高圧洗浄機があれば洗車は楽になる？

高圧洗浄機とは、その名の通り高い圧力で水を放出してその水圧で汚れを弾き飛ばして落とす、というものです。

洗車だけではなく、建物の外壁や窓などの清掃に使用されることも多く、近年では一般家庭にも普及しつつあり、洗車用品としてもメジャーになってきています。

洗車に高圧洗浄機を使用する最大のメリットは、やはり手洗い洗車よりも圧倒的に楽に洗車ができるということでしょう。

手洗い洗車を行う際は、足回りを洗うためしゃがみこんだり中腰の姿勢になったりと意外と体力を使います。汚れを落とすために擦るのも手間がかかります。

高圧洗浄機を使用すればしゃがんだりすることなく大きく姿勢を変えないまま洗車ができるので、体力をあまり使わず楽に洗車ができるようになるのです。

大型ミニバンなど車高の高い車の場合には天井部分を洗うのに梯子が必要になることもありますが、高圧洗浄機を使用すれば梯子も必要ありません。

また車の大概の汚れは高圧洗浄機で簡単に洗い流せる上、手洗い洗車では取れにくいホイールの間やバンパーの裏側などの細かい部分の汚れも簡単に落とせるので、手洗い洗車と比較するとスピーティに洗車ができるのも大きなメリットです。

ただし、上記のようなメリットがある一方で、高圧洗浄機による洗車には重大なリスクがあります。次項で詳しく解説します。

洗車用の高圧洗浄機の選び方

洗車用の高圧洗浄機を購入することで、自宅でも楽に洗車ができるようになります。洗車用の高圧洗浄機にはさまざまなタイプのものがありますが、ここでは選ぶ際のポイントをまとめます。

アタッチメントの種類

洗車用の高圧洗浄機を購入する際に、アタッチメントの有無や種類を確認しましょう。洗車に役立つアタッチメントには、カーシャンプーを泡状にして噴射させるフォームノズルや、軽い力で汚れを落としてくれる回転ブラシなどがあります。これらのアタッチメントを併用するなら、洗車時間を大幅に短縮し、効率的に行うことができます。

ノズルの向きを自在に変えることができるアタッチメントや、ノズルに取り付けて車の下回りやルーフの洗浄が楽になるアタッチメントもあります。無理のない姿勢で車の下回りの洗浄が可能になります。また、背の高い車でも、脚立などを使わずに洗車ができるでしょう。

これらのアタッチメントが付属した商品を購入すれば、後で別途購入する必要はありません。

給水方法

洗車を行う場所に合わせて、給水方法も確認しましょう。自宅の駐車場に水道がある場合は、水道接続式で直接給水して使用することができます。水道の位置とホースの長さを確認して、足りない場合は高圧ホースで延長するようにしましょう。水量を気にせずに洗車ができるので、理想的な給水方法だと言えます。

タンク式は高圧洗浄機本体にタンクが付いていて、水道が近くにない場合もタンクに水を入れることで使用できます。車の周りを自由に動きながら使用できるメリットがあります。また、使用後はタンクに収納できて持ち運びにも便利です。

自給式は、バケツの水や川の水など水源を確保して、ホースから水を吸い上げるタイプです。複数の給水方式に対応しているものもあるので、洗車をどこでするかを考えてから決定すると良いでしょう。

消音やコードレスなどの機能

洗車用の高圧洗浄機を購入する際には、消音やコードレスなどの機能も確認すると良いでしょう。住宅街や集合住宅に住んでいる場合は、高圧洗浄機の音が近所迷惑になる恐れがあります。消音機能が付いていれば、時間を気にせずに自分のペースで洗車ができるでしょう。

また、コードレスタイプを選ぶことで、屋外の電源確保に悩まされることがなくなります。ただし、バッテリーが搭載されることで、重量が増すこともあるので、使用感を確かめるようにしましょう。また、充電時間や使用可能な時間も確認するようにしましょう。予備バッテリーがあれば、洗車時間に余裕ができるかもしれません。

高圧洗浄機を使った洗車方法

高圧洗浄機を使うことで、いつもの洗車がスピーディーかつ楽に行えるようになります。ここでは、高圧洗浄機を使った洗車方法についてまとめます。

ボディ全体を水で洗い流す

はじめに、高圧洗浄機を使ってボディ全体を水で洗い流します。ボディに付着したゴミや砂ぼこりなどの汚れを落とすことで、洗車傷を最小限に抑えることができます。タイヤ部分は汚れやすいので、最初に水洗いすると良いでしょう。タイヤ部分を最後にすると、汚れが飛び散ることがあるため、先に済ませておきます。

タイヤ部分が終わったら、ボディを上から下の順番で水洗いします。勢いよく水を噴射して、地面の小石を跳ね上げないように十分気を付けて作業してください。

カーシャンプーで全体を洗う

カーシャンプーをバケツの中で良く泡立てて、柔らかいスポンジを使って全体を洗います。凹凸面のあるスポンジを選ぶと、万が一汚れが付着している場合でも、ボディに傷をつけることなく逃がすことができます。スポンジを落としてしまった場合は、そのまま使うことがないように気をつけましょう。落としたスポンジは良く洗って汚れがないのを確認するか、新しいスポンジを使用するようにします。

高圧洗浄機のアタッチメントに、シャンプーを吹き付けられるものもあるので、それを使うとさらに楽に洗車ができます。泡を吹き付ける場合は下から上に向かって行います。１～２分待って汚れを浮き上がらせてから、柔らかいスポンジで洗います。

夏場の暑い日で、シャンプーの泡がすぐに乾いてしまうような時は、全体を一気に洗車するのではなく、部分ごとに分けて作業するようにしましょう。

シャンプーを洗い流して水滴を拭き取る

次に、高圧洗浄機でシャンプーを洗い流します。ルーフから下へ向かってシャンプーが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。ドアの隙間などにシャンプーが残ることがあるので、丁寧に素早く洗い流します。高圧洗浄機は、ホースで行う通常の洗車に比べてスピーディーに作業が行えるメリットがあります。

最後に、マイクロファイバークロスなど柔らかい素材のクロスで水滴を拭き取ります。ここでポイントになるのは、水滴が乾く前に拭き取ることです。そうすることで、水垢やシミが付着するのを防止することができます。

高圧洗浄機での洗車はリスクも潜む

高圧洗浄機は洗車が楽になり汚れも落ちやすい、と述べましたが実は高圧洗浄機にはデメリットもあります。

高圧洗浄機の水圧はかなりのものです。車のデリケートな部分や劣化した部分は水圧で壊れる可能性があります。特にバンパーなどの樹脂部分は劣化しやすく、傷やへこみがあるままにしていたり、新車登録から10年以上が経過して経年劣化していたりする場合には注意が必要です。

またその水圧の強さゆえに近距離で噴射したり、同じ場所にばかり高圧で噴射し続けたりすると塗装が剥がれたり、ボディがへこむリスクもあります。

静音対応のものも近年登場していますが、一般的に高圧洗浄機はそれなりの騒音を発します。大きさもあるので、保管場所も必要になるなど、住宅事情によっては高圧洗浄機の使用が難しい場合もあるでしょう。

高圧洗浄機にはこうした注意点やデメリットがあり、気軽に使用できるものではないので素人が使用するにはリスクが高いと言えます。

ボディコーティングすれば高圧洗浄機で洗車しなくてもキレイが保てる！

高圧洗浄機による洗車は、前項でご紹介した通り、ボディに大きな損傷を与えるリスクがあるため、おすすめできるものではありません。

愛車のキレイを保ちたいとお考えであれば、汚れが付きにくく、水洗い洗車のみでキレイが保てるカーコンビニ倶楽部のボディガラスコーティングがおすすめです。

ボディガラスコーティングは、ガラス質の保護膜をボディの表面に形成し、紫外線や熱などから車を守り色褪せなどの塗装の劣化を防ぐほか、汚れの付着を防ぐ効果があるので洗車が水洗いだけで済み、日頃のメンテナンスが楽になります。

またカーコーティングによって艶や光沢が出るので、愛車のルックスも良くなるというメリットもあるのです。

カーコンビニ倶楽部では、疎水性（親水性）でウォータースポットができにくくメタリックや濃いボディカラーにおすすめの「カーコンアクアガード」、艶や光沢に優れた淡い色やパール系カラーと相性のいい「カーコンバリューガード」の２種類のガラスコーティングをご用意しています。

カーコンアクアガードは45,600円（税別）～73,600円（税別）、カーコンバリューガードは44,000円（税別）～72,000円（税別）で、価格は車のサイズによって異なります。

いずれも３年程度の耐久性があり、カーコンビニ倶楽部では３年毎の施工をおすすめしています。

また１年毎の施工が必要ですがその代わりに16,000円（税別）～34,400円（税別）と価格を抑えた「カーコンバリューガイドライト」、コーティングの施工時間を短縮し、さらにお手頃な価格を実現した「カーコンスパシャンコーティング」のご用意もございます。

カーコンスパシャンコーティングは3,600円（税別）～5,600円（税別）とかなりのお手頃価格。カーコンスパシャンコーティングでは３か月毎の施工が必要になります。

愛車のキレイが保てるカーコンビニ倶楽部のボディガラスコーティングがあれば、もう高圧洗浄機は必要ありません。高圧洗浄機でリスクの伴う洗車をするのであれば、リスク０のぜひカーコンビニ倶楽部のボディガラスコーティングをご検討ください！

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