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スペアタイヤなしは車検に通らない?ジムニーやランクルは要注意

2026年03月09日

近年はスペアタイヤを搭載していない車も増えていますが、「スペアタイヤなしでも車検に通るの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
特にジムニーやランドクルーザーのように外付けスペアタイヤを装着する車種では、車検時の扱いが気になるところです。
この記事では、車検におけるスペアタイヤの搭載義務や大型バス・トラックの場合の点検義務、スペアタイヤに使われるタイヤの種類などについて解説します。

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スペアタイヤを外すと車検に通らない?搭載義務の有無

現在の日本の保安基準では、自家用乗用車にスペアタイヤの搭載を義務付ける規定はありません。

そのため、スペアタイヤが付いていないことだけを理由に、車検に通らなくなることは原則としてありません。

実際、近年は新車の段階からスペアタイヤを搭載せず、パンク応急修理キットのみが付属している車種も一般的です。

また、元々スペアタイヤが搭載されていた車であっても、使用後に補充していない場合や、荷室スペース確保のために取り外した場合でも、それだけで直ちに車検不合格になることはありません。

ただし、すべての車が無条件で問題ないわけではない点には注意が必要です。

車種やスペアタイヤの装着方法によっては、車両寸法や安全性の観点から、車検結果に影響するケースもあります。

 

ただし例外もある!ジムニーやランクルなどのオフローダーは要注意

外付けスペアタイヤを装備するオフローダー系の車両では、スペアタイヤの有無が車検結果に影響する場合があります。

以下で、詳しく見ていきましょう。

外付けスペアタイヤは車両寸法(全長)の一部として扱われる

リアゲートなどに外付けで装着されているスペアタイヤは、車両構造の一部として扱われます。

そのため、外付けスペアタイヤが標準仕様の車の場合、全長は車両本体+スペアタイヤの長さで登録されるのが一般的です。

本格的な仕様のオフローダーは、年式や仕様によっては外付けスペアタイヤが標準装備となっているため注意が必要です。

外したまま車検を受けると不合格になる可能性がある

外付けスペアタイヤを装着する仕様の車両で、スペアタイヤを外したまま車検を受けた場合、車両寸法や構造が登録内容と一致しないと判断され不適合となることがあります。

これは「スペアタイヤがないから」ではなく、登録されている車両状態と現状が一致していないことが問題とされるためです。

外付けスペアタイヤが標準仕様となっているオフローダーでは、取り外しによって車検に影響が出る可能性がある点を理解しておきましょう。

ジムニー・ランクルなどのオフローダーが特に注意すべき理由

スズキ・ジムニーやトヨタ・ランドクルーザーなどのオフローダーは、年式・使用によっては外付けスペアタイヤが標準装備になっています。

そのため、スペアタイヤを外すと、登録時の状態から車両の外観や構造が変わったと判断される場合があります。

また、これらの車種は、カスタムや改造が行われていることも多く、スペアタイヤの有無が他の変更点とあわせて確認される場合もあります。

スペアタイヤを外した状態で車検を受ける際は、事前に整備工場や車検業者に確認し、問題がないかをチェックしておくと安心でしょう。

 

いつからスペアタイヤの搭載義務は廃止された?

この点については、明確に「この年から廃止された」と言い切れる法改正があったわけではありません。

1990年代後半以降、車両の軽量化や燃費性能の向上、安全基準の見直しなどを背景に、スペアタイヤを必須装備としない考え方が徐々に広がっていきました。

ひとつの転換点として、1999年に示された日本自動車工業会・タイヤ協会による「スペアタイヤレス車両ガイドライン」を挙げる説があります。

また、時代を下るにつれて、エコカー施策・燃費基準の強化が顕著になり、車の軽量化ニーズが高まりました。

こうした点が、スペアタイヤ搭載義務がなくなったことの背景にあると考えられています。

 

テンパータイヤを装着したままでは車検に通らない

スペアタイヤとして搭載されているテンパータイヤは、パンクなどの緊急時に一時的に使用することを目的とした応急用タイヤで、ノーマルタイヤとは異なります。

そのため、テンパータイヤを装着した状態のままでは、原則として車検に通りません。

これは、テンパータイヤが通常走行を前提とした装備ではなく、耐久性や性能が限定されているためです。

多くの場合、テンパータイヤには使用速度や走行距離に制限が設けられており、長期的な使用は想定されていません。

車検では、タイヤが保安基準を満たしているかどうかも確認されます。

テンパータイヤはサイズや構造が通常のタイヤと異なり、制動性能や安定性の面で基準を満たしません。

そのため、パンク修理後や応急対応後は、速やかに通常のタイヤへ戻すようにしましょう。

 

現在はスペアタイヤよりも「パンク応急修理キット」が浸透しつつある

近年の新車では、スペアタイヤを搭載せず、パンク応急修理キットを標準装備とするケースが増えています。

これは、車両の軽量化や燃費性能の向上、荷室スペースの確保といった観点から、メーカー各社が採用を進めてきた流れによるものです。

パンク応急修理キットとは

パンク応急修理キットは、タイヤに釘などが刺さった際に、専用の補修剤を注入して一時的に空気漏れを防ぐための装備です。

コンプレッサーと補修液がセットになっているタイプが一般的で、スペアタイヤを交換する手間を省ける点が特徴といえるでしょう。

ただし、あくまで応急的な対応を目的とした装備であり、すべてのパンクに対応できるわけではありません。

側面の損傷や大きな亀裂がある場合には使用できないケースもあります。

修理キットで補修したタイヤは再利用できない

パンク応急修理キットを使用したタイヤは、原則として再利用できません。

補修液がタイヤ内部やバルブ部分に付着することで、完全な修理が難しくなり、安全性を確保できなくなるためです。

そのため、応急修理キットを使用した後は、タイヤ交換が前提と理解しておきましょう。

一時的に走行できたとしても、そのまま使い続けるのではなく、早めに整備工場やカー用品店で点検・交換を行うことが大切です。

 

タイヤの点検・交換はカーコンビニへおまかせ!

スペアタイヤを外すことで車体が軽くなり、燃費が向上するなどのメリットを得ることができます。

しかし将来的な事故のリスクを回避するため、スペアタイヤを搭載せずともプロによる定期的なメンテナンスは受けておきましょう。

タイヤは少しずつ劣化が進み、パンクやスタンディングウェーブ現象などのトラブルにつながるリスクが高まるためです。

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