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バックカメラは取り付けるべき?最適な位置や取り付け費用など徹底解説

2025年09月05日

バックカメラは、2022年5月以降発売の車には搭載が義務化されており、すべてのドライバーにとって重要性の高い装備といえます。
この記事では、バックカメラの必要性や取り付け費用、取り付けを依頼できる業者などについて解説いたします。
自分で取り付ける方法や取り付け位置、バックカメラの選び方もご紹介していますので、DIYに挑戦したいと考えている方もぜひ最後までご覧ください。

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バックカメラ取り付けの必要性

バックカメラは車体の後方に取り付けるカメラで、モニターを通じて後方の状況を確認・記録することができます。

安全面の向上や万が一のトラブルへの備えという観点から、近年はバックカメラの必要性に注目が集まっています。

まずは、バックカメラを取り付けることの必要性について解説します。

保安基準の改正でバックカメラの取り付けが義務化

2021年6月10日に施行された道路運送車両の保安基準改正にて、2022年5月以降に発売される車へのバックカメラ搭載が義務化されました。

そのため、現在は多くの車にバックカメラが標準搭載されています。

バックカメラが義務化された背景には、車の後退時における事故発生件数の増加があります。

前方を向きながら後方の状況も鮮明に確認できるバックカメラの搭載を義務化することで、事故件数の減少が期待されています。

駐車やバック時の安全性が向上する

従来、駐車やバック移動の際はルームミラーやサイドミラーの他、自分で後ろを見ながら後方確認をする必要がありました。

しかし、ミラーで確認できる範囲は狭く、さらに後ろを見ながらの運転が苦手に感じる方も多くいます。

バックカメラを取り付けていれば、後方の状況が前方のモニターに反映されるため、比較的簡単に駐車やバック移動ができるようになります。

より正確な後方確認ができるようになり、ドライバー自身も安心感を得られるでしょう。

義務化の対象車でなくても、安全性向上のため、バックカメラの取り付けをおすすめします。

 

バックカメラの取り付けを依頼できる業者

バックカメラの取り付けは複雑な配線作業を伴うため、業者への依頼がおすすめです。

取り付けの依頼が可能な主な業者は、ディーラー・整備工場・カー用品店の3つがあります。

ディーラー

特定のメーカーの車を取り扱っているディーラーでは、バックカメラの取り付け依頼も可能です。

ただしディーラーの場合、新車購入時にメーカーオプションとしてバックカメラの取り付けを依頼するケースが一般的です。

そのため、自分で購入した社外品を持ち込んで取り付けを依頼することはできないことがほとんどです。

整備工場

民間の整備工場では、車の整備や修理だけでなくバックカメラの取り付け依頼も可能です。

電装品の取り付けを専門としている工場もあり、ディーラよりも費用が比較的安い傾向にあります。

ただし、工場によっては技術者のレベルに差があることもあるため、信頼できる工場とつながりがない場合は、慎重に依頼先を選ぶことが大切です。

カー用品店

カー用品店もバックカメラの取り付けが可能な店舗が多く、購入から取り付けまでまとめて済ませることができます。

工賃はディーラーや整備工場よりも安い傾向にありますが、持ち込みでの取り付けは工賃を割高に設定している店舗も少なくありません。

持ち込みで取り付け依頼を検討している場合、あらかじめ料金設定を確認しておきましょう。

 

バックカメラの取り付け工賃の相場

バックカメラの取り付け工賃は、バックカメラの種類によって変動しますが、10,000円~20,000円程度が相場です。

シンプルな構造で取り付けが簡単であれば10,000円を切る場合もありますが、複雑な配線作業を要する場合の工賃は、20,000円程度になる場合があります。

持ち込みは工賃が高くなる場合がある

バックカメラの取り付け業者によっては、自分で購入したバックカメラを店舗へ持ち込んで取り付けてもらうことも可能です。

ただし、ディーラーやカー用品店などではバックカメラの持ち込み取り付けの場合、工賃が割高になることがあります。

また、持ち込みの場合はサービス保証がつかない点にも注意が必要です。

 

バックカメラを自分で取り付ける方法

ここでは、バックカメラの取り付け工程について大まかな流れをご紹介します。

バックカメラの取り付け

バックカメラを取り付けるには、以下の工程が必要です。

1.バックカメラ本体の固定
2.配線の取り回し
3.モニターへの接続
4.電源の確保

まず行うのは、バックカメラ本体の取り付けです。

車種によっては、バックカメラ専用の取り付け位置がなく、古い車種では取り付け用の穴やブラケットが用意されていないこともあります。その場合、自分でリアゲートなどに穴を開けて設置する必要が出てきます。

ただし、最近ではナンバープレートのネジ穴を利用して取り付けられるタイプのカメラもあるため、車種やカメラの仕様によって難易度は大きく異なります。

いずれの場合でも、リアゲートなどの内張りを取り外して作業する必要があるため、無理に引っ張って内部のピンやパネルを破損しないよう注意が必要です。

バックカメラの配線処理

本体の固定が完了したら、ナビなどのモニターまで配線を通します。できるだけ目立たないように配線を処理するのがポイントです。

リアゲートから車内へ配線を通す場合は、天井の内張り(ピラー)を通すのが一般的です。中でも難易度が高いのが、リアゲートと車内をつなぐゴムブッシュの通過部分で、専用の「配線通し」などのツールを使わないと作業が難しくなります。

また、無理に天井やパネルの隙間に配線を押し込むと、内装を傷つけたり浮いてしまったりするので慎重に作業しましょう。

バックカメラの配線とナビ等を接続

バックカメラの配線をナビ裏まで通せたら、ナビと接続して電源を確保します。

この作業ではナビ本体の取り外しが必要になるため、ダッシュボードのパネル等に傷をつけないように注意が必要です。

また、取り付けるナビによってはバックカメラのRCAケーブルに対応していない場合もあり、その場合はアダプターや変換ケーブルの用意が必要になります。

 

自分でバックカメラを取り付ける際の注意点

バックカメラを正常かつ安全に使うためにも、以下の点に注意を払いましょう。

カーナビに適合するバックカメラを取り付けること

バックカメラを購入するときは、必ずカーナビに適合する製品を選びましょう。

カーナビによっては映像入力端子の形状が「RCA」または「コネクタ」のどちらかになっており、バックカメラもその形状に合わせて選ばないと接続することができないからです。

取り付け位置を誤らないこと

先述したように、保安基準に適合しない位置にバックカメラを取り付けると車検に不合格となります。

また、取り付け位置によってはガラスの汚れや後続車のヘッドライトなどの影響で、映像が不鮮明となることもあります。

取り付けに関して不安な方は、無理に自分で行わず業者に相談をしましょう。

サイドエアバッグの作動を妨げないように配線を通すこと

サイドエアバッグは、事故の際にサイドガラス付近を覆うように大きく広がって作動します。

通常時はピラーの内部に収納されているため、バックカメラの配線を通す際はエアバッグの動作を妨げない場所を選ぶことが重要です。

具体的には、エアバッグの後ろ側や展開時の邪魔にならないルートに配線を通す必要があります。

エアバッグが開く範囲に配線があると、エアバッグが正しく膨らまなかったり、飛ばされた配線が乗員に当たってケガの原因になるおそれもあります。

 

バックカメラの取り付けに最適な位置

道路運送車両法では、バックカメラなど「車の外装表面に取り付ける突起物」に関する保安基準が定められています。

バックカメラを取り付けるにあたって、以下の保安基準に従って取り付け場所を定める必要があります。

・外部表面に曲率半径2.5mm未満の突起物を取り付けない

・上記に該当しても、突起量が5mm未満かつ外向きの端部に丸みが付いていれば取り付け可

そのため、バックカメラは以下のような場所に取り付けることが望ましいです。

車外 ナンバープレートの上
リアスポイラーの下
ルーフトップ
車内 リアガラス

以下より、取り付け場所ごとに知っておくべきポイントについて解説いたします。

車外の場合

リアガラスの傾斜がきつい車の場合、バックカメラを車内に取り付けると内装が映り込みやすくなり、外の様子を鮮明に記録できなくなる可能性があります。

そのため、可能な限り車外に取り付けましょう。

車外にバックカメラを取り付ける場合は、以下の場所がおすすめです。

ナンバープレートの上

車外にバックカメラを取り付ける場合に最も多く選ばれる場所が、ナンバープレートの上です。

ただしナンバーの上に重なるように設置すると、車検時に不合格となる可能性があります。

また、夜間は後続車のヘッドライトでホワイトアウトが起こることもあるため注意が必要です。

リアスポイラーの下

リアスポイラーの下は高さがあるため、雨天時も雨に濡れにくく後続車のヘッドライトも直接当たりにくい場所です。

常にクリアな視界で後方の様子を記録できるという意味では、バックカメラの取り付け位置として最適と言えます。

ルーフトップ

リアスポイラーがない車種でも高い位置にバックカメラを取り付けたい場合は、カメラの上下を反転させてルーフトップに取り付けるという手もあります。

後続車のヘッドライトが直接当たりにくいため、夜間も鮮明な映像を残しやすくなりますが、車の直下の様子が見えにくくなる点は理解しておきましょう。

車内の場合

リアガラスの角度が垂直に近い車種であれば、バックカメラとガラスの距離が近く、車内に設置しても問題はありません。

車内の場合、バックカメラの取り付けが可能な場所はリアガラスのみとなります。

リアガラス

バックカメラを車内に取り付けるにあたって、専用のブラケットでリアガラスに直接貼り付ける必要があります。

バックカメラとガラスの位置が離れて映像が不鮮明になることを避けるためにも、天井に取り付けることは避けましょう。

また、バックカメラの取り付け後はリアガラスの汚れをこまめに拭き取ることも大切です。

 

自分で取り付け・持ち込みなら要チェック!バックカメラの選び方

バックカメラを自分で取り付ける、または持ち込みで取り付けを依頼する場合は、自分でバックカメラを選ぶ必要があります。

ここでは自分に合ったバックカメラを見つけるためにチェックしたい、4つのポイントを解説いたします。

カーナビとの相性を確認する

バックカメラを後付けする場合、まず確認したい点が、使用しているカーナビとの相性です。

カーナビがバックカメラに対応していないと、映像をモニターに反映させることができません。

カーナビとバックカメラの接続方法が異なる場合、またはカーナビにバックカメラ用の接続端子がない場合は、専用のアダプターも併せて購入しましょう。

映像の見え方で選ぶ

バックカメラに使われているレンズは、主に「魚眼レンズ」と「標準レンズ」の2通りがあります。

魚眼レンズは広範囲の様子を確認できる一方で、映像の端が歪むため距離感を掴みにくい点がデメリットです。

標準レンズは映像の見え方が自然で距離感が掴みやすいですが、視野は狭くなる傾向にあります。

自分にとって使いやすいと感じる見え方を理解し、選ぶことが大切です。

赤外線センサーなどプラスアルファの機能で選ぶ

バックカメラの中には、ただ映像を撮影するだけでなく、便利な機能が搭載されている物もあります。

例えば、夜間に運転する機会がある場合は暗闇でも周囲の物体を検知できる赤外線センサー付きのバックカメラが便利です。

また、駐車が苦手な場合はモニターにガイド線が表示されるタイプのカメラを選ぶと、バック駐車もスムーズに行えるようになります。

本体の性能で選ぶ

撮影性能や機能だけでなく、カメラそのものの性能にも要注目です。

車外にバックカメラを取り付ける場合、温度変化や雨水・洗車時の水などの影響で故障するおそれがあります。

そのため、耐候性能や防水性能に優れた仕様のバックカメラを選ぶことも大切です。

 

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バックカメラの取り付けには、保安基準に準じた取り付け位置を理解し、自分に合った仕様のバックカメラを選ぶ必要があります。

そのため、カメラ選びから取り付けまで1人で行うには大きな手間がかかります。

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