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車検ではブレーキパッドもチェックされる!合格基準の厚さや交換時期・費用の目安など解説

2023年05月17日

車は数多くの部品で構成されていますが、その中でも特に重要かつ安全性に大きく影響するものがブレーキ周りの部品です。
ブレーキ周りの部品のひとつである「ブレーキパッド」は使用を続けるたびに劣化が進む消耗品であるため、定期的な交換が必要かつ車検でもチェックされるポイントとなります。
今回は車検におけるブレーキパッドの合格基準について詳しく解説すると共に、交換時期を判断するポイントや交換費用の相場、交換費用を抑えるポイントなどについてもご紹介いたします。

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ブレーキパッドとは?車検時は何を基準にチェックされるのか

ブレーキパッドはブレーキを構成する部品の内のひとつです。

タイヤと共に回転しているブレーキディスクの両側をブレーキオイルでピストン運動するブレーキパッドで挟むことによって、発生する摩擦で制動力を発生させています。

ブレーキパッドは消耗品

摩擦によって制動力を得ているため、ブレーキが作動するごとにブレーキパッドには摩耗が生じ、すり減っていきます。

一定の限度を超えて薄くなったブレーキパッドは制動力を発揮できなくなり、ブレーキの効きが悪くなるなど、事故につながる可能性があります。

そのため、ブレーキパッドの減りは定期的なチェックが必要です。

ブレーキパッドの厚さが足りないと車検に通らない?

車検においてはブレーキパッドの厚さの規定はなく、薄くなっていてもブレーキが効けば車検には合格します。

「ブレーキが利くかどうか」のみ確認が行われ、ブレーキパッドそのものは検査項目に含まれていないのです。

そのため極端に薄くなっている状態でも、車検を通過するケースは珍しくありません。

 

車検に通っても放置はNG!ブレーキパッドを交換せず使い続けることのデメリット

車検でブレーキパッドの厚さがチェックされないからといって、摩耗して薄くなった状態でも放置していい訳ではありません。

摩耗したブレーキパッドをそのまま使用し続けると、さらに摩耗が進んでより薄くなります。

これにより台座部分の金属が露出してディスクブレーキを損傷させるなど、周囲の部品に負荷をかけることになります。

より深刻な事態になると、ブレーキが効かなくなる可能性も高まります。

そのため、たとえ車検で指摘されなくても、ブレーキパッドの摩耗を放置することはおすすめできません。

 

車検前に要チェック!ブレーキパッドの交換時期を見極めるポイント

ブレーキパッドの厚さ

ブレーキパッドは商品によって差はありますが、新品の状態で10mm程度の厚さになっています。

使用しているうちに、ブレーキパッドが約2~3㎜以下の薄さになったら交換の時期と考えましょう。

走行距離

運転の仕方にもよりますが、一般的にブレーキパッドは10,000㎞の走行につき約1㎜摩耗するといわれています。

ただし、ブレーキパッドはすり減るほどに熱を持ちやすくなるため、走行距離が伸びるほど摩耗も早まる傾向にあるため注意が必要です。

普通車の場合は30,000~40,000㎞程度、軽自動車の場合は40,000~50,000㎞程度に達したら交換を検討することをおすすめします。

走行時の異音

ブレーキパッドには、薄くなると異音を発して交換目安を知らせるパッドセンサーが搭載されています。

一定の薄さに達するとブレーキパッドに設置された金属片がローターに接触して音を鳴らし、ドライバーにブレーキパッドの摩耗を知らせるという機能です。

ブレーキペダルを踏んだ際にいつもと違う異音を感じたら、ブレーキパッドの摩耗を疑ってみてください。

一部の高級車や輸入車の中には異音を発するのではなく、自動的に電線を切断し、ブレーキ警告灯ランプを点灯させて知らせるものもあります。

車検のタイミングで交換を勧められることも

車検を業者へ依頼するにあたって見積もり時に車の状態を確認されますが、そのタイミングでブレーキパッドの交換を勧められることがあります。

車検ではブレーキパッドもチェックされるとはいえ、実際の合格基準は「ブレーキが利くこと」とされています。

合格したからといってブレーキパッドの摩耗そのものの解決にはつながらないため、業者はあらかじめ状態を確認し、必要に応じて交換を勧めているのです。

ご自身が気づかないうちにブレーキパッドの摩耗が進んでいることもあるため、業者の説明を受けたうえで交換を検討しましょう。

 

ブレーキパッドの残量を確認する方法

ブレーキパッドの残量は走行距離や音の有無から予測する以外にも、視覚的な情報から確認することが可能です。

ブレーキフルードの残量から推測

ブレーキフルードとは、ブレーキペダルを踏んだ際に発生した圧力をブレーキキャリパーに伝達するためのオイルです。

エンジンルーム内にある黄色い液体の入ったカップがブレーキフルードのタンクとなっており、タンクには「MIN(またはLOWER)」や「MAX(またはUPPER)」の目印が付いています。

ブレーキパッドがすり減るとその分ブレーキキャリパーのピストンも押し上げられてブレーキフルードが流れるため、ブレーキフルードの液面が少なくなります。

これにより、ブレーキフルードがMINに近づいている(残量が少ない)状態はブレーキパッドも摩耗が進んでいると予測できるのです。

ただし、これはブレーキパッドの交換とブレーキフルードの補充を同時にしていた場合にしか活用できない方法のため注意が必要です。

目視でも確認できるが危険もある

車体からホイールを取り外し、ブレーキキャリパーの点検窓からブレーキパッドそのものを目視で確認することも可能です。

最も確実な方法ではありますが、作業にジャッキアップが伴うため専用の工具が必要なだけでなく、整備に慣れていない方の場合は重大な事故につながるリスクが伴います。

車の整備に関する技術や経験がない方は、プロに依頼して点検をしてもらった方が安全です。

 

ブレーキパッドの交換時期を早めるケース

ブレーキパッドを交換するべき時期の目安となる走行距離は、あくまで一般的な例です。

以下のような使い方をしている場合はより早く摩耗が進む傾向にあるため、短いスパンでの交換が必要となります。

・頻繁に急ブレーキかける
・急速な加速を繰り返す
・下り坂や山道でもフットブレーキに頼りきる

つまり、「頻繫かつ乱暴にブレーキをかけるほどブレーキパッドの寿命が縮まる」ということです。

可能な限り緩やかでマナーを守った安全運転を心がけ、下り坂や山道などは早めに低いギアにシフトしてエンジンブレーキを活用したりといった工夫をしましょう。

 

ブレーキパッドの交換費用の相場

ブレーキパッドの交換を依頼するにあたって気になるポイントが、費用の相場です。

交換に伴う費用は、主に「ブレーキパッド本体の価格」と「交換工賃」の総額となります。

ブレーキパッド本体はフロントとリアの左右両輪分で1セットとなっており、軽自動車なら1セット7,000円以上、普通自動車は1セット8,000円以上が相場です。

交換工賃の相場は業者によって異なりますが、左右1セットの交換で6,000~10,000円以上はかかります。

 

ブレーキパッドの交換費用を抑えるコツ

ブレーキパッドは安全性に大きく影響するパーツであるため、メンテナンスに伴うコストを過剰に削減することはおすすめできません。

ただし、以下の方法であれば安全性への悪影響を回避しながらお得に交換ができる可能性があります。

車検時にブレーキパッドを持ち込む

車検や法定点検と同時にブレーキパッドの交換を依頼すると、工賃の節約につながる場合があります。

点検時に伴いリフトアップのうえタイヤを外すことになるため、少ない工程でブレーキパッドを交換することができるからです。

また、業者によっては純正品だけでなく社外品のブレーキパッドの持ち込みに対応している場合があります。

比較的安価な社外品を選び持ち込めば、購入代金を抑えることもできます。

料金設定が比較的安い業者に依頼する

費用とサービスのバランスは、業者によって異なります。

ブレーキパッドの交換は主にディーラー・民間整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドで依頼することができます。

その中でもディーラーはサービスの質が高い反面、純正品のみの交換可能とされていることに加え工賃が比較的割高に設定されています。

そのため、費用を抑えることを重視したい方は可能な限りディーラー以外の業者を選んだ方が安く済む可能性が高いです。

 

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