遮熱カバーの効果と注意点とは?夏の車を守るための使い方&選び方ガイド

2025年10月13日
車を屋外で保管する場合、夏場の炎天下ではボディ表面や車内は高温状態となり、様々な弊害が生じます。
可能であれば屋内駐車がベストですが、難しい場合は「遮熱カバー」の使用をおすすめします。
本記事では、車の遮熱カバーで得られる効果や装着のコツ、選び方などについて詳しく解説します。
遮熱カバー以外の車の暑さ対策についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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車の遮熱カバーを使うことで得られる効果
車内温度の上昇が抑えられる
遮熱カバーを使うことの主なメリットは、車内温度の上昇が抑えられることです。
近年は真夏になると、外気温が35℃前後となる日が当たり前になっています。
JAFが実施した検証によると、外気温35℃の中で車を停め続けたところ車内温度は55℃を超え、厳しい高温状態になることが分かりました。
高温状態になると、車内に置かれたスマートフォンなどの電子機器やライターなど小物類が故障・破損する危険性が高くなります。
さらにハンドルの表面も熱くなり、火傷につながるおそれもあります。
思わぬ事故を防ぐためにも、外気温の高い季節は遮熱カバーを使って車内温度の上昇を抑えることが大切です。
参考: [Q]晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編
ボディに汚れがつきにくくなる
どのボディカバーにも共通するメリットが、ボディに汚れがつきにくくなることです。
屋外で車を保管していると、砂ぼこり・泥・鳥のフンなど様々な汚れが付着します。
ボディの汚れを放置するとやがて固着し、落としにくくなるケースも多いです。
ボディ全体を覆うボディカバーを使えば、汚れの付着を予防できるためボディの美観を保ちやすくなります。
天候による塗装の劣化が抑えられる
車の塗装が劣化する原因のひとつに、直射日光による紫外線や熱があります。
常に日光にさらされる屋外駐車では、塗装の色褪せや塗装剥がれといったトラブルが起こりやすくなります。
遮熱カバーを使えば、塗装の劣化をまねく日光に直接当たる心配がないため、塗装を長持ちさせることが可能です。
車の遮熱カバーで注意したいデメリット
摩擦傷がつくことがある
ボディカバーには、摩擦によって小さな傷がつくリスクがあります。
カバーの生地がボディに擦れることで傷が蓄積し、外観を損ねてしまう可能性があるため注意が必要です。
特に、ボディサイズに合わないカバーを使ったり、風が強い日にカバーを使ったりすると摩擦が生じやすくなり、傷のリスクが高まります。
裏起毛タイプのカバーを選ぶと傷がつきにくい傾向があります。
着脱に手間がかかる
車体が大きいほどカバーの着脱は大変で、1人で行うと時間がかかります。
そのため、出かける際にはカバーの着脱時間も見込んで余裕をもって行動することが大切です。
遮熱カバー装着・取り外しのコツ
まずはカバーを車体に軽くかぶせ、前後の向きを確認しましょう。
目印のタグやマークを参考にしながら全体を広げていくと、スムーズに装着できます。
取り外すときは、片側だけを一気に引っ張らず、両側を少しずつ均等にずらすように外すのがコツです。
その際、表面の汚れが内側に入り込まないよう注意しましょう。
ボディカバーの着脱は、慣れないうちは時間がかかるものです。
何度か繰り返すうちにコツが掴めて、安全かつ効率的に扱えるようになります。
遮熱カバーの選び方
遮熱カバーにも様々な種類があり、それぞれ脱着の難易度や機能性などが異なります。
自分に合ったカバーを入手するためにも、以下のポイントに注目して選ぶことをおすすめします。
・サイズの大きい車に使うなら軽量なものを選ぶ
・複数の車に使うならサイズ調整が可能なもの選ぶ
・風による摩擦が心配なら固定ベルトが付属したものを選ぶ
・価格と機能のバランスを考えて選ぶ
遮熱カバーを含め、ボディカバーは高性能な製品ほど価格が高い傾向にあります。
自分が求める機能と予算のバランスを考えて選ぶことも、後悔しないカバー選びにおいて重要です。
車の遮熱カバー以外で効果的な暑さ対策
ボディカバー以外にも、以下の方法で車内の高温を予防することが可能です。
サンシェードを使う
外出時など、一時的に車内の温度上昇を防ぐのであればサンシェードが便利です。
サンシェードは、フロントガラスに装着するだけで前方からの直射日光を遮断できます。
また、ボディカバーよりも価格が安い傾向にあるため、手軽に高温対策をしたいという方におすすめのアイテムです。
遮熱ハンドルカバーを使う
サンシェードと併せておすすめのアイテムが、ハンドル用の遮熱カバーです。
ハンドル用遮熱カバーはコンパクトなので車内に常備しやすく、ハンドルに被せるだけで表面の温度上昇を防ぐことができます。
窓ガラスに遮熱フィルムを貼る
車から降りる度にサンシェードやカバーを装着することが手間に感じる場合は、あらかじめ窓ガラスに遮熱フィルムを貼っておくのもおすすめです。
フロントガラスやサイドガラスなどに遮熱機能を持つフィルムを貼っておけば、その都度アイテムを用意しなくても車内の温度上昇を予防することができます。
遮熱の他、UVカット機能を持つフィルムもあるため、運転中の日焼け対策にも有効です。
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