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車のバッテリー交換時期の目安とは?費用や自分で交換する方法も解説

2025年04月05日

車のバッテリーは消耗品であり、定期的に交換しないと思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
とはいえ、どのくらいの頻度でバッテリーを交換すべきか分からず、お悩みの方もいることでしょう。
本記事では、車のバッテリーの交換時期や交換にかかる費用などについて徹底解説いたします。
自分で交換できるのか?どうやって交換するのか?などの疑問も解決できますので、ぜひ最後までご覧ください。

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車のバッテリーを交換する時期の目安

車のバッテリーはバッテリー液を補充しながら使用していれば交換は必要ないと考える方も少なくありませんが、実際は定期的な交換が必要な消耗品です。

また、バッテリーはメーカーによって「保証期間」が設定されていることをご存知でしょうか。

この保証期間とはメーカーがバッテリーを安全に使用できる期間として定めているため、一般的には「保証期間の期限=寿命」として考えられています。

バッテリーを交換した際は、次回の交換時期の目安を忘れないように交換月日を控えておくと良いでしょう。

バッテリーの寿命は車種によって異なる

一般的に、バッテリーの寿命は以下の年数とされています。

車種 寿命
ガソリン車 2~5年程度
アイドリングストップ搭載車 2~3年程度
ハイブリッド車 4~5年程度

上記の内、エンジンの停止・再始動が繰り返されるアイドリングストップ車はバッテリーにかかる負荷が大きいため寿命も短い傾向にあります。

一方でハイブリッド車のバッテリーは長持ちしやすい傾向にありますが、走行距離が増えるほど容量が小さくなるため、経過年数よりも走行距離に応じて交換時期を判断しましょう。

 

バッテリーの交換時期が近づくと車に現れるサイン

たとえ保証期間内であっても、バッテリーの劣化が見受けられた場合は交換するべきタイミングの前兆と考えましょう。

では、バッテリーの劣化はどのようにして判断すれば良いのでしょうか。

前兆症状1:エンジンのかかりが悪くなる

分かりやすいのは「車のエンジンのかかりが悪くなる」ことです。

エンジンをかけるときはセルモーターが勢いよく「キュルルル」と回りますが、バッテリーが弱ってくると勢いが衰えてくるので交換を検討しましょう。

「ギュルギュル」と重く弱々しい音がする場合は、すぐにでも交換が必要です。

前兆症状2:ヘッドライトの明るさ

次に目安となるのが「ヘッドライトの明るさ」です。

バッテリーが弱ってくるとヘッドライトが暗くなってきます。

特にエアコンをオンにしたり、ワイパーを動かしたりなど、他に電気を使ったときにヘッドライトが暗くなる場合、車のバッテリー交換時期が近づいていると考えられます。

前兆症状3:アイドリングストップ頻度の減少

そのほか、アイドリングストップが搭載されている車でしたら「信号待ちでアイドリングストップする頻度が減った」と感じるようになったタイミングが、バッテリー交換時期と考えられています。

前兆症状4:バッテリー電圧の低下

バッテリーの劣化が進むと、電圧が低下します。

通常時は12.5~12.8V、エンジンの始動時は13.5~14.5Vが正常値です。

そのため、「通常時の電圧が12.5V未満」になったらバッテリーの交換時期と判断することができます。

なお、バッテリーの電圧は検電テスターをプラス端子とマイナス端子に当てて計測可能です。

前兆症状5:バッテリー本体に異常がある

バッテリー本体に以下のような異常があった場合、交換時期が近づいていると考えられます。

・バッテリー液が規定量よりも少ない
・本体が膨らんでいる
・端子の周りに粉が付いている

なお、メンテナンスフリーバッテリーの場合はバッテリー液を確認することができないため端子周りの汚れや本体の膨らみ・ひび割れなどの状態から判断しましょう。

 

【業者別】車のバッテリー交換にかかる費用

車のバッテリー交換は業者へ依頼するケースが一般的ですが、その際に気になるポイントが「費用はいくらかかるのか」です。

ここでは、車のバッテリー交換費用の内訳や具体的な相場について解説いたします。

バッテリー交換費用の内訳

バッテリー交換費用には、基本的に以下のような代金・工賃が含まれています。

・バッテリー本体代
・交換工賃
・古いバッテリーの廃棄料

バッテリー本体代は選んだバッテリーの種類によって、交換工賃は依頼先によって変わります。

なお、車のバッテリーには人体に有害な希硫酸が入っており、自治体に回収を依頼することはできません。

古いバッテリーを自分で処分するには手間がかかるため、料金が発生しても業者にそのまま廃棄してもらった方が手軽です。

バッテリー交換費用の相場

バッテリー交換にかかる費用を業者別にまとめると、以下の通りです。

業者 交換工賃 廃棄料 合計
ディーラー 3,000円〜5,000円程度 0円~500円程度 3,000円~5,500円+本体代
整備工場 ~3,000円程度 0円~ 3,000円~+本体代
カー用品店 1,000円~3,000円程度 0円~1,000円程度 1,000円~4,000円+本体代
ガソリンスタンド 1,000円~3,000円程度 0円~ 1,000円~3,000円以上+本体代

バッテリー本体代は、標準的なものなら4,000円程度で購入可能です。

一方で、ハイブリッド車用のバッテリーや輸入車用のバッテリーは数万円程度かかることもあります。

 

バッテリー交換費用を抑える方法

バッテリー交換は安全な運転を続けるためにも重要な作業ですが、できる限りコストを抑えたいと感じる方も多いと思います。

ここでは、バッテリー交換にかかる費用を抑える方法についてご紹介いたします。

自分でバッテリーを交換する

業者に依頼せず、自分でバッテリーを交換すれば工賃を省くことができます。

正しい手順を踏めば自分でバッテリーを交換することは可能ですが、方法を誤ると感電などの恐れがあるため注意しましょう。

また、接続や固定の強度など取り付けも正しくできていないと火災の原因にもなります。

自分でのバッテリー交換は大幅なコストカットが可能であると同時に、失敗したときのリスクが高く、まさに諸刃の剣と言える手段です。

車に関する知識に自信がない場合は、工賃がかかっても業者に依頼することをおすすめします。

安く購入したバッテリーを持ち込んで依頼する

通販サイトでは、リーズナブルな価格で販売されているバッテリーが多く見受けられます。

安く購入したバッテリーを持ち込んで業者に交換を依頼すれば、バッテリー本体代の節約につながることでしょう。

ただし、業者によっては持ち込みによる交換を断られたり、通常よりも工賃が高くなる場合もあります。

費用を抑えるつもりが、かえって高くなってしまわないように、利用を検討している業者へ事前に確認しておきましょう。

 

車のバッテリー交換ができる業者

車のバッテリー交換は業者へ依頼するケースが一般的ですが、バッテリー交換に対応している業者の種類は様々です。

ここでは、バッテリー交換に対応している業者の種類と特徴を解説いたします。

ディーラー

ディーラーでは、自社の車について熟知した整備士が交換作業を請け負います。

さらに交換するバッテリーはすべて純正品なので、信頼性が高く、安心して任せることができます。

なお、店舗によっては工賃に割引が適用されたり、古いバッテリーを無料で廃棄してくれたりすることもあります。

整備工場

民間の整備工場は地方運輸局長に許可を受けており、車の整備を専門的に請け負ってきたプロが在席しています。

また、車種にかかわらず対応してくれる場合が多いため、近隣にディーラーがない方も気軽に利用することができます。

交換するバッテリーは純正品以外にも社外製品を用意していおり、希望に合わせて柔軟に対応してくれることも特徴です。

ただし取り扱っているバッテリーの種類が限られている整備工場もあるため、事前に確認しておく必要があります。

カー用品店

カー用品店は全国に店舗が多く、豊富な在庫の中から予算や希望に合ったバッテリーを選んで、交換してもらえるのが魅力です。

ただし、持ち込みバッテリーの交換には対応していない店舗もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

また、すでに交換したいバッテリーが決まっている場合、店舗に在庫があるか事前に確認しておくとスムーズです。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドもカー用品店と同じく店舗数が多いため利用しやすく、工賃も比較的安いことがメリットです。

給油や洗車などのついでにバッテリー交換を依頼できる、利便性の高さも魅力と言えます。

ただし店舗によってはバッテリー交換に対応していないことがあるため、事前の確認は必要です。

 

 車のバッテリー交換にかかる時間の目安

業者に車のバッテリー交換を依頼した場合、交換作業だけなら10~15分程度で終了します。

ただしバッテリーのバックアップや初期化が必要な場合や、特殊な作業が必要な車両の場合、ハイブリッド車の場合などは作業時間が長引きやすいです。

また、店舗の混雑具合によっては作業までに30分以上の待ち時間が発生することもあります。

見積もりや支払いなどの時間も考慮すると、余裕をもって1時間程度の時間が確保できるようスケジュールを管理することをおすすめします。

なお、店舗の在庫にないバッテリーを取り寄せる場合、交換までに数日程度かかる可能性があります。

 

自分で車のバッテリーを交換する方法

車のバッテリーは、自分で交換することも不可能ではありません。

以下より、自分で車のバッテリーを交換する場合に知っておくべきバッテリーの選び方・交換方法について解説いたします。

愛車に適したバッテリーを確認・購入する

バッテリー選びでまず確認すべきは、愛車に適合するバッテリーの種類です。

現在搭載しているバッテリーを見て、上面に記載されている型式を確認しましょう。

例えば、通常車(充電制御車)のバッテリーなら「55B19L」といったように表記されています。

55はバッテリーの性能、Bはサイズ区分、19は本体の長さ、Lは端子の極性位置を示す部分です。

サイズ・長さ・端子の極性位置は既存のバッテリーに合わせて、性能は自分の希望も加味して選びましょう。

必要な道具を用意する

バッテリー交換に必要な道具は、以下の通りです。

・スパナまたはレンチ
・トルクレンチ
・絶縁テープ
・作業用手袋
・ワイヤーブラシ

いずれもカー用品店やネット通販などで入手できます。

バッテリーの交換手順

必要な道具を用意したら、以下の手順でバッテリーを交換しましょう。

1 エンジンを停止させる

2 バッテリーの端子を、カバー・マイナス端子・プラス端子の順に取り外す

3 スパナでステーを取り外す

4 古いバッテリーを取り外し新しいバッテリーをセットする

5 バッテリーの端子を、プラス端子・マイナス端子・カバーの順に取り付ける

詳細は後述しますが、端子の取り付け・取り外し作業を誤ると感電の危険性があるため、十分な注意が必要です。

 

自分で車のバッテリーを交換する際の注意点

工程だけみると車のバッテリー交換は非常に簡単と思われるかもしれません。

しかし、バッテリー交換は交換の難易度以上に注意する点が多く、作業を誤ると重大なトラブルに発展することも多いため注意が必要です。

ここでは、車のバッテリー交換時に注意すべき点をご紹介します。

注意点1:端子とステーの接触によるショート

車のボディの多くは鉄板や金属のため、バッテリーのプラス端子とボディなどの金属が接触することで簡単にショートしてしまいます。

特に多いのが、バッテリー周辺の作業を行う際にプラス端子に工具が接触してしまうケースです。

基本的にプラス端子にはプラスチックなどでカバーがされているため通常では起こりづらいのですが、交換作業中はカバーを取り外して端子を脱着することから事故も起きやすくなります。

また、バッテリー端子の取り付けが緩かったり、固定するステーが緩い場合、走行中に端子とステーが接触しショートすることも想定されます。

最悪の場合はエンジンルームに残留したオイルなどに引火する恐れもあるため、車のバッテリー交換は注意を払って作業を行う必要があります。

注意点2:端子の状態

車における電装品の電力はバッテリーの性能に依存すると思われがちですが、実はバッテリー以外にも影響を与える部品があります。

例えば、バッテリーと車両側の各部配線やユニットを繋ぐバッテリー端子もその1つと言えるでしょう。

バッテリー端子にサビや異物が付着していたり、摩耗によって端子との接触が悪くなっていると、新しいバッテリーの性能を十分に発揮できません。

その結果、バッテリーを交換したのにエンジンのかかりが悪い、電装品が正常に作動しないといった不具合が生じる可能性があります。

交換の際はバッテリーの端子の状態も確認し、必要に応じてブラッシングで汚れを除去することが重要です。

また、端子の劣化がひどい場合は交換することも検討しましょう。

注意点3:HV車・EV車の駆動用バッテリー交換

HV車やEV車には、「補機バッテリー」と「駆動用バッテリー」の2種類のバッテリーが搭載されています。

補機バッテリーは、ガソリン車に搭載されているバッテリーと同様の12Vの電流が流れています。

一方で、駆動用バッテリーは200Vもの高圧電流が流れています。

万が一ショートすれば、最悪の場合死亡事故につながるため、駆動用バッテリーの交換は絶対に自分では行わず、業者へ依頼しましょう。

補機バッテリーに関しては、ガソリン車と同様に自分で交換することも不可能ではありません。

しかし、バッテリーの搭載位置によっては内装を剥がす必要があったり、電装品の設定のバックアップが必要になることもあるため、業者へ依頼した方が手間もかからず安心でしょう。

注意点4:車のバッテリー交換から不調に繋がる恐れも…

近年の車の多くは、コンピューターによってエンジンなどを細かく制御しているため、バッテリー交換による不調やトラブルが発生するケースが増えています。

特に多いのが、エンジン周りの学習値がバッテリー交換によってリセットされることで起きる不調です。

エンジンは、空気とガソリンの混合気を燃焼させ、回転運動に変換する仕組みですが、その際にアクセルを踏んだ量に応じて空気の量をセンサーが検知し、コンピューターが適切なガソリン量を調整しています。

しかし、実際には長年の使用によりエンジン内部に汚れが蓄積するため、コンピュータ―が補正を行いながら最適な状態を維持しています。

バッテリーを交換することで、これらの学習値がリセットされるため、バッテリー交換後にエンジンの吹きや掛かりが良くないなどのトラブルが発生することがあります。

車種や車両状態にもよりますが、再学習を行うには専門機器が必要になる場合もあるため、プロの手で確実に取り付けを行う方が安心です。

 

車のバッテリーを自分で交換するデメリット

自分で車のバッテリーを交換すると、下記のようなデメリットが生じる可能性があります。

端子の接続を誤ると重大な事故につながる可能性がある

バッテリー交換の際に接続するケーブルの端子が車体に触れたり、プラス端子とマイナス端子が接触したりすると、感電する恐れがあります。

少しのミスで重大な事故につながる可能性を考えると、バッテリー交換は業者へ依頼した方が安心です。

愛車に適したバッテリー選びが難しい

車種ごとに適合するバッテリーは異なるため、愛車に対応しているバッテリーを選ぶ必要があります。

しかし、型番の読み方を理解し、適合するバッテリーの中から品質の良いものを見極めるのは、簡単ではありません。

特に初心者の方は、無理に自分で選ぼうとせず、業者に相談してバッテリー選びから交換までサポートしてもらうのが安心です。

ナットを締める際の力加減が難しい

バッテリーターミナルの取り付け部やバッテリーを固定するナットの締め付けが緩いと、走行時の振動で外れてしまう場合があります。

その一方で締め付けが強すぎても金具の破損につながるため、適切に作業を行うには経験と知識が必要です。

万が一ナットの取り付け不良が起こると、エンジンの不具合だけでなくショートを起こす可能性もあるため、不安な方は業者へ依頼をしましょう。

 

車のバッテリーを劣化させる5つの原因

車のバッテリーは、使い方によっては短いスパンでの交換が必要となることもあります。

バッテリーの交換時期を早める要因としては、以下5つのケースが挙げられます。

ライトの点けっぱなし

スモールライトや室内灯を点けたまま、駐車場に車を長時間停めてしまった経験はないでしょうか。

ライト類の点けっぱなしは、車のバッテリー交換時期を大幅に早める原因になります。

昼間は特に分かりにくいため、車を降りる際は毎回ライト類に消し忘れがないか、しっかり確認する習慣を身につけておきましょう。

スイッチの入れっぱなし

エアコン、オーディオ、室内灯など、車内にはさまざまなスイッチが埋め込まれています。

「どうせ毎日乗るから」と思ってしまいがちですが、例えば、エアコンをオンにしたままの場合、エンジンをかける際、セルモーターとエアコンの両方に電力を供給することになるため、バッテリーの交換時期を早める原因になります。

夏場と冬場

夏場と冬場は、エアコンやワイパーなど電気を使うケースが多いため、バッテリーが上がりやすい傾向があります。

特に1〜2月は、年間を通じて最も車のバッテリー上がりが多いと言われています。

これは、気温が20〜25℃程度の環境下でバッテリーが十分に性能を発揮できるように作られているからです。

そうした時期が来る前に寒冷地仕様のバッテリーを搭載する、バッテリー液を補充するなど、対策を練っておくことをおすすめします。

充放電の繰り返し

バッテリーが充放電されるとき、電解液に浸かっている正極・負極のプレートを電子が行き来します。

このプレートは多くの場合、鉛でできており、化学反応により絶縁物質である硫酸塩などの結晶が形成されてプレートに付着します。

結晶は充放電を行うたびに増えていき、やがてバッテリー性能の低下を招きます。

つまり、バッテリーが頻繁に充放電されれば、上記の化学反応も多発してバッテリー性能の低下が早まるということです。

 

車のバッテリーを交換しないとどうなる?

定期的なバッテリー交換を怠っていると、バッテリーの電力が減少していきます。

さらにそのまま使い続けるとバッテリーの電力が完全に失われ、車の電気系統全般が作動しなくなります。

電気系統が作動しなければエンジンをかけることができなくなり、車は走行不能となるのです。

そのため、バッテリーはこまめに状態をチェックしながら、寿命を迎える前に交換することが大切です。

 

車のバッテリーを長持ちさせるコツ

バッテリーを長持ちさせるためには以下のポイントに気を付けながら、日頃のメンテナンスを怠らないことも重要です。

バッテリーを定期的に点検する

整備工場やカー用品店などの業者は、バッテリー交換だけでなく点検を行ってくれることもあります。

目視による点検は自分でも可能ですが、自分では正確にコンディションを判断する自信がない場合は、専門知識を持つプロに相談した方が安心です。

3ヵ月~6ヶ月に1回程度を目安にバッテリーを点検し、異常があればその都度対処しましょう。

車を長く放置しない

バッテリーは走行時に充電されるため、長期的に車を放置しているとバッテリーの電力が不足してしまいます。

また、頻繫な短距離走行も、バッテリーの充放電が繰り返されて負荷がかかるため注意が必要です。

特別な用事はなくても、週に1回以上・往復10km程度を目安に車を走行させることをおすすめします。

バッテリーに過度な負荷をかけないように使う

電装品の使い過ぎなどによりバッテリー上がりを起こすと、バッテリーに大きな負荷がかかります。

バッテリー上がりは充電すれば解決できますが、バッテリーが上がったまま長く放置すると、そのまま回復せず交換を要する事態にもなり得ます。

特に冬場は、気温低下によりバッテリー液が冷え、充電能力が下がります。

そのうえでエアコンの暖房機能を使うと、電力の供給が間に合わずバッテリーが上がりやすくなるため、一層の注意が必要です。

 

交換前にバッテリーが上がった場合の対処法

走行中にバッテリーが上がってしまったら、ブースターケーブルで他の車のバッテリーと接続するかロードサービスを手配して車を運んでもらいましょう。

周囲に頼れる人がいない場合やロードサービスの手配が難しい場合は、ジャンプスターターという小型のバッテリーで電力供給を行うという手もあります。

ジャンプスターターはカー用品店やネットショップなどで販売されているため、万が一の事態に備えて購入しておくと良いでしょう。

なお、一度上がったバッテリーは劣化が急速に進むため、そのまま使用せず交換することをおすすめします。

 

車のバッテリー交換に関してよくある質問

車のバッテリー交換に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

Q1.バッテリー交換は持ち込みでもできますか?

業者によっては、自分で購入したバッテリーを店舗に持ち込んで交換することも可能です。

ただし持ち込みは全面的に不可としている業者、持ち込みの場合は工賃が割高になる業者もあるため、事前に確認しておきましょう。

Q2.車のバッテリーを交換すると何が変わりますか?

エンジンの始動性やアクセルを踏んだ際の反応が改善され、運転の快適性が向上します。

また、ヘッドライトが明るくなったりオーディオの音質が良くなったりと、電装品の機能の向上にもつながります。

Q3.車のバッテリーが上がったら交換した方がいいですか?

1度バッテリーが上がったら、その後回復したとしても交換をおすすめします。

バッテリーが上がると劣化が急速に進み、そのまま使うとさらに寿命が縮むだけでなく、エンジン内部が損傷する恐れがあるからです。

Q4.ハイブリッド車は何日乗らないとバッテリーが上がりますか?

ハイブリッド車の場合、駐車時でも常に5~10ミリアンペア程度のバッテリー電力を消費しています。

そのため、運転をしない日が続くと3~4週間程度でバッテリー上がりを起こす可能性が高まります。

Q5.車のバッテリーの寿命は10年までもちますか?

一般的なバッテリーの寿命は2年~5年程度ですが、使い方や車種によっては10年程度使用できる場合もあります。

しかし、長年使用したバッテリーは劣化が進んでいる場合が多く、突然バッテリートラブルが生じる可能性が高いです。

長く使用したい場合は、定期的なメンテナンスを怠らず、過度な負荷をかけない使い方が重要になります。

 

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今回は車のバッテリー交換時期や費用、自分で交換する方法などについて解説してきました。

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もし出先でバッテリーが上がり、ロードサービスを依頼するとなれば数万円の出費を伴うだけでなく、その後の行程にも大きな影響を与えてしまいます。

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