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車検の価格は年式で異なる?車検費用の基本と併せて解説

2021年07月02日

車の維持費の中でも高額となる車検ですが、車検は年式によって価格が異なる場合があります。今回はそんな車検費用について基本料金から年式による変化の理由をご紹介します。

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車検の価格はどうやって決まる?

はじめに、車検の価格はどのようにして決まるのかを見ていきましょう。

車検費用の内訳は3つに分けられる

車検費用は、以下の3つの項目に大きく分けられます。

法定費用

法定費用とは自動車重量税、自賠責保険料、印紙代(検査手数料)の3項目で、検査そのものに支払う費用ではありませんが、法定費用を支払わないと車検を受けることはできません。

・自動車重量税

自動車重量税は登録車の場合は車両重量と年数によって課税額が変わります。軽自動車は一律で5,000円です。なお、一定の燃費基準・排ガス基準をクリアしている車種はエコカー減税によって自動車重量税の軽減措置が受けられます。

・自賠責保険

自賠責保険料は強制保険ともいわれ、すべての車の所有者に加入が義務付けられている保険です。加入していなければ公道を運転することはできません。交通事故を起こした際の被害者のみに対する補償を担う保険です。

・印紙代(検査手数料)

印紙代は車検を受けるにあたって必要な手数料です。印紙を購入して支払うスタイルのため、印紙代、証紙代と呼ばれるのが一般的です。

印紙代は、車検を受ける場所が指定工場かそうでないかで価格が変わります。

車検基本料

車検基本料には、法定24ヶ月点検の費用や測定検査費用、車検・書類代行費用、人件費などが含まれており、価格は車検工場が同時に設定するため、業者によって価格に差があります。

部品交換料金

車検を通すため、もしくは車を安全に走行できる状態にするために部品交換やメンテナンスにかかる費用で、車の状態、また交換する部品や使用するオイルなどの価格によって費用は変わります。

車検業者によっても価格が異なる

車検は、さまざまな業者で受けることができます。業者によって価格は異なるので、価格とそれぞれのメリット・デメリットを照らし合わせ、自身が納得のいく業者に依頼することが大切です。

ディーラー

ディーラー車検は数ある車検業者の中でも価格の高さはトップクラスです。価格は高いですがそのメーカーの車種の特徴を把握し、専門知識を持ったスタッフが純正部品を使用して車検やメンテナンスを行うため、信頼度が高いのがメリットです。

特に海外メーカーの車は特殊な機構を採用していたり、専用の部品を使用していたりすることが多いことを理由に車検専門店やガソリンスタンドなどほかの業者では断られることもあり、ディーラーでしか車検を受けられないケースもあります。

車検専門店

近年は車検を専門的に手掛ける車検専門店も登場しています。車検専門店は車検に特化しているため、独自の効率の良いシステムを構築しており、価格も安く、即日車検に対応しているなど車検のスピード感も早い傾向にあります。

車検に特化している反面、その他の整備やサービスなどはあまり期待できないため、車検のついでにほかの点検や修理などを考えているのであれば注意が必要です。

ガソリンスタンド

通い慣れたスタンドで給油のついでに気軽に車検が受けられるのがガソリンスタンドの最大のメリットでしょう。整備工場やカーショップなどに慣れていない方でも気負いなく利用できます。価格も比較的安い傾向にあるようです。

一方で車検を専門的に扱っているわけではないため、スタンドによって技術に差がある場合や、状況によってはすぐに実施してもらえない場合もあります。

カー用品店

カー用品店の中でも車検を扱う店舗もあります。カー用品店の車検では交換部品などを店頭の商品から予算や好みに合わせて選択できるのが魅力といえるでしょう。商品知識の豊富なスタッフに相談することも可能です。ショップ独自のポイントサービスなどが受けられる場合も。

こちらもガソリンスタンドと同じく車検専門ではないため、技術にばらつきがあるケースもあるようです。価格はディーラーほど高額ではなく、比較的お手軽な価格といえるでしょう。

民間整備工場

民間整備工場でも車検を受けることが可能です。民間整備工場には「指定工場」と「認定工場」の2種類があります。

管轄の運輸局長の認定を受けた「指定工場」の場合は車検用ラインがあるためスピーディーな車検が可能ですが、「認定工場」の場合整備はその工場でできますが車検そのものは車検場に持ち込まなければならないため、時間がかかります。

価格設定は工場によってさまざまですが、ディーラーほど高額にはならない程度の価格であることが多いようです。

ユーザー車検

ユーザー車検は、車検場に自ら車を持ち込んで車検を受けることを指します。業者を使用する際に必要な人件費や手数料が必要ないため最も安く車検が受けられますが、自身で車を車検に合格する状態に整備しなければならないため、車の知識や整備技術がないと難しいでしょう。

合格基準に達していない場合は、整備しなおして再検査を受けなければなりません。

 

車検の価格は年数・年式によって異なるのか

車検は車を維持する中で負担の大きいものとなっていますが、そんな車検の価格は使用年数や車両の年式によって異なります。

価格が異なる理由として様々な原因が考えられますが、主に下記のようなものが挙げられます。

・年式が古くなるほど劣化したパーツの交換が必要となるため

・各種税金の負担額が変化するため

走行距離を走っていなくても車両は日々劣化していくものです。

特にゴムでできた各種ホースやオイルなど、走らなくても硬化しやがてはヒビや液漏れの原因へと繋がります。

後に詳しくご紹介しますが、車検において価格を抑えるためにはこれらの劣化した部品の交換費用を抑えることが大切です。

また、車検時に必要となる重量税は年式によっても負担額が変化します。

特にエコカーの場合は減税もあるため、車検時にはそれを踏まえて車検を通すのか乗り換えるのかの判断が重要です。

ちなみに、軽自動車と普通乗用車でも税額は大きく異なり、軽自動車の方が大幅に重量税の負担が低くなりますので、年式だけでなく車種や軽自動車と普通自動車の違いも費用に影響します。

 

年式が新しい車と古い車の車検価格を比較

年式が古いと交換部品が多くなり、重量税が高くなることをご紹介しました。

交換部品については車の状況によっても異なるため一概にいえませんが、重量税の場合は状態限らず同じ重量であれば年式によって一律に増税となります。

なぜなら、車検時に支払いが必要となる重量税ですが、車両が新規登録されてから13年以上を超えると増税され、18年以上経過した際はさらに増税される仕組みだからです。

価格を具体的にシミュレーション

たとえば普通乗用車の1~1.5トン車がありエコカー減免を抜きにして3年目の車検となる車両と、15年目の車検、さらには20年目の車検となる重量税の価格は以下のように変化します。

・1~1.5トン普通車13年未満の場合:24.600円

・1~1.5トン普通車13~18年未満の場合:34,200円

・1~1.5トン普通車18年以上の場合:37,800円

価格が大きく異なりますが、違いは年式が古いか新しいかだけです。

エコカー減税対象車両は価格が抑えられる可能性も

もし車両がエコカー減税対象車両の場合はさらにお得になる可能性もあります。

2021年4月31日までに新車で購入した車両で、一定の燃費基準、排ガス基準をクリアしているエコカー減税対象車両は、初回車検時のみ燃費達成率に応じて免税もしくは50~25%自動車重量税が軽減されます。

年数が経った車両は車検費用プラス部品交換で費用が高くなること

具体的に登録から13年未満で重量税を含む法定費用が51,530円で、車検に通すために必要な整備と検査が3万円とする場合、合計81,530円となります。しかし、13年以上経過している車両だと同じ内容でも増税だけで9,600円以上高くなります。

実際はこれに交換部品も加わり、年式が古いと交換する部品もMT車であればクラッチなどの重整備となる作業も増えるため注意が必要です。

 

年式が古い車でもリーズナブルな車検を受けるためには?

車検の価格を抑えるには年式が新しい車両に乗って税金面などの負担を減らすことが挙げられますが、長年寄り添って愛着のあるお車にお乗りの方も多いと思います。

年式が古くても車検の価格を抑えるために重要なことは、重量税などの法定費用ではなく車検を通すために必要となる整備費に注目することです。

具体的に言うと、工賃や交換部品を抑えられるお店選びを行うことになります。

たとえば、販売店ディーラーなどでは新車の買い替えをオススメするために見積もり段階で車検に通すために必須となる整備項目に自社製品を含むコーティングなどを盛り込まれていることも少なくありません。

作業をするかはユーザーに任せられますが、お車に詳しくないお客様の場合だと分からず推奨される整備をとりあえず受けているなんて状況もあるでしょう。

年式が古くなると車検を通すために必須となる整備項目もですが、劣化したブッシュ等など推奨項目も多くなります。

もちろん交換した方が安全に長く車に乗るための整備もあるため交換が悪いことではありませんが、リーズナブルな車検を受けるためには必要に応じて車検を通すのに無駄な作業を減らすことが大切です。

その点、カーコン車検であれば、お客様立会いのもとお見積もりを出させていただくほか、お客さまのご予算から必要な交換のみをご提案させていただきます。

 

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