車のドアにへこみが…修理費用から修理方法まで徹底解説
2025年10月13日
車のドアのへこみは目立つだけでなく、放置するとサビなどの思わぬトラブルへつながるおそれもあります。
しかし、「費用が高そうで修理には不安がある」とお悩みの方も多いはずです。
本記事では、具体的な料金目安や高額になりやすいケース、保険の使用の可否など、車のドアのへこみ修理費用に関するポイントを詳しく解説します。
自分で修理する方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
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車のドアのへこみ修理費用に影響する要素

車のドアのへこみ修理にかかる費用は一定ではなく、ケースによって総額が大きく変わることもあります。
修理に影響する主な要素は、以下の3つです。
・へこみの度合い(深さや範囲など)
・使用する塗料
・依頼する業者
基本的に、大きなへこみや範囲の広いへこみほど修理費用が高くなります。
他にも、塗料ごとの使用に求められる技術レベルや、各業者が設定している工賃によっても費用が変わります。
車のドアのへこみ修理にかかる費用

業者に依頼する場合の費用
業者へ修理を依頼する場合、サイドドアかバックドアによって費用が変わることもあります。
サイドドアなら1枚30,000円~100,000円程度、バックドアなら40,000円~100,000円程度が目安です。
以下では、カーコンビニ倶楽部が提供する「キズ・へこみ直し」のドアのへこみ修理料金を紹介します。
サイドドア1枚の費用相場
※ボディカラーは白系で、国産車の場合の料金例です
| パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
| 10cm×10cm | 38,500~63,800円 | 34,100~53,900円 | 30,800~42,900円 |
| 10cm×20cm | 39,600~64,900円 | 35,200~55,000円 | 30,800~47,300円 |
| 10cm×30cm | 44,000~64,900円 | 39,600~57,200円 | 33,000~48,400円 |
| 20cm×20cm | 49,500~66,000円 | 44,000~60,500円 | 35,200~49,500円 |
バックドアの費用相場
※ボディカラーは白系で、国産車の場合の料金例です
| パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
| 10cm×10cm | 49,500~63,800円 | 44,000~58,300円 | 34,100~48,400円 |
| 10cm×20cm | 52,800~66,000円 | 46,200~60,500円 | 36,300~50,600円 |
| 10cm×30cm | 53,900~68,200円 | 46,200~61,600円 | 37,400~51,700円 |
| 20cm×20cm | 56,100~71,500円 | 46,200~62,700円 | 38,500~52,800円 |
自分で修理する場合の費用
自分で修理する場合にかかるのは、基本的に道具の購入費用だけです。
ただし、業者に依頼した場合と比べると仕上がりが粗くなりやすく、うまく直せずに結局業者に頼むことになるケースもあります。
その場合、修理に費やした時間や手間、道具代が無駄になってしまうリスクがあります。
車のドアのへこみ修理費用が高額になるケース

車のドアのへこみ修理は、ケースによっては想定以上に高額になることがあります。
特に費用が高額になりやすいケースとしては、以下の3つが挙げられます。
バックドアにへこみがある場合
バックドアには、安全運転支援機能として後続車との距離を検知するセンサーや後方の状況を確認できるモニターなどの電子機器が搭載されています。
そのため、バックドアのへこみ修理はサイドドアよりも複雑な作業となり、工賃が高く設定されている傾向にあります。
複数箇所・広範囲に凹みがある場合
小さなへこみでも複数の箇所にある場合、または1箇所でも広範囲のへこみがある場合は、修理費用が高くなりやすいです。
ドアをぶつけただけと思っていても、別の部位までへこんでしまうケースも珍しくありません。
修理箇所が複数の部位に及ぶ場合、修理に伴う工数も増えるため費用が高くなりがちです。
フレームに歪みがある場合
ぶつけた際の衝撃でドアだけでなくフレームまで歪んでしまった場合、相場を大きく上回る修理費用が生じます。
フレームは安全性に関わる重要な部位であり、歪みを直すには専用の機器を用いた高度な作業が必要だからです。
軽度な歪みでも修理費用は100,000円を超え、損傷度合いがひどい場合は1,000,000円もの費用がかかることもあります。
車のドアのへこみ修理に保険は使える?

任意保険のうち、車両保険に加入している場合には車のドアの修理費用も保険で賄えます。
ただし、ドアのへこみの修理に保険を使用すると保険等級がダウンし、保険料が上がることがあるので注意が必要です。
そのためへこみが小さく、修理費用が高額でない場合は保険を使用しないほうが良いケースもあるので、保険の使用は慎重に検討することをおすすめします。
関連記事:車のへこみに車両保険は使える?使うかどうかの判断基準も解説
車のドアのへこみを放置するとどうなる?

へこんでいる部分は外部からの衝撃を受けているため、傷や塗装剥がれが一緒に発生しているケースがほとんどでしょう。
「目立たない小さなへこみだからそのままにしておこう」と思うこともあるかもしれませんが、小さなへこみであっても放置は厳禁です。
放置すると傷から塗装の下に雨水などが入り込み、ボディに錆を発生させることがあります。
場合によっては、パネル交換が必要になるほどの大きなダメージをもたらすことがあります。
そのため小さなへこみであっても、気付いた段階で修理するようにしましょう。
車のドアのへこみを自分で修理する方法

車のドアのへこみは、軽度なものなら身近なアイテムを使って自分で修理できることもあります。
ここでは、ドアのへこみを自分で直す4通りの方法をご紹介いたします。
ハンマーで裏側から叩く
板金用のハンマーで、へこんだ箇所の裏側から叩いて形を整える方法です。
基本的な使用手順は、以下の通りです。
1 へこんだ箇所に熱を加える
2 裏側からハンマーで叩く
なお、キレイに形を整えるには高い技術力が求められるため、作業は単純でもハードルが高い手段といえます。
熱湯やドライヤーでへこみを温める
熱湯やドライヤーなどで熱を加えてから、急激に冷やしてへこみを直す方法です。
具体的には、以下の手順で行います。
1 へこんでいる箇所の汚れを落とす
2 熱湯やドライヤーなどで熱を加える
3 すぐに冷却スプレーで冷やす
4 へこみが直るまで加熱と冷却を繰り返す
なお、金属パネルにできたへこみは、加熱と冷却による修復が難しい場合もあります。
樹脂製パーツも、過度な加熱により変形する恐れがあるため注意しましょう。
市販の修理キットを使う
カー用品店やネット通販などで購入できる、修理キットを使った作業手順は、以下の通りです。
1 へこんでいる箇所の汚れを落とす
2 グルーガンを予熱する
3 グルーガンで専用の吸盤に接着剤を塗布する
4 デントリフターなど引出し用工具で吸盤を引っ張る
5 ボディに残った接着剤をお湯かアルコールで落とす
なお、修理キットが使えるのは平らな部位だけです。
ボディの角などにできたへこみは修理が難しいため、業者への依頼が必要となります。
パテ埋めと塗装で直す
へこんだ部分をパテで埋めて、表面を平らな状態に直す方法です。
パテを使った修理作業は、以下の手順で進めます。
1 へこんでいる箇所の汚れを落とす
2 耐水ペーパーでへこんでいる箇所を研磨する
3 パテを塗布する
4 20~30分程度乾燥させる
5 パテが盛り上がっている箇所を耐水ペーパーで削る
6 ボディカラーに合った塗料で塗装する
ただし、パテの塗布と形を整えるための研磨は難しく、DIYで修理する方法としてはハードルが高い手段です。
自分で車のドアのへこみを修理する場合の注意点

ドアのへこみを自分で修理する際は、以下の点に注意しましょう。
洗車してから作業を始める
修理の前に車をきれいに洗車しましょう。ほこりや汚れが残っていると仕上がりが悪くなります。
特にパテを使用する場合は、洗車していないとパテが定着しないこともあります。
カラーナンバーを確認、微調整する
塗料を選ぶ際は、必ず愛車の「カラーナンバー」を確認しましょう。
なお、車の塗装は紫外線などで経年劣化し色あせているため、同じカラーナンバーでも実際の色味と完全には一致しないことが多いです。
塗料選びや調色を誤ると状態が悪化するリスクがあるため、不安があれば業者に依頼した方が確実です。
※カラーナンバーは運転席のシート下やエンジンルーム、運転席側もしくは助手席側のセンターピラーなどにある車両の型式表示プレート(コーションプレート)に記載されています。
怪我や事故に気を付ける
ハンマーや熱湯などを使うDIY修理には、けがや事故のリスクが伴います。
指を打ったり、熱湯でやけどをする危険もあります。また、庭やガレージで作業中に家族やペットが近づき、思わぬ事故につながる可能性もあります。
DIY修理を行う際は、道具の扱い方と周囲の安全に十分注意しましょう。
なお、技術や経験がないと満足のいく仕上がりは難しいため、慣れていない方は無理せず業者に任せることをおすすめします。
次章では、ドアのへこみ修理を依頼できる業者について紹介します。
ドアのへこみの修理を依頼できる業者

板金塗装業者
板金塗装業者は傷やへこみ修理の専門家なので、修理技術は高い傾向があり仕上がりの美しさが期待できるでしょう。
ディーラーと提携している業者も多くあります。ただし個人経営の業者も多いので納期が長かったり、工場によって設備に差があったりするケースも見られるようです。
費用相場はディーラーよりも安い場合がほとんどです。
ディーラー
信頼性と安心感がある質の高い修理がディーラーの特徴です。
代車の無料提供や洗車サービスがあるなど、サービスも手厚くへこみの修理と一緒にほかの部分のメンテナンスなども依頼できるメリットがあります。
費用相場は、他の業者に比べて高い傾向があります。
カー用品店
カー用品店でも、店舗によってはへこみ修理を依頼できる場合があります。
費用相場は比較的安い傾向にありますが、板金塗装や修理を専門としているわけではないため、技術に差があるケースもあります。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドにへこみ修理を依頼するメリットは、普段利用している場所で手軽に依頼できる点です。
技術力や費用相場は、カー用品店と大きく変わらないケースが多いでしょう。
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