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車内除菌も完璧に!正しい方法や注意点を詳しく解説

2022年03月23日

近年は新型コロナウイルスの影響により、感染症対策への意識が高まっています。公共交通機関を避けて車移動を選ぶ方が増えたかと思いますが、車内の除菌が万全でなければ感染リスクを減らすことはできません。そこで今回は、車内の除菌方法や注意点について解説いたします。アルコールを用いた車内除菌についても解説していますので、是非ご覧ください。

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車内にすべきは「除菌」?「抗菌」?それぞれが持つ意味の違い

車の運転では必ずハンドルやシフトノブ、ドアノブなど一定の場所に触れることから、これらの箇所を定期的に除菌することが非常に重要となります。

ウイルスや菌の対策として「除菌」の他に「抗菌」や「滅菌」、「殺菌」などの言葉が使われていますが、それぞれが持つ意味の違いはご存知でしょうか。

あらゆる場面でウイルスや菌対策が必要な昨今、この菌に関する用語を正しく理解することが大切です。

滅菌

滅菌は、対象物に対するすべての菌やウイルスなどの微生物を完全に殺滅もしくは除去することを指します。微生物の有害・無害は問いません。

滅菌に関しては日本薬局方に定義があり、「微生物の生存確率は100万分の1以下」になることをもって滅菌としています。

殺菌

殺菌は文字が示すとおり、菌を殺すことを指します。殺す程度や量、菌の種類などは定義されておらず、わずかな菌を殺しただけであっても90%以上の菌を殺していても同じ「殺菌」と表記することができます。

なお、殺菌は「医薬品」もしくは「医薬部外品」に使用される用語であり、「化粧品」や「雑貨品」には使用できません。

除菌

除菌は菌を取り除いて数を減らすことを意味します。菌を殺すことではなくあくまでも菌を減らすことを指すため、洗浄(手洗いや洗濯など)やふき取りなどで物理的に菌を減らすことも除菌の一種です。

程度についてはあいまいな面がありますが、食品衛生法においては「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去すること」と定められています。

なお、雑貨品においては殺菌効果があっても「殺菌」をうたうことはできないため、「除菌」が使用されます。

抗菌

抗菌は、菌を殺したり減らしたりすることではなく、菌の繁殖を抑えることを指す用語です。ただし新たに菌が繁殖した場合は自動的に除菌してくれるわけではないため、抗菌加工が施されていても殺菌や除菌を行わない限り、菌を減らすことはできません。

ちなみに、近年では車のシートやシートベルトなどにおいても、抗菌技術が用いられているものも登場しています。

 

車の抗菌技術の過信は危ない!その理由とは

近年、技術の進歩により新車段階からシートやハンドルなど様々な部分で抗菌技術が用いられることも多くなりました。

快適な室内環境を維持しやすい便利な技術ですが、抗菌技術を過信して日頃の除菌を怠るべきではありません。

先述の通り、抗菌技術はあくまで菌の繁殖を防ぐのであって、菌を完全に取り除ける訳ではないからです。

抗菌技術が施された車両であっても最低限の除菌を行い、既にある抗菌技術と合わせてケアを行いましょう。

 

車の中で菌やウイルスが付きやすい場所とは

車を利用する際、ドライバー、乗員ともに全く車体に手を触れない、ということは不可能です。

人間の手には1平方cmあたり100万個以上の細菌などの微生物が付着しているといわれており、手が触れた部分はその菌で汚染されることになります。

そこから考えると、以下のように手の触れる機会が多い場所が特に菌やウイルスの付きやすい場所といえるでしょう。

・キー

・ドアハンドル

・パワーウィンドウスイッチ

・ステアリングホイール

・シフトノブ

・シートベルト

・エアコンスイッチ

・カーナビのタッチパネル

・テールゲート       など

現在ではキー操作不要でドアの施錠や解錠ができるスマートキーやドアの自動オープン機能を搭載する車も増えています。

そういった車を選べばキーやドアハンドルに触れる機会を減らすこともできるでしょう。

 

車の除菌グッズの種類

車内の除菌グッズには種類があるため、それぞれの特徴を把握して使いやすいもの、用途に合ったものを利用しましょう。

スプレー

スプレーは数回のプッシュで広範囲に除菌液を散布することができる、便利なタイプです。

消臭効果を併せ持っている商品も少なくないため、車内のにおいが気になる際に使用してもいいでしょう。

シート

洗浄剤などを含ませたウェットシートは携帯しやすく、気になったときにシーンを選ばず使用できるのが魅力。

菌だけでなく手垢や油汚れ、食べこぼしなどの物理的な汚れも拭き取ることができるので、ドライブの際には常備しておきたいアイテムです。

置き型

置き型タイプの除菌剤も存在しています。

ドリンクホルダーやダッシュボードなどに置くだけで継続的な除菌硬化が期待できるため、頻繁に車を使用する方には特におすすめです。

車用の空気清浄機を利用するのも空間除菌のひとつの方法といえるでしょう。

 

車の除菌対策としてできること

車内に付着するウイルス・菌への対策方法としては、主に以下の2つが挙げられます。

ハンドルやシフトなど定期的に触る部分のアルコール除菌

抗菌・除菌を行う上で確実に押さえておくべきポイントが、ハンドルやシフトといった乗車時に必ず触れる部分の除菌です。

徹底するのであれば定期的にアルコール除菌をすると効果的です。

また、シートベルトなど見落としがちな部分も忘れず除菌するようにしましょう。

車は外出時に使用するものであり、ハンドルはパソコンのキーボードなどと同様に様々な菌が繁殖しやすい部分でもあります。

エアコンも除菌して臭いの元を抑えよう

ハンドルなど手にする部分ばかりに意識がいきがちですが、空気中にも臭いの元となる菌が存在します。

特にエアコン内部は菌が繁殖しやすく、エアコンの風を通じて車内の臭いの元となったり、菌の繁殖を促進してしまう恐れもあります。

エアコンの臭い対策に有効な芳香剤など、様々なカー用品が近年登場していますが、エバポレーターの洗浄・抗菌などを行わなければ根本的な解決にはなりません。

また、カーエアコンにはクリーンフィルターと呼ばれる外気の汚れを取り除くフィルターが備え付けられ、定期交換部品となっているため汚れたフィルターも合わせて交換することをおすすめします。

 

アルコールを使った車内の除菌方法

車内をアルコールで除菌する場合の方法について、詳しく解説いたします。

アルコールはスプレータイプがおすすめ

アルコールを含んだ除菌アイテムは様々なタイプがありますが、手軽に使用できるスプレータイプがおすすめです。

スプレータイプは軽く吹きかけるだけで広い範囲の除菌ができるだけでなく、二度拭きが不要なので素早く除菌を済ませることができます。

ただし、アルコールスプレーは正しく除菌をしないと内装にダメージを与えてしまう可能性があるため注意しましょう。

アルコールスプレーによる除菌方法

アルコールは、以下の場所に使用することができます。

・ガラス類

・フロントのダッシュボード、パネル周り

・天井

・合皮やファブリックのシート

除菌の際は、アルコールスプレーを塗布したマイクロファイバーで拭き掃除する方法がおすすめです。

通常の雑巾やタオルを使っても問題ありませんが、掃除用のマイクロファイバークロスであれば繊維が残らず二度拭きの手間を省けるからです。

なお、アルコールは素材によってシミや色落ちを誘発していまう場合があります。
除菌前に必ず目立たない場所に少しだけ付けて、異常が出ないかを確認しておきましょう。

 

劣化や発火の危険も?アルコール除菌の注意点

車内の除菌においてアルコールは有効的なアイテムですが、使用や保管の際は十分な注意が必要です。

アルコールで除菌すると劣化する部品

先述の通り、素材によってはアルコールの付着により色落ちやシミなどの症状が現れ劣化する恐れがあります。

以下の場所ではアルコールの使用を避け、専用のクリーナーで除菌しましょう。

・カーナビの液晶画面

・車のボディ

・コーティング済みのガラス

・本革製の内容

・エアコン、スピーカー

 

高温な車内にアルコールを放置すると火災の原因に

除菌に使用するアルコールを車内で保管することは絶対に避けましょう。

気温の上昇や炎天下での駐車で高温となった車内にアルコールを放置すると、可燃性の気体が発生して発火し、火災事故の原因になるからです。

アルコールは揮発性のため、密閉状態にあると破裂しやすくなります。

車内除菌に使用した後は、通気性が良く涼しい場所で専用の容器に入れて保管しておきましょう。

濃度の高いアルコールは効果が薄い?

アルコール濃度は高いほど効果的と考える方が多いかと思いますが、純度100%のアルコールは逆に効果が薄れてしまうと言われています。

除菌に最も効果が期待できる濃度は70〜80%程度とされており、これ以上濃度が高いと効果が薄れるだけでなく手指が荒れる原因にもなるため注意しましょう。

 

アルコール以外でも車内除菌はできる?

アルコールで肌が荒れやすい方、できるだけ内装が劣化するリスクを避けながら除菌をしたい方もいるかと思います。

そこで、アルコールを使わなくても除菌効果に期待ができる車内用除菌液の作り方をご紹介いたします。

車内用除菌液の作り方

除菌液に必要なものは、以下の通りです。

・水またはぬるま湯500ml

・食器用洗剤小さじ1杯(5ml)

・スプレー容器

水またはぬるま湯に食器用洗剤を入れて軽く混ぜ合わせ、スプレー容器に移したら完成です。

新型コロナウイルスの除菌においては、界面活性剤も消毒・除菌方法として効果的と厚生労働省より公表されています。

そのため、界面活性剤を含んでいる洗剤も車内除菌に使用することができるのです。

また、界面活性剤が含まれている洗剤製品は以下のサイトで公開されているリストより確認することができます。

車内用除菌液を使った除菌方法

上記の方法で自作した除菌液の使い方は、以下の通りです。

1 マイクロファイバークロスなどに除菌液を塗布し、除菌したい場所を優しく拭く
2 5分程度置いてから水拭きする
3 乾いたマイクロファイバークロスなどで乾拭きする

洗剤が残っていると部品の劣化に繋がるので、拭き残しがないように水拭きを行うことが大切です。
また、作り置きした除菌液は効果が薄まってしまうため、その都度使い切りましょう。

 

フロアマットの掃除・除菌も忘れずに

フロアマットも汚れが付きやすく、さらに濡れることも多いためにおいが発生したり菌が増殖したりしがちです。

こまめにクリーニングや漂白をして除菌しておきましょう。濡れたらしっかりと乾燥させることも大切です。

水洗いせずにできる!フロアマットの掃除・除菌方法

フロアマットの掃除・除菌方法は以下の手順で行います。

1 車からフロアマットを外し、掃除機をかける

2 フロアマット専用クリーナーをたっぷりと塗布する

3 クリーナーの上から布などを使ってブラッシングする

4 湿らせた布でクリーナーをしっかりと拭き取る

5 天日で完全に乾燥させる

6 乾燥後、車内用除菌スプレーを吹き付けておく

クリーナーの上からブラッシングをすることで、新品時のふんわりとした質感を取り戻すことができます。

フロアマットに湿気を残したまま車内に戻すとカビや雑菌が繁殖してしまうため、しっかりと乾燥させましょう。

 

車内を楽に・確実に除菌するなら業者への依頼もおすすめ

車内の抗菌や除菌はドライバー自身が意識して行うことも可能ですが、ルーフなど清掃が難しく手間に感じる方も多いと思います。

車内を徹底的に抗菌・除菌するのであれば、車内のクリーニングを専門としている業者へ依頼することがおすすめです。

業者による抗菌・除菌では、ハンドルやシートといった汚れやすい部分から、ルーフやシートベルトといった細部までしっかり抗菌・除菌が行われ、抗菌効果も一般的な抗菌・除菌を行った場合より長続きする傾向にあります。

そのため、セルフ抗菌・除菌と合わせて1年に1回行うだけでも効果的に車内の綺麗を維持することができ、頻繁な施工が必要とならないことから総合的なコストを抑えることにも繋がるでしょう。

依頼する業者によって見込める効果や内容が異なる場合がありますので、依頼の際は自身の予算と効果に注目して選びましょう。

 

車の除菌対策と同時に心掛けたい大切なポイント

車内に菌を持ち込まない

除菌対策も重要ですが、そもそも車内に菌やウイルスを持ち込まないようにすることも大切です。車に乗る前には手を洗う、または携帯用の除菌ジェルなどを持ち歩き乗車前や乗車中にこまめに手を除菌するようにしましょう。

こまめに換気する

車内は密室になりがちなため、常に窓を数cm開けておく、エアコンは外気導入にするなど、こまめな換気を心掛けてください。雨の日でも窓を開けることができるドアバイザーを付けるのもいいでしょう。

車種によっては「ナノイー」や「プラズマクラスター技術」が搭載されているものもあるため、上手に活用すると安心して快適なドライブが楽しめるのではないでしょうか。

 

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