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タイヤの空気圧の適性値とは?高め・低めによる弊害や空気圧の入れ方も解説

2025年12月05日

タイヤの空気圧点検は、走行の安全性維持とタイヤを長持ちさせるために重要なメンテナンスです。
本記事では、タイヤの空気圧の確認方法や空気圧を調整しないことのリスク、空気の充填方法などについて詳しく解説します。
空気圧以外でタイヤのコンディションを見極めるポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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タイヤの空気圧管理の重要性

タイヤの空気圧には「適正値」がありますが、空気圧が法律で決まっているわけではありません。

そのため空気圧が高くても低くても車検には影響しませんが、適正値でない状態が続くと命にも関わる重大なトラブルが生じやすくなります。

そのため、愛車のタイヤの適正な空気圧を理解したうえで、定期的な点検と調整を実施することが大切です。

空気圧の適正値の見方

タイヤの空気圧の適正値は、以下の箇所に記載されていることが多いです。

・運転席ドアの内側
・給油口のふたの裏側

適正値はメーカーによって定められており、車種によって変わります。

また、同じ車種でもフルモデルチェンジした車種はチェンジ前と後で適正値が変わることもあるため、必ず玄座の適正値を確認しておきましょう。

 

タイヤの空気圧が高め・低めだとどうなる?

ここでは、タイヤの空気圧が適正値よりも高め・低めそれぞれの場合に起こり得るトラブルについて解説いたします。

タイヤの空気圧が高めなことで起こり得るトラブル

タイヤの空気圧が適正値より高いと、以下のようなトラブルのリスクが高まります。

・センター部の摩耗が早まる
・障害物の乗り上げ時にタイヤにかかる負荷が上がる
・走行中の振動が強まる
・操縦安定性が低下する

空気圧が高くタイヤが張り詰めた状態だと、偏摩耗が早まったりタイヤがダメージを負いやすくなったりして、タイヤの短命化につながります。

また、走行中に車体が跳ねやすくなるため、乗り心地や操縦安定性の低下にも注意が必要です。

タイヤの空気圧が低めなことで起こり得るトラブル

タイヤの空気圧が適正値より低い場合に起こり得るトラブルは、以下の通りです。

・燃費が悪化する
・ハンドルの切れが悪くなる
・ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる

タイヤの空気圧が低めだと、タイヤのたわみにより転がり抵抗が強まります。

その結果、エネルギー効率が低下して燃費が悪くなったり、走行時にハンドルが重く感じたりします。

また、グリップ力も損なわれるため、濡れた路面の走行時にハイドロプレーニング現象が発生し、事故につながるおそれもあります。

 

タイヤの空気圧の点検方法

タイヤの空気圧点検は業者へ依頼するケースが一般的ですが、自分で点検することも可能です。

以下の手順で現在の空気圧を測定しましょう。

1 エアバルブのキャップを取り外す
2 エアゲージのホースの先端をエアバルブに押し当てる
3 メーターを見て空気圧を確認する

タイヤの空気圧点検には、カー用品店などで販売されている「エアゲージ」が必要です。

形状によって使い方が異なる場合もあるため、取扱説明書を参考に作業しましょう。

自分でタイヤの空気圧を点検する際の注意点

タイヤの空気圧点検は、必ずタイヤが冷えている状態で行いましょう。

走行直後などでタイヤの表面温度が上がっていると、空気圧が正しく表示されない場合があります。

また、エアバルブキャップは小さいため紛失しやすい部品です。

誤ってホイールキャップの中に落とさないよう、素手で慎重に取り外しましょう。

 

タイヤの空気圧点検を行う頻度

タイヤの空気は、車を使用しなくても徐々に減少していきます。そのため、車の使用頻度にかかわらず定期的にチェックする必要があります。

タイヤの空気圧チェックは、1ヵ月に1回程度の頻度が目安です。

空気圧チェックはガソリンスタンドによっては無料で行ってくれる場合もあるため、給油のついでにチェックする習慣をつけても良いでしょう。

 

タイヤの空気の入れ方

タイヤの空気圧点検の結果、空気圧が適正値よりも低めだった場合は空気を充填する必要があります。

ここでは、タイヤの空気を充填する方法について解説いたします。

充填機を使って自分で入れる

車のタイヤの空気は、充填機を使って自分で入れることも可能です。

充填機は、主にガソリンスタンドに設置されています。

充填機を使った空気の入れ方は、以下の通りです。

1 エアバルブのキャップを取り外す

2 ホースの先端のノズルをエアバルブに押し当てる

3 エアタンクの圧力計で現在の空気圧を確認する

4 空気圧を確認しながら空気を充填する

5 ノズルを外してエアバルブのキャップを取り付ける

充填の際、空気が漏れていると「シュー」と音がします。

音がしないように、ノズルをしっかりと差し込みましょう。

タイヤの空気はどれくらい入れるべき?

メーカー指定の適性値の範囲になるまで充填します。

ただし、走行を続けるうちに少しずつ空気が抜けていくことを見越して、少しだけ高めの空気圧になるまで充填しても良いでしょう。

目安としては、「適正値+20Pa程度」の数値を上限とするのがおすすめです。

業者に依頼する

手間なく安全にタイヤの空気を充填するなら、業者への依頼がおすすめです。

空気の充填作業は、主に以下の業者で依頼できます。

・ディーラー
・ガソリンスタンド
・整備工場
・カー用品店
・タイヤ専門店

料金としては数百円程度ですが、業者によっては無料で実施してくれる場合もあります。

他にも、タイヤの状態をチェックのうえその場でタイヤ交換も依頼できるため、よりタイヤのベストコンディションを保ちやすくなります。

空気圧を下げにくくするなら窒素ガスを入れるのもおすすめ

業者にタイヤの空気を充填してもらう際、オプションとして窒素ガスを充填できる場合があります。

窒素ガスの分子はタイヤのゴム分子よりも大きく外へ漏れにくいため、空気圧の減少を抑えることが可能です。

また、静粛性や燃費の向上、偏摩耗の抑制といった効果にも期待できます。

 

タイヤの空気圧以外に確認すべきポイント

タイヤの空気圧点検をする場合には、空気圧だけではなくその他の部分もチェックするようにしましょう。

 溝の残り・スリップサイン

タイヤの溝の深さはグリップ性能に関わる大切な要素であり、車検でもチェックされるポイントです。

一般的に、タイヤの溝は新品の時点で8mm程度あります。

しかし、走行を続けるうちに摩耗が進んで溝が浅くなっていき、グリップ力の低下を招きます。

タイヤ本来の性能を維持するためにも、残り溝4mm以上を目安として定期的に点検しましょう。

なお、残り溝が1.6mmになるまで摩耗が進むと、タイヤに「スリップサイン」が出てきます。

スリップサインが出たタイヤは事故の危険性が高く、保安基準に適合しないとして車検にも通らなくなります。

亀裂などのダメージ

ひびや傷、亀裂などがないかをチェックしましょう。

小さな傷ではなく、亀裂といえるようなひびや内部に達している可能性がある傷は大きなダメージとなっている場合があります。

放置すると走行中にバーストすることもあるため、目視での外観チェックもおろそかにしないようにしてください。

偏摩耗がないか

偏摩耗はタイヤの劣化を早めます。

タイヤは4輪が均等に摩耗するわけではなく、駆動輪の摩耗が早い傾向があります。走り方や重量の偏りなどによって一部だけ摩耗が激しくなることもあります。

そのため、タイヤの位置を入れ替えるタイヤローテーションを定期的に実施するのがおすすめです。

目安となるのは走行距離5,000km程度ですが、タイヤの状態はそれぞれの車の使い方や走行環境によっても変わるため、プロに判断をゆだねるのもひとつの方法です。

エアバルブからの空気漏れ

タイヤに目立ったダメージがないにもかかわらず空気圧の低下が早く感じた場合は、エアバルブの劣化を疑いましょう。

エアバルブはゴムタイプと金属タイプがありますが、メーカー純正タイヤではゴム製が一般的です。

ゴム製のエアバルブはタイヤと同じく劣化するので、バルブの根元から空気が漏れることがあります。

また、金属製のエアバルブでも、ゴムパッキンの劣化により空気が漏れるケースがあります。

タイヤと併せて、エアバルブの状態も定期的に確認しておきましょう。

 

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