車検でクレジットカードは利用できない?分割払いを検討する際の注意点

2021年06月03日
クレジットカードは現金を使用せずに気軽に買い物できとても便利ですが、車の車検もクレジットカードを使用できる場合があります。負担の大きい車検を後払いや分割払いにできることからクレジットカード払いを検討する方も多いのかもしれません。今回はそんなクレジットカードによる車検の分割につい使用する際の注意点などをご紹介します。
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車検にかかる費用とは
車検は最低でも10万円ほどの大きな負担が必要なりますが、これほど負担が大きい理由には点検だけでなく自賠責保険料の支払いや重量税、検査代に印紙代と様々な費用が必要になることが挙げられます。
これらの車検費用を詳しく分類すると、車検に通すために必要となる点検や整備に車検の代行費用などが車検基本料と呼ばれ、その他の重量税や自賠責保険に各種印紙代は法定費用となります。
車検基本料は主に車両の整備費用となるため、車両の状態が良ければ良いほど交換部品が少なくなると共に費用も少なくなります。
それに対して法定費用に関しては、自賠責保険や重量税など車両の状態に限らずあらかじめ決められた費用を支払う必要がありますし、基本的にこの費用に関してはどの店舗に車検を依頼しても変わることなく一律で支払いが必要となる費用です。
このように車検には単に車両の検査や点検を行うための費用だけでなく、自賠責保険などといった車両状態に関係なく一律で法定費用を合わせて支払う必要があるため、どれだけ整備内容が少なくともそれなりの車検総額になってしまいます。
自賠責保険については近年の事故率低下に伴い2020年4月以降の契約分より料金が引き下げられるドライバーにとって嬉しいニュースもありましたが、それでも法定費用の総額に4万円程度の費用が必要であることに変わりありません。
車検費用の具体的な金額
車検費用は車検基本料金と法定費用を足したものです。車検基本料は業者や整備内容によって金額が異なりますが、法定費用は基本的にどこの業者に依頼しても同じです。それぞれの相場、具体的な金額を見てみましょう。
車検基本料の相場
車検基本料には点検や整備、人件費などが含まれ、業者によって料金が大きく異なります。
例えばディーラー車検は車検基本料が割高になり、車検専門店では割安になります。
業者 | 軽自動車 | 小型乗用車 | 中型乗用車 |
ディーラー | 35,000円~ | 40,000円~ | 45,000円~ |
整備工場 | 25,000円~ | 27,000円~ | 30,000円~ |
カー用品店 | 15,000円~ | 15,000円~ | 15,000円~ |
車検専門店 | 10,000円~ | 10,000円~ | 10,000円~ |
法定費用の内訳
法定費用には自動車重量税、自賠責保険料、印紙代が含まれています。
法律で定められている費用なので業者によって金額が異なることはありません。
法定費用 | 軽自動車 | 小型乗用車 | 中型乗用車 |
自動車重量税 | 6,600円 | 16,400円 | 24,600円 |
自賠責保険料 | 21,140円 | 21,550円 | 21,550円 |
印紙代 | 1,100円 | 1,200円 | 1,200円 |
合計 | 28,840円 | 39,150円 | 47,350円 |
車検費用の合計は車検基本料を基準にしよう!
法定費用は車種によって決まっているので、車検費用を抑えたければ業者ごとの車検基本料を基準にして決めるとよいでしょう。
業者によっては車検基本料が車種を問わず一律の場合もあります。とにかく安く車検を通したい場合におすすめです。
ディーラー車検は車検基本料が割高ですが、手厚いサービスで安心感を得ることができます。
またエコノミー、プレミアムなどサービス内容が異なるコースを設けている業者もあります。料金だけでなくサービス内容も確認することが大切です。
車検費用をクレジットカードで支払うメリット
車検費用は合計10万円以上する場合もあり、一括現金払いするのは簡単ではありません。クレジットカードで支払うことのメリットは車検費用を後払いできることです。
予想以上の金額になっても後払いができれば車検費用の支払いが可能です。
またクレジットカード払いにすると分割払いも可能です。高額な車検費用をまとめて支払う余裕がない場合でも分割払いに対応していれば安心です。ボーナス払いや分割払いなどを上手に活用し、ライフスタイルに合わせて車検費用の支払い方法を選ぶとよいでしょう。
さらにクレジットカード会社ごとのポイントを貯めることもできます。ポイント還元率の平均は0.5~1.0%ですので、車検費用として10万円を支払うとすると、500~1,000円分のポイントが貯まることになります。
車検費用のクレジット払いができない場合もある
車検費用は非常に負担が大きいことから、クレジットカードを利用するなどして支払いを分割、またはボーナス時などへ後払いすることも有効な手段です。
しかし、クレジットカードによる車検費用の支払いには複数のデメリットが存在します。
たとえば、費用の分割を目的としてクレジットカードを使用した場合だと手数料や利息が必要となり支払い総額が高くなることも欠点の1つですが、そもそもクレジットカード払いに対応していないお店も多いです。
そのため車検時にクレジットカードで支払うことを想定して貯蓄を行っていないと、いざ車検となった際にクレジット払いに対応していなくて車検を通せないなんてことも…。
さらに、クレジットカード払いが非対応の見積もりが安い店舗などが選択肢から無くなり、車検費用を抑える意味では非常に損をする可能性もあり得ます。
また、クレジットカード払いに対応していても先ほどご紹介した法定費用については現金での支払いを求められる場合もあるでしょう。
クレジットカード払いの対応については店舗によって大きく異なりますので、クレジットカードでの支払いを想定している場合は、前もって依頼する店舗に確認するなどしておきましょう。
カーコンビニ倶楽部が提供する「カーコン車検」でも、クレジットカード払いの対応については店舗によって異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
車検費用のクレジット払いに対応していない店舗があるのはなぜ?
車検費用の支払いは現金払いのみという店舗も多くあります。または法定費用のみ現金払いという店舗もあります。車検費用のクレジット払いに対応していないのはなぜでしょうか。
クレジットカード決済には手数料がかかりますが、店舗がそれを負担することになります。法定費用は陸運局にそのまま支払うので割引などはなく、手数料分を損することになります。クレジットカードの決済額が増えると手数料も増えるので、店舗としては現金払いのほうがよいのです。
またクレジットカードでの支払いは、入金までに時間がかかります。店舗がお金を受け取るのは翌月末というケースが多いため、規模の小さな店舗にとってメリットはありません。
また法定費用は現金払いをすることになるので、入金までの間店舗側が資金を調達しなければなりません。
このような理由から、クレジットカード支払いを行っていない店舗も多数あります。クレジットカーでの支払いを予定している場合は、事前に確認しておくようにしましょう。
クレジットカード以外で車検費用を分割するには
車検にかかる支払いの負担を分散する方法としてクレジットカードを紹介しましたが、クレジットカード以外にもフリーローンなどで費用を分割することが可能です。
いわゆるカードローンがこれに当たりますが、フリーローンであれば店舗に関係なく様々な支払いに対応することが可能です。
ただし、フリーローンをはじめとしてこれらの金融商品は利息が発生し、一般的に用途が多いフリーローンや新規で加入した利用者ほど利息の面で余分な支払いを強いられます。
そのため、もし初めからカードローンを利用しているのであれば有効かもしれませんが、車検のためにカードローンを作成するのはあまりオススメできません。
店舗によっては車検専用のローンが組める場合や自動車ローンに車検などの修理費用の対応が可能な商品もありますので、どうしても分割払いに利用したい場合はこれらの用途が限られたローン商品から選択すると良いでしょう。
車検のために計画的にお金を貯めよう
車検費用の支払いのためにクレジットカードの分割払いやローンを組むと、利息が発生して損をします。できることなら現金一括で支払いをしたいものです。そのためには計画的にお金を貯める必要があります。
車検費用を一括で支払いできるようにするための方法は、毎月車検費用を積み立てることです。車検は2年ごとのタイミングでやってきますから、車検費用の予想を少し多めに立てて、24か月で割った金額を毎月積み立てます。
例えば車検費用が10万円ほどだと予想した場合、毎月5千円を積み立てると2年後には12万円が貯まっています。万一の修理代もカバーできるかもしれません。余ったお金は車検ごとに自分へのボーナスにすることもできます。
積み立てたお金は支払ったものと考え、貯金額に含めないのがコツです。もしもお金の管理が難しいという場合は、銀行などの自動積立定期預金を利用するとよいでしょう。半ば強制的に積み立てすることで、車検のたびに困ることがなくなります。
車検費用を抑えたいならカーコンビニ倶楽部へご相談を!
車検にかかる負担をクレジットカード払いなどで分割する注意点などについてご紹介しましたが、車検費用の分割を考える以外にも車検の負担を軽減できる方法は存在します。
基本的に法定費用は一律で必要となるため大きく変化することはありませんが、車検を通すために必要となる整備費用については店舗によって見積もりが大きく変化する可能性があります。
そのため、より費用を抑えられる店舗で見積もりを作成することで支払い総額が安くなり、車検を分割する必要がなくなるかもしれません。
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たとえば、今回ご紹介してきた車検費用に関しては、ワゴンRなどをはじめとする軽自動車の支払い総額で43,140円からのスーパープライスをご提案いたします(内訳:【車検基本料】14,300円 【重量税】6,600円 【自賠責保険】21,140円 【印紙代等】1,100円 )
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