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車検の審査基準とは?パーツごとの基準を一覧で紹介!

2023年09月04日

車の所有者なら定期的に受ける必要がある車検ですが、実際にはどんなポイントがチェックされているのか把握していない方もいるのではないでしょうか。
次の車検をよりスムーズに通過するためにも、車検の検査基準についてよく理解しておくことが大切です。
今回は車検の各検査基準を一挙紹介するだけでなく、車検に不合格となる車にありがちな特徴や車検をスムーズに通過するためのコツなどについても解説いたします。

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車検とは何のための制度?

車検は正式名称を「自動車検査登録制度」といい、車が道路運送車両法の保安基準を満たしているかどうかを検査するための制度です。

車そのものの安全性だけでなく、排気ガスに関する規定や公害防止性能などもチェックの対象となります。

車検は1度合格したらそれで終わりではなく、車種ごとに有効期限が定められています。

自家用自動車なら2年の有効期限が切れる前に、定期的に車検を受けなければなりません。

有効期限が切れたまま公道を走行すると、違反点数6点・30日間の免許停止処分・6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

車検の合格基準1-外観の検査

まずは車の外観に関する検査の合格基準を見ていきましょう。

車検では車検証に記載されている車と対象の車が同一であることを、エンジンルームにある車体番号と照らし合わせて確認する「同一性の確認」が行われます。

同一性の確認の後に行われるのが、外回り検査です。目視でライト類やワイパー、ガラスなどのチェックが行われます。

ライト類の検査

ライト類は夜間の視認性を確保するための重要なアイテムです。

ハイビームとロービーム、スモールライトやテールランプ、ブレーキランプ、フォグランプがある車は点灯できないと検査を通過できません。

ハザードランプや方向指示器も点灯・点滅するか確認されます。

車高(最低地上高)の検査

普通乗用車における最低地上高は、「9cm以上」であることが基準とされています。

車の下回りの部分で最も地面に近い部分から地面の高さまでに、9cm以上の間がないと車検に合格することができません。

ドレスアップで車高を落としている場合は、この基準に違反していないかあらかじめ確認しておきましょう。

ワイパーの検査

正常に作動するかに加えてゴムの状態、ウォッシャー液があるかもチェックされるので、事前にきちんと補充しておきましょう。

また、ウィンドウガラスにひびがないか、また運転席の警告灯類はきちんと点灯するかなども確認されます。

 

車検の合格基準2-下回り・足回りの検査

外観の検査の次は下回りや足回りの検査が行われます。

ブーツ類の亀裂や損傷の有無

ステアリングラックブーツやドライブシャフトブーツ、タイロッドエンドブーツなどのブーツ類に亀裂や損傷がないか、エンジンの繋ぎ目などからのオイル漏れの有無などは厳しくチェックされるポイントです。

各種連結部のゆるみやがたつきなども見られるので、下回りの事前確認は特に入念に行いましょう。

マフラー

マフラーに穴が開いていると車検は通過できません。

穴は開いていなくても、開いていてもおかしくなさそうなほど劣化したマフラーは、通過できない可能性もあります。

タイヤ・ホイール

唯一地面と接するパーツであるタイヤは、何らかの異常があると走行性の安全性に著しい影響が及びます。

そのため、タイヤ・ホイールに関しては以下の世折様々な検査基準が設けられています。

タイヤの状態

タイヤは、溝の深さが1.6㎜以下になるとスリップサインが現れます。スリップサインが見えている状態では、車検不合格となります。

そのようなタイヤはグリップ性能が著しく落ちているため、車検のタイミングでなくとも速やかな交換が必要です。

また、車検ではスリップサインのほかにタイヤに大きなひび割れや亀裂があると通過できない可能性があります。

タイヤの空気圧が適正かどうかも見られるため、タイヤに合った空気圧に調整しておいてください。

ホイールの状態

ホイールのひび割れやホイールナットのゆるみも検査項目に含まれます。あらかじめホイールを点検し、ナットはしっかり締めておきましょう。

車高を下げている方は車高が基準値内に収まっているかどうかもチェックされるポイントなので、前もって確認しておきましょう。

タイヤとホイールのはみ出し

基本的に、タイヤとホイールは車のフェンダー部分よりも内側に装着されている必要があります。

タイヤとホイールがフェンダーからはみ出ていると、事故が発生した際に二次災害に繋がる恐れがあるからです。

フェンダーから10mm以上はみ出ていると保安基準違反となるため、足回りをドレスアップしている方は注意が必要です。

タイヤサイズ

タイヤのサイズが純正品のサイズから変わると、スピードメーターに誤差が生じるため検査に支障が出る可能性があります。

スピードメーター検査における誤差の許容範囲は「プラス6%~マイナス22%」となっており、外径が大きければプラスに、小さければマイナスになりやすくなります。

つまり、タイヤの外径を大きくするとスピードメーター検査で不合格になりやすいということです。

また、タイヤの外径が大きくなり過ぎるとボディと干渉して車検に通らない可能性もあるため、タイヤのインチアップを行った方は注意しましょう。

 

車検の合格基準3-測定機器を使った性能の検査

目視で行われる上記の検査の他に、測定機器を使用した検査も行われます。

フットブレーキ検査

ブレーキが所定の基準を満たしているかを検査します。

ブレーキテスター上で指示に従ってブレーキを踏み込み、ブレーキがしっかりと効いているかどうかを測定します。

ブレーキは安全に大きく関わる部分なので、普段からブレーキパッドの摩耗などは確認するようにしておきましょう。

パーキングブレーキ検査

フットブレーキ検査と並んで重要な検査項目です。

ブレーキを引いた際に後輪が確実に固定されるかをチェックされます。

スピードメーター検査

専用の機械を使用してスピードメーターが正確な速度を示しているかどうかをチェックする検査です。

一定の基準を超えて速度とスピードメーターの表示に誤差がある場合、検査に通過できません。

タイヤのインチアップなど、タイヤサイズの変更をしている方も多いかと思いますが、その際純正のものとタイヤの外径を変えてしまうとスピードメーターに誤差が出ることがあります。

タイヤサイズを変更する際にはタイヤの外径を変えないようにすることも車検対策として有効といえます。

サイドスリップ検査

ハンドルを切らずに直進した際、タイヤが横滑りする幅を測定する検査です。

国産車の場合は一律の保安基準がありますが、外国産の輸入車の場合は車種ごとにサイドスリップ基準値が異なるので注意が必要です。

ヘッドライト検査

左右それぞれのハイビーム・ロービームの光軸の調整や光量を確認します。

左右別々に検査されるので、片方が不合格の場合は車検を通過することはできません。

排ガス検査

車種ごとに決められている排ガス基準を満たしているかを測定する検査です。

基準値に達しない場合は不合格となるのはもちろんですが、どこに原因があるのかを調査する必要があります。

 

明確な基準はないが車検時に注意するべきポイント

以下のポイントは明確な保安基準が定まっているわけではありませんが、注意をしないと車検に不合格となる恐れがあります。

カーナビの取り付け位置

カーナビは今やドライバーに必須のアイテムという認識が強いですが、装着そのものは保安基準により規制されているわけではありません。

ただし、誤って運転者の視野を妨げるような位置に取り付けてしまうとダッシュボードやウィンドウに関する規定に基づき、不合格とされる恐れがあります。

例えばダッシュボードにカーナビを後付けする場合、フロントウィンドウの上部20%以内に収まっていれば問題はありません。

バンパーの変形

バンパーそのものの状態に関しても検査基準は設けられていませんが、破損や著しい変形があると外観検査にて不合格になる可能性があります。

バンパーに破損や変形があると歩行者の安全を確保することができないからです。

多少の破損・変形なら問題ない可能性もありますが、不安な場合は修理を済ませてから車検に臨みましょう。

パーツの後付けによる車両寸法の変化

パーツを後付けしたことで車両の寸法が変化した場合、車検に不合格となる恐れがあります。

カスタマイズを行った際は元の寸法からどれくらいの差が生じるのか調べたうえで、寸法が大きく変わる場合は陸運支局で「構造変更申請」を行う必要があります。

ネットで購入したパーツは車検適合品の可能性も

車に装着するパーツは、保安基準に適合しているものでないと車検に通らない可能性があります。

特にネット通販などで販売されている車外パーツや海外パーツは、保安基準に適合していない製品も混在しています。

適合していないパーツを装着すると「違法改造」とみなされる恐れもあるため、購入前によく確認するかディーラーやカー用品店などの実店舗で購入することをおすすめします。

 

車検で不合格になる車に多い特徴

車検に不合格となった車の多くに共通する特徴としては、以下の5つを挙げることができます。

タイヤの摩耗・劣化が進んでいる

タイヤの定期的な点検・交換を行っており、摩耗や劣化が進んでいると車検に不合格となりやすくなります。

摩耗や劣化が進んで状態ではスリップが起きたりブレーキの効きが悪くなったりと安全性が著しく低下するため、特に注意したいポイントです。

オイル漏れ

パッキンやシールの劣化により、オイルが漏れているというケースも珍しくありません。

多少にじんでいる程度であれば車検に通過できることもありますが、明らかに漏れている場合は再検査を言い渡されます。

ライトにひび割れがある

車検にてヘッドライトの光量や光軸などを測定する際、ライトのひび割れで正常に光が放射されず不合格になるというケースもあります。

ひび割れだけでなく黄ばみや曇りで光量不足になった場合も車検に不合格となるため、日頃からケアを行っておくと良いでしょう。

フレーム・マフラーの破損

フレームやマフラーに傷・サビなど著しい損傷がられる場合も、車検に不合格となる可能性が高いです。

特にマフラーは破損していると排気量の異常や騒音に繋がる可能性があるため、交換が必要になります。

発煙筒の未装備

発煙筒などの非常信号用具を装備することは義務とされており、車検の検査項目にも含まれています。

うっかり装備しないまま車検を受けると不合格になるため、注意が必要です。

または、装備していても使用期限が切れていたり湿気を吸収して性能が低下していたりすると不合格になります。

 

車検の保安基準を満たせない場合はどうするべきか

万が一車検の保安基準を満たせず不合格となった場合、業者に依頼した場合はあらかじめ整備不良個所を共有のうえ修理をしてもらうことができます。

一方でユーザー車検の場合は、保安基準を満たせるまで再検査を受けなければなりません。

当日の再検査なら2回まで無料となっているため、検査中のミスが不合格の原因と考えられる場合は再検査を受けましょう。

整備が必要な箇所がある場合は、整備を済ませてから改めてユーザー車検の予約をとって検査を行います。

 

車検の審査基準をスムーズにクリアするには

車検をスムーズに通過するのであれば、以下のポイントを押さえておきましょう。

日常点検は欠かさない

整備不良で車検に不合格となることを防ぐには、日常的な点検が必要不可欠です。

運転中は問題ないと感じていても、実際に目視で点検するとトラブルにつながりかねないポイントを早期に発見することができます。

毎日のように点検を行う必要はありませんが、時間を確保しやすい日など定期的に点検のタイミングを作りましょう。

大幅なカスタマイズは控える

保安基準に適合していないパーツを装着すると、不正改造として罰則が科せられる場合があります。

カスタマイズを行う場合は、十分に注意しながらパーツを購入することが大切です。

その他

以下のポイントが抜けていると、車検そのものを受けることができなくなります。

・必要書類をしっかりと揃えておく
・反則金の未払いがある場合は支払っておく

車検の基本的な必要書類である車検証・自賠責保険証明書・自動車税納税証明書は、紛失すると再発行の必要があり手間がかかります。

事前にすべて揃っているか確認の上、ファイルなどでまとめておくことをおすすめします。

また、何らかの交通違反をした際に反則金を支払っていないと、車検証が発行されません。

過去に交通違反をした経験がある方は、反則金の支払い状況について確認しておきましょう。

 

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