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フォグランプは車検で確認される?検査項目や車検に通るための対策など解説

2024年12月28日

フォグランプは、取付け位置や色、明るさや個数などの条件があり、条件をクリアしない場合は車検を通過できない重要なパーツです。今回はフォグランプに焦点を当て、車検でチェックされる項目や車検に通るための対策などを解説します。

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フォグランプとは

霧のなかでヘッドライトを点灯すると、車両前方でヘッドライトの光が乱反射して視界を確保しにくい場合があります。そんな時に役立つのがフォグランプです。

英語で霧を意味するFog(フォグ)に由来し、霧のなかで使用する補助灯のことで、前部霧灯とも呼ばれます。

フォグランプは霧の中でも光が乱反射しにくい構造になっており、通常のライトより上下方向の照射範囲が狭く、左右に広く照射される構造になっています。

一方で、最近ではヘッドライトの性能向上により、フォグランプをドレスアップパーツとして扱うケースも増えています。

ただし、フォグランプは補助灯であっても、点灯すると対向車に大きな影響を与えます。そのため、取付け位置、色、明るさ、個数などの法律で定められた取付け条件を満たす必要があります。

車検を通過するには、これらの条件をクリアしていることが求められます。

 

フォグランプがついていない場合の車検はどうなる?

車種によっては、フォグランプが搭載されていないものも多く存在します。

フォグランプの搭載は義務ではないため、フォグランプを搭載していない車両でも問題なく車検を通過することが可能です。また、本来フォグランプが搭載されている車両でも、フォグランプを取り外して車検を受けることはできます。

フォグランプが車検通過に影響を及ぼすのは、あくまでフォグランプが搭載されている車両に限られます。非搭載であることが、車検不合格の理由にはなりません。

しかし先述のとおり、フォグランプ搭載車両に対してはいくつかの条件をクリアすることが求められます。

特に、ドレスアップ目的でフォグランプを自由に装着する場合は注意が必要です。法的な条件を満たしていなければ、車検に通らない可能性があります。

次項では、フォグランプ搭載車両が車検に通過するために必要な具体的な条件について詳しく解説します。

 

車検におけるフォグランプのチェック項目

フォグランプにおける車検通過時の具体的な条件は下記の通りです。

取り付け位置

フォグランプの取り付け位置に関しては、以下のように定められています。

【フォグランプ】

・照明部分の上縁が地上から0.8m以下の高さになること

・下縁の高さが地上0.25m以上になること

・照明部分の最外縁は車の最外側から0.4m以内になること

【リアフォグランプ】

・照明部分の上縁が地上から1m以下の高さになること

・下縁の高さが地上0.25m以上になること

・制動灯の照明部分から0.1m以上離れていること

基本的に、最初から装着されていた位置から動かさなければ上記の基準から外れることはありません。

フォグランプの光の色についても規定があり、以下の基準を満たす必要があります。

・白色か黄色であること(リアフォグランプは赤色)

・両方とも色を揃えること

ランプには光の色の見え方を示す色温度(ケルビン数)があり、ケルビン数が高いと色の見え方が変わり、車検に通らなくなる可能性があるため注意しましょう。

明るさ

以前はフォグランプの明るさは「10,000カンデラ以下」と定められていましたが、2006年より明るさの規定は撤廃されました。

ただし、他の車両の走行を妨げるほどに光度が高い場合は車検で不合格になる可能性があります。

個数

フォグランプの搭載数自体に制限はありませんが、同時に点灯できるフォグランプの数は2灯までという条件があるため、3灯以上同時点灯する場合は車検通過できません。

1灯だけのフォグランプの場合は、車両中央に取り付けることが条件です。

光軸・カットライン

光軸は「光の方向」を指すもので、ヘッドライトと同様に規定があります。

基本的にフォグランプは下向きに設置する必要がありますが、光軸が上を向いていたり光が上に分散していたりすると、車検に不合格となります。

カットラインとは、光が当たる部分・当たらない部分の境目を指すものです。

カットラインが曖昧だったり、カットラインが完全に見えない場合も不合格となるため注意が必要です。

故障の有無

フォグランプは、車検において「装着した場合のみ検査対象となる部品」です。

そのため、装着したまま車検を受ける場合、故障が発覚すると不合格になります。

フォグランプを装着しているにもかかわらず点灯しない、片方だけが外れているといった状態は、車検に通ることができません。

 

車検に通るためにしておきたいフォグランプの対応

フォグランプが原因で車検に不合格とならないためにも、以下4つの対策を行っておきましょう。

故障していてすぐに修理できない場合は外しておく

先述したように、故障したままのフォグランプを装着していると車検で不合格になります。

車検日までに修理を完了させることが難しい場合は、あらかじめ外しておくと良いでしょう。

フォグランプは装着する義務がないため、最初から装着しなければ検査対象にも含まれず、車検に合格しやすくなります。

フォグランプの交換時は車検対応の製品を選ぶ

一部のフォグランプは、ケルビン数や光量が保安基準に準拠していないことを理由に、車検で不合格となる可能性があります。

装着したまま車検を受けるなら、各数値が保安基準に準拠した「車検対応」のフォグランプを選びましょう。

左右の色は揃える

フォグランプの色は白または黄色ですが、左右で異なる色のランプを装着することはできません。前方に装着するフォグランプの色は、必ず揃えましょう。

なお、リアフォグランプの色は赤色以外に認められません。

社外品のフォグランプには、オレンジ色や青色など保安基準の適合外となる色の製品もあるため、購入の際は注意が必要です。

保護フィルムで色が変わらないように注意

フォグランプにキズがつかないように、保護フィルムを使う方もいます。

紫外線カット機能や防汚機能が備わっているフィルムもあるため、フォグランプをキレイに保つアイテムとして便利です。

しかし、製品によっては光量が減少したり規定通りの色にならなかったりする可能性があります。

保護フィルムを使用する場合は、必ず光量や光の色を確認しておきましょう。

後付けの場合は車内スイッチも設置する

フォグランプは、あくまで霧の発生時や降雪時など視界不良の際に用いるランプです。

常時点灯させることで法律違反とはなりませんが、後続車の迷惑にならないような配慮が必要です。

車検時にも指摘される可能性があるため、車内でいつでもフォグランプの点灯・消灯を切り替えられるスイッチを備えておきましょう。

 

故障したフォグランプの修理・交換なら業者へ依頼を

フォグランプが正常に点灯しない場合、バルブの劣化・ヒューズ切れ・電気系統の故障が考えられます。

フォグランプを装備したまま車検を受けるなら、事前に業者へ相談のうえ修理・交換を依頼しましょう。

交換は、主にディーラー・整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドなどで依頼できます。

フォグランプの修理・交換にかかる費用

フォグランプの修理・交換にかかる費用の目安は、以下の通りです。

作業内容 費用
バルブ交換 2,000円~4,000円程度
ヒューズ交換 1,000円~2,000円程度
スイッチ(ウィンカーレバー)交換 7,000円~20,000円程度
フォグランプリレー交換 5,000円程度

具体的な費用相場は作業内容や依頼先によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

 

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万が一、現在のフォグランプで車検の通過が難しい場合でも、専門スタッフが「立会診断」にて車検通過のための具体的な提案をいたします。

フォグランプ交換や車検整備費用などを含む費用総額をご提示し、ご納得いただいた上で車検を実施してまいりますので、ご安心ください。

フォグランプには色味や形状に様々な種類があるため、車検通過可能なフォグランプの選定と、お客様のご要望に応じた取付けをサポートいたします。

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