水洗いだけでOKって本当?コーティング車の洗車方法の正解について

2021年08月07日
車のコーティングにはボディを汚れから守る効果があるので、コーティング車は水洗いだけでOKと考えている人もいます。では、コーティング車は本当に水洗いだけでよいのでしょうか。コーティング車の正しい洗車方法とは何でしょうか?
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コーティング車は水洗いのみで本当にOK?
コーティング車は水洗いのみでOKかと尋ねられれば、答えは「ノー」です。
コーティング車は、ボディ表面にできた皮膜の効果により汚れが付着しづらくなっています。しかしこれは、汚れが全く付かないとか、水だけですべての汚れを落とせるということではありません。
確かに、コーティングをしていない車と比べると、水だけでかなりの汚れを落とせます。特に、付着してから時間が経っていない汚れに関しては楽に落とせるでしょう。
それでも、油汚れや水垢、鳥の糞、虫の死骸、鉄粉などが付着してしまった場合には、コーティング車とはいえども水だけでは落とせない可能性が高いです。そのため、コーティング車の洗車にも必要に応じて洗剤を使用する必要があるでしょう。
コーティング車についてよくある別の勘違いは、コーティング車は洗車の回数を減らしてもOKという考え方です。しかし、コーティング車も通常の車と同じ頻度で洗車を行わなければなりません。なぜなら、汚れを放置するとそれだけ汚れが落ちにくくなってしまうからです。最低でも1ヶ月に1回は洗車することをおすすめします。
コーティング車のメリットは、あくまでも一回の洗車にかかる時間や手間を減らせて作業が楽になることであって、洗車の頻度を減らせるということではないのです。
コーティング車の洗車には注意点が多い
コーティングの洗車は、そうでない車と比べてより慎重さが求められます。
街なかにはセルフ洗車やコイン洗車などもあり、近年ではブラシの素材も良くなってきているものの、それでも、コーティング車を洗車するにはさまざまなリスクがあります。
「洗車傷」には要注意
ひとつ目のリスクが「洗車傷」です。
どんなに素材がいいと言われているブラシでも、車体には洗車傷が残ります。目に見えない程度かもしれませんが、コーティングが徐々に落ちてしまい、劣化を早めることになってしまいます。ブラシには何が付着しているか分からないのも、怖いところです。
手洗いも同様です。力加減や、ボディに付着したホコリなどを引きずるなどして傷がつき、コーティングが剥がれる原因を作ってしまいます。
「天候」にも気をつける必要がある
また、その日の天気も左右します。水滴が水垢として残ってしまったり、水滴が焦点レンズの役割を果たしてコーティングにダメージを与えてしまったりする可能性があります。
うっかり引っかいてしまう、道具をぶつけてしまうなどしても、コーティングにダメージを与えてしまいます。
コーティング車の洗車は、確かな腕と経験、知識を備え、かつ天候にも左右されない洗車のプロに依頼するほうが、メリットがあると言えます。
コーティング車の正しい洗車方法
コーティング車をいつまでも綺麗な状態に保つために、正しい洗車方法を身に付けましょう。ここでは、コーティング車を洗車する際に必要な道具や洗車の流れを解説します。
コーティング車を洗車するための道具を揃える
コーティング車を洗車するために揃えたい道具は以下の3点です。
・シャンプー
・スポンジ
・拭き取り用クロス
シャンプーは種類がたくさんありますが、コーティング車専用シャンプーや中性カーシャンプーを選ぶと間違いないでしょう。イオンデポジットが気になる場合は弱酸性、油汚れが気になる場合は弱アルカリ性のシャンプーを使用することも可能です。
ただし、撥水剤入りやコンパウンド配合のシャンプーなど、コーティング車に適していないものもあるので、注意して選ぶようにしましょう。
スポンジは柔らかくて凹凸のあるものが適しています。凹凸面がボディに付着した汚れを逃がして、洗車傷を最小限の抑えることになります。足回り用とボディ用の2つを用意するようにします。また、拭き取り用クロスも、ボディに傷がつきにくいマイクロファイバークロスが適しています。
コーティング車を洗車する流れ
コーティング車を洗車する流れを4つのステップに分けて説明します。
1.タイヤから洗う
洗車の基本は上から下へ向かって洗うことですが、例外となるのはタイヤ部分です。タイヤに付着した汚れやはねてしまうことがあるため、先に洗っておきます。
2.ボディに水をかけて汚れを洗い流す
たっぷりの水を使ってボディに付着した砂利などの汚れを洗い流します。いきなりスポンジでゴシゴシと擦ると、細かい砂利によりボディが傷ついてしまいます。上から下へ丁寧に水をかけるようにしましょう。
3.泡立てたシャンプーでボディを優しく洗う
良く泡立てたシャンプーとスポンジでボディを優しく洗います。シャンプーが乾かないように、部分ごとに分けてシャンプーをしてから水で流す作業を繰り返すのも効果的です。
4.水滴を優しく拭き取る
最後に、マイクロファイバークロスを使って、水滴をきれいに拭き取ります。この時も、ゴシゴシと擦るのではなく、一度に優しく拭き取ることを意識しましょう。
コーティング車の洗車で覚えておきたいこと
コーティング車の洗車にはいくつか注意点があります。ここでは、コーティング車の洗車で覚えておきたいことを4つ紹介します。
ガラスコーティング施工後1ヵ月は洗車は控える
コーティングの施工時に、スタッフから「1ヵ月は洗車をしないでください」と言われることがあります。これは、ガラスコーティングが完全に固まるまでに約1ヵ月かかるからです。ガラスコーティングが十分に性能を発揮するために、最初の1ヶ月間はできるだけ洗車を控えることが望ましいです。
しかし、1ヵ月の間に雨に降られたり、鳥の糞などの汚れが付着したりすることもあるでしょう。この場合は、汚れを放置しておくとコーティング被膜にダメージを与えてしまうため、水洗いで汚れを落とすようにしましょう。
コーティング車の洗車頻度は1ヶ月に1〜2回程度が理想
コーティング車の通常と同じく定期的に洗車をする必要があります。車の使用頻度や保管場所などにもよりますが、洗車頻度としては1ヵ月に1~2回程度が理想的です。洗車をせずに放置すると、雨水が乾いてできるイオンデポジットや、汚れの付着によるシミが付いてしまいます。
長距離運転をした後や汚れが目立つ場合は、その都度早めに洗車を行いボディをきれいな状態に保ちましょう。汚れ具合によっては水洗い程度で良い場合もあるでしょう。
コーティング車へ洗車機を使用するのは基本NG
コーティング車を洗車機で洗うことについて質問する人も少なくありませんが、洗車機の使用は基本的にNGです。洗車機のスポンジやブラシによりコーティングが剥がれることはありませんが、被膜に洗車傷が付いて、輝きを失うことに繋がります。それで、コーティング車の洗車は、基本的に手洗い洗車が適しています。
ただし、どうしても時間がなくて洗車を頻繁に行えない場合や、洗車をしないよりは洗車機を通したほうが良いと言えます。洗車機を使用する場合は、水圧だけで洗車するノンブラシ洗車機もあるので、洗車傷が気になる方はこちらを利用することもできます。
コーティング車の洗車後にワックスの使用は避けよう
コーティング車の洗車後にワックスの使用は避けるようにしましょう。ワックスの成分は油で、コーティング被膜の上に油の膜を作ることになり、かえって汚れが付着しやすくなるデメリットがあります。そして、ロウの成分が含まれているワックスは日焼けしやすく、熱に弱いコーティングの耐久性を落としてしまう恐れがあります。
また、自分でワックスをかけると、汚れがしっかり落ちておらず、ワックスの下に汚れが固まり落とせなくなります。どうしてもワックスでツヤを出したいという場合は、できればプロに任せてきれいに仕上げてもらうようにしましょう。
プロの洗車に任せて愛車のコーティングをキレイに保とう!
そこでおすすめなのが、カーコンビニ倶楽部の洗車・コーティングのサービスです。洗車のプロがお客様のお車のコーティングに合わせた方法で丁寧に洗車いたしますので、最高の仕上がりになります。
もちろん、洗車だけでなく「ボディコーティング」「窓ガラスコーティング」「ヘッドライトコーティング」など、各種コーティング作業にも対応しています。
最後に、それぞれの特徴をご紹介します。
ボディコーティング
ブラックやメタリックなど濃色系との親和性が高い疎水性の「カーコンアクアガード」と、パールやシルバーなど淡色系との親和性が高い撥水性の「カーコンバリューガード」からお選びいただけます。
ガラス質の膜でボディを保護することで「光沢」はもちろん、「防汚性」「耐久性」も最上級を実現したボディコーティングです。
窓ガラスコーティング
カーコン独自開発によるコーティング剤でのコーティングです。古いコーティング剤や油膜をしっかり除去してからコーティングすることで、汚れから守るだけでなく、雨の日でもクリアな視界が保たれるため、安全な運転が可能になります。
ヘッドライトコーティング
ヘッドライトのレンズは、紫外線などが原因で劣化していきます。経年劣化したヘッドライトの黄ばみやくすみを除去し、新車のようなクリアなヘッドライトを取り戻すことができます。ヘッドライト本来の明るさも回復するため、良好な視界を保つことができます。
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