイヤの場合は残り溝の判断基準が異なります。スタッドレスタイヤは低温下で雪道などを走ることが前提となっているためノーマルタイヤよりも柔軟性の高いゴムを使用していることに加え、溝も新品時で10mm 程度と深くなっています。

スタッドレスタイヤにはスリップサインとは別に、溝の残りが50%になると露出するマークである「プラットフォーム」があり、プラットフォームが露出した状態では冬タイヤとしては使用不可になります。

なお、スタッドレスタイヤの場合はタイヤの弾力も非常に重要であり、残り溝が十分であったとしても硬化し柔軟性を失ったタイヤは冬タイヤとしての性能は発揮できません。

偏摩耗

タイヤは4輪すべてが同じように均等に摩耗していくわけではありません。駆動輪とそうでないタイヤでは摩耗度合いが異なることに加え、乗員や荷物の重量の偏り、運転の仕方などによって摩耗度合いは異なります。

タイヤローテーションで偏摩耗は防げる

一部が極端にすり減る偏摩耗を起こすと走行性能が低下することに加え、タイヤの寿命を縮めることになるため、走行距離5,000km程度を目安にタイヤの位置を入れ替えるタイヤローテーションを行いましょう。スペアタイヤも応急処置用のテンパータイヤではなく純正と同じものを積んでいる場合は、スペアタイヤも含めて5本でローテーションするのがおすすめです。

なお、回転方向の指定がある「方向性タイヤ」の場合は指定の位置に取り付けないと逆回転し抵抗が生まれ危険なので、よく確認してください。

タイヤローテーションは駆動方式やタイヤの種類によってタイヤの入れ替え位置などが異なるため、プロに依頼するのが確実で安心です。

キズ、ひび割れ

目視によるタイヤの外観チェックも大切です。異物が刺さったり溝に挟まったりしていないか、タイヤやホイールにダメージがないかをよく確認しましょう。

タイヤの表面、側面などにキズやひび割れを見かけたら、たとえそれがごく小さなものであっても要注意です。走行し続けるとキズが広がってバーストを起こしたり、釘などが刺さってパンクしたりする恐れがあります。

膨らみ

タイヤの一部だけが異様に盛り上がっているということはありませんか?ピンチカットと呼ばれる症状です。縁石に乗り上げた時などの衝撃で、タイヤ内部のカーカスコードが切れている可能性が高く、そのまま走行するとバーストなどの原因となります。コブのような膨らみを見つけたら要注意です。

また、空気圧が適正に保たれているにも関わらず、サイドウォール部分にへこみが出ることがあります。これは「アンジュレーション」という現象で、タイヤの内部に起因する現象ですがタイヤの性能や安全性に影響はないため、それほど気にする必要はありません。

製造からの経過年数・使用年数

タイヤは紫外線などによって経年劣化します。たとえ全く使用していない場合でも製造から一定の年月が経過していると劣化が進んでいるため、使用に適さない状態になってしまうのです。

走行距離や運転の仕方などにもよりますが、タイヤメーカーは使用開始から4~5年程度での交換を推奨しています。未使用の場合は製造からの経過年数10年程度が使用期限と考えてください。ただし、保管状態によってはそれより短くなることもあります。

タイヤの製造時期の確認方法

タイヤの製造時期は、サイドウォールで確認できます。サイドウォールにはアルファベット+4桁の数字が刻まれており、この数字が製造年月を表しています。前の2桁が製造された週、後ろ2桁が製造年となっており、仮に「1420」である場合、2020年の第14週、2020年3月30日~4月5日までの間に製造されたタイヤであることがわかります。

上記は基本的な点検箇所です。

釘が刺さったまま走行していても直ちにパンクせず、少しずつ空気が抜けていくことがあります。

「なんだかハンドルが重くなったな」「車体が流されているような気がする」など、少しでも異常を感じたら、そのままにせず、専門家に詳しくチェックしてもらうように心がけましょう。

 

カーコンビニ倶楽部ならタイヤの点検・交換も安心対応!

今回はタイヤ点検についての基礎知識について解説いたしました。

乗り心地や燃費が低下するだけならまだしも、パンクやバーストの原因になったり、ブレーキが効きにくくなったり、スリップしたりすれば自分自身はもちろん、同乗者や他の車、バイク、歩行者など周りの人にも危険が及びます。

法律でも義務付けられているタイヤ点検ですが、毎日これだけのポイントを点検するのは時間も労力も少なからずかかります。

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