ガラスコーティングをした車の洗車方法とは?長持ちさせるメンテナンスをご紹介

2021年12月31日
さまざまな処理方法が存在する車のボディケアの中で、最も硬い被膜を持ち、高い耐久性を誇るのがガラスコーティングです。ボディ全体を薄いガラス膜でコーティングするため、自然な艶を出しながらボディのキズ予防に高い効果を持ち、上質なガラスコーティングを施した車両は手放す際の買い取り価格にプラス査定が付くとさえ言われています。
車両販売価格にまで影響を及ぼすほど効果の高いコーティング処理であるガラスコーティングの特徴や長持ちさせる洗車方法などのメンテナンス方法を紹介します。
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ガラスコーティングとは?
ガラスコーティングはシランやシラザンなどの成分を化学処理したコーティング剤を用いて処理するコーティングです。
処理後に空気中の水分と含有成分が化学反応を起こし、ガラスの主成分シリカが硬い被膜を形成します。
ボディの表面を薄いガラス被膜で覆うため非常に高い耐久性を持つことから失敗が許されず、高い処理技術が求められるコーティング方法だと言えます。
ガラスコーティングのメリット・デメリット
高い耐久性がガラスコーティングのメリットですが、下地処理の手間がかかることや処理技術が求められることから、処理費用が高額となる点がデメリットと言えます。
現在はガラス繊維を混ぜたガラス系コーティング剤も存在しますが、処理後の透明感や耐久性に関しては残念ながらガラスコーティングに劣る傾向にあります。
ただし、現状で最高峰のコーティング処理がガラスコーティングであることは間違いありません。
ガラスコーティング後も定期的に洗車をすることが長持ちの秘訣
ガラスコーティングさえしておけば雨水で簡単に汚れが落ちるから洗車は必要ない…とイメージする方も多いですが、どれだけ質の高いコーティングを施しても定期的に洗車を行いましょう。
ガラスコーティングが汚れを弾く、または落ちやすくなる加工であることは間違いありません。
しかし、大気中には微量な油分や汚れなどが浮遊しており、車を使っていれば目に見えない汚れが付着します。
放置するほどその汚れは蓄積されていき、コーティングの被膜内へ侵食していってしまうのです。
また、汚れが蓄積されれば本来の輝きも失われていくため見た目の美しさも損なわれてしまいます。
ガラスコーティング後の美しい仕上がりを保つため、施工後も必ず定期的な洗車を心がけましょう。
ガラスコーティング後にすぐ洗車をしても大丈夫?
ガラスコーティング後も洗車が必要とは言え、施工直後の洗車もおすすめできません。
施工後は、最低でも1週間程度は洗車を控えると良いでしょう。
ガラスコーティングの被膜は、施工してから時間をかけて硬化していく仕組みとなっています。
完全な硬化前にボディを触ったり、洗車を行ったりすると、表面に指紋や傷が残ってしまうのです。
なお、洗車を行う頻度に関しては天候や保管環境により異なるため一概にベストと呼べるタイミングは断言できませんが、2週間に1度、最低でも月に1回程度のペースがおすすめです。
ガラスコーティングを施した車を洗車する方法
ガラスコーティングした車の洗車は、基本的に「水洗い」でOK
ボディ表面をガラス被膜でコーティングするガラスコーティングは、洗車が簡単であることもメリットとして挙げられます。ガラスコップが汚れに強いように、ガラスコーティングを施したボディは基本的に水洗いで洗車が完了する場合もあります。
とはいえ、水洗いだけでは油汚れなどを落とすことは難しいものです。
できるだけ、バケツの中でしっかりと泡立てたカーシャンプーを使用して軽く擦る程度の洗車を行いましょう。
砂埃は事前にしっかりと流すことが大切
洗車の際は、水でしっかりと砂埃を流すことが重要です。
砂埃を流さずに洗うとガラス被膜の表面を傷つけ、そのまま力を入れて擦ると被膜を破損する可能性があります。
コーティング効果でボディは水を弾いてしまいますが、洗車中にボディ表面の水分がなくなると摩擦力が強まります。そのためボディに水をかけ濡らしながら洗車するのがコーティングを長持ちさせるポイントです。
洗車後はしっかりと水分を吹き上げよう
洗車後はたっぷりの水でカーシャンプーを洗い流し、吸水性の高いセーム皮やマイクロファイバークロスなどで優しく水分を拭き上げるとよりコーティング効果を保護しやすくなります。
洗車をする順序
ボディを水洗いしたら、以下の順序で車を洗っていきます。
①車の天井からボンネットを洗う
②フロントエリアの窓を洗う
③トランクの部分からサイドを洗う
④バンパーやスポイラなどを洗う
上記のように、車の上部から下部にかけて洗っていくイメージです。
必ずカーシャンプーを使って洗い、1ステップごとに都度水ですすいで水気を拭き取るようにしましょう。
要注意!ガラスコーティングをした車の洗車で避けたいこと
炎天下や風が強い日の洗車
既に紹介したとおり、非常に薄いガラス被膜でボディをコーティングしたものがガラスコーティングです。
そのため、ガラスコーティングはガラスと同じ特徴を持つと考えて下さい。
高度の高いガラスは急激な温度変化に弱く、ボディに急激な温度変化が生じる炎天下での洗車はガラスコーティングを痛めます。
また、砂埃が経ってボディを傷つけやすくなるため風が強い日も避けておいた方が無難です。
そのため、「風がない曇りの日」が洗車を行う上でベストな環境と言えます。
シャンプーを行う前は、砂埃をしっかり流すこと
また、砂埃はサンドペーパーと同じですので、砂埃を流さずにいきなり洗車するのは、ガラスをサンドペーパーで擦るのと同じ意味を持ちます。
ガラスコーティングの効果を失うことになるので避けるべきでしょう。
ボディに負担をかけやすい洗い方
同様にブラシなどで強く擦る洗車方法も避けるべきですし、乾いた状態のボディを擦るのもガラスコーティングの効果を妨げる洗車法だと言えます。
油汚れを落とす際に使用するカーシャンプーに含まれる成分がガラス被膜に悪影響を及ぼすケースもあるので、コーティング剤に明記されている使用可能な洗剤成分を選びます。
シャンプーの洗い残し
先述の通り、汚れを落としやすくなるガラスコーティングでも洗車の際はカーシャンプーで洗うことが大切です。
ただし、シャンプーを薄めた水は通常の水と比べて乾燥までにかかる時間が短くなります。
シャンプーが乾燥するとボディにシミをつくる原因となってしまうため、洗浄後は速やかに・洗い残しのないように、しっかりすすぎましょう。
ガラスコーティング後の車に限らず、洗車を行う際は必ず押さえておくべきポイントと言えます。
ガラスコーティングをした車の洗車に使えるシャンプー
ガラスコーティング後の車を洗車する場合、シャンプー選びにも気を付けなければなりません。
カーシャンプーは、主に以下のような種類で分けられます。
・中性タイプ
・アルカリ性タイプ ・酸性タイプ ・撥水タイプ ・水垢落としタイプ |
ガラスコーティング後の車を洗車する場合は、「中性タイプ」のシャンプーを使いましょう。
アルカリ性タイプや酸性タイプのシャンプーは洗浄力の高さが魅力ですが、コーティングに負荷をかけてしまいます。
撥水タイプに関しては更に細かい種類に分けられ、商品によってはコーティングと相性が悪いこともあるというリスクが潜んでいます。
水垢落としタイプは、研磨剤が含まれている場合がほとんどであるためコーティングの被膜を薄くしてしまうのです。
上記のようなリスクを回避するために、カーシャンプーの購入時は必ずパッケージを確認して中性タイプを選ぶようにしましょう。
ガラスコーティングをした車に洗車機を使っても良い?
ガラスコーティングをした車の洗車は手洗いが理想的ですが、洗車には手間がかかるため洗車機を使用したい方も多いはずです。
しかし、できるかぎりガラスコーティング後は洗車機を使わない方が良いと言えます。
洗車機はブラシを使っている場合が多く、他の車に付着していたホコリや小石などがブラシに挟まっていることがあります。
その状態でガラスコーティング後の車を洗うと、ホコリや小石との摩擦によりダメージを受けてしまうのです。
使うなら「ノーブラシ洗車機」がおすすめ
洗車機を使用する場合、ブラシが付いていない「ノーブラシ洗車機」を選ぶと良いでしょう。
ノーブラシ洗車機はブラシではなく強い水圧で汚れを落とす仕組みとなっているので、コーティングに傷が付くことはありません。
また、通常のブラシ付き洗車機よりも短時間で洗車が完了するというメリットもあります。
ただし、ノーブラシ洗車機は車体の下回りなど細かい部分まで完璧に洗浄することはできません。
そのため、使用後は自分で細かい部分を手洗いする必要があります。
ガラスコーティングも洗車もカーコンビニ倶楽部にお任せ!
カー用品店に数多くの洗車グッズが取り扱われる現在、セルフ洗車でガラスコーティングを施す方も少なくないのではないでしょうか?しかし、ガラスコーティングは強力なだけに、下地処理や処理ムラなどが生じるとリカバリーが大変になるため、セルフ洗車での処理はあまりおすすめできません。
一度処理すると高い耐久性を持つガラスコーティングだけに処理はプロの専門家に依頼してはいかがでしょうか?
全国のカーコン店舗の中には、洗車や洗車後のコーティングサービスを提供するカーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングのサービス提供店が存在します。ガラスコーティング処理を行うカーコンボディガラスコーティングは次に挙げる4つのコーティングメニューの中からご予算に合わせたガラスコーティングをご利用頂けます。
・カーコンスパシャンコーティング:処理時間と費用を大幅に圧縮しました。3ヶ月毎の処理をおすすめします。
・カーコンバリューガードライト:費用を抑えたガラスコーティングです。1年毎の処理をおすすめします。
・カーコンバリューガード:シリコンコーティングとガラスコーティングを組み合わせました。3年毎の処理をおすすめします。
・カーコンアクアガード:オーソドックスなガラスコーティングです。3年毎の処理をおすすめします。
カーコンボディガラスコーティングは高度な技術と専用設備が必要となるため、残念ながら全てのカーコン店舗でのご提供ではありません。カーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングのサービス公式サイト内から、お近くの対応店ご確認の上ご相談下さい。
カーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングのサービスについての詳細はこちら。
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