カーコンコールセンター24時間受付中 0120-0120-55

冬に車のエンジンがかからない原因と対策

2023年05月17日

あなたは、冬場に「車のエンジンがかからなかった」という経験をしたことがありますか。その原因は一体、何なのでしょうか。冬場のエンジントラブルを避けるためにどんな対策ができるのか、徹底解説します!

急なエンジントラブルでお困りの方は今すぐお電話!

急なエンジントラブルでお困りの方は今すぐお電話!
カーコン独自の品質管理体制で「安心」「納得」のサービスを提供! 高い技術と素早い対応であなたの愛車を修理いたします。

冬場になるとなぜ車のエンジンがかからないのか?

冬場に車のエンジンがかからない一番の原因は、寒さでバッテリーの電気を蓄える力が弱まることにあります。

エンジンを始動させるのは、セルモーターと呼ばれるパーツですが、セルモーターはバッテリーからの電気で動くので、バッテリーに十分な電力がないとセルモーターが力強く回らず、エンジンがかからないのです。

また、冬場に車のエンジンがかからない別の原因としては、エンジンオイルが挙げられます。

寒さでエンジンオイルの流動性が失われ、エンジンのスムーズな動きを妨げて、エンジンがかからない状態になってしまうという現象です。

 

冬に車のエンジンがかからないときの対処法

冬、特に気温が低い東北地方や北海道地方、北陸地方などは冬にエンジンがかからない、またはエンジンがかかりにくくなることがあるかもしれません。

そのようなときには、あわてずに以下の方法を試してみましょう。

5~10分程度の感覚でエンジンをかけてみる

エンジンがかからないからといって、連続して何度も立て続けにエンジンをかける動作を繰り返すのはやめましょう。

セルモーターなどの部品に大きな負担がかかり、劣化が進むほか最悪の場合は故障につながるおそれがあります。

また、あまり何度も繰り返すとバッテリー上がりを起こすケースも。

エンジンがかからないときは、落ち着いて5~10分の間をあけてエンジンを回してみましょう。徐々にエンジンが温まり、かかりやすくなります。

冬場に車に乗る場合は若干時間に余裕をもって行動することをおすすめします。

バッテリーを充電する

気温の低い冬はバッテリーが本来の性能を発揮しにくい時期でもあり、放電能力が低くなり、バッテリー上がりを起こしやすくなります。

特に寿命が近付いている劣化したバッテリーの場合、バッテリー上がってしまいエンジンがかからなくなるケースが多く見られます。

その場合、家族の車などがあればブースターケーブルを使用して電力を分けてもらうことで解決できます。

また、一時的に電力を供給するモバイルバッテリー「ジャンプスターター」によってエンジンを始動させることも可能です。

ロードサービスを手配する

ジャンプスターターやブースターケーブルを備えていない、またはあっても使い方がわからない、使ってみてもエンジンがかからないなど、自力での解決は難しいのであれば無理をせずにロードサービスを手配しましょう。

任意保険に加入している場合や、カーリースを利用している場合はプランにロードサービスが含まれていることもあるため、一度確認してみてください。

 

冬場、車のエンジンがかからない時にしてはダメなこと

冬場に車のエンジンがかからない時に、やってはいけないことがあります。以下の3つのことをやらないように気をつけましょう。

1 連続してセルモーターを回す

冬場に車のエンジンがかからない時に、何とかエンジンをかけようとして連続でセルモーターを回してしまうことがあると思います。しかしながら、連続してセルモーターを回すと車のバッテリーの電力がなくなってしまいます。

バッテリーは5分から10分程度経過すると、それなりに回復しますので、エンジンをかけ直す時には、5分から10分おきに数秒だけセルモーターを回してみるようにしましょう。

2 プラグがガソリンで湿っている状態で始動を試み続ける

エンジンのピストン内には、気化ガスを点火するプラグがあります。

冬場にエンジンがかからないからといって何度もエンジンを始動して点火を試みると、点火プラグがガソリンで湿って点火しづらくなってしまいます。

点火プラグがガソリンで湿っている状態で始動を試みても点火しづらいので、全くエンジンがかからない状況になってしまったら、30分から60分ぐらい放置して点火プラグが乾くのを待ってから、再度エンジンの始動を試みてください。

3 エンジンがかかった後、短距離だけ走行してエンジンを止める

エンジンがかかった後、短距離だけ走行してエンジンを止めてしまうと、バッテリーを十分に充電することができず、次回エンジンをかける時にまた苦労することになります。

エンジンをかけるために何度もセルモーターを回した場合、バッテリーがかなり消耗していますので、最低でも車を5kmくらいは走行させてバッテリーが充電されるようにしましょう。

エンジンがかかったとたんに急発進・高速運転をする

エンジンがかからなくなるのは、突発的なことがほとんどです。

予想していないトラブルに時間を取られ、急ぐがなければならない事態に陥っていることも多いのではないでしょうか。

しかし、エンジンがかかったからといって、急発進したり、エンジンが十分に温まらないまま高速で運転したりするのはやめましょう。

エンジンに大きな負担がかかり、ダメージを与えてしまうことになりかねません。

意識してゆっくりと発進させ、しばらくは低回転域を意識して運転してください。

5 バッテリーにお湯をかける

エンジンがかからない際に手っ取り早くエンジンを温める方法として、「エンジンにお湯をかける」ことがインターネットなどで応急処置として紹介されていることがあります。

しかしこの方法は科学的根拠が無いことに加え、リスクが大きいのであまりおすすめできません。

というのも、お湯を「エンジンだけ」にかけることは難しく、周囲の部品にある程度はかかるでしょう。

樹脂やゴムでできているパーツにお湯がかかると、劣化の原因となります。オルタネーターや点火プラグにかかる可能性が大きいこともあり、メリットよりもリスクやデメリットのほうが大きいといえます。

 

冬場のエンジントラブルを避けるためにしておきたいこと

ある程度気温が下がり、冬が近づいてきたら、低温によるエンジントラブル防止策を日常的に実施して「エンジンがかからない」という事態ができるだけ起きないようにすることが大切です。

定期的に車を動かす

今は一昔前と比較すると車の性能も大幅に上がり、低温下でも燃料の噴射量を適切に制御できる技術をほとんどの車が搭載しています。

さらにエンジンオイルの質も向上し、毎日車を使用しなくてもある程度は油膜を維持してくれるため、冬場でもエンジンがかかりにくくなることはほとんどありません。

ただし例外として、車をしばらく使用してない場合はエンジンがかかりにくくなることがあります。目安といえば1週間程度車を動かしていないと、エンジン内の油膜が失われかかりにくくなります。

そのため、冬場は定期的に車を動かすことをおすすめします。

エンジンオイルを変えてみる

気温の低下によってエンジンオイルの流動性が失われることが、エンジンがかからない原因のひとつになると先述しました。

しかし、現在は旧車を除き低温にも対応したマルチグレードのオイルがほとんどなので、北海道を含む日本の環境下でそれほどエンジンオイルによるトラブルを心配する必要はありません。

ただ、気になるのであれば、指定粘度内でより低い温度に対応しているエンジンオイルに変更してみるのもひとつの方法です。

オイルの粘度は「10W-40」といった形で表示されており、この「10W」という部分が低温時の性能を示すもので、数字が小さいほど寒さに強いエンジンオイルとなります。

10Wなら-25℃、5Wなら-30℃、0Wなら-35℃で粘性を保つことが可能です。10Wより数字の小さいものを選んでおけば、冬場対策として十分でしょう。

バッテリーの状態をこまめにチェックする

バッテリーが寿命に近いなど、劣化したバッテリーは放電・充電性能が落ちているので低温下でなくてもバッテリー上がりの危険性が高い状態といえます。

バッテリーは低温に弱いので、冬場であればその危険性はさらに上がります。

車検や法定点検以外のタイミングでもこまめにバッテリーの状態をチェックし、劣化のサインが見られるようであれば新しいものに交換することでバッテリー上がりによるエンジントラブルを防ぐことができます。

 

冬場はエンジンのために暖機運転をするべき?

少し前までは、寒い時期はエンジンの暖機をするのが良いといわれていました。今でもエンジンの暖気をするべきなのかどうか、気になるのではないでしょうか。

アイドリングによる暖気は基本的に不要

かつて「暖気」といえば、エンジンをかけてしばらくアイドリングするのが一般的でした。しかし現在では、騒音や環境負荷を理由にアイドリングを条例で禁止している自治体もあります。

アイドリングは燃費悪化につながることに加え、性能が上がった今の車にはあまり意味がありません。アイドリングによる暖気はあえてする必要はないといえるでしょう。

暖機運転で車をいたわろう

暖気をする際にはアイドリングはごく短時間にとどめ、暖機運転によってエンジンを温めるのがおすすめです。

低回転を意識しながら、ゆっくりとしばらく車を走行させましょう。そうするとエンジンだけではなくトランスミッションなどの駆動系なども全体的に温まります。

 

愛車のバッテリーやオイルのメンテナンスならカーコンビニ倶楽部へ!

今回は、冬場に車のエンジンがかからない原因や対策について見てきました。バッテリーとエンジンオイルが鍵を握っていることが分かりましたね。

バッテリーの寿命は、車の使用状況によって異なってきますが、一般的に2年から3年と言われています。また、エンジンオイルの交換時期の目安は、走行距離3,000kmから5,000kmとなっています。

さらに、エンジンオイル中の不純物をろ過するためのオイルエレメントも、定期的に交換することが大切であり、オイル交換2回につき1回は交換するのがおすすめです。

もし、バッテリーやオイルなどの交換が必要でしたら、「カーコンビニ倶楽部の修理・メンテナンス」のサービスを是非ご利用ください。工賃は下記の通りリーズナブルになっています。

・バッテリー交換 1個2,409円(税込)~

・エンジンオイル交換 1式602円(税込)~

・オイルエレメント交換  1式550円(税込)~

 

※部品代は別途かかります。
※表示料金は作業料金の目安です。正確な工賃および部品・パーツの料金につきましては各店詳細ページよりお見積・お問合せください。

「カーコンビニ倶楽部の修理・メンテナンス」の詳細なサービス内容については、こちらをご覧ください。

カーコンビニ倶楽部 スーパーショップ認定店ならカーライフを総合的にサポート!

『スーパーショップ』は、 カーコンビニ俱楽部の提供サービスをお客様に総合的にご提供可能な特に優れている店舗に付与している称号です。
カーコンビニ俱楽部のスーパーショップ認定店なら愛車の修理・点検も、新車にお乗り換えも ワンストップでご提案いたします。

そんなスーパーショップの3つの特徴とは…

1. 提案力

スーパーショップでは、修理や点検から、車検や車の買い替えなどお車に関するすべてのサービスをご提供しておりますので、お客様に最適なサービス・プランを的確にご提案いたします。

2. 高い技術力

スーパーショップでは、高品質修理「カーコン工法」をはじめとし、カーコンビニ倶楽部が推奨する技術を積極的に導入しており、お客様にご満足いただける技術力でご対応いたします。

3. トータルサポート

車を綺麗にしたい、キズやへこみの修理をしたい、車の乗り換えなどカーライフ全般におけるサポート体制を整えております。小さなお悩みはもちろん、どんなお困りごともお気軽にご相談いただけます。

キズ・へこみ直しはもちろん、点検やメンテナンス、車検、車の買い替えなどスーパーショップだからこそできることを、お客様のお悩みに寄り添って、さまざまなメニューから最適なメニューをご提案。まずはお気軽にご相談ください!

お近くのスーパーショップはこちらからお探しいただけます。

  • ※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。
  • ※本コラムに掲載の内容は、本コラム掲載時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。