車のメンテナンス10項目!消耗品は必ず定期的に交換しよう

2021年06月03日
愛車と長く付き合っていくには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスの行き届いた車はその能力を十分に発揮するとともに壊れにくくなり、寿命も長くなります。ここでは、定期的に行いたい車のメンテナンス10項目をご紹介します。
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車には定期的に交換しなければならない消耗品がある
車を使用すると、さまざまな部品が消耗していくため、こまめにメンテナンスをする必要があります。メンテナンスを怠ると重大な車のダメージにつながり、修理費用が高額になったり、場合によっては事故につながったりすることにもなりかねません。今回は、車を安全で快適な状態で使用するために必要な、車の定期的なメンテナンス項目を紹介していきます。
車のメンテナンス10項目とは?
全ての車には車検が義務づけられており、日本では車検を通過していない車は公道走行が許可されていないのはご存じの方も多いでしょう。では、車検さえ受けていれば、車のメンテナンスは十分なのでしょうか。
実は、そうではありません。車検以外にも数か月ごとにメンテナンスをしておいたほうが良い項目やチェックが必要な項目もあるのです。ここでは、定期的にメンテナンスしておきたい10項目をご紹介しましょう。
・項目1 エンジンオイル
エンジンオイルはエンジンを動かすのに必要不可欠なもので、エンジン動作をスムーズにする潤滑油として使用されています。
エンジンオイルは使用していくうちに、汚れて劣化していきます。劣化したエンジンオイルは、粘度が上がって潤滑油としての役割を十分に果たせなくなり、最悪の場合はエンジンの焼き付きを起こす可能性があるのです。
そのため、エンジンオイルはメンテナンス項目の中でも重要度が高いものであり、定期的な交換が必要となります。半年に一回、走行距離5,000kmが交換時期の目安です。
・項目2 オイルエレメント
オイルエレメントはエンジンオイルの循環道に設置され、エンジンオイルの不純物をろ過してエンジンオイルの汚れを取り除く部品です。エンジンオイルフィルターとも呼ばれます。
フィルターに汚れが蓄積すると、うまくろ過できなくなるので、こちらも交換が必要となる部品です。エンジンオイルを2回交換するごとに取り換えるといいでしょう。
・項目3 クーラント
一般的に冷却水と呼ばれるもので、エンジンの熱を冷却する重要な存在です。クーラントが不足したり、古くなって劣化したりすると、エンジンはオーバーヒートを起こして走行不能に陥ることもあります。
クーラントの交換時期の目安は2年に1回程度とされていますので、車検時に合わせて交換しておくといいでしょう。
・項目4 ブレーキオイル
ブレーキオイルはブレーキを作動させた際に制動力を伝えるために必要なもので、劣化するとブレーキの効きが悪くなったり、加熱により気泡が生じやすくなったりします。
突然ブレーキが効かなくなるベーパーロック現象を起こしやすくなるため、非常に危険ですので、必ず定期的な交換を行うようにしましょう。
交換時期は2年毎が理想です。クーラントと同じく車検時に交換してしまうと良いでしょう。
・項目5 ウィンドウォッシャー液
それほど頻繁に使用するものではないので忘れがちかもしれませんが、フロントガラスの汚れを洗い流すウォッシャー液も、定期的にチェックしておきたい項目のひとつです。
必要なシーンで使えないことのないように、1ヵ月に1回程度残量をチェックし、補充するようにしましょう。
・項目6 タイヤ
車の部品の中で唯一、地面に接するタイヤは非常に重要な部品です。タイヤのメンテナンスを怠ると、グリップ力が低下してスリップしやすくなったり、走行中にパンクやバーストを起こしたりするなど、重大な事故につながる可能性もあるのです。
タイヤに大きなひび割れがないか、空気圧は適正か、摩耗して溝は減っていないかなど、日常的にタイヤの状態をチェックしておくようにしましょう。
タイヤの交換時期は運転の仕方や走行距離にもよるので一概にはいえませんが、
・溝の残りが新品の半分程度の4㎜以下になる
・製造日から4~5年以上経過している
といった場合には、タイヤのゴムが劣化している可能性が高いので、交換を検討したほうが良いでしょう。
・項目7 バッテリー
車を動かすために必要なバッテリーも特に重要なメンテナンス項目のひとつです。バッテリーの性能が劣化するとエンジンがかからなくなるバッテリー上がりを起こし、車を動かせなくなります。
しばらく車を使用していない場合も、バッテリー上がりを起こすことがあるので注意が必要です。交換の目安は車の使用状況によって変わってきますが、一般的に2年~3年に一度程度だとされています。
・項目8 エアクリーナー
車のエンジンが吸気する際に取り込まれる空気中のちりやほこりなどを取り除いて、エンジンの効率の良い燃焼に貢献しているのがエアクリーナーです。
エアクリーナーに汚れがたまるとエンジンはそのポテンシャルを発揮できなくなり、燃費性能が低下したり、思うようなレスポンスが得られなくなったりします。エンジンにかかる負担が大きくなり、エンジンの寿命を短くすることにもなりかねません。
走行環境にもよりますが、2年毎の車検時に交換するといいでしょう。オフロードや舗装されていない道を走ることが多いのであれば、交換頻度を上げたほうがいい場合もあります。
・項目9 ワイパーゴム
ワイパーブレードに取り付けられたゴムは劣化すると固くなって水分をふき取れなくなり、雨の日の視界が確保できなくなります。ワイパーは車検項目にも含まれている重要なアイテムなので、日常的にチェックして劣化していると感じたら、交換を検討してください。
車検のタイミングで取り換えてもいいですが、夏から冬、夏から冬へと季節に合わせたワイパーゴムに取り換えている場合は、そのタイミングで新調するといつでもクリアな視界が確保できるでしょう。
・項目10 エアコンフィルター
これは車に限ったことではありませんが、エアコンを使用するとエアコンフィルターにほこりや花粉などが付着します。そのまま放置すると、詰まってエアコンの効きが悪くなったりカビが発生したりするので、1年に1回程度交換するようにしましょう。
自分で出来るメンテナンスもある!
メンテナンスはすべて業者に依頼しなければならないわけではありません。自分でできる車のメンテナンスもあり、費用を抑えて愛車を最適な状態に保つことができます。ここでは初心者でも手軽にできるメンテナンスを紹介します。
洗車
月に1度は洗車をして車をキレイにしましょう。洗車をしないと汚れがこびりついて塗装を劣化させる原因になります。まずタイヤを洗ってから、後は上から下への順番で洗車するのがポイントです。洗車傷に気をつけながらたっぷりの泡で優しく洗いましょう。
汚れが目立つ時や海沿いを走行した時は早めに洗車すると良いでしょう。また、時には専門業者に洗車を依頼することで、自分では洗いきれない箇所もキレイにしてもらうことができます。
タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧のチェックも月に1度は行うようにしましょう。エアゲージを使って行うこともできますし、ガソリンスタンドで給油したついでにセルフで点検することもできます。ガソリンスタンドに設置されている機械を使って簡単に空気の補充もできます。
ウィンドウォッシャー液の補充
つい忘れてしまうのがウィンドウォッシャー液の補充です。月ごとの点検の際に忘れずに補充するようにしましょう。ウィンドウォッシャー液を常時自宅にストックしておけば、いざという時にも安心です。比較的扱いやすいので自分でも簡単に補充できます。勢いよく入れて溢れてしまわないように注意しましょう。
自分でもできる消耗品の交換
その他の消耗品の中にも、自分で簡単に交換できるものがあります。例えばワイパーゴム、エアコンフィルター、クーラント、ヘッドライトなどです。自分で交換するのが難しいと感じる場合は、業者に依頼することもできます。
専門業者に任せるメンテナンスは?
自分でメンテナンスをするのは難しい作業もあるので、専門業者に任せることにしましょう。メンテナンスのタイミングは自分で管理する必要があるので、業者に依頼するのを忘れないでください。
エンジンオイルとオイルフィルターの交換
エンジンオイルの交換は自分でできないわけではありませんが、交換するための工具や技術が必要です。また古いオイルはルールに従って処理する必要もあります。エンジンオイルの交換と併せてオイルフィルターの交換も依頼すると効率的です。
バッテリー交換
バッテリー交換も自分でできないわけではありませんが、端子の扱いを間違えるとショートするリスクがあり、カーナビなどのメモリーを保護するためにバックアップ電源も必要とします。メンテナンスに詳しい人でない限り、業者に任せるのが安心です。
タイヤローテーション・交換
タイヤは安全に直接かかわる大切なパーツですから、プロの業者に任せるのが安心です。バランス調整なども行うので、専門知識や工具、機械が必要です。また業者に依頼することで、作業時間も大幅に節約することができます。
その他の消耗品の交換
エアクリーナーやブレーキオイルなど、難易度が高い消耗品の交換は業者に任せるようにしましょう。エンジンオイル交換などと併せて依頼すると効率的で、まとめて依頼することでコストや時間を節約できる場合もあります。
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メンテナンスはどの業者に任せる?
自分では行えないメンテナンス作業は業者に任せることになります。業者によって費用やサービスに違いがあるので、自分に合った業者を選ぶ必要があります。
ディーラー
高品質なサービスと安心を優先するなら、ディーラーは選択肢の上位になります。ディーラーであれば自社の車を知り尽くしている整備士が作業しますし、消耗品の交換も純正部品を使います。ただし、まだ使える部品も早めの交換を進められることや、費用が高くなってしまうのがデメリットです。
整備工場
整備工場は、メーカーや車種を問わずに対応してくれるのがメリットです。消耗品の交換は、リサイクル部品や中古部品で対応してくれることもあります。費用を抑えつつ確実にメンテナンスを行いたい場合の選択肢になるでしょう。
ただし少数精鋭で経営している小規模な工場が多く、即日で対応できない場合もあります。また工場によって整備士の技術力に差があるので、事前に評判などをチェックしておく必要もあります。
カー用品店やガソリンスタンド
普段利用しているカー用品店やガソリンスタンドでもメンテナンスを依頼することができます。カー用品店は交換部品の品数が多いため、予算や好みに合わせて自由に選ぶことができます。ガソリンスタンドは給油ついでに依頼することで時間の節約になります。
いずれの場合も、店舗ごとに対応可能な作業や技術力が異なるので、事前に確認しておく必要があります。
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定期的に行いたい車のメンテナンス10項目をご紹介しました。
快適で安全に車を使用し、愛車を長く使用するために行いたいメンテナンスですが、「あまり車に詳しくないので自信がない」、「メンテナンスするのが面倒」、「忙しくて時間がない」という方も、いらっしゃるのではないかと思います。
上記のような方の場合は、メンテナンスをプロに任せてみるのもひとつの方法です。全国展開しているカーコンビニ倶楽部の点検・メンテナンスでは、定期点検はもちろん、日常点検も承ります。
ここでご紹介したタイヤ、エンジンオイル、ブレーキオイルなど、安全にかかわる重要なメンテナンス項目も、通常では気づきにくい点までプロの目でしっかりと点検いたします。
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