車は下回りも洗車すべき?必要性や手順、注意ポイントを知ろう

2022年11月03日
洗車で綺麗に汚れを落としてやると、車は驚くほどに見違えるので、洗車が趣味だという方も少なくありません。カー用品店には数多くの洗車グッズが並び、車好きの方にとって洗車は1つのアミューズメントに変貌したといっても過言ではないでしょう。
しかし、外観はピカピカに磨き上げても下回りの洗車は意外と難しいのも事実で、ボディは綺麗でも下回りが汚れたままの車両は少なくありません。ここでは、サビの原因にもなりかねない下回りの汚れをしっかり落とすための洗車方法などを紹介します。
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車は下回りも洗車した方がいい?
洗車時はルーフの洗い残しなど、どうしてもボディに目が行きがちで、作業性の悪い下回りは「特に意識して洗車したことがない」という方も多いのではないでしょうか?
下回りを洗車せずにそのまま汚れ放置していると、以下のような事態に発展する可能性があります。
サビが発生して車が傷む
走行時に過酷な状況におかれる車の下回りには防サビ加工が施されていますが、防サビ加工は半永久的なものではなく、経年劣化します。走行時にはね上げる小石や砂粒が下回りに当たり、その部分の加工が剥げてしまうことも。
また、下回りには雨水や泥のほか、時期や地域によっては海水や潮風、融雪剤なども付着します。
こういった物質は防サビ加工を劣化させるだけではなく、加工の取れた部分から侵食してサビを発生させることになります。
事故を引き起こすリスクもある
車の下回りにはマフラーや駆動系など、重要な部品も多くあります。洗車せずに汚れをそのままにしておくと、サビがひどくなり金属を侵食して部品に穴を開けてしまう可能性があります。
場合によっては、安全な走行に危険を及ぼすこともあるため、下回りの洗車は車を良好な状態に維持するための大切なメンテナンスのひとつとして捉えるべきといえるでしょう。
下回りの洗車はどのくらいの頻度ですべき?
下回りの洗車の頻度は、地域性や走行環境によって変わってきます。内陸部で雪がほとんど降らない地域であり、舗装された道を中心に走行するのであれば年1回程度でもいいでしょう。
降雪地域の方は要注意です。冬場は道路に凍結防止のための融雪剤が撒かれており、融雪剤には塩分が含まれています。
塩分は金属を急速に腐食するので、可能であれば走行する度に流しておくのが理想ではありますが、それが無理でも状況に応じて月1回以上は洗車することをおすすめします。
潮風が吹く沿岸部や離島の場合も同様です。また、レジャーで海水浴場やスキー場などに車で出かけた場合は、その都度洗車することを心がけてください。
車検時には下回りの洗浄をしておくべきなの?
車検は、その車が保安基準に適合しているかをチェックする検査です。「下回りを洗浄しているかどうか」ということ自体が車検の合否に影響するわけではありません。
ただし、車検の際には下回りの目視があります。検査員が必要箇所をチェックできる状態であり、保安基準をクリアしていれば車検に通りますが、汚れによって保安基準に適合しているかどうかが判断できない場合は、車検をクリアできない可能性があります。
ぴかぴかに磨き上げておく必要はありませんが、問題なく検査員がチェックできる程度の状態には整えておくべきといえるでしょう。
車の下回りを洗車する方法とは
下回りの洗車は、以下の2パターンが一般的です。
下回り洗浄機能のある洗車機を利用する
近年の洗車機は、さまざまな機能を有しています。洗車場やガソリンスタンドでは種類の異なる数種類の洗車機を扱っていることも少なくありません。
中には「下回り洗浄機能」を搭載している洗車機もあるため、下回り洗浄が付いたコースを選べばボディと一緒に下回りも洗車してくれます。
洗車専門店やディーラーなどに依頼する
洗車専門店やディーラーでも、下回りの洗浄を依頼することができます。
こうした店舗では車のプロ、洗車のプロがしっかりとした知識のもとに専用のアイテムを使って作業するので、安心して任せられることに加え汚れが残りにくく質の高い仕上がりが期待できます。
また、専門業者に依頼するとコーティングなどのオプションも選べるため、防サビ加工を一層強化することも期待できます。
車の下回りはDIYでも洗車できる
完璧な下回りの洗車は洗車のプロに依頼するべきですが、毎回依頼するとなると経済的負担が小さくありません。
かといって、年に1回専門家に依頼しただけの洗車では愛車を綺麗に保つことはできませんので、プロに依頼する洗車とセルフ洗車を併用するのが最も効果的だと言えます。
ここでは、セルフで下回りを洗車する際の手順と必要なアイテムについてご紹介します。
セルフで下回りを洗車する際に必要な道具と手順
下回りはボディやホイールの洗車のように、多くのアイテムは必要ありません。
基本的にはホース、もしくは高圧洗浄機があればできます。水圧だけで汚れが落ちない場合に、軽くこすれる程度の柄の長いデッキブラシなどもあればいいかもしれません。
ボディの洗車は水洗いをして泡立てたカーシャンプーでスポンジ洗い、そしてすすぎと拭き上げ、といった手順ですが、下回りの場合は強めの水圧で汚れを落とすのみと、作業そのものは比較的簡単です。
ただ車両の下であるため、やりにくいという問題があります。
段差などをうまく利用する方や、本格的にジャッキアップして洗浄する方もいますが、危険を伴うこともあるのであまり無理をせず、できる範囲で行ってください。
セルフで下回りの洗車をする際の注意点
手順としては簡単な下回りの洗車ですが、セルフで行う場合はいくつか注意しておくべきポイントがあります。
電気系統やゴム部分は避ける
高圧洗浄機で下回りの洗車を行う際には、ABSセンサーなどの電気部品やゴムブーツで保護している部分に高圧の水がかからないように注意する必要があります。
また、電気自動車などのパワーユニットも水が入ると破損する可能性もあるため、プロに依頼するのが安心かもしれません。
電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電中の洗車は厳禁
電気自動車やPHEV自動車といった充電が必要な車の場合、充電中の洗車は厳禁です。水をかけると漏電して車両火災や感電事故の原因となる可能性があるので、絶対に避けて下さい。
ジャッキアップは確実に
普段からタイヤ交換などのメンテナンスを自分で行っているなど、ジャッキアップすることにそれほど手間を感じないのであればジャッキアップして本格的に下回りの洗車をセルフで行うこともあるかもしれません。
ジャッキアップする場合は、しっかりと固定されているかを確認しておきましょう。万が一固定できていなかったら作業中にジャッキが倒れるなど、大きな事故を引き起こす可能性があります。
ジャッキアップするのが初めて、というような場合は無理してセルフで行わず、プロに依頼するのが安全で効率も良いといえます。
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車の下回りは防サビ加工が施されているものの冬季の融雪剤の付着などがサビの原因となり、愛車をいつまでも綺麗な状態に保つためには下回りの洗車は欠かすことができない重要なメンテナンスだと言えます。
洗車機の普及でセルフ洗車は難しくありませんが、作業性の悪い下回りの洗車はプロに依頼することをおすすめします。
全国に展開するカーコン店舗の中には洗車や洗車後のコーティングサービスを提供するカーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングのサービス提供店が存在します。
専用機材を使用する洗車のプロがサビの原因となる下回りに付着した融雪剤を完全に洗い流し、過酷な冬場を乗り切った愛車をリフレッシュし防サビ加工の効果を助けます。
カーコンビニ倶楽部の提供する洗車・コーティングは、洗車、ルームクリーニング、除菌消臭コートを行うカーコンルームクリニックの3つのクリーニングメニューを用意しており、お客様のご予算に合わせて愛車を徹底的にクリーニングします。
面倒な下回りの洗車は是非カーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングを提供するカーコン店舗にご相談下さい。
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