カーコーティングとは？

車は洗車さえしていればいつまでも新車時の美しさを保てるわけではなく、だんだんと劣化してきます。空気中の塵やほこり、走行時にはね上げた砂や小石などで細かい傷がつくのはもちろん、紫外線によっても塗装はダメージを受けるからです。

また、雨水や鳥の糞、落ち葉などもそのままにしておくと塗装面にダメージを与えます。カーコーティングとは、コーティング剤をボディの表面に塗布し、保護膜を作ることで塗装面さまざまなダメージから守り、きれいな状態を長く維持することができる加工のことを指します。

カーコーティングの種類

カーコーティングにはさまざまな種類があります。ここでは、代表的なコーティングの種類を紹介しましょう。

油脂系コーティング

油脂系コーティングはいわゆるワックスと呼ばれている植物性の油脂を原材料とするコーティング剤を使用するものです。

洗車のついでに自分でワックスがけをする方も多く、施工性が高いのはメリットともいえますが、油脂が原材料なので紫外線や熱、雨に弱く、日本の気候において持続性はほかのコーティング剤と比較すると劣り、数週間程度と短い傾向にあります。

美しい光沢が出るのが特徴で、高い保護効果を期待するというよりもつや出し目的で使用されることが多いコーティングといえるでしょう。

樹脂系コーティング

フッ素やシリコンなどを含んだポリマーを原料とし、ボディに塗布して表面に皮膜を形成することで塗装面を保護するのが樹脂系コーティングです。きれいなつやが保てるのはもちろん、皮膜を形成することによって小さな傷なども目立たなくなります。

油脂系よりも耐久性は高く、３ヶ月～半年程度は効果が持続します。

ガラス系コーティング

ガラス系コーティングは、ガラスコーティングと混同されることが多いですがガラスコーティングとは異なるもので、コーティング剤にガラス成分が含まれているものを指します。

コーティング剤には明確にどの程度の成分を含んでいたら「〇〇コーティング」と名乗れるわけではないため、ガラス系コーティングは製品によってガラス成分の含有量はさまざまです。

ガラス成分は樹脂系よりも丈夫で耐久性に優れていますが、ガラス質の含有量が少ないガラス系の場合は樹脂系と変わらない場合もあるため、注意が必要です。

ガラスコーティング

ガラスコーティングはガラス質が主成分になっているコーティングを指し、高密度で非常に強度の高い皮膜を張ることができるのが特徴です。皮膜の強さ、耐久性に関してはほかのコーティングよりも優れており、劣化しにくく３年から５年程度は効果が持続するとされています。

費用はほかの種類よりも高額になりますが、費用対効果は高いといえるでしょう。

カーコーティングのメリット

成分によって効果の差はありますが、どのコーティングにも共通していえるメリットは塗装面の上を皮膜で覆うことによって塗装面がむき出しの状態ではなくなり、保護された状態となるためダメージを受けにくく、きれいな状態を長期間維持できることにあるでしょう。

新車同様の美しいつやが蘇ることもメリットのひとつといえます。また、油脂系以外のコーティングならボディ表面に汚れが付きにくくなるため、その後の洗車も楽になることもメリットとして挙げられるでしょう。

耐久性と効果で選ぶならガラスコーティングがおすすめ！

上記で述べたようにカーコーティングにはさまざまな種類がありますが、耐久性、効果で選ぶのであればやはりガラスコーティングがおすすめです。ガラスコーティングには撥水性と親水性があるため、メリットやデメリットを把握し、自分の好みや車に合ったものを選びましょう。

撥水性

撥水性は水を弾く性質を持ち、施工面が水に濡れると水滴が玉のようになり、転がるように表面を流れていきます。

コーティングをした、という実感が得られやすく人気で、洗車の際に拭き取りやすい、撥水性ならではのつやなどのメリットがありますが、その分イオンデポジットができやすい傾向があるため、濃色の車や屋外の駐車場で車を保管する場合は向いていません。

親水性

親水性は水が塗装面になじみ、水滴が玉にならず流れ落ちるためイオンデポジットができにくいので、屋外駐車やイオンデポジットが目立ちやすい濃い色の車に向いています。ただし、撥水性のような満足度は得られない、洗車時に水が拭き取りにくいというデメリットもあります。

 

車のガラスコーティングにおける耐久性と一般的な価格相場

車のコーティングといえば、身近なものとしてカーワックスがございますが、最近では簡単に撥水、または親和性の高いガラス繊維を含んだコーティング剤も増えています。

お店による施工もガラスコーティングの専門店から、ガソリンスタンドのガラスコーティングまで施工業者に至るまで様々です。

ガラスコーティングとは、主にガラス成分を含んだ、またはガラス成分のみでできた保護膜を構成するコーティングのことですが、撥水するものから親和性が高く汚れの付着を防ぐものまであります。

基本的に品質が高くなる専門店は質に比例して費用も高く、カー用品店で購入できるようなコーティング剤は安いですが品質も施工者によって異なり耐久性も高くはありません。

特に耐久性は施工時における下地等の車両状態や、その後のアフターフォローによっても大きく異なります。

そのため、おおよそ５年程度の寿命があると言われるガラスコーティングですが施工店舗、または施工する商品によって１年程度まで落ち込む恐れもあり、品質と耐久性を考慮するのであればそれだけ費用を支払う覚悟が必要です。

その費用については、数千円から５、６万円程度、中には10万円を超えることもあります。

その点、カーコンビニ倶楽部が提供するコーティングは、お客様のニーズに合わせてさまざまなプランをご用意しておりますので、耐久性や寿命年数などを考慮して予算に合わせたコーティングをお選びいただくことが可能です。

 

車のガラスコーティングの耐久性を高めるために重要なこと

ガラスコーティングの耐久性は施工店やアフターフォローによって異なるとご紹介しましたが、ではガラスコーティングの耐久性を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。

主にポイントとなるのは３つです。

・元々皮膜の耐久性の高いコーティング剤を選択する

・コーティング剤の性能や耐久性を引き出せる専門店に施工を依頼する

・施工後の皮膜にダメージが蓄積しないよう定期的に正しいメンテナンスを行う

まず、施工を専門店で行うことが大切となります。

これは、施工する商品の質もありますが、耐久性を長持ちさせるには施工する技術以上に下地の処理などのお車を施工に適した状態にする必要があります。

下地処理が正しく行われていないとせっかくの皮膜もうまく密着できず、内側から皮膜を破壊してしまう恐れも考えられます。

また、専門店でどれだけ高価な施工を行っても定期的にコーティングのメンテナンスを行わなければ本来持つ耐久性を出しきれないことも多いです。

どんなにガラス成分の高いコーティングだとしても、皮膜は紫外線や走行時にぶつかる小石など様々なダメージを受け続けます。

コーティングによって適切なメンテナンスは異なりますが、コーティングの耐久性を意識するのであれば、これらのメンテナンスにかかる手間まで踏まえて選択するべきでしょう。

 

ガラスコーティングをDIYでする場合の流れと注意点

ガラスコーティングの流れ

まず、丁寧に洗車し、鉄粉の除去を行ってから水滴が残らないようにしっかりと拭き上げます。

次に、コンパウンド（研磨剤）でボディを磨き上げましょう。その後は脱脂作業を忘れずに。この脱脂作業の有無がガラスコーティングの仕上がりを左右します。脱脂剤を使用して隅々まで行ってください。

脱脂作業ができたらいよいよコーティング剤の出番です。一度に全体に塗り広げるのではなく、パーツごとに塗りムラができないように丁寧に塗布し、乾く前に拭き上げます。コーティング後は、ライトを当てて塗り残し、塗りムラがないかをチェックしてから、よく乾燥させてください。

ガラスコーティングをDIYでする場合の注意点

DIYでガラスコーティングをする際は、実施する場所に気をつけてください。屋内や屋根のある場所で施工するのが理想ですが、そうでない場合は風が穏やかな日を選びましょう。風によって砂やほこりがコーティング剤を塗布したボディに付着し、仕上がりに影響する可能性があるからです。

気温や湿度にも注意

温度や湿度も大切です。気温が低すぎると乾燥に時間がかかりますが、高すぎても乾燥が早すぎて拭き上げが間に合わず、塗りムラができやすくなります。気温は15～22℃、湿度は30～50％程度の気候がいい時期に行うといいでしょう。

親水性

加えて施行後、初期乾燥に必要な24時間の間は絶対に水に濡れないよう注意が必要です。この24時間以内に水濡れすると、硬化に悪影響を与え期待した耐久性や持続性が得られなくなる危険があります。

難しいと思ったらプロに任せるのが安心！

ガラスコーティングは下地作業などに手間がかかることに加え、乾燥時間も長くDIYは難しい、と感じるかもしれません。不安があれば、業者に依頼するのがいいでしょう。

ガラスコーティング施工はガソリンスタンドやディーラー、板金や塗装を行う修理工場などでも行っていますが、コーティングを専門としているコーティング専門店が安心です。

豊富な経験や独自のノウハウ、技術があるため、仕上がりの美しさや耐久性などは専門店ならではのクオリティが期待できます。またガラスコーティングの種類も豊富に用意されているため、予算や好みに合ったものが選択できるというメリットもあるでしょう。

 

車へのガラスコーティング施工後のメンテナンスのポイント

耐久性を維持するためにメンテナンスが必要であることをご紹介しましたが、具体的にどのようなメンテナンスが必要となるのでしょうか。

施工したガラスコーティング剤によっても詳細は異なりますが、基本的には定期的な水洗いや、お店による施工後の状態を確認するための定期的な確認とメンテナンスが必要となります。

ガラスコーティングは車が本来持つ塗装面をガラスの皮膜で保護し、汚れの付着を防ぐ効果があったりすることから、メンテナンスをしなくても汚れないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際は汚れが付着しづらい、または雨などで流れやすいだけでガラスの皮膜が100％汚れない訳ではなく、放置すれば通常のボディと皮膜への同じくダメージへと繋がります。

ただし自身でメンテナンスを行う際は皮膜を傷つけないようにホコリや砂の影響を受けにくい場所、そして炎天下を避けて洗車を行わなければなりません。

耐久性を維持するためにも、効果の持続年数を長く保つためにも、施工と併せてメンテナンスもプロに任せることをおすすめします。

 

カーコンビニ倶楽部ならニーズに合わせたボディコーティングをご提案！

もしガラスコーティングでお困りでしたらカーコンビニ倶楽部株式会社へご相談ください！

カーコンビニ倶楽部株式会社では、お客様のニーズに合わせた様々なボディコーティングをご用意しております。

たとえば、費用をかけても質と耐久性の高い高品質な撥水性カーコーティングをお求めのあなたはカーコンバリューガードがオススメです。

抜群の撥水性能に加えオリジナルの塗膜をしっかり保護しさらなる光沢を与えてくれます。

他にも、高い硬度とツヤを誇り頑丈なガラス皮膜がお車を様々な有害物質から塗装を守ってくれる対候性コーティングのカーコンアクアガードもご用意しております。

どちらも費用を低コストに抑えられ再施工まで３年と長期に渡って持続し、安心の保証付きとなります（保証継承メンテナンスが年１回必要となります）。

また、カーコンビニ倶楽部株式会社では費用を抑えたカーコンスパシャンコーティングもご用意しております。スパシャンコーティングの効果は約３ヶ月間持続します。

短時間で施工ができ、大切なお車を紫外線や雨などが原因で起こる劣化から防ぎます。

上記の動画はカーコンスパシャンコーティングのプロモーション動画となっております。

お客様のお車をピカピカで美しい状態を保てるように、全力でサポートさせていただきます。まずはお近くのカーコン店舗へお気軽にご相談ください！

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