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ヘッドライトが原因で車検落ち?車検に通らないヘットライトの特徴とは

2021年08月08日

ヘッドライトは夜間の安全を確保するために重要な部品ですが、このヘッドライトの状態によっては車検に通らない可能性があります。今回は、車検に通らないヘッドライトの不調や状態についてご紹介します。

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ヘッドライトが原因で車検が通せないことがある

車検時の検査項目には様々な物がありますが、その中にヘッドライトの検査があります。

その内容も非常に細かいものとなっており、単純に点灯するかだけでなく、ヘッドライトが照らす光の範囲や明るさまで様々です。

これらをヘッドライトの検査機器を使用し確認、場合によっては調整することで車検を通していますが、ヘッドライトバルブが正常であってもヘッドライトの状態などによってこれらの基準を満たせない場合は車検を通すことができません。

また、ヘッドライトは夜間における自身の視界を確保するだけでなく、その光は対向車にも影響を与えてしまいます。

たとえば、ヘッドライトの照射範囲が悪く対向車に向かって照射してしまう場合など、対向車を事故に巻き込むなどの原因となる恐れもあります。

そのため、車検に関係なくヘッドライト関連部品の交換時や、夜間走行中にロービームにもかかわらず対向車からパッシングを受ける場合はヘッドライト調整や確認を行った方が良いかもしれません。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、これらのヘッドライトのトラブルにおける修理や調整にもサポートしておりますので、心当たりの際はぜひご活用ください。

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車検で必要となるヘッドライトの条件

車検時にヘッドライトで確認される項目は、大まかに以下のようなものがあります。

・光度や色

光度や色についてはわかりやすいと思いますが、ヘッドライトには既定の位置における光度、すなわち明るさが既定の数値以上である必要があり、合わせてその色が白色でなければなりません。

具体的には、平成10年9月1日以前とそれ以降に制作された車両とで測定基準が異なり、以降に制作された車両においてはロービームによる検査となり、光度は1灯につき6,400カンデラ以上で白色である必要があり、HIDなどでおなじみのケルビン数で表すと6,000ケルビン程度までとなります。

 

・光軸など照射範囲

ロービームには対向車の視界を奪わないよう右側上部の照射を避けるだけでなく、左側にあるであろう歩道の視認性をあげる工夫が施されております。

このような照らす範囲と遮る範囲の境界線をカットオフラインと呼び、このラインとエルボー点と呼ばれる測定基準がはっきりしていることも重要となります。

 

・点灯状態とヘットライトカバーの状態

バルブが切れて点灯しない場合は交換が必要となりますし、ヘッドライトカバーが割れている場合などにおいても、光がそこから漏れるなどして正確な光度を出すことができません。

ただし測定基準などは新たに変更が行われる場合があり、平成10年9月1日以降の車両においてもカットオフラインなどがはっきりしない場合はハイビームによる測定を行うケースもあり、確認する検査員によっても判断が異なるため注意しましょう。

 

ヘッドライトの車検基準は2015年の変更で厳しくなった!

ヘッドライトの検査基準は2015年9月1日に改正され、より厳しくなったといわれています。そのため、この変更によって車検に通らない車が続出する事態となりました。

特にユーザー車検をする方にとってのハードルは高くなったといえるでしょう。ヘッドライトが原因で車検に不合格になることを防ぐには、まず旧基準と新基準の違いを把握することが大切です。

旧基準と新基準の違い

旧基準と新基準では、以下の項目に変更があります。

測定条件

旧基準ではハイビームを(走行用前照灯)によって測定されていましたが、新基準ではロービーム(すれ違い前照灯)によって測定されるようになりました。

これには理由があり、従来車はハイビームを基準としてヘッドライトの設計が行われていましたが、交通事情の変化によりハイビームでの走行機会が減ったことを受け、1998年9月1日以降に生産される車に関してはロービームを基準として設計するように変更されたのです。

変更後すぐには新型車が普及していないので暫定措置が取られている状態でしたが、ロービームを基準に設計した車の普及率が約9割に達した2015年のタイミングでロービームに切り替えられました。

光軸の位置

ハイビームで測定していた旧基準の場合、光軸は照らす方向さえ合っていれば合格でした。しかしロービームで測定する新基準では、前方10mを照らしたときにエルボー点が既定の位置にあるかどうかも確認されるようになりました。

エルボー点の位置がずれている、もしくはエルボー点が不明瞭な場合は車検に通りません。

光量

旧基準ではライトのもっとも明るい部分が1m先と10m先で差がないか、という点が確認されていましたが、新基準では1灯に対し6,400カンデラ以上の明るさが求められます。

旧基準ではヘッドライトの色は黄色、もしくは白色とされていましたが、新基準では白色のみに変更されました。

ただし、2005年12月31日以前に登録された車に限り、黄色でも可となっています。

ヘッドライトの新基準で車検に通るために特に注意したいポイント

新基準で車検に合格するためには、特に以下の点に注意してください。

エルボー点が適正な位置にあるか

新基準になってさまざまな点に変更がありましたが、中でも光軸の位置に関してはかなり旧基準よりも厳しくなっており、ここで不合格になるケースが多いようです。

新基準ではエルボー点の位置が重要視されます。旧基準ではエルボー点には言及されていなかったので、ユーザー車検でつまずきやすいポイントといえるでしょう。

エルボー点は前方10mの位置で、照明中心部を含む水平面より下に2cm~15cm下、さらに照明部中心を含んだ左右にそれぞれ27cmの直線に囲まれた範囲内にあることが求められます。

光軸は車体への衝撃、タイヤやサスペンションの劣化などによってずれることも多いので、こまめに調整することが大切です。

規定以上の光量があるか

新基準ではバルブそのものの明るさではなく、リフレクターを通った光が照射する範囲の明るさを測定します。反射や拡大についてもチェックされることになるので、純正品ではないバルブに取り換える際には要注意です。

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ヘッドライトの劣化も車検落ちに繋がる?

ヘッドライトに割れ等がなくとも、ヘッドライトの劣化による黄ばみや白濁などを起こしている場合は、劣化によってヘッドライトが正常な光度を出せず、測定の際に基準値を出せない恐れがあります。

実際の車検の際は、これらを先に予知してヘッドライト磨きを見積もりに入れる場合も多く、それでも難しい場合は交換しなければなりません。

基本的に磨くなどして光度の確保ができますが、これらのトラブルを避けるためにも定期的なヘッドライトの清掃やコーティングなどが重要です。

メンテナンスにはどれくらい費用が必要?

特にヘッドライトにかかる費用は片側だけでも5万円程度かかり、純正LEDを採用しているようなセダン車などになると10万円を超えることも珍しくはありません。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、これらのヘッドライトトラブルを予防するためのヘッドライトコーティングをオススメしております。

ヘッドライトコーティングでは、今後の劣化を防ぐ以外にも、経年劣化によるくすみなどを除去し本来の明るさとクリアなヘッドライトを蘇らせる効果がございますので、車検対策から劣化防止まで様々なシーンにご利用ください!

カーコンビニ倶楽部株式会社のヘッドライトコーティングの詳細はこちらから。

 

車検でヘッドライトの検査に合格するためにできること

ヘッドライトのレンズを磨いてきれいにする

以外とよくあるのが、ヘッドライトのレンズが汚れているために十分な光量が確保できないケースです。まずはウエスなどで磨いてみてください。軽い汚れであればそれだけできれいになり、光量が増すことも。

また、近年の車のレンズは樹脂製であることがほとんどですが、樹脂製のレンズはこまめなケアを怠ると紫外線で劣化し、黄ばみが生じることもあります。こういった場合には市販のレンズクリーナーを使用して黄ばみを除去しましょう。

市販のレンズクリーナーは黄ばみを取って透明感を取り戻すだけでなく、紫外線によるダメージを防ぐコーティング効果もあるものが多いので好みに合わせて選んでください。

ヘッドライトの種類を変える

ヘッドライトの光量が足りないのであれば、ライトの種類を変えてしまうのもひとつの方法です。

ハロゲンライトの特徴

ハロゲンライトはここで紹介する3種類の中では最も古くから車のヘッドライトとして使用されてきたもので、現在でも一部の高級車や上級グレード以外にはよく使用されています。

白熱灯と同じ原理でフィラメントが発光するもので、黄色がかった光が特徴です。明るさではキセノン、LEDに劣り、寿命も短い傾向にあります。

バイキセノンライトの特徴

キセノンライトはフィラメントではなくアーク放電によって発光するライトで、一般的に「キセノンライト」というとハイビームがハロゲン、ロービームがキセノンのものを指しますが、「バイキセノンライト」ではハイビーム、ロービーム共にキセノンになるのが特徴です。

バイキセノンライトはほかの種類よりも非常に明るく、青みがかった白が特徴。短所としては点灯してから最大光量に達するまで10秒程度かかる点が挙げられます。

LEDライトの特徴

ここ10年程で急速に普及してきたタイプで、発光ダイオードを利用したライトです。寿命が非常に長く、車が寿命を迎えるまで無交換でOKといっても過言ではないかもしれません。

ハロゲンよりも明るく、十分な光量を確保できます。また点灯した瞬間から最大光量を得られること、消費電力が非常に少ないため実燃費向上に貢献するメリットもあるといえるでしょう。

ユーザー車検の場合はテスターを利用すると安心

新基準は旧基準よりも非常に厳しく、特に光軸調整は難易度が高いといえます。ほかの項目が問題なくてもヘッドライトが基準を満たしていなければ車検は通過できないので、ユーザー車検を考えているのであれば「テスター」を活用しましょう。

「テスター」とは車検場周辺にある予備検査場のことで、車検と同じように測定ができます。必要な項目を選んでチェックできるので、ヘッドライトはもちろん、ほかに不安を感じる項目があればテスターでチェックしておくといいでしょう。

なお、費用は1項目につき2,000円程度必要です。

 

立会診断のカーコンビニ倶楽部ならヘッドライトトラブルも安心!

今回は車検に通らないヘッドライトの状態や特徴などについてご紹介しましたが、ヘッドライトの劣化が原因で検査に通すことができず、磨きなどにかかる費用でトラブルになるケースも少なくありません。

特にヘッドライトの光度については、実際にテスターで計測するまでわかりづらいこともあるため、トラブルを回避し安全に走行するためにも、ヘッドライトのコーティングや清掃を行い正常な状態を保つように心掛けましょう。

カーコンビニ倶楽部株式会社では、今回ご紹介したヘッドライトの磨きやコーティングだけでなく、リーズナブルな価格の車検や点検、事故の際の板金修理からリース車による新規契約までお客様のご要望に幅広くご対応いたします。

特に車検では、事前に行うお客様との立会診断によってお見積もりを作成しますので、その際にお客様にもお車の状態を把握いただき、専門スタッフが気になる部分を丁寧にアドバイスいたします。

そのためお見積もりの内容や費用についてもより詳しく理解いただくと共に、それを元に作業を行うためトラブルを回避し安心して車検をお任せいただけます。

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