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撥水洗車のメリット・デメリットとは?ワックスとの違いや手洗いでのやり方も解説

2025年06月16日

多くの洗車機に搭載されている「撥水洗車コース」。どのようなメリットがあるのかご存知でしょうか?
この記事では、洗車機の撥水洗車コースを選ぶことのメリット・デメリット、撥水洗車コースを利用する場合の洗車機の使い方などについて詳しく解説いたします。
また、自分で撥水洗車をする方法や、愛車のキレイな状態をより長く保てるケア方法もご紹介していますので、参考にしてください。

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撥水洗車とは洗車機にあるコースの1つ

洗車機には「水洗い」「シャンプー洗車」「ワックス洗車」など、洗い方や仕上がりが異なる様々なコースが用意されています。

撥水洗車も洗車機に搭載されている洗車コースの1つで、洗車だけでなくボディに撥水効果が与えられることが特徴です。

ワックス洗車との違い

ボディの水弾きを良くする洗車コースといえば、ワックス洗車も当てはまります。

この2つの大きな違いは、「粒子の大きさによる効果の差」です。

撥水洗車は細かな粒子で構成された撥水コートが塗装表面を覆い、目に見えない細かな溝に入り込んで表面張力を発生させ、水弾きを向上させます。

一方でワックス洗車は、粒子が粗いワックスを塗装表面に塗布するのみというシンプルな仕組みです。

そのため、撥水洗車よりもコート膜が剥がれやすいことが特徴です。

疎水・親水との違い

水弾きの状態は3種類に分類され、撥水、疎水、親水と呼ばれます。

一見同じように思えますが、ボディ上で弾かれる水の状態をよく観察すると水弾きの状態に若干の違いがあります。

ボディに付いた水がボディから流れ落ちる点は共通していますが、弾かれる水の状態に違いがあります。

コロコロとした水玉が転がり落ちるものと、膜状にまとまって流れ落ちるものがあります。

水弾きは、ボディと水玉の接触面に生じる角度である、接触角度によって区別されています。

コロコロと転がるものは接触角度が90度以上となる撥水、60度前後のものが疎水、60度よりも角度のないものが親水に分類されます。

撥水加工が施されているボディは水玉が転がり落ち、疎水加工と親水加工は両方とも弾かれた水がまとまって流れます。

区別が難しいですが、疎水加工よりも水が広がるのが親水加工です。

 

撥水洗車のメリット

洗車が楽になる

撥水洗車を行うことで水はけがよくなり、水がスルスルと流れ落ちてきます。

そのため洗車時に水やシャンプーが落ちやすく、洗車が楽になることがメリットです。

また、雨が降った時も塗装面に付着した汚れが水と一緒に落ちやすくなり、ボディを綺麗な状態に保ちやすくなります。

コーティングよりも値段が安い

ボディの水はけを良くする手段としてはボディコーティングも有効ですが、コーティングの施工は最低でも10,000円前後かかります。

一方で洗車機の撥水洗車は1,000円程度で利用可能なため、コストを抑えることができます。

水シミができにくくなる

洗車や雨によりボディに水滴が残ると、時間の経過と共に水分が蒸発してイオンデポジット(水シミ)ができてしまいます。

撥水洗車を行えば、ボディに水滴が残りにくくなるためイオンデポジットの発生リスクを抑えることにもつながります。

 

撥水洗車のデメリット

洗車機を使うため傷がつくリスクを伴う

近年の洗車機は性能やブラシの素材が進化しており、従来よりも傷がつく可能性は低くなっています。

しかしブラシに砂ぼこりなどの異物が残ったまま使用したり、店舗に旧式の洗車機しか設置されていなかったりすると、塗装面に細かな傷がつくリスクを伴います。

撥水洗車を繰り返すと光沢が低下する

撥水洗車を繰り返し利用すると、撥水コートが塗装面に蓄積され光沢が低下してしまいます。

また、洗車機で落としきれない汚れが付着したまま撥水コートに覆われると、汚れの膜が重なりさらに見た目が悪くなる恐れがあります。

持続期間が短い

撥水洗車はボディコーティングよりも価格が安い分、持続期間は非常に短いです。

熱や雨などの外的要因の影響を受けやすく、すぐにコート膜が剥がれてしまいます。

撥水効果を長持ちさせたい場合は、こまめに撥水洗車を行わなければなりません。

撥水洗車の頻度によっては、トータルでみるとボディコーティングを施工した方がお得になる場合もあります。

 

洗車機を使った撥水洗車のやり方

洗車機は手間をかけずに洗車ができる便利な設備ですが、操作に不安を感じる方もいるかもしれません。

以下より、撥水洗車をする場合の洗車機の使い方を、4つのステップに分けて解説いたします。

洗車前の準備

洗車機を使う前に、ボディ・足回りを水洗いして汚れや砂ぼこりなどを落としておきましょう。

車体が汚れたまま洗車機を使うと、摩擦により塗装にキズがつくおそれがあります。

水洗いを終えたら、安全のためサイドミラーやアンテナなど車体から飛び出ているパーツを格納・取り外ししておきましょう。

最後にドアや窓がすべて完全に閉まっているかを確認したら、いよいよ洗車機を使用します。

操作パネルで「撥水洗車」を選び料金を支払う

洗車機の待機所に設置されている操作パネルで、「撥水洗車コース」を選択しましょう。

必要に応じてオプションを追加したら、画面に表示された料金を支払います。

場所によってはスタッフにつながるインターホンが設置されていることもあるので、操作方法やコース・オプション選択について分からないことがあれば利用しましょう。

洗車機の停止位置まで進み車内で待機する

料金を支払うと、洗車機の停止バーが上がって前進できるようになります。

指定された停車位置まで車を動かすと、洗車がスタートします。

必ずエンジンを停止させて、そのまま洗車が終わるまで車内で待機しましょう。

洗車中に車を動かしたり車外へ出たりすると、思わぬ事故につながります。

洗車が完了したら拭き上げスペースへ移動する

洗車が完了したら、周囲の安全を確認しながら拭き上げスペースまで移動しましょう。

ほとんどの場合、拭き上げスペースにはタオルやマット洗浄機などが用意されています。

洗車機のユーザーならいずれも無料で利用できるので、必要な道具を活用しましょう。

拭き上げの際は、水が流れる方向に沿って素早く水滴を拭き取るとシミができにくくなります。

 

撥水洗車はセルフ手洗い洗車でもできる

ここでは、セルフの手洗いで撥水洗車を行う方法について解説します。

セルフの撥水洗車に必要なもの

セルフ撥水洗車には、以下の道具が必要です。

・カーシャンプー(撥水タイプ)
・バケツ
・ホース
・洗車用スポンジ2個
・拭き上げ用クロス2枚

基本的にセルフ洗車と同様の道具を用意しますが、撥水効果があるカーシャンプーが必要です。

セルフ撥水洗車のやり方

洗車道具を用意したら、以下の手順で洗車を勧めます。

1 水洗いで全体の汚れを大まかに落とす
2 バケツに水とカーシャンプーを入れ、ホースの水圧で泡立てる
3 泡をスポンジで取り、ボディの上から下にかけて優しく洗う
4 タイヤ周りも洗う
5 カーシャンプーを残さず洗い流す
6 クロスで全体の水気を残さず拭き取る

スポンジとクロスは、ボディとタイヤ周りで使い分けて作業しましょう。

同じスポンジやクロスを使うと、タイヤ周りの砂利や泥がボディに擦りつけられ、キズがつく可能性があります。

 

撥水洗車を行う際の注意点

洗車機を使う場合・セルフ手洗い洗車をする場合のどちらも、撥水洗車を行うにあたって注意すべき点があります。

撥水洗車でも拭き上げは必要

撥水洗車はボディの水弾きを良くする効果がありますが、洗車後の拭き上げが不要になるわけではありません。

部位によっては水滴が残るため、拭き上げをせずに放置するとシミとして残ってしまいます。

最悪の場合、水滴がレンズのように日光を集めて塗装を傷めるおそれもあります。

塗装のキレイな状態を長持ちさせるため、撥水洗車をしても仕上げの拭き上げは怠らないようにしましょう。

コーティングの性能を低下させる可能性がある

すでにコーティングを施工している車は、撥水洗車を避けましょう。

コーティング被膜の上から撥水洗車をすると、撥水剤によりコーティングの性能が低下する可能性があります。

コーティング施工車の場合、洗車機なら「水洗いコース」または「シャンプー洗車コース」、手洗いなら中性シャンプーを使った洗車がおすすめです。

 

より優れた光沢感・水はじきを求めるならガラスコーティングもおすすめ

ボディの水弾きを良くしたい一方で、「光沢が失われないか心配」「効果は長続きしてほしい」といった理由で、撥水洗車の利用に不安を感じる方もいるかもしれません。

ボディに光沢感を与えながら、長期間にわたり撥水効果を持続させたい方はガラスコーティングの施工がおすすめです。

ガラスコーティングのメリット

ガラスコーティングは、その名の通りガラス成分を含んだコーティング剤をボディ全体に塗布する施工のことです。

ガラスコーティングを行うことのメリットは、以下の通りです。

・耐久性に優れているため傷がつきにくくなる
・汚れ落ちや水弾きが良くなり洗車が楽になる
・ガラス成分による光の反射で優れた光沢感も与えられる
・持続期間は3~5年程度と長い

水弾きや傷のつきにくさといった性能の高さ・光沢感・持続期間のどれも妥協をしたくない方には、ガラスコーティングが適しています。

ガラスコーティングのデメリット

ガラスコーティングには、以下のようなデメリットもあります。

・施工費用が高い
・完全に硬化するまで時間がかかる

ボディコーティングの種類は様々ですが、その中でもガラスコーティングは特に施工費用が高いです。

また、完全に硬化するまでには1週間~1ヵ月と長い期間が必要になります。その間はシャンプーを使った洗車を控えないと被膜に悪影響を及ぼす可能性があります。

ガラスコーティングの値段相場

ガラスコーティングの施工価格は車のサイズや依頼する店舗にもよりますが、新車の場合は30,000~110,000円程度が相場です。

新車ではない車に施工する場合は、下地処理も必要になるため、値段が相場を上回る可能性があります。

 

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持続期間が長い通常の「カーコンバリューガード」と、持続期間が比較的短い代わりにコストパフォーマンスに優れた「カーコンバリューガードライト」の2種類があります。

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