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ブレーキパッドの摩耗は車検に通らない?基準や交換時期・費用など徹底解説

2025年09月05日

ブレーキパッドは車の制動力を左右する重要な部品の1つであり、車を使ううちに摩耗していきます。
ブレーキパッドが摩耗したままだと、思わぬ事故を招くおそれがあるため定期的な交換が必要です。
本記事ではブレーキパッド交換の必要性や車検への影響、交換費用などについて詳しく解説いたします。
車検を控えている方、長距離運転をする方には特に有益な情報なので、ぜひ最後までご覧ください。

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ブレーキパッドの役割と車検における合格基準

ブレーキパッドはブレーキを構成する部品の内のひとつです。

車のタイヤと一緒に回転している「ブレーキディスク」を、左右からブレーキパッドで挟み込むことで摩擦が生まれ、その摩擦によって車を減速・停止させる仕組みです。

この挟み込む動きは、ブレーキオイルの油圧によってピストンが作動し、パッドを押しつけることで行われます。

ブレーキパッドは消耗品

摩擦によって制動力を得ているため、ブレーキが作動するごとにブレーキパッドには摩耗が生じ、すり減っていきます。

一定の限度を超えて薄くなったブレーキパッドは制動力を発揮できなくなり、ブレーキの効きが悪くなるなど、事故につながる可能性があります。

そのため、ブレーキパッドの減りは定期的なチェックが必要です。

ブレーキパッドの厚さが足りないと車検に通らない?

車検においてはブレーキパッドの厚さの規定はなく、薄くなっていてもブレーキが効けば車検には合格します。

「ブレーキが利くかどうか」のみ確認が行われ、ブレーキパッドそのものは検査項目に含まれていないのです。

そのため、ブレーキパッドがかなり薄くなっていても、実際に制動力が確保されていれば車検に合格するケースも多く見られます。

車検業者からブレーキパッドの交換を勧められる理由

ブレーキパッドは車検の合否に直接関わらないにもかかわらず、業者から交換を勧められることがあります。

これは、安全性の確保と、今後のメンテナンス負担を減らすためです。

たとえば、車検後すぐに交換が必要になる状態であれば、わざわざ再整備する手間を省けるため、このタイミングでの交換が効率的かつ安心と判断されるのです。

 

車検に通っても放置はNG!ブレーキパッドを交換せず使い続けることのデメリット

摩耗したブレーキパッドをそのまま使い続けると、ブレーキディスクに過度な負荷がかかり、ひび割れや破損の原因になるおそれがあります。

さらに、キャリパーなど他のブレーキ関連部品の摩耗や故障を引き起こす可能性も高まり、最悪の場合はブレーキが正常に作動しなくなる危険性もあります。

こうしたリスクを防ぐためにも、ブレーキパッドの厚みには常に余裕を持たせ、早めの交換を心がけましょう。

 

車検前に要チェック!ブレーキパッドの交換時期を見極めるポイント

ブレーキパッドの交換時期を見極めるうえでチェックしておきたいポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

ブレーキパッドの厚さ

ブレーキパッドは商品によって差はありますが、新品の状態で10mm程度の厚さです。

ブレーキパッドが約2~3㎜以下の薄さになったら交換の時期と考えましょう。

走行距離

一般的にブレーキパッドは10,000㎞の走行につき約1㎜摩耗するといわれています。

ただし、ブレーキパッドはすり減るほどに熱を持ちやすくなるため、走行距離が伸びるほど摩耗も早まる傾向にあるため注意が必要です。

普通車の場合は30,000~40,000㎞程度、軽自動車の場合は40,000~50,000㎞程度に達したら交換を検討することをおすすめします。

走行時の異音

ブレーキパッドには、薄くなると異音を発して交換目安を知らせるパッドセンサーが搭載されています。

一定の薄さに達するとブレーキパッドに設置された金属片がローターに接触して音を鳴らし、ドライバーにブレーキパッドの摩耗を知らせるという機能です。

ブレーキペダルを踏んだ際にいつもと違う異音を感じたら、ブレーキパッドの摩耗を疑ってみてください。

一部の高級車や輸入車の中には異音を発するのではなく、自動的に電線を切断し、ブレーキ警告灯ランプを点灯させて知らせるものもあります。

 

ブレーキパッドの残量の見方

ブレーキパッドの残量は走行距離や音の有無から予測する以外にも、視覚的な情報から確認することが可能です。

ブレーキフルードの残量から推測

ブレーキフルードとは、ブレーキペダルを踏んだ際に発生した圧力をブレーキキャリパーに伝達するためのオイルです。

エンジンルーム内にある黄色い液体の入ったカップがブレーキフルードのタンクとなっており、タンクには「MIN(またはLOWER)」や「MAX(またはUPPER)」の目印が付いています。

ブレーキパッドがすり減るとその分ブレーキキャリパーのピストンも押し上げられてブレーキフルードが流れるため、ブレーキフルードの液面が少なくなります。

これにより、ブレーキフルードがMINに近づいている(残量が少ない)状態はブレーキパッドも摩耗が進んでいると予測できるのです。

ただし、これはブレーキパッドの交換とブレーキフルードの補充を同時にしていた場合にしか活用できない方法のため注意が必要です。

パッドウェアインジケーターを使う

パッドウェアインジケーターとは、ブレーキパッドの摩耗を知らせてくれる機能付きの部品で、純正のブレーキパッドに付属していることが多いです。

摩耗が進み交換時期が近づくと、音や警告灯などでドライバーに知らせてくれます。

一般的な国産車では、ブレーキパッドに内蔵された金属片が摩耗によってディスクに接触し、「キーキー」といった音を発する機械式インジケーターが主流です。

一方、国産の高級車や輸入車では、ブレーキパッドに取り付けられた電線が摩耗で切断されることで、メーター内の警告灯が点灯する電子式インジケーターが採用されていることもあります。

目視で確認する

ブレーキパッドを直接見て、摩耗度合いを確認するという手もあります。

目視で確認するには、車体をジャッキアップしてホイールを取り外し、ブレーキキャリパーの点検窓からブレーキパッドを見ます。

なお、ホイールによっては取り外さなくても点検窓が見える場合もあります。

目視で確認する場合の注意点

目視での確認は最も確実な方法ではありますが、作業にジャッキアップが伴うため専用の工具が必要なだけでなく、整備に慣れていない方の場合は重大な事故につながるリスクが伴います。

車の整備に関する技術や経験がない方は、プロに依頼して点検をしてもらった方が安全です。

 

ブレーキパッドの寿命を長持ちさせるには?

先述したブレーキパッド交換が必要な走行距離は目安であり、使い方によっては摩耗が早まる場合もあります。

ブレーキパッドの寿命を長持ちさせるためには、以下のような使い方を心がけて、ブレーキパッドにかかる負荷を抑えることが大切です。

・急ブレーキは避ける
・急な加速は避ける
・下り坂や山道ではエンジンブレーキを使う

特に、急ブレーキ・急な加速はマナーや安全性の観点からも望ましくないため、余裕を持った運転を心がけましょう。

 

ブレーキパッドの交換費用の相場

ブレーキパッドの交換にかかる費用は、ブレーキパッド本体代と工賃の総額となります。

左右両方のタイヤのブレーキパッドをまとめて交換した場合の、車種ごとの部品代と工賃相場は以下の通りです。

車種 ブレーキパッド代 工賃
軽自動車 7,000円程度 6,000円程度
普通車 8,000円以上 8,000円以上

なお、工賃については交換を依頼する業者によっても変わります。

傾向としては、ディーラーよりもカー用品店や整備工場の方が安価です。

交換業者の特徴や選び方については、後ほど詳しく解説いたします。

 

ブレーキパッドの交換費用を抑えるコツ

ブレーキパッドは安全性に大きく影響するパーツであるため、メンテナンスに伴うコストを過剰に削減することはおすすめできません。

ただし、以下の方法であれば安全性への悪影響を回避しながらお得に交換ができる可能性があります。

車検時にブレーキパッドを持ち込む

車検や法定点検のタイミングでブレーキパッドを持ち込んで交換してもらうと、工賃や部品代を節約できる可能性があります

点検作業でタイヤを外す工程があるため、追加の作業が少なく済み、効率よくブレーキパッドを交換できます。

また、業者によっては純正品だけでなく社外品の持ち込みにも対応していることがあります。

あらかじめ購入しておいた比較的安価な社外品を持ち込めば、部品代を抑えられるのもメリットです。

料金設定が比較的安い業者に依頼する

費用とサービスのバランスは、業者によって異なります。

ブレーキパッドの交換は主にディーラー・民間整備工場・カー用品店で依頼することができます。

費用を抑えることを重視したい方は、可能な限りディーラー以外の業者を選んだ方が安く済む可能性が高いです。

 

どこが安い?ブレーキパッドを交換できる業者の特徴と費用の傾向

ブレーキパッドを交換できる業者は、それぞれ費用やサービス内容の傾向が異なります。

ここではディーラー・整備工場・カー用品店それぞれの特徴を解説しますので、依頼先を選ぶ際の参考にしてください。

ディーラー

ディーラーでは、自社メーカーの車に関する専門知識に特化したスタッフに対応してもらえます。

交換するブレーキパッドは純正品のため、一定以上の品質が確保されていますが、社外品に交換した場合よりも費用が高くなりがちです。

コストパフォーマンスよりも、サービス品質や保証を重視する方におすすめの業者といえます。

整備工場

民間の整備工場では、ディーラーよりも安価にブレーキパッドを交換できます。

車の整備を専門的に行っている技術者に対応してもらえるため、豊富なノウハウで幅広い要望に対応可能な傾向にあります。

ただし、実際のクオリティや設備の充実度は工場によって異なるため、口コミなどを参考に依頼先を慎重に選ぶことが大切です。

カー用品店

大手カー用品店でも、ブレーキパッドなど車の部品交換に対応してもらえる場合があります。

工賃が安いうえに、純正品から社外品まで幅引く部品を取り扱っている点もメリットです。

その一方で、店舗によって保証の充実度が異なります。

また、社外品を使用する際は品質のばらつきにも注意しながら自分で選ぶ必要があります。

 

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