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車検は指定工場と認証工場どちらがいい?それぞれの違いやメリット・デメリットについて

2021年12月31日

車検を受け付けている工場には指定工場と認定工場という2種類の工場があるのをご存じでしょうか。ここでは、指定工場とはどんなものか、車検の際に指定工場を選ぶメリット・デメリットについて徹底解説します。

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車検の指定工場と認証工場とは?

車を使用していく上で車検は避けて通れません。日本ではすべての車に車検が義務付けられており、車検に合格していない車や車検切れになった車は、公道を走行できないと法律で定められています。

そのため、すべての車のユーザーは車を使用していく限り車検を行うわけですが、その際には、車検を行っている整備工場、ガソリンスタンド、ディーラーなどに依頼するのが一般的でしょう。

車検を行う整備工場は、「指定工場」と「認証工場」の2種類に分けられます。

指定工場の特徴

車検を行う場所は全国にたくさんありますが、その中でも多いのが指定工場です。

車検の指定工場は民間車検場と呼ばれることも多く、国家2級の整備士を有し車の分解整備を行う認可を国から受けています。

陸運支局に行かずとも同じレベルの車検の検査ラインを有していることが指定工場の特徴です。

ディーラーや街中の多くの自動車整備会社が、この指定工場に該当します。

認証工場の特徴

認定工場は国家2級の整備士を有し車の分解整備ができる許可を得ているのは指定工場と同じです。

ただし、認定工場では車検ラインを持たず、その工場で車検を行うことはできない点は異なります。

そのため、認定工場では車を陸運支局に持ち込んで車検を受ける必要があります。したがって万が一、車検基準に満たない項目があると、工場へ車を移動させて整備を行い、改めて陸運支局に持ち込んで再検査を受けることになります。

 

車検の指定工場と認証工場との違いはどういうところ?

車検を受け付けている整備工場は指定工場だけではなく、もう一種類、認定工場という分類があります。

認定工場は国家2級の整備士を有し車の分解整備ができる許可を得ているのは指定工場と同じですが、異なるのは、認定工場では車検ラインを持たず、その工場で車検を行うことはできない点です。

そのため、認定工場では車を陸運支局に持ち込んで車検を受ける必要があります。したがって万が一、車検基準に満たない項目があると、工場へ車を移動させて整備を行い、改めて陸運支局に持ち込んで再検査を受けることになります。

指定工場と認証工場の間にある具体的な違いとしては、工場の設備や人員構成の特徴が挙げられます。

設備や人員構成の違い

設備

認証工場には車両整備作業場・部品整備場・車両置場が設置されています。

一方、指定工場は上記3つの設備に加えて車検を行うための完成検査場も必要となります。

点検整備用の設備だけでなく、車検に必要な検査ラインを備えていることが指定工場の特徴です。

人員構成

認証工場には分解整備に関する従業員が2名以上おり、その内1名以上の自動車整備士(1級または2級)が所属していることが条件です。

従業員が多数の場合、自動車整備士(1級または2級)が全体の人数に対して1/4の割合で所属していなければなりません。

指定工場では、1名以上の自動車検査員と1名以上の自動車士(1級または2級)含めて工員が4名以上いることが条件です。

従業員が多数の場合、自動車整備士は工員全体の人数に対して1/3の割合で所属していなければなりません。

 

 「自動車整備士」と「自動車検査員」とは?

整備工場には、「自動車整備士」という資格を有した整備士が所属しています。

加えて、指定工場の場合は「自動車検査員」という人材も必要です。

どちらも車の整備に関わる国家資格ではありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

自動車整備士

自動車整備士とは、自動車に不具合がないかを確認して整備・分解・修理などを行う人材です。

技能レベルによって資格に1~3級までの級位が設けられており、それぞれ可能な業務内容が異なります。

・1級自動車整備士:2級自動車整備士以上の高度な知識・技術が必要。さらに、アドバイザーとして現場の安全管理や他の整備士への指導も行う。

・2級自動車整備士:ガソリン整備士・ジーゼル整備士・シャシ整備士・二輪整備士の4種類に分かれており、自動車の整備に関する業務の全般に従事することが可能。

・3級自動車整備士:2級と同様の4種類に分けられており、上級整備士の指示に従って基本的な整備を行う。

自動車検査員

自動車検査員の資格を取得することで、民間の指定工場での車検の実施が認められます。

通常、車検の合否は国によって判断されますが、利便性や社会的ニーズを考慮して公務員以外でも車検の合否判定を行えるよう設けられた資格が「自動車検査員」です。

公務員ではないにしても業務内容や責任の重さは公務員と変わらないため、業務の妨害を受ければ公務執行妨害を適用できたり、守秘義務を課されたりなどします。

 

車検の指定工場を選ぶメリット・デメリットとは

車検で指定工場を選ぶと、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

指定工場のメリット

車検に時間がかからない、即日も可能

指定工場ではその工場で車検が受けられるので、検査で不合格の個所があってもその場で整備を行い、すぐに再検査できるので、認定工場と比較すると車検に時間がかからないメリットがあります。一日で車検が終了し、その日のうちに車が持ち帰れる「一日車検」を行っている工場も少なくありません。

検査基準が厳しく安心して車が利用できる

指定工場の認可を受けるためには厳しい認可条件をクリアしなければならず、認可を受けてからも認定基準を満たしているかどうかの定期的な調査はもちろん、抜き打ちでの調査が行われることもあるので、指定工場は常に高いレベルで指定工場としての認可基準を維持する必要があります。

また、車検ラインを設置するための敷地の確保や、高額な検査機器をそろえるために多額の資金を投入しています。

万が一、検査基準に満たない車を合格させてしまい、その事実が公になると営業停止という極めて厳しい処分が下されることになり、経営に莫大な損害を及ぼすほか、イメージダウンにもつながりかねません。

そのため、指定工場での車検は陸運支局で行われる場合よりも厳しい基準で実施される傾向があるので、指定工場で車検を通過した場合には安心して車を利用できるというメリットもあります。

指定工場のデメリット

グレーゾーンの車は認定工場のほうが車検に通りやすい

車のカスタマイズやドレスアップが趣味という車好きの方も少なくないでしょう。

純正ではないものに部品を交換するなど、何らかの手が加えてある改造車の場合は、認定工場のほうが車検に通りやすい傾向があるようです。

車検でチェックされる保安基準の中には規定内容があいまいなものもあり、そういったグレーゾーンの部分は検査基準の厳しい指定工場では不合格と判断されることが多いです。

しかし、認定工場の車検を実施する陸運支局ではグレーゾーンでも車検を通すことがあるのが現状のようです。

そのため、改造車や純正部品から交換した部分がある車などは、認定工場のほうが車検に通りやすいといえるでしょう。

 

認証工場のメリットとデメリット

認証工場で車検を行うことのメリット・デメリットは以下の通りです。

認証工場のメリット

認証工場には検査ラインがないため、車検の際は検査ラインのある場所まで自動車を運ぶ必要があります。

指定工場で車検をする場合よりも時間がかかりますが、車検費用は安めに設定される傾向にあるようです。

そのため、車検にかかるコストを抑えたい方には認証工場がおすすめです。

認証工場は指定工場に比べて小規模な個人経営の工場が多いですが、経験豊富な整備士が在籍していれば整備の質も期待できます。

認証工場のデメリット

上記でも述べた通り、検査ラインがないため車検の際は検査ラインのある場所まで自動車を持ち込む手間がかかります。

車検証発行などの手続きが必要な他、検査は最低でも2~3日の日数を要する場合が多いため、スムーズに車検を受けたい方にはおすすめできません。

また、個人経営の工場特有のデメリットではありますが、工場ごとに整備士の腕は異なるため整備の質にバラつきが出てしまいます。

指定工場のように一定以上の技術力が担保されているわけではないため、認証工場を選ぶ際は慎重に検討しましょう。

 

車検は指定工場と認証工場どちらにするべき?

ここまで指定工場と認証工場について解説いたしましたが、実際にご自身が車検を受ける際はどちらを選ぶべきか?と悩む方もいらっしゃるかと思います。

実のところ、車検を受ける場所としてどちらがベストであると断言することはできません。

先ほども挙げた通り、指定工場も認証工場もそれぞれ異なる特徴やメリット・デメリットが存在するため、ユーザーによって適した場所が異なるからです。

 車検の依頼先を選ぶポイント

車検の依頼先を選ぶときは、以下のようなポイントに注目してみましょう。

・費用

・車検にかかる時間

・車種

・車の使用頻度  など

ユーザーによって費用や車検にかける時間、車の使い方は異なります。

指定工場と認証工場それぞれの特徴やメリット・デメリットをよく理解したうえで、ご自身の希望に最も合っている方を選ぶことが大切です。

 

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