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冬の塩害トラブルから車を守るための効果的な対策方法3つ

2021年12月21日

日本は一部地域を除いて雪が降り路面が凍結するなど影響を与えます。そのため、冬になると路面の凍結防止剤として融雪剤がまかれます。特に通称「塩カル」と呼ばれる、塩化カルシウムについて皆さんもご存知のことでしょう。今回はそんな冬にこそ気をつけたい塩害問題についてご紹介します。

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車の塩害とは?主な原因について

塩害は様々な原因から生じ、大切な愛車に深刻な被害を与えてしまいます。まずは塩害をもたらす原因として代表的なケースをご紹介いたします。

海沿いのドライブや駐車

塩害を受けた車の中で最も多く見受けられる原因が、海沿いのドライブや駐車です。

海の近くで走行や駐車をすると、風に乗った海水の塩分が車に付着します。

そのため海水浴やキャンプで海の近くを走るときや海沿いの駐車場に車を停めるときは、十分に塩害対策を施しておくことが大切です。

台風の影響

海沿いの走行や駐車をしていない車でも、台風の影響により塩害を受ける可能性があります。

台風のほとんどは海上で発生しており、風に乗って日本列島を横断します。

その際強風により海水中の塩分が巻き上げられた状態で移動するため、車に多量の塩分が付着してしまうのです。

海沿いの地域に住んでいないからと油断せず、台風が接近する恐れのある日までに事前対策を施しておきましょう。

雪道に撒かれた融雪剤

冬場に雪道を走行した際も、塩害に注意が必要です。

積雪により道がふさがれることを防止するためにも、道路には「融雪剤」が散布されます。

融雪剤の混ざった雪解け水が車に付着したまま放置すると、車が錆びてしまう恐れがあるのです。

融雪剤による塩害のメカニズムについては、次項にて詳しく解説いたします。

 

融雪剤が原因?冬の車に塩害トラブルが起きるメカニズム

先述の通り、冬場では「融雪剤」が原因となる車の塩害トラブルに悩まされるケースが少なくありません。

地面凍結防止のため冬にまかれる融雪剤には「塩化カルシウム」や「塩化ナトリウム」、「塩化マグネシウム」などが含まれています。

これらの成分が水に溶けると融点が低下し、融点が気温を下回れば雪が水に変化するという仕組みです。

また、成分が不純物として水に混ざることで氷になりにくくするという効果もあります。

しかしながら、この塩化カルシウムなどは塩分となるため、鉄によって構成される車にはサビにつながる恐れがあるのです。

これがいわゆる塩害ですが、そもそも塩分が付いただけで車にサビが生じる訳ではありません。

サビは鉄が水分と酸素の影響により腐食することで起こる現象です。

塩は腐食の原因となる水分が蒸発するのを防ぎ、鉄を水分に晒し続ける状態を作り上げます。

このため、下回りをはじめとする鉄部分はサビの進行が止まらず、そのまま放置すると鉄の強度を低下させて内側から車の侵食へと繋がるというメカニズムです。

基本的に足回りの鉄板は太いためサビで簡単に破損することは考えにくいですが、本来持つ部品の性能や寿命を維持できないだけでなく、内側から塗装面にまで影響を与えやがて穴が開くなんてことも考えられます。

特に旧式の車両の中にはこの塩害の影響でフェンダーやサイドシルに穴が空いていることも少なくありません。

 

冬の塩害から車を守る!車をサビさせない方法をご紹介

車両を冬の塩害から守るための方法は大きく分けて以下の3つが挙げられます。

・塩分を徹底的に洗い流す
・シャコシートなどのサビ防止剤を活用する
・キズ部分は放置せず早めに直しておく

ここでは車をサビから守る3つの方法について詳しくご紹介いたします。

塩分を徹底的に洗い流す

1つ目の方法は徹底的な洗浄し塩分を車両から洗い流すことです。

冒頭でもご紹介した通り、鉄は塩分に触れただけではサビになりません。あくまで水分と酸素が組み合わさることで起こり、塩分はサビるための水分を保つ手助けをしてしまう役割を持つのです。

そのため、塩分を徹底して洗い流すことでサビる前に塩水を車両から取り除き、本来のように水が蒸発する状況を作り出すことができます。

特に、ホイールなど目に見える部分に効果的です。

問題としては高圧洗浄機のような水圧でないと簡単にはホイールハウスや下回りの洗浄ができないことや、冬に水を扱うことも煩わしいため気が進むものではありません。

下回りは確実に洗い流すことが難しいので、ホイールやホイールハウスといった一般的に確認ができる部分にのみ有効な方法でしょう。

シャシコートなどのサビ防止剤を活用する

一般的に車両の塗装面は塩化カルシウムがまかれた道路を走行したとしても、簡単にはサビたりしません。

これはサビる鉄板の上に下地を含めた様々な塗料の皮膜があるからです。

このため事故などでボディが傷ついて地肌が晒されるとサビにつながる訳ですが、足回りやホイールハウスにも耐水皮膜を形成するシャシコートなど塗装処理を行うとサビを防ぐことができます。

シャシコートであれば一度の施工で長持ちし、洗浄とは違って冬に水を扱って面倒な思いをする必要もありません。

ただし、シャシコートは下回りに塗装をするため車体を持ち上げる必要があり、タイヤの脱着や各部の保護など設備がなければ施工ができないので、プロに依頼する必要があります。

サビを効果的に防止したいのであればシャシコートが一番確実ですので、シーズン前など定期的に行うことで確実にサビから車を守ることが可能です。

キズ部分は放置せず早めに直しておく

何かにぶつけたり擦ったりして塗装が剥がれると、鉄の部分が剝き出しとなります。

鉄は空気や水に触れることでサビが生じるため、放置すると時間の経過のともに車へダメージを与えてしまうのです。

小さなものでも車に傷が付いていないか確認し、見つけた場合は速やかに補修を施しましょう。

 

車に付いた融雪剤を落とすコツ

融雪剤はボディよりも足回りや下回りに付着することが多いです。

そのため洗車の際は目につきやすいボディ部分だけでなく、アンダーフロアなどの下回りも重点的に洗って融雪剤をしっかりと除去しましょう。

可能であれば、ホースではなく高圧洗浄機やスチームを使った方が融雪剤の除去には効果的です。

特に油分の多いホイールは塩分が付着しやすいため、入念に洗うことが大切です。

カーシャンプーも多めに使用するとより塩分を落としやすくなりますが、しっかりとすすいでカーシャンプーの余剰成分が残らないように注意が必要です。

寒さの厳しい冬場に行う洗車は労力がかかるものですが、水垢を防ぐためにも洗浄後の拭き上げもしっかりと行いましょう。

なお、融雪剤に素手で触れると炎症や肌荒れなどのトラブルが生じることもあります。

洗車の際はゴム手袋などで皮膚を保護しましょう。

とはいえ、高圧洗浄機の取り扱いを間違えるとボディにへこみを生じさせる危険性もあります。

確実に融雪剤を落として塩害を防ぐのであれば、プロへ依頼して洗浄してもらうと良いでしょう。

洗車機で融雪剤を落とすこともできる?

雪の多い地方にあるガソリンスタンドには、「下部洗浄」機能のある自動洗車機を設置しているところがほとんどのようです。

通常の洗車コースに+数百円で行えるうえ、自分で洗車する手間も省くことができるため便利といえます。

ただし、気温が低い日は洗車機の水が凍ってしまうことからいつでも使えるというわけではありません。

定期的な鉄粉除去も大切

車を走行させていると、道路に落ちている鉄粉がボディに付着します。
付着した鉄粉を放置していると、融雪剤の塩化カルシウムに触れて錆びつきボディを腐食してしまうのです。

洗車前だけでなく定期的にボディに触れ、ざらつきを感じたときは専用の粘土クリーナーを使って鉄粉を除去しましょう。

 

サビ対策は自分で行うのは不可能?

ここまで、塩害によるサビ対策や融雪剤の落とし方についてご紹介いたしました。

しかし、ポイントを押さえていても自分の手で完璧に塩害から車を守ることは難しいと言えます。

付着から時間が経った融雪剤は硬化し、家庭用のホースで出せる水圧では十分に落とすことができません。

融雪剤が付着しやすい車の下回りも複雑な構造となっているので、細かい部分までしっかりと融雪剤を落とせているのかも判断しにくいものです。

また、シャシコートも車両を持ち上げるリフトなどを使用しないことには塗装だけでなく、コート剤を塗装する前の洗浄ができません。

車両の下回りをしっかり対策するためには車両をリフトなどで持ち上げる必要性がありますので、家にリフトのついたガレージでもない限り自身での対策はほぼ不可能です。

特にサビ防止に使用する塗装剤などは人体に影響を与えるものも多く、塗装剤ですので他の車両が駐車しているような場所では風の影響で関係のない車両に付着してしまう恐れがあります。

リフトを使用せず自分でシャシコートの作業を行うことは大変危険なので、必ずプロへ依頼するようにしましょう。

 

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上記の動画はカーコンビニ倶楽部株式会社での錆止め処理剤RUATOP(ラストップ)を施工している様子を紹介した動画となっています。

リフトを含めた施設は当然のこと、お車のホイールハウスから下回りの奥部まで確認した上で丁寧に施工を行います。

またカーコンビニ倶楽部株式会社で行うシャーシ防錆ラストップでは、サビ内部の水分と塩分を押し出し、よりトップコートの性能を高める2層塗装が行われます。

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冬の塩害対策はもちろん、合わせて定期メンテナンスやオイル交換などもお待ちしております。

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