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車のシートは補修(リペア)できる!料金相場やDIYの方法も解説

2023年10月05日

車のシートは、長く使用するほど破れたり傷がついたりと様々なトラブルが起こりやすくなります。
シートのトラブルを解決するには、どのような対処が適しているのかはご存知でしょうか。
今回は車のシート補修を依頼できる業者や費用相場、DIYで補修する方法などについて詳しく解説いたします。

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車のシートも経年劣化がある

車のシートは交換頻度の指定こそないものの、経年劣化により補修や交換が必要になる場合があります。

シートは劣化しても他のパーツのように安全性が著しく損なわれることはありませんが、体に直接触れる部分であるため居住性や操作性に大きな影響を与えます。

車のシートが劣化する原因

シートそのものの素材が年数によって劣化することがありますが、それに加えて乗降車時の擦れや、コーナリング中、発進・加減速の際の体重移動でシート面が少しずつダメージを受けています。

座る人の体重や乗り方も影響を与えます。特に運転席は常時運転手が乗り降りするシートなので、経年劣化が他のシートに比べて著しくなると考えられます。

乗車中はじっとしていることが多いのであまり体が動くイメージがありませんが、人が座る以上多少なりとも負担がかかってしまうのです。

また、直射日光もシートにとっては大敵です。

屋根のない駐車場では直射日光が当たるため、特にレザーシートの劣化を早めます。サンシェードやスモークフィルムを使うなどしてシートを保護するようにしましょう。

経年劣化は人の体が触れる場所に現れやすく、素材にもよりますが表面のこすれにより破れやひび割れなどが生じます。レザーシートの場合、硬くなったり縮んだりして座り心地がゴワゴワすることもあります。

車のシートが劣化するリスクは日常にも潜んでいる

経年劣化とは関係なく、日常に潜む様々な原因でシートを痛めてしまう可能性もあります。

例えばペットを飼っている方の場合、ペットが爪を立てたり嚙みついたりしてシートに傷がつくケースが多いです。

また、車内で煙草を吸うと灰がシートに落ちて穴が開いてしまう恐れもあります。

チャイルドシートの脱着もレザーシートに傷を付けることがあるため、保護マットの利用がおすすめです。

さらに、手入れの仕方を誤ってシートを傷めることもあります。

例えばレザーシートのクリーニングで相性の悪いクリーナーを使ってシートを劣化させてしまうというケースです。

シートの汚れを拭き取るにあたって、ゴシゴシと強く擦ることも望ましくありません。

車のシートの劣化を改善するなら内装リペアがおすすめ

車のシートが劣化しており、きれいな状態に戻したい場合は業者に「内装リペア(インテリアリペア)」を依頼することをおすすめします。

内装リペアとは

車における内装リペアとは、シートの素材を修理する作業のことです。

業者によっては車だけでなく家具であるソファなどの修理にも対応しており、「インテリアリペア」と呼ばれることもあります。

内装リペアでは専用の特殊な専用器具などを用いて、シートについた傷や直射日光による劣化をきれいに修復することができます。

シート全体の張り替えや交換よりもリーズナブルかつ短時間で完了するため、一部に劣化症状が現れた際の改善策として検討したいサービスです。

 

車のシートに使われている素材と特徴

車のシートには、大きく分けて本革シート、合皮シート、布シートの3つがあります。

それぞれの素材に異なった特徴がありますので、以下で見てみましょう。

本革シート

本革シートとは、動物の皮をなめし色付けしてシート表皮に使用しているもののことです。

本革シートのメリットは、高級感があることや経年変化を楽しめること、水濡れに強いことなどです。

一方で通気性が比較的悪い、耐久性が低い、冬場に冷たくなるなどのデメリットもあります。

合皮シート

合皮シートの代表例は「アルカンターラ」です。

これは「東レ」が開発したスエード調合皮のブランド名ですが、現在はイタリア製を「アルカンターラ」、日本製を「ウルトラスエード」と使い分けています。

アルカンターラは、約68%ポリエステルと約32%のポリウレタンからなる素材です。

アルカンターラのメリットには、耐久性に優れていることや通気性が高いこと、質感が柔らかいこと、汚れづらいこと、保湿性が高く冬場でも冷たくならないこと、などがあります。

デメリットは、本革以上に高額なことです。

布シート

布シートとは、難燃性化学繊維でできた布地を素材とするシートのことです。

布シートのメリットは、価格がリーズナブルなこと、機能性が高いこと(耐久性・通気性・保温性に優れている)、耐候性も高くメンテナンスが不要なことです。

ただしれやホコリが付きやすいことや高級感にこだわりたい方には適さないというデメリットもあります。

 

車のシートを補修する方法は素材ごとに異なる

愛車のシートの補修はどのように実施するのでしょうか?参考として、カーコンビニ倶楽部の車のシート補修の方法を素材別にご紹介します。

本皮シートの補修

ひび割れた部分を削り落とし、下地で何度も細かいキズを埋めてペイントします。

合皮シートの補修

破れた部分をテープで押さえ、熱を与えながら生地を伸ばして接着しペイントします。ただし、経年劣化によって生じた破れについては張替が必要な場合があります。

布シートの補修

布の下のウレタンまで及んだタバコの焦げ穴も、補修材料を何種類も使用してシートの色に合わせて埋めて、ほとんど目立たない状態に仕上げることが可能です。

カーコンビニ倶楽部のシート補修についての詳しい情報は、公式ページ内の「修理・点検・メンテナンス」>「車内トラブル」>「シート補修」で検索できます。

 

車のシート補修を依頼できる業者

車のシート補修は、内装リペア専門業者・ディーラー・整備工場などに依頼することができます。

基本的にどの業者もシート補修であれば当日中に完了する場合が多く、長期間にわたり愛車を預けることにはなりません。

ただし業者ごとに価格設定は異なるため、あらかじめ料金やサービス内容を確認しておくことが大切です。

 

車のシート補修料金の相場

車のシート補修にかかる料金は、業者の種類だけでなく作業内容によっても変わります。

シート補修における主な作業内容と、各作業の料金相場は以下の通りです。

作業内容 料金
シートの補修 5,000~20,000円程度
シートの張り替え 20,000~70,000円程度

合皮や布よりも、本革シートの方が補修や張り替えの料金が高くなる傾向にあります。

 

車のシートはDIY補修もできる?

車のシートが破れた場合、カー用品店で販売されているアイテムを使いDIYで補修することも可能です。

業者に依頼する場合よりも費用を安く抑えることが可能なため、コストの削減を重視してシートを直したい方はDIY補修を行うという手もあります。

シートのDIY補修に必要な道具

車のシートをDIY補修する場合、以下の道具が必要になります。

・元のシート素材に合った生地
・布用接着剤
・スポンジ
・ハサミ
・ピンセット

ハサミやピンセットは自宅にあるもので問題ありませんが、生地・接着剤・スポンジに関してはカー用品店で販売されているものを使いましょう。

シートを補修する手順

必要な道具を揃えたら、以下の手順で補修を行います。

補修用の生地を用意する

まずは元のシート素材に合った色・素材の補修用生地を用意しましょう。

シートの下などに予備の生地が用意されていることもあるため、予備の生地がある場合はそれを使います。

生地がない場合は、カー用品店などで揃えておきましょう。

穴が開いている部分を整える

シートの破れている部分はほとんどの場合いびつな形になっているため、ハサミで糸くずをカットしながら丸い形に整えます。

これにより、補修用生地との形を合わせやすく綺麗な仕上がりになります。

補修用の生地をカットする

穴の形を整えたら、その形に合わせて補修用生地もカットします。

穴と同じ大きさでも良いですが、失敗しないか心配な場合は一回りほど大きくカットすることをおすすめします。

スポンジで穴を埋める

補修用生地を付ける前に、穴にスポンジを入れて埋めましょう。

なお、使用するスポンジは一般的な食器用スポンジでも問題ありません。

接着剤で補修用生地を貼り付ける

穴にスポンジを入れたら、最後にカットした補修用生地を合わせてみて元のシートと違和感がない色かを確認しましょう。

問題がなければ、補修用生地に接着剤をつけて穴に押し付ければ補修完了です。

シートをDIY補修する際のポイント

シートをDIY補修するにあたって、「座面や背中がよく擦れる部分は入念な作業が重要」という点に注意が必要です。

補修用生地の接着が甘いと、すぐに補修部分が剥がれて再補修をしなければなりません。

また、シートの破れに気がついたら迅速に対処することも大切です。

シートの破れは乗車の度に少しずつ広がっていき、補修の難易度が上がっていきます。

DIY補修の失敗リスクを高めないためにも、早めに対処しましょう。

 

車のシートを補修せずカバーを使う手もある

シートの破れや穴が大きい場合は、補修ではなく上からシートカバーを取り付けることも1つの手です。

補修のように細かな作業は不要で、好きな色・柄のカバーをかけるだけで簡単にシートの見た目を改善することができます。

ただし、元のシートが本革だと本来の質感が失われ、内装の印象が大きく変わる可能性があります。

本革製のシートも販売されていますが、価格が高いためコストパフォーマンスを考慮すると補修をした方が良いと言えます。

また、どのシートでも上手く装着することができないとシワができて見た目が悪くなる点にも注意が必要です。

補修・シートカバーのどちらにおいても、業者へ相談のうえ作業を依頼することをおすすめします。

 

車のシートの劣化を補修せず放置することのデメリット

先述したように、シートの破れや劣化に気がついたら早めの対処が肝心です。

破れや劣化を放置すると、補修が難しくなるだけでなく様々なデメリットに繋がります。

シートの故障につながる

シートの表面が劣化すると、少しずつ見た目が悪化していきます。

また、劣化が進むと中のクッションがはみ出たり、スプリングが傷んでシートの故障につながります。

ドライビングポジションに影響が及ぶうえに、安定性を欠くことでさらに故障を招きやすい状態になるのです。

修理代が高くなる

シートの劣化が進むほど、修理が必要な範囲も広くなるため作業工数が増えます。

本来は少額の修理で済むはずだった損傷でも、放置により高額な費用がかかり損をする可能性があるのです。

そうならないためにも、劣化したシートは早めに補修することをおすすめします。

シートのへこみで体に負担がかかる

劣化してへこんだシートは、運転手の体に余計な負荷を与えます。

長距離走行においては高級車よりも軽自動車の方が疲れやすくなりますが、これはシートの質やクッション性が異なり、運転後の疲労感に差が出るためです。

同じように、新品時のシートと経年劣化したシートでは乗り心地が異なります。自分では気が付いていなくても、だんだんと運転中の姿勢が悪くなっている場合があります。

シートがヘタると腰痛の原因になることも

シートのヘタりが進んで運転中の姿勢が悪くなると、腰にかかる負担が大きくなります。また座り心地の悪いシートに長時間座っているだけでも腰に負担をかけるので、結果として腰痛になることがあります。

腰痛は一度治ったと思っても繰り返すことが多いため、運転のたびに腰痛が心配になってしまいます。腰痛の防止のためにも劣化したシートは補修や張り替えをしましょう。

シートの劣化は売却時の査定に影響が出る

シートのコンディションは居住性や操縦性にも大きく影響を与えますが、売却時の査定にも影響を与えます。査定士は車の外装だけでなく内装もこまめにチェックしているのです。

ダッシュボードの傷や車内の臭いもそうですが、シートの破れ、汚れもマイナス査定になります。車の購入時にシートカバーを付けて純正シートを保護するとシートの劣化を遅らせることができます。

ただし経年劣化を避けられないので、ヘタりが気になるようになったら売却時の査定のことも考えて、早めに補修をしておくとよいでしょう。シートの補修にあたり、まずはシートの素材やその特徴について知る必要があります。

 

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布や合皮はもちろん、本革シートも本来の質感を損なうことなく綺麗に仕上げます。

料金に関してはケースにより異なるため、まずはお気軽にお問い合わせください。

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