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タイヤの交換時期や寿命はいつ?ひび割れや溝には特に気を付けよう!

2023年01月10日

タイヤは使用頻度にかかわらず、様々な要因から劣化が進みます。

劣化が進んだタイヤの使用を続けると様々なデメリットが生じるため、日常的なチェックで交換時期を見極めることが大切です。

今回はタイヤの交換時期を見極めるポイントや交換をしないことのデメリット、タイヤの交換方法などについて詳しく解説いたします。

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タイヤ交換時期を見極めるポイント

タイヤの交換時期が迫っているかどうかを判断するには、「寿命」の目安を把握しておく必要があります。

交換に適した時期はタイヤの種類によって異なりますが、一般的には以下6つのポイントから判断することが可能です。

タイヤの溝(スリップサイン)

タイヤの溝は新品で8mm程度となっていますが、摩耗により溝の深さが1.6mmに達すると、溝の間にある「スリップサイン」と同じ高さになります。

1.6mmギリギリまで乗るというよりは、スリップサインまでもう少しで届きそうという段階までに交換することをおすすめします。

スリップサインは、タイヤ側面に刻印された三角マークの延長線上にあります。

1.6mmは車検の際の保安基準の数値でもあり、タイヤ1本でも基準を満たさない場合は車検に通らないので注意が必要です。

また、スリップサインが出た状態で走行していると、整備不良で違反とみなされる場合もあるのですぐにタイヤ交換をしましょう。

保安基準の面だけでなく安全性の面でも、タイヤの溝を1.6mmギリギリまで乗ることは危険です。

一般的にタイヤの溝が4.0mm以下になると性能が低下すると言われているため、スリップサインが出ていなくても溝の残りが4.0mmに迫っていたら早めに交換を検討しましょう。

タイヤの状態(傷・ひび割れ・変形の有無)

タイヤは耐候性のある特殊なゴムで造られていますが、紫外線・熱・水分などの要因に晒され続けている以上劣化は避けられません。ひび割れしていたり傷が入っていたりした場合は、安全な走行に影響を与えかないため早めに交換しましょう。

タイヤの状態は、普段の日常点検でチェックすることができます。乗車前にタイヤに異常がないか確認することを習慣にしましょう。

また、走行中にタイヤから異音がしないか、スムーズに走行できているか、以前と比べてブレーキの利き具合が悪くなってないかなども意識するとより安全性を保ちやすくなります。

タイヤの消費期限

タイヤの消費期限はメーカーなどにより異なりますが、おおよそ10年程度が一般的です。未使用かつ溝が減っていない、ひび割れもないという場合でも「製造から10年」を目安に交換しましょう。

タイヤの製造年月は側面に表示されている数字から確認することができます。

例えば、「2214」と表示されている場合は、2014年の22週目に製造されたことを表しています。この場合、未使用または状態の良い中古タイヤであっても、2024年には消費期限が来ることが分かります。

また、消費期限内であってもタイヤの使用状況によって劣化が進んでいるケースもあります。そのため多くのタイヤメーカーでは、新品のタイヤを使用してから3~5年程度経過したら交換を推奨しているのです。

走行距離

上記いずれにも該当しない場合であっても、3万kmを目安に交換することが推奨されています。

理由は「5千kmで1mm減る」と言われているためです。新品が8mm程度ですから、3万km走ると2mm前後になっていると想定されます。

ただし、走行場所や運転方法によってもタイヤの減り方は異なります。走行距離によるタイヤ交換の時期も目安に過ぎないため、タイヤの状態を常に確認しながら交換時期を見極める必要があります。

ロードノイズ

走行中のロードノイズが大きくなったと感じた場合も、タイヤ交換を検討することをおすすめします。

ロードノイズとは、高速で走行しているときの「ゴー」という音や低速で走行しているときの「ガリガリ」といった雑音のことです。

タイヤと路面の摩擦により発生するロードノイズは、タイヤの劣化により音が大きくなるケースもあります。

 

タイヤの種類によって交換時期が異なる

タイヤの交換時期は、タイヤの種類によっても異なります。ノーマルタイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤがあり、それぞれの交換時期の目安について解説します。

ノーマルタイヤ(夏タイヤ)

一般に使用されているのがノーマルタイヤは、夏タイヤと呼ばれることもあります。

ノーマルタイヤの場合は、使用してから3~5年、走行距離で3万kmを超えた頃が交換時期になります。

タイヤの状態やスリップサインを確認しながら、適切な時期を見極めるようにしましょう。

冬の時期に冬タイヤに交換する場合は、保管中にタイヤの状態をしっかりと確認して、翌年も使用できるコンディションか判断すると良いでしょう。あやしいと思ったら交換するのが最善です。

スタッドレスタイヤ

冬場に活躍するスタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤと違って溝の深さが重要な働きをします。

スタッドレスタイヤの寿命の目安として、溝の深さが新品時の50%ほどで交換するよう推奨されています。

スタッドレスタイヤの場合、スリップサインではなく「プラットフォーム」と呼ばれる突起が溝の摩耗具合を判断する基準です。

また、寒い冬の時期にタイヤが硬化しないよう柔らかい素材が使われているため、ノーマルタイヤと比較して耐久性が低いと考えられます。

雪道走行時の安全と直結するため、無理はせずに早めに交換することを意識しましょう。

オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤは、乾いた路面と多少の雪道でも安全に走行できるタイヤです。

季節の変わり目に交換する手間が省けるため、好んで利用する方も少なくありません。

オールシーズンタイヤの交換時期は、春から秋にかけてはノーマルタイヤとほぼ同じですが、冬に使用する場合は、プラットフォームが出ていないことを確認しましょう。

 

タイヤの交換時期を過ぎたことで生じる車への影響

交換時期を過ぎたタイヤで走行すると、以下の通りさまざまなリスクやデメリットが生じます。

バースト

ひび割れ、傷、摩耗が大きいタイヤで走行しているとバースト(破裂)してしまうことがあります。高速走行中などにバーストしてしまうと大事故につながりかねないため、注意が必要です。

スリップ

溝がないタイヤで走行を続けると、「ハイドロプレーニング現象」につながります。

これは地面とタイヤの間に水の層ができてタイヤが浮いた状態のことで、ハンドル操作がしにくくなるだけでなく、ブレーキも効かなくなってしまうので危険です。

制動距離の増加

制動距離とはブレーキをかけてから停車するまでの距離です。

溝がないタイヤはグリップ力(摩擦力)が低下しています。晴れた日はあまり体感しなくても、雨の日などは新品タイヤと比べて何倍も長くなるため、交通事故のリスクが高くなります。

燃費が悪化

タイヤが磨耗していると、制動距離が伸びたり曲がる際の操作性が悪くなったりするほか、タイヤと地面が接している面が大きくなることで抵抗力も増えてしまうため、燃費が悪化します。

車検に通らない可能性がある

先述の通り、車のタイヤの溝は1.6mm以上でなければならないと保安基準で定められています。

点検や交換を怠ったことでタイヤの摩耗具合が進んでいると、整備不良車として車検に通らなくなるため注意が必要です。

整備不良に該当した場合、罰則として違反点数(2点)や罰金が科されることがあります。

 

タイヤの交換時期を延ばす7つのコツ

交換時期を延ばすため、少しでもタイヤを長持ちさせたいという方は、次のような運転方法、メンテナンス方法を実践してみましょう。

乗車前の日常点検を心がける

タイヤを長持ちさせるには、乗車前の日常点検を心がけることが大切です。

タイヤの損傷やパンクは目視でも簡単に発見でき、気づかずに走行することでダメージを大きくするのを防止できます。

異常を発見した場合は、無理な走行をしないで早めに整備を行うようにしましょう。

「急」を避ける

緊急時を除き「急発進」「急ブレーキ」など急のつく操作は避けましょう。また、停車した状態でタイヤを回す「すえ切り」もタイヤの寿命を縮めるので避けましょう。

空気圧

タイヤの空気圧が適正でないと接地面が増えて磨耗しやすくなります。入れ過ぎてもハンドル操作が悪くなるなど弊害が生じます。

傷やひび割れがあれば、破裂するリスクも出てきますので、月に1度は点検して正常値を保つようにしましょう。

不要な荷物は降ろしておく

ゴルフバッグ、キャンプ用品、その他重量があるにも関わらずめったに使用しないといった荷物を積んでいる場合、面倒でもその都度、車から降ろしておくことをおすすめします。

積載量が大きければ、それだけ磨耗しやすくなるからです。

ローテーション

車がFF(前輪駆動)なら前のタイヤが、FR(後輪駆動)なら後ろのタイヤが減りやすくなります。

4本がバランスよく摩耗するよう、5千〜1万kmを目安に定期的にローテーションをしましょう。

アライメント

タイヤを見て片減りしていたり、ハンドルをまっすぐにすると左右どちらかに偏っていったりする場合、アライメント(ホイールの整列具合)が狂っている可能性が高いです。

そのままでは外側の溝が5mmもあるのに内側だけ2mmしかないといったように、偏摩耗が進んでタイヤの寿命を縮めてしまいます。

適切に保管する

夏タイヤと冬タイヤを使い分けている場合は、シーズンオフのタイヤを適切に保管することで交換時期を延ばすことができます。タイヤを保管する際は、直射日光に当たらない涼しい場所を選びましょう。

また、保管前に一度水洗いをしてよく乾燥させることも大切なポイントのひとつです。

適切な保管場所が自宅にない場合は、タイヤの預かりサービスを提供している業者を探すと良いでしょう。

 

夏タイヤとスタッドレスタイヤの履き替え時期

季節によって夏タイヤとスタッドレスタイヤを使い分ける場合、どのタイミングで履き替えるべきか悩む方も多いことでしょう。

ここでは夏タイヤからスタッドレスタイヤへ、スタッドレスタイヤから夏タイヤへはき替える時期の目安について解説いたします。

夏タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替え時期

夏タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えは、できるだけ雪が降り始める前に済ませることをおすすめします。

雪が降り始めてから履き替える場合、どの業者も混雑して交換作業の待ち時間が長引いたり、タイヤが売り切れとなる恐れがあるからです。

具体的な時期としては、10月頃からスタッドレスタイヤの購入を検討している方が多いです。

ただし北海道・青森県・新潟県などの豪雪地帯では、例年10月半ば~11月後半頃に初雪が観測されます。

そのため、地域によっては9月後半から10月前半を目安にスタッドレスタイヤの購入や履き替えを検討しても良いでしょう。

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き替え時期

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き替え時期としては、3月後半~5月前半までに済ませるケースが一般的です。

雪が少ない地域でも3月中旬までは雪が降る可能性もあるため、それまではスタッドレスタイヤのままでいる方が無難と言えます。

なお、気象庁のウェブサイトから雪や結氷の終日も公表されるため、その情報を参考にしても良いでしょう。

スタッドレスタイヤは濡れた路面にや熱に弱く、乗り心地も夏タイヤと異なります。

もう路面凍結の心配がないと判断したら、早めに夏タイヤへ履き替えることが大切です。

 

時期が近づいたら要チェック!タイヤの交換方法

タイヤを交換する方法は、大きく分けて「業者への依頼」と「自分で交換」の2通りがあります。

それぞれの交換方法に関する特徴や注意点について、以下より解説いたします。

タイヤ交換を業者に依頼する場合

タイヤの交換は、主にディーラー・タイヤ専門店・カー用品店・ガソリンスタンドへ依頼するケースが一般的です。

各業者の交換費用としては、以下の金額が相場となっています。

業者 店舗購入時の費用 持ち込み時の費用
ディーラー 2,000~8,000円 3,000~12,000円
タイヤ専門店 2,000~3,000円 3,000~7,500円
カー用品店 1,000~5,000円 2,000~4,000円
ガソリンスタンド 1,500~2,000円 2,000~6,000円

※1本あたりの交換費用

業者に依頼する場合は店舗でタイヤを購入してから交換する他に、別の場所で購入したタイヤを持ち込んで交換してもらうことも可能です。

ただし、持ち込みの場合は費用が高くなる傾向にあります。

自分でタイヤを交換する場合

必要な道具を揃えれば、工賃をかけず自分でタイヤを交換することもできます。

タイヤ交換に必要な道具は、以下の通りです。

・ジャッキ
・ホイールキャップレンチ
・レンチ
・車の輪止め
・空気圧計
・軍手

交換作業は安全かつ平坦な場所に車を停めてから、以下の手順で行います。

1 タイヤのナットを緩めておく
2 ジャッキアップポイントにジャッキを当てて持ち上げる
3 レンチでナットを回してタイヤを外す
4 新しいタイヤを取り付けてレンチでナットを締める
5 タイヤにガタつきがなければジャッキダウンする
6 ナットの増し締めをする

上記の手順を見ると簡単な作業にも思えますが、実際の交換作業は非常に難易度が高く、専門的な知識や技術がなければ失敗する恐れがあります。

作業に不備があれば走行中に部品が外れ、重大な事故につながる可能性があるため非常に危険です。

また、適切にジャッキアップを行わなければ作業中にジャッキが外れ、車体の下敷きとなりかねません。

自力でのタイヤ交換は大きなリスクが伴うため、経験がない方は無理をせず業者に依頼しましょう。

 

業者に持ち込んでタイヤ交換をするときの注意点

業者に持ち込むタイヤを購入する際、自分好みの性能を重視しても良いですがまずは愛車のサイズに合うかどうかを確認しましょう。

また、店舗によってはタイヤの持ち込み交換に対応していないこともあります。
持ち込み交換に対応していても、形状や取り付け方が特殊なタイヤは作業を断られる可能性があるため注意が必要です。

事前に業者へ問い合わせ、「持ち込み交換が可能かどうか」「持ち込みたいタイヤの形状・サイズ・メーカー」を伝えましょう。

 

カーコンビニ倶楽部はタイヤの点検から交換時期までしっかりサポート!

今回はタイヤの交換時期や寿命かどうかを判断する状態の見極め方、交換時期を過ぎたタイヤで走行するリスク、そしてタイヤの交換時期を少しでも延ばすための方法をご紹介してきました。

「カーコンビニ倶楽部のパーツ交換・取付」サービスでは、皆様の安全で快適なカーライフを全力でサポートするため、タイヤ点検やタイヤ交換だけでなく、今のタイヤの状態や交換時期についてのアドバイスもおこなっています。

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