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こんな車は車検に通らない!車検で不合格になる代表的な原因とは

2021年08月08日

国内の公道を走行する車両は道路運送車両法で国土交通省への登録が義務付けられ、車検と呼ばれる「自動車継続検査」に合格し、国土交通省が定める安全基準や排出ガス基準などをクリアする必要があります。

車検代行を行うディーラーや工場、車検代行業者などに依頼して車検を受けるのが一般的ですが、車検は「専門家に依頼すれば無条件に合格できるもの」ではなく、車両コンディションによっては車検を通らないケースも存在します。

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車検に通らない代表的な原因とは

車検を受けたと言っても、合格しなければ車を継続して使用することができませんので、車検に通らなかった車は、車検に合格するまで検査を受け続ける必要があります。

驚くほど大胆な改造が施された不法改造車が車検を通らないというのはイメージできますが、購入後全く改造を行っていない車や、一般的なドレスアップを施しているだけであっても車検に通らない場合があります。

・ヘッドライト関係のトラブル

改造を行っていない車やドレスアップを施している車が車検を通らない原因として多いのが、ヘッドライト関係のトラブルだと言えます。ヘッドライトの向きである光軸が規定範囲から外れている光軸ズレや光量不足などが挙げられ、改善されない限り車検に合格することができません。

・車高が低く9cm以上の最低地上高が確保できていない

ローダウンしている車は要注意。車検の通過基準には車高についての定めもあり、最低地上高は9cm以上が必要です。

ただし、マッドガードやスカート、バンパーなどはこの基準の対象から外れており、地上高5cm以上であれば通過しますが、エアロパーツやバンパーの種類によっては9cmが適用されるものあるため、車検前に自身の車のパーツはどの区分に該当するのかを確認しておきましょう。

・透過率70%以下のウィンドウフィルムの使用

ウィンドウフィルムが原因で車検を通らないケースも。フロントガラスと運転席・助手席の側方の窓ガラスは可視透過率が70%以上を確保していなければなりません。

ウィンドウフィルムを使用する際には、ガラスとフィルム合わせて可視透過率70%以上になるものを選ぶようにしましょう。なお、後席側方やリアウィンドウに関しては可視透過率に関する定めはありません。

・エンジンやミッション部からのオイル漏れ

オイル漏れは樹脂パーツやゴムパッキンなどの劣化で発生し、車検に通らないことはもちろん、放置すると走行不能になったり、車両火災の原因になったりするため、日頃からこまめにチェックしておきましょう。

タイヤの劣化や摩擦

スリップサインがひとつでも出ているタイヤは、車検に通りません。車検を通すにはタイヤの溝は1.6mm以上残っている必要があり、1.6mm以下になっているとスリップサインが出るからです。

また、タイヤのヒビや偏摩耗が激しい場合、走行に支障があるような適正でないタイヤサイズの場合も車検通過は難しいでしょう。

クラクションが鳴らない

クラクションの音の大きさや音色も車検項目に定められており、クラクションの音の大きさは前方7mの位置で112db以下93db以上であること、かつ音が変化せず音色が一定であることが求められます。

鳴らないクラクションはもちろんNG 。また、必ずしも純正品のクラクションである必要はありませんが、ホーンマークがないクラクションは認められません。

マフラーの排気音や劣化

マフラーは排気音と排ガス濃度、取付位置がチェックされます。排気音については2010年4月1日以降に生産された車の場合、普通車なら96db、軽自動車なら97db以下の定めがあります。

排ガス濃度はガソリン車の場合CO基準値が1.0%以下、HC基準が300ppm以下、取付位置は地上高9cm以上、フロアライン10mm未満でなくてはなりません。

純正マフラーであっても劣化によって排ガス基準を満たさなくなるケースもあるため、排ガスのにおいがそれまでよりも強くなったり、マフラーから白煙が上がるようになったりすれば点検するようにしましょう。

ワイパーやウインドウォッシャーの不具合

雨天時の視界を確保する重要なパーツであるワイパー。ワイパーゴムなどの劣化などによって本来の機能が低下している、もしくは失われているような状態にあると車検に通過できません。動作や作動音もチェックされるため、きちんと整備しておきましょう。

ワイパーだけでなく、ウォッシャー液がきちんと噴霧されるか、デフロスターが機能しているかもチェックポイントとなります。

その他の見逃しやすい注意点

ここまで挙げたような車そのものの整備不良に関すること以外でも、車検に影響するものはさまざまあります。

自動車税(種別割)や反則金の未納付がある場合は、車検を受けることができません。また車検証や自賠責保険証などの必要書類が紛失などでそろわない場合も同様です。

盲点になりやすいのが発煙筒の積載忘れや期限切れ。非常時しか使用しないものなのでつい忘れがちですが、発煙筒の期限が切れているだけでも車検は通過できないのであらかじめ期限を確認しておきましょう。

その他に、ユーザー車検を行う場合は自身で車を操作しなければならないため、操作手順を誤って不合格になるケースも。ユーザー車検を行う場合は事前の整備はもちろんですが、手順もしっかりと確認しておきましょう。

 

車検に通らない場合、再検査はできる?

車検の有効期間を過ぎた車で公道を走ると「無車検運行」となり、道路交通法違反で処罰の対象となりますので、車検切れの車の運転は絶対に運転してはいけません。車検に通らない車は時間がかかるものの、車検に合格するまで再検査を受ける必要があります。

車検はいくつかのパートに分けて段階的に検査が行われるため、車検に通らないと言っても全てのパートが不適合であることは稀だと言えます。車検を受け、明確となった不適合箇所を整備し、再検査を受けて基準を満たせば車検に合格できます。

車検は当日3度(再検査2度)まで初回検査費用で検査を受けられるので、車検に通らなかった場合は当日中に2度再検査を受けられます。2度の再検査で合格できなければ、再度検査費用を支払うと3度まで検査を受けられます。

当日再検査ができない場合は、陸運支局の窓口で「限定自動車検査証」の発行を受けると、15日以内であれば車検証代わりとなり、公道での使用が可能となります。また、限定自動車検査証の有効期間中は不適合箇所のみの再検査が受けられます。

再検査費用は地域によって異なりますが1,300円が目安金額で、限定自動車検査証の有効期間15日を超過すると手数料は通常金額の1,800円となります。有効期限が切れた車は公道で使用できなくなるので、車検に通らない場合は当日又は15日以内の再検査で合格させる必要があります。

 

ユーザー車検よりも車検業者に依頼するのがおすすめ!

車検費用を抑える方法としてユーザー車検はポピュラーな存在となりましたが、ユーザー車検の利用者は車検整備を行わず、陸運支局へ持ち込むケースが少なくない傾向にあるようです。

車検に通らない原因として紹介した光軸のズレやオイル漏れは通常使用の中で徐々に発生し、気付かないうちに車検基準を満たさない状態になっていることも少なくなく、ユーザー車検を受けても車検に通らず、再検査に時間がかかるということも珍しくありません。

また、ユーザー車検での車両操作はユーザー自身が行うため、車に問題がなくても操作ミスで不適合となるケースも存在します。たとえ操作ミスが原因であっても不適合と判断されると、再検査の必要があるので、無駄に時間がかかる可能性も否めません。

車検業者に車検を依頼すれば必要となる車検整備を行い、車検のプロが検査に挑むため、車検に通らないというリスクはほとんどないと言えます。車検費用を抑えるためには、車検に時間がかかる可能性のあるユーザー車検よりも、信用できる車検業者に依頼するべきだと言えます。

 

車検に通らない事態を避けるために心がけておきたいこと

定期的なメンテナンスや自己点検の実施

車検に合格するのは、決して難しいことではありません。整備不良にならないよう日常的にメンテナンスを行い、車を良好な状態に保っておくことが大切です。

メンテナンスの行き届いた車は車検に通過しやすくなるだけではなく、突然の故障などの危険を減らして安全で快適なカーライフを送ることにもつながります。

ライト類やオイル漏れなどの自己点検を行うことも大切ですが、定期的にプロのメンテナンスを受けるようにしましょう。

カーコンビニ倶楽部では、定期点検・日常点検も承っています。プロならではの目線で、自己点検で気づかない部分も徹底的にチェックするので、車にあまり詳しくない方でも車をいい状態に保つことができ、車検時に慌てることもなくなるのではないでしょうか。

必要な書類を揃えておく

車検時には車検証、自賠責保険証明書に加え、軽自動車の場合は軽自動車税(種別割)納税証明書が必要です。

普通車の自動車税(種別割)納税証明書は、現在は多くの自治体で電子照会ができるため省略できますが、継続検査で納税した日から1ヶ月程度経過しており、過去に滞納がないという条件を満たす必要があります。

条件が満たせない場合は普通車であっても納税証明書を用意してください。なお、自治体によっては電子化されていない場合もあるため、事前に確認しておくと安心でしょう。

必要書類を紛失していることに気付いたら、速やかに管轄の陸運局もしくは軽自動車検査協会に申請し、再発行してください。

 

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