車のメンテナンス10項目!消耗品は必ず定期的に交換しよう

2025年09月05日
数多くの部品で構成されている自動車は、1つでも部品に不具合が生じると走行性能や運転中の快適性に影響が及ぶ可能性があります。
そのため、定期メンテナンスで各部品の消耗を確認し、必要に応じて交換することが大切です。
本記事では、日常のメンテナンスでチェックしておきたい項目について詳しく解説いたします。
自分でできるメンテナンス内容もあるので、ぜひ参考にしてください。
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車を長持ちさせるなら車検や法定点検以外でもメンテナンスが重要
車の安全性を保つため、法律では「車検」や「法定点検」といったメンテナンスが義務付けられています。
しかし、法的に義務付けられたメンテナンス以外にも、自主的にメンテナンスを行うことで愛車の寿命をより長く保てる可能性があります。
車を構成する部品のほとんどは消耗品であり、運転方法・車の保管方法・車の使用頻度などによっては、劣化が早まるおそれもあります。
部品によっては1つ故障するだけで走行に著しい影響を及ぼす場合もあり、高額な修理を要する事態にもなり得ます。
乗員の安全確保だけでなく、無駄な修理費用を発生させないためにも、自主的なメンテナンスで不具合を早期発見できるよう心がけることが大切です。
自分でできる車のメンテナンス5項目
ここでは初心者でも手軽に自分でできるメンテナンスを紹介します。
メンテナンス項目 | 頻度 |
洗車 | 月1回程度 |
タイヤの空気圧チェック | 月1回程度 |
ウィンドウォッシャー液の補充 | 月1回程度 |
ワイパーの点検・交換 | ワイパーゴム:半年に1回程度
ワイパーブレード:1~2年に1回程度 |
エアコンフィルターの点検・交換 | 1年に1回程度 |
洗車
月に1度は洗車をして車をキレイにしましょう。洗車をしないと汚れがこびりついて塗装を劣化させる原因になります。
汚れが目立つ時や海沿いを走行した時は早めに洗車すると良いでしょう。また、時には専門業者に洗車を依頼することで、自分では洗いきれない箇所もキレイにしてもらうことができます。
タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧のチェックも月に1度は行うようにしましょう。
エアゲージを使って行うこともできますし、ガソリンスタンドで給油したついでにセルフで点検することもできます。
ガソリンスタンドに設置されている機械を使って簡単に空気の補充もできます。
ウィンドウォッシャー液の補充
つい忘れてしまうのがウィンドウォッシャー液の補充です。
月ごとの点検の際に忘れずに補充するようにしましょう。ウィンドウォッシャー液を常時自宅にストックしておけば、いざという時にも安心です。
比較的扱いやすいので自分でも簡単に補充できます。勢いよく入れて溢れてしまわないように注意しましょう。
ワイパーの点検・交換
ワイパーゴム・ワイパーブレードも消耗品であり、使用を続けるうちに摩耗が進んで十分に水を拭き取れなくなります。
どちらもカー用品店で購入できるので、定期的に状態を確認のうえ交換しましょう。
交換頻度としては、ワイパーゴムは半年に1回程度、ワイパーブレードは1~2年に1回程度が目安です。
エアコンフィルターの点検・交換
エアコンを使用していると、フィルターにホコリが蓄積されて目詰まりが発生します。
これによりエアコンの効率が低下するため、定期的な交換が必要です。
特に夏場はカビのリスクが高まるため、こまめにフィルターの状態をチェックしておきましょう。
エアコンフィルターの交換頻度は1年に1回程度が目安で、交換方法は車の取扱説明書に記載されています。
業者に依頼すべき車のメンテナンス8項目
ここでは、業者への依頼が必要な8つのメンテナンス項目と頻度の目安について解説いたします。
メンテナンス項目 | 頻度 |
エンジンオイル | 年に1回または走行距離5,000km程度 |
オイルエレメント | エンジンオイル交換2回につき1回 |
クーラント | 2年に1回程度 |
ブレーキオイル | 2年に1回程度 |
タイヤ | 溝の残りが新品時の半分以下または製造から4~5年以上経過後 |
バッテリー | 2年~3年に1回程度 |
エアクリーナー | 2年に1回程度 |
エアコンフィルター | 1年に1回程度 |
エンジンオイル
エンジンオイルはエンジンを動かすのに必要不可欠で、エンジン動作をスムーズにする潤滑油として使用されています。
エンジンオイルは使用していくうちに、汚れて劣化していきます。劣化したエンジンオイルは、粘度が上がって潤滑油としての役割を十分に果たせなくなり、最悪の場合エンジンの焼き付きを起こす可能性があります。
そのため、エンジンオイルはメンテナンス項目の中でも特に重要です。半年に一回、走行距離5,000kmを目安に交換しましょう。
オイルエレメント
オイルエレメント(エンジンオイルフィルター)はエンジンオイルの循環道に設置されている、エンジンオイルの不純物をろ過して汚れを取り除く部品です。
フィルターに汚れが蓄積するとうまくろ過できなくなるので、定期的な交換が必要です。頻度の目安としては、エンジンオイル交換2回に1回程度をおすすめします。
クーラント
一般的に冷却水と呼ばれるもので、エンジンの熱を冷却する重要な存在です。クーラントが不足したり、古くなって劣化したりすると、エンジンはオーバーヒートを起こして走行不能に陥ることもあります。
クーラントの交換時期の目安は2年に1回程度とされているため、車検時に合わせて交換しておくといいでしょう。
ブレーキオイル
ブレーキオイルはブレーキを作動させた際に制動力を伝えるために必要なもので、劣化するとブレーキの効きが悪くなったり、加熱により気泡が生じやすくなったりします。
また、突然ブレーキが効かなくなるベーパーロック現象が起こると非常に危険なため、必ず定期的な交換を行うようにしましょう。
交換時期は2年毎がおすすめです。クーラントと同じく車検時に交換すると良いでしょう。
タイヤ
車の部品の中で唯一、地面に接するタイヤは非常に重要な部品です。タイヤのメンテナンスを怠ると、グリップ力が低下してスリップしやすくなったり、走行中にパンクやバーストを起こしたりするなど、重大な事故につながる可能性もあるのです。
タイヤに大きなひび割れがないか、空気圧は適正か、摩耗して溝は減っていないかなど、日常的にタイヤの状態をチェックしておくようにしましょう。
タイヤの交換時期は運転の仕方や走行距離にもよるので一概にはいえませんが、
・溝の残りが新品の半分程度の4㎜以下になる
・製造日から4~5年以上経過している
といった場合には、タイヤのゴムが劣化している可能性が高いため交換を検討しましょう。
バッテリー
車を動かすために必要なバッテリーも特に重要なメンテナンス項目のひとつです。バッテリーの性能が劣化するとエンジンがかからなくなるバッテリー上がりを起こし、車を動かせなくなります。
しばらく車を使用していない場合も、バッテリー上がりを起こすことがあるので注意が必要です。交換時期は車の使用状況によって変わってきますが、一般的に2年~3年に1回程度が目安です。
エアクリーナー
車のエンジンが吸気する際に取り込まれる空気中のちりやほこりなどを取り除いて、エンジンの効率の良い燃焼に貢献しているのがエアクリーナーです。
エアクリーナーに汚れがたまるとエンジンはそのポテンシャルを発揮できなくなり、燃費性能が低下したり、思うようなレスポンスが得られなくなります。エンジンにかかる負担が大きくなり、エンジンの寿命を短くすることにもなりかねません。
走行環境にもよりますが、2年毎の車検時に交換するといいでしょう。オフロードや舗装されていない道を走ることが多いのであれば、交換頻度を上げたほうがいい場合もあります。
車のメンテナンスにかかる費用
主なメンテナンス項目ごとの費用相場をまとめると、以下の通りです。
メンテナンス項目 | 費用 |
洗車 | 1,000円~5,000円程度 |
タイヤの空気圧チェック | 0円~500円程度 |
ウィンドウォッシャー液の補充 | 0円~500円程度 |
ワイパーの交換 | 300円~8,000円程度 |
エアコンフィルター交換 | 3,000円~7,000円程度 |
エンジンオイル交換 | 3,000円~10,000円程度 |
オイルエレメント交換 | 1,000円~10,000円程度 |
クーラント交換 | 10,000円~20,000円程度 |
ブレーキオイル交換 | 5,000円~10,000円程度 |
タイヤ交換 | 1本あたり1,000円~5,000円程度 |
バッテリー交換 | 4,000円~400,000円程度 |
エアクリーナー交換 | 2,000円~20,000円程度 |
車のメンテナンスはどこで受けられる?
車のメンテナンスは、主にディーラー・整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドで依頼できます。
業者によってサービス内容や費用の傾向は変わるため、自分の希望に合わせて業者を選びましょう。
以下より、各業者の特徴について詳しく解説いたします。
ディーラー
ディーラーは、自社メーカーの車に詳しいスタッフに対応してもらえる点がメリットです。
部品交換は基本的に純正品を使うため、費用は高くなりますが手厚い補償サービスと併せて安心感があります。
コストパフォーマンスよりも、サービスの質を重視する方におすすめです。
整備工場
民間の整備工場は、車の整備を専門的に行っている業者として、技術面での信頼性が高いです。
ディーラーよりも工賃が安い傾向にあり、社外品の部品交換に対応してくれることもあります。
サービスの質は工場によってばらつきがありますが、柔軟に要望に応えてくれる業者を求める方にはおすすめです。
カー用品店
大手カー用品店でも、車のメンテナンスに対応してくれる店舗は多いです。
工賃が安く利用しやすいですが、店舗によっては一部メンテナンス項目に対応していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
買い物のついでに立ち寄れるなど、普段からカー用品を購入する方にとっては利便性の高い選択肢です。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでは、カー用品店と同様に安価な工賃で車のメンテナンスを依頼できます。
車を走らせるうえでは欠かせない給油のついでに依頼できるという、利便性の高さが魅力です。
なお、技術力は店舗によって差があるため、事前に口コミなどで情報を確認しておくと良いでしょう。
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