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冬に車のエンジンがかからない原因とは?NG行動や対策も解説

2025年04月05日

気温が低下する冬場は、低温によりエンジンがかからないというケースも珍しくありません。
そこで本記事では、低温下でエンジンがかからなくなる理由や、エンジンがかからないときにしてはいけない対処法、正しい対処法を詳しく解説いたします。
エンジントラブルの対策もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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冬(寒い日)に車のエンジンがかからない原因

冬に車のエンジンがかからなくなる理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

バッテリーの電力が低下する

車のエンジンはセルモーターの回転により始動しますが、セルモーターを動かすには大量の電力が必要です。

バッテリーの電力が低下すると、セルモーターが十分に回らず、エンジンがかかりにくくなる、かからなくなったりすることがあります。

特に低温下ではバッテリーの放電力が弱まり、セルモーターへの給電が不足し、エンジンが始動しないトラブルにつながりやすくなります。

また、冬は暖房の使用やライトを点灯する時間が長くなることで、バッテリーの負担が増えることも影響します。

エンジンオイルの粘度が高くなる

エンジンオイルは、温度の低下により粘度が高くなるという性質があります。

エンジンオイルの粘度が高くなると部品同士の抵抗が増し、始動時により多くの電力が必要になります。

これによりバッテリーの負荷が増え、エンジンがかかりにくくなるケースがあります。

事前に低粘度のエンジンオイルに交換しておくと、寒冷時でもオイルがスムーズに流れやすくなり、エンジンの始動性が向上します。

 

冬に車のエンジンがかからないときのNG行動

突然エンジンがかからなくなると慌ててしまいがちですが、むやみに対処を試みるとかえってエンジンに負担をかけるおそれがあります。

冬にエンジンがかからなくなったら、以下の行動は取らないように注意が必要です。

繰り返しセルモーターを回す

気温の低下によりエンジンオイルが硬くなっている場合、セルモーターを回し続けると、パワー不足によりエンジン内部のシリンダーがダメージを受ける可能性があります。

また、セルモーターを回すとその分電力を消費します。

バッテリーの電力が低下している場合は、セルモーターを回し続けることでバッテリー上がりにつながる恐れもあります。

エンジンがかかってから急発進する

エンジンがかかっても、すぐに発進することは避けましょう。

低温時はエンジンオイルの粘度が高く、エンジン内部の抵抗が増しているため、急発進すると、エンジンに大きな負荷がかかり、寿命を縮める原因になります。

急発進してもエンジンがすぐに暖まるわけではないため、エンジンがかかったらゆっくりと発進しましょう。

短距離走行

エンジンがかかってすぐに短距離で走行を終えると、エンジンやエンジンオイルが十分に暖まらない状態になります。

その結果、次回のエンジン始動時にエンジンがかかりにくくなる可能性があります。

エンジンがかかったら、5km以上を目安に走行を続けましょう。

走行を続けるうちにエンジンオイルの粘度が下がり、バッテリーの充電も進むため、次回のエンジン始動がスムーズになります。

お湯をかける

エンジンが冷めているからといって、お湯をかけて温めることは避けましょう。

点火プラグ周辺やオルタネーターなどの電気系統にお湯がかかると、正常に作動しなくなるうえに、樹脂・ゴム製パーツを劣化させる原因にもなります。

 

冬に車のエンジンがかからないときの正しい対処法

慌ててセルモーターを回し過ぎたり、うっかり急発進・短距離走行をしたりするとエンジンに負荷をかけてしまいます。

できるだけエンジンに負荷をかけず、スムーズに再始動させるためにも以下の対処法を試しましょう。

5~10分程度の間隔でエンジンをかけてみる

エンジンがかからないときは、落ち着いて5~10分の間をあけてエンジンを回してみましょう。

5秒程度セルモーターを回してから5分以上の間隔を空けることを繰り返していると、徐々にエンジンが暖まり、かかりやすくなります。

エンジンがかかりにくい可能性を考え、冬場に車に乗る場合は若干時間に余裕をもって行動することをおすすめします。

バッテリーを充電する

気温の低い冬はバッテリーが本来の性能を発揮しにくい時期でもあり、放電能力が低くなり、バッテリー上がりを起こしやすくなります。

特に寿命が近付いている劣化したバッテリーの場合、バッテリーが上がってしまいエンジンがかからなくなるケースが多く見られます。

その場合、家族の車などがあればブースターケーブルを使用して電力を分けてもらうことで解決できます。

また、一時的に電力を供給するモバイルバッテリー「ジャンプスターター」によってエンジンを始動させることも可能です。

ロードサービスを手配する

ジャンプスターターやブースターケーブルを備えていない、またはあっても使い方がわからない、使ってみてもエンジンがかからないなど、自力での解決は難しいのであれば無理をせずにロードサービスを手配しましょう。

任意保険に加入している場合や、カーリースを利用している場合はプランにロードサービスが含まれていることもあるため、一度確認してみてください。

 

冬場のエンジントラブルを避けるための対策

冬にエンジンがかからなくなっても、正しい方法で対処すれば再始動できる場合がありますが、それでも手間がかかります。

いつでも安心してエンジンをかけることができるように、以下の対策を講じておくことが大切です。

定期的に車を動かす

今は一昔前と比較すると車の性能が大幅に上がり、低温下でも燃料の噴射量を適切に制御できる技術をほとんどの車が搭載しています。

ただし、車をしばらく使用してない場合はエンジンがかかりにくくなることがあります。目安としては、1週間程度車を動かさないと、エンジン内部の油膜が薄れ、始動しづらくなる可能性があります。

車を使わないときでも、エンジンを定期的にかけておくことでエンジンオイルが循環し、油膜をある程度維持できるため、冬場でもエンジンがかかりやすくなります。

エンジンオイルを変えてみる

指定粘度の範囲内で、より低温に対応しているエンジンオイルに変更してみるのもひとつの方法です。

オイルの粘度は「10W-40」といった形で表示されており、この「10W」という部分が低温時の性能を示すもので、数字が小さいほど寒さに強いエンジンオイルとなります。

例えば、10Wなら-25℃、5Wなら-30℃、0Wなら-35℃まで粘性を保つことが可能です。そのため、冬場の対策として10Wより小さい数字のオイルを選ぶと、低温時の始動性を向上させることができます。

バッテリーの状態をこまめにチェックする

バッテリーは低温に弱いので、気温が低くなる冬場はバッテリー上がりの可能性が高まります。

車検や法定点検以外のタイミングでもこまめにバッテリーの状態をチェックし、劣化のサインが見られるようであれば新しいものに交換することで、バッテリー上がりによるエンジントラブルを防ぐことができます。

 

冬場はエンジンのために暖機運転をするべき?

以前は、寒い時期にはエンジンを暖機運転するのが良いといわれていました。しかし、現在でも暖機運転が必要なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

アイドリングによる暖機運転は基本的に不要

かつては、エンジンをかけた後にしばらくアイドリングする「暖機運転」が一般的でした。しかし現在では、騒音や環境負荷の観点から、アイドリングを禁止する条例を設けている自治体もあります。

また、アイドリングは燃費の悪化につながるうえ、近年の車は性能が向上しているため、エンジンを温める目的でのアイドリングはほとんど必要ありません。

暖機運転をするならアイドリングは短時間で

暖機運転をする際は、アイドリングをごく短時間にとどめ、走行しながらエンジンを温めるのがおすすめです。

低回転を意識しながら、ゆっくりと走行することで、エンジンだけでなくトランスミッションなどの駆動系も効率よく暖まります。

 

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冬になると、通常よりも車のエンジンがかかりにくくなることがあります。

本記事でご紹介した対処法を実践してもエンジンがかからない場合、気温の低下ではなく内部部品の異常も考えられるため、プロへの相談がおすすめです。

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