車のカラー
カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
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ご来店になられる方で特に男性に多いですが、動画やネットにて色々調べてからお越しになる方多いので、こちらからの情報として。
先日は鈑金作業の紹介をしたので、今回は塗装の説明を。
お車にはコーションプレートという 一台一台の情報が入っているプレートが付いています。トヨタ車には助手席側フレーム、スズキ車はエンジンルーム内奥の方に。 そのお車のカラー情報などのっています。
トヨタ車の黒 202 というカラーは青みがかった黒や黄色みがかった黒など 31種類もあるんです。 ビックリしますよね
一応車種、場所によって調合が違うため、複雑な作業です。
出来たカラーに今度は現在の色に色を合わせていきます。雨風、陽に当たり、お車のカラーはダメージを受けているので、新車時のカラーではありません。 車体整備士さんが頑張っていろんな色を調合しながら合わせていきます。時間がかかるんです。
出来るだけ現在のカラーに似た塗料を作成して、吹付塗装していきます。
お車のカラーは何層もの層になっています。
カラーの色の上に透明なクリアという透明な塗料を吹付して照りを出しています。カラーを守る役目もしてます。
ちょっとした傷の時は このクリアー面を研磨かけると薄い傷なら消えます。クリアーが塗っていないお車は研磨かけると白っぽくなったりしますので、気を付けてください。
中にはクリヤーの塗料自体が、ちょっとした傷がついたときに修復する機能を持っているのもあります。元々その塗料を使用している車のみになります。
ふでさしは新車時のカラーのみになるので、逆に目立ってしまって、慌てていらっしゃる方も実際いらっしゃいます。ボンネットが一番多いかなと思います。お車の顔部分なので目立つので。。。
ふでさしも場所によりけりかもしれませんね