八王子市 インプレッサWRX エンジン整備
カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
---|---|
メーカー | スバル |
車種 | インプレッサ |
グレード | WRX |
型式 | TA-GDA |
修理金額 | ¥263,791 |

タイミングベルト、スパークプラグ、ミッション・デフオイルの交換にてお預かり致しました!
実際にお車を拝見すると、左バンクのタペットカバー部分とオイルパン部分からオイルが漏れており、前輪ドライブシャフト・インナーブーツが
片方は破れ、反対側はひび割れしていました。
スパークプラグを外そうとしたら、イグニッションコイルに刺さっているカプラーが割れていました。
漏れたオイルと熱でプラスチックが劣化してしまった様です。
オイル漏れの修理もハーネスの交換も、ドライブシャフトブーツの交換も必要です。
タペットカバーは左バンクのパッキンを交換、ハーネスは通常イグニッションコイル、インジェクター等に繋がる配線を丸ごと交換
となりますが、たまたまイグニッションコイルに繋がるカプラーと同じ物を持っていたので、そちらを2つ、移設する事としました。
なお、右バンクは漏れていなかったので、こちらはそのままスパークプラグを交換。
オイルパン部分はオイルレベルゲージのパイプの根本部分から漏れていたので、パイプのOリングを交換。
ドライブブーツは分割タイプの設定があった為、分割タイプにて交換致しました。
続いてタイミングベルト実施。
ラジエターを外し、ファン・エアコンベルト、クランクプーリー、ベルトカバーを外していきます。
タイミングベルト、クランクフロント・オイルシール、カムシール、オイルポンプ・Oリング、ウォーターポンプを交換します。
オイルシールやオイルポンプ部分からオイル漏れは有りませんが、年数が経過しているので、
やはりゴムは硬くなっている状態。タイミングベルトを外した状態でないと交換が出来ませんので、
同時作業とした方が良いです!
エンジンオイル、左バンクのタペットカバー部分から漏れていました。

エンジンのオイルパン部分。印箇所からオイルが漏れていました。

タイミングベルト・リヤカバーを外した状態。オイルパン自体は漏れておらず、パイプの根本部分から漏れていました。

パイプを外した状態。Oリングが切れていました。

オイルポンプを外した状態。オイル漏れはしていませんでしたが、オイルシールは硬くなっていました。
- オイルポンプ取付後
- タイミングベルト取付後
オイルポンプ取付後です。クランクフロント・オイルシール、カムシール、ウォーターポンプも交換させて頂きました。
タイミングベルト取り付け後です。
- 修理後
- 修理後
レベルゲージ・パイプ部分。組付け後暫くエンジンを掛け、オイルが漏れない事を確認しました。
タペットカバー部分も同様です。

ドライブ・シャフトブーツです。右側は完全に破れていました。
- ブーツ交換①
- ブーツ交換②
左右ドライブシャフト・インナーブーツ交換後です。