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車検に通るタイヤサイズとは?変更時の注意点や選び方

2023年01月16日

車を支えるタイヤは非常に重要なパーツであるものの、ひと口にタイヤと言っても高性能タイヤ、夏タイヤ、冬タイヤなどさまざまなタイプのタイヤが販売されているためタイヤ選びが一筋縄ではいかない難しいものだと感じる方も少なくないのではないでしょうか?

また、タイヤは車の走行性能や乗り心地に大きく影響するうえ、タイヤサイズを間違えると車検に通らなくなるリスクも抱えているため、ホイールやタイヤ選びは慎重に行う必要があるのも事実です。今回は、車検に通る条件を含めたタイヤ交換時のチェックポイントを紹介します。

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保安基準にタイヤサイズの変更についての定めはあるの?

タイヤサイズの変更が車検に関係があるのかどうかが気になるのであれば、まずは車検が実施される意味と目的、そしてチェックされるポイントを把握しておく必要があります。

車検とは

車検は日本国内で公道を走行するすべての車が受けなければならない検査で、国の定めた保安基準を満たしているかどうかが確認されます。車検に合格していない車、または車検の有効期限が切れた車での公道走行は認められていません。

乗用車で新車を購入した場合、初めは新車登録の3年後、その後は2年毎の車検が義務付けられています。なお、車検は自動車税(種別割)の未納、滞納がある場合は受けられません。

タイヤのサイズ変更そのものについての規制はない

タイヤは車の重要部品のひとつであり、保安基準にも残り溝や劣化などについて定めがあります。しかし、タイヤサイズの変更そのものについては言及されていません。

したがって、純正タイヤと異なるサイズのタイヤに履き替えたからといってその行為そのものが車検の結果に影響することはないといえます。

しかし、詳しくは後述しますがタイヤのはみだしやボディへの干渉禁止などの成約はあるので、どのようなサイズのタイヤにも自由に変更できる、というわけではありません。

タイヤの溝の残りや亀裂に注意

なお、車検時にタイヤが原因で車検不合格となるのは、残り溝の深さ不足や傷などの劣化がほとんどです。タイヤの溝の残りの深さが1.6mm、すなわちスリップサインが出た状態では車検は通りません。

また、検査員が目視し「走行に危険があるほど著しく劣化している」と判断された場合は車検不合格となります。そのためタイヤの大きなひびや亀裂なども要注意です。

 

タイヤサイズを変更するメリット・デメリットとは

タイヤサイズを変更するメリット・デメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

インチアップ

低扁平タイヤと呼ばれることもあるインチアップは、タイヤの外径を変えずホイールサイズを上げる方法を指します。

ホイールの面積が大きくなりデザイン性が際立つなど、足回りの存在感が増しスタイリッシュになるとして人気があるカスタマイズのひとつです。

扁平率が下がることにより、タイヤのたわみが減りステアリング操作に対するレスポンスが向上したり、操縦安定性が増したりすることもメリットといえるでしょう。

デメリットとしては路面からの衝撃をいなしにくくなり快適性が損なわれること、ロードノイズが大きくなることなどが挙げられます。また、接地面積が増えることにより抵抗も増え、燃費が悪化するケースもあるようです。

インチダウン

タイヤの外径はそのままに、ホイールサイズを下げることをインチダウンといいます。

インチダウンでは、乗り心地が良くなることが最大のメリットといえるでしょう。また、インチアップと比較すると費用が安く、コストパフォーマンスにも優れています。

デメリットとしてはグリップ性やコーナリング性能が若干落ちること、また人によってはルックスが悪くなる、と感じることもあるようです。

 

車検に通る条件は?タイヤサイズの変更時に注意するポイント

外形サイズの変更によるスピードメーターの誤差

純正品とタイヤサイズやホイールのサイズが大きく異なるものに交換した場合に生じやすい問題としてまず挙げられるのが、「スピードメーターの誤差」です。

インチアップで交換したタイヤサイズが純正品よりも大きくなるとスピードメーターは実際の速度よりも低く、インチダウンで純正品よりタイヤサイズ小さくなると実際の速度より高い速度を指すようになります。

車検時には時速40kmの実測値を測定するスピードメーター検査が行われますが、純正品と直径が大きく異なるホイールやタイヤを装着するとスピードメーターに誤差が生じ車検に通らなくなります。

車検時のスピードメーター検査は、2006年12月31日以前の製造車両の場合は時速30.9~44.4kmまで、2007年元旦以降の製造車両は速度30.9~42.55kmまでの誤差が認められていますが、許容誤差を超過すると車検に合格できません。

タイヤのはみ出し

また、タイヤがフェンダーより大きく張り出している場合も車検に通る条件に触れるため車検に合格できなくなります。

2017年の規制緩和で10mm以内であればタイヤのはみだしが認められるようになりましたが、非常に限定的な緩和であるため基本的にはフェンダー外へのタイヤのはみだしは規制されていると捉えるべきでしょう。

タイヤのフェンダー・ボディへの干渉

タイヤがフェンダーやボディに干渉するのはNGです。ハンドルを切っていない状態で干渉していなくても、いずれかの方向に動かした場合に干渉しないかどうかも確認しておきましょう。

チェーンを装着して走行する機会がある方は、チェーンを巻いた状態でタイヤがボディに干渉しないよう、フェンダーだけでなくタイヤハウスもチェックしておく必要があります。

適正なロードインデックスか

ロードインデックスはそのタイヤが支えることができる最大の負荷能力を指します。

車によって適正なロードインデックスが定められており、これを下回るロードインデックスのタイヤは車両の重量が支えられられず走行中にバーストを起こすなど、危険な事故を引き起こしかねません。

タイヤサイズを変更する際はロードインデックスを確認し、適正なものを選ぶようにしましょう。

純正品と同じ、もしくは高い数値のものを選べばまず問題ありませんが、不安を感じるのであればタイヤショップのスタッフや整備のプロなどに相談するのがおすすめです。

 

車検に通るタイヤサイズとは

走行性能向上やドレスアップ効果の高いホイールやタイヤの交換ですが、車検に通る条件を満たすタイヤサイズでの交換が最優先されると捉えるべきです。

では、車検に通るタイヤサイズや種類はどのようなものなのでしょうか。

純正品と同じサイズ

確実に車検に通る条件を満たすためには、純正品のタイヤサイズと同じサイズを選ぶのが安全ですし、純正品に近いタイヤサイズであれば通常車検に通る条件を満たしたタイヤサイズであると考えられます。

純正品のタイヤサイズは、オーナーズマニュアルやドア枠部分のステッカーなどで確認できます。

また、タイヤメーカーや販売店が用意しているタイヤサイズ早見表を参考にして車検に通る条件を満たすタイヤサイズを探すのも効果的だと言えます。

サイズ変更の許容範囲

一般的なタイヤサイズ変更の注意点としては、タイヤの外径を変えないことが重要です。

外径が大きく変わると先述のとおりスピードメーターの狂いやボディとの干渉が発生する可能性が極めて高くなります。

タイヤサイズを交換する際には、まず純正タイヤのサイズを把握しておきましょう。

装着してあるタイヤで確認してもいいですが、車の取扱説明書や運転席ドアを開けた場所に貼ってあるシールにも記載があります。

タイヤ幅を変更する際の目安は、プラスの場合は20mmまで、マイナスの場合は10mm程度がひとつの目安とされていますが、車検や安全性に関わる部分でもあるためタイヤ幅を変更する場合はプロに相談するのがおすすめといえます。

ホイールの強度

ホイールを交換する際にはホイールの強度が国土交通省の品質基準検査に合格していることを示す「JWL」の刻印があるものを選ぶことが重要です。

気に入ったデザインのホイールを見つけた際は「JWL」の刻印を確認してください。

 

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