車のドアのへこみの修理費用の相場や修理方法を知ろう

2023年01月24日
車のドアにできたへこみの修理費用はどれくらいでしょうか。また、ドアのへこみは自分で修理することはできるのでしょうか?今回は、車のドアのへこみ修理について解説します。
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車のドアのへこみを修理するにはどれくらいかかる?
業者に依頼する場合の費用
車のドアのへこみの修理を業者に依頼する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
ドア1枚の費用相場
車のドアのへこみの修理は、へこみの大きさが10cm×10cmくらいの場合、だいたい3万円くらいかかります。もちろん、へこみの範囲がもっと広ければ修理費用はさらに高くなるでしょう。
へこみが広範囲に及び、交換となった場合は10万円程度の高額な費用が必要になります。
ここで、カーコンコンビニ倶楽部の「キズ・へこみ直し」のフロントドアのへこみ修理の料金をご紹介します。ボディカラーは白系で、国産車の場合の料金例です。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 38,500~63,800円 | 34,100~53,900円 | 30,800~42,900円 |
10cm×20cm | 39,600~64,900円 | 35,200~55,000円 | 30,800~47,300円 |
10cm×30cm | 44,000~64,900円 | 39,600~57,200円 | 33,000~48,400円 |
20cm×20cm | 49,500~66,000円 | 44,000~60,500円 | 35,200~49,500円 |
バックドアの費用相場
バックドアもへこみが発生しやすい場所のひとつといえます。バック駐車の際にぶつけたり、荷物の積み降ろしの際に当たったりでへこんでしまうケースが多いようです。
バックドアはセンサーやモニターがあることも多いので、左右のドアよりも修理費用が高額な傾向があります。
10cm四方のへこみでも4~6万円程度、交換になると安くても10万円程度、車種によっては数十万円かかることもあります。
カーコンビニ倶楽部でのバックドア(トランク)のへこみ修理の料金例は、以下のとおりです。フロントドアと同じく国産車の白系カラーでのシミュレーション結果です。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 49,500~63,800円 | 44,000~58,300円 | 34,100~48,400円 |
10cm×20cm | 52,800~66,000円 | 46,200~60,500円 | 36,300~50,600円 |
10cm×30cm | 53,900~68,200円 | 46,200~61,600円 | 37,400~51,700円 |
20cm×20cm | 56,100~71,500円 | 46,200~62,700円 | 38,500~52,800円 |
自分で修理する場合の費用
一方、自分で修理すれば、かかる費用は道具の購入費用だけです。
ただし、やはり業者に依頼した場合と比べると、仕上がりが粗くなります。また、うまくへこみを直せず、結局業者に頼むことになる可能性もあります。その場合は、修理に費やした時間や手間、費用が無駄になってしまいます。
自分で車のドアのへこみを修理する場合には、こうしたリスクを考慮して、あくまでも応急処置と考えた方が無難です。
修理費用が高額になるケースとは
車のドアのへこみの修理費用は、へこんでいる面積に比例して高額になります。
また、ひとつのへこみの中で2段階の深さになっているなど複雑なへこみである場合や、フェンダーとバックドアなど2か所に渡ってへこんでいる場合も高額になりがちです。
さらに、費用相場で紹介したとおり、ドア交換が必要になるとへこみ修理の範囲を超える高額な費用が請求されることになるでしょう。
乗換えが視野に入る要注意なへこみとは
ドアのへこみだけであればまだ良いのですが、ドアと一緒に車の骨格部分、フレームにへこみやゆがみなどのダメージが発生している場合は要注意です。
フレームに損傷があったり、修理痕があったりする場合は「修復歴車」となるからです。修復歴車は「事故車」ともいわれ極めて低い査定となり、リセールバリューはほぼなくなります。
またダメージがフレームにまで及んでいる場合は車全体のバランスが崩れていることもあり安全性や走行性能に影響が出ます。
大掛かりな修理になるので、年式や状態によっては乗換えが視野に入ってくることもあるでしょう。
なお、フレームの修理は小さな歪みであっても10万円以上、歪みが大きい場合は100万円以上かかるケースもあり、そうなると修理期間も数週間~1ヶ月程度と長くなります。
車のドアのへこみを放置するとどうなる?
へこんでいる部分は外部からの衝撃を受けているため、塗装も少なからずダメージを受けています。へこみとともに傷や塗装剥がれが一緒に発生しているケースがほとんどでしょう。
あまり目立たない部分で小さなへこみであれば修理費用がもったいないし、そのままにしておこう、と思うこともあるかもしれません。しかし小さなへこみであっても放置は厳禁です。
放置すると傷から塗装の下に雨水などが入り込み、ボディそのものに錆を発生させ気付かないうちにパネル交換が必要になるほどの大きなダメージをもたらすことがあるのです。
そのため小さなへこみであっても、気付いた段階で修理するようにしてください。
車のドアのへこみを自分で修理する方法とは
ここで、車のドアのへこみを自分で直す方法をご紹介します。
ただし、車のドアは滑らかなサイドラインが形成されている車両も多いです。その場合、自分で直したとしても、光の反射などによって余計にへこみが目立ってしまう可能性も考えられます。
自分で車のドアのへこみを直す場合は、「少し目立たなくなる」程度と認識したうえで行ってください。
下記でご紹介する方法についても、それぞれリスクが伴いますし、時間や費用を費やしてしまうリスクもありますので、キレイに修理したい方は、最初からプロへ依頼するのが賢明でしょう。
ハンマーで裏側から叩く
へこみの箇所を裏側から樹脂製のハンマーで叩いて、へこみを元に戻し、形を整えていくという方法があります。
<考えられるリスク>
ただし、へこみの裏側にスペースがない場合にはこの方法をとることができません。
また、内側からハンマーで叩くには、内装を脱着する必要があるため、専用工具がなければ難く、専用工具があったとしても「内装を元通りに戻せなくなる」「内装を取り付けたが、部品が余った」といったケースも多いです
熱湯やドライヤーでへこみを温める
熱湯やドライヤーで温めるという方法もあります。温めることで、へこみの部分がやわらかくなり、裏側から押し出すことでへこみを元に戻せます。
ただし、この方法は樹脂製のバンパーなどに特に有効であり、ドアの金属部分の場合は、裏側からへこみを押し出すのは難しいかもしれません。
裏側からへこみを押し出せない場合には、ドライヤーでへこみを熱してから、吸盤で表側から引っ張って直すことができます。
車のへこみ直し専用の吸盤も市販されています。価格の相場は2,000円くらいです。
さらに、ドライヤーでへこみを温めてから、冷却スプレーで一気に冷やすという方法も有効です。
急速に冷却すると、金属が元の形状に戻ろうとする力が働き、へこみが軽減されます。これを何度も繰り返すことで、へこみが直っていきます。
<考えられるリスク>
高温による樹脂の変形や変色の可能性があります。
市販の修理キットを使う
一般に「デントリペアキット」と呼ばれる、車のへこみを直すための修理キットが市販されています。
そうした修理キットを使えば、専用のブリッジでへこみを引っ張り出すことができます。価格は1,500円くらい~とリーズナブルです。
<考えられるリスク>
内側に工具が入らない箇所や、部品の脱着、内部の電装ケーブルをキズつけてしまうなど、故障の原因になる場合があるので注意が必要です。
パテ埋めと塗装で直す
へこみの部分にキズが付いている場合には、板金塗装が必要になります。
へこみを上記のいずれかの方法で元に戻してから、キズの部分にパテを塗って乾かした後に、ヤスリで表面を滑らかにして塗装するという流れになります。
<考えられるリスク>
ヤスリで表面を仕上げ、下地、塗装、磨きの工程があるため、専用工具がなければ作業ができないと考えた方が良いでしょう。
自分で車のドアのへこみを直すときの注意点とは
前の項目で、車のドアのへこみを自分で直す方法について解説しましたが、これは決して簡単な作業ではありません。
難易度はケースバイケースですが、どの方法においてもリスクが伴うため、キレイに修理するにはプロ並みの高い技術が必要と言えます。
ドアのへこみを自分で修理する際には、以下の点に注意しましょう。
洗車してから作業を始める
へこみの修理を始める前に、きれいに洗車しておきましょう。ほこりや塵などの汚れがついたままではきれいな仕上がりが期待できません。
特にパテを使用する場合は、洗車なしで行うとパテが定着しないこともあります。
カラーナンバーを確認、微調整する
へこみによって剥げた塗装や傷の修理に塗料を使用する場合は、カラーナンバーを確認して同じナンバーの塗料を選びましょう。
カラーナンバーは運転席のシート下やエンジンルーム、運転席側もしくは助手席側のセンターピラーなどにある車両の型式表示プレート(コーションプレート)に記載されています。
なお、車の塗装は紫外線などによって経年劣化し、色あせします。
そのため同じカラーナンバーであっても実際の車のカラーとは微妙に異なるので、きれいに仕上げるには微調整が必要ですが、これはプロでないと難しい部分でもあります。
これらの点を考慮すると、車のドアのへこみは無理に自分で直そうとせずに、最初から業者に依頼するのも賢い選択と言えるでしょう。
怪我や事故に気を付ける
前項で、ドアのへこみのセルフ修理の手段としてハンマーや熱湯を使用する方法をご紹介しました。
こうしたアイテムを使用する際には、けがのリスクが伴います。
普段ハンマーを使い慣れていないのであれば、誤って指を打つなどの怪我のリスクがあります。また熱湯がはねたり思わぬ方向に流れたりなどで火傷の危険も否定できません。
さらに、自宅の庭やガレージなどで修理している場合は家族やペットがふいに近付くなどで予期せぬ事故が発生する可能性もあります。
セルフで車のドアのへこみ修理をする際には、道具などの扱いに細心の注意を払うとともに、周囲の状況にも十分に気を配るようにしましょう。
へこみのセルフ修理のメリット・デメリット
車のドアのへこみ修理をセルフで行った場合、どのようなメリット・デメリットが発生するのでしょうか。
メリット
まず、セルフ修理のメリットを見ていきましょう。
修理費用が安い
セルフ修理の最も大きなメリットは、コストが抑えられることにあるでしょう。塗料やパテ、コンパウンドなど、必要なアイテムをそろえる実費だけで修理できます。
普段から車の修理やカスタマイズを手掛けている方であれば、ハンマーやコンパウンドなどがそろっており、新たにアイテムを購入せずとも修理できるケースもあります。
自分の都合に合わせて修理できる
業者に車のドアのへこみの修理を依頼するとなると、業者の都合に合わせる必要が出てきます。思い立ったその場ですぐに受け付けてもらえるとは限らないので、予約する手続きなども必要になります。
その点セルフであればいつでも自分の時間ができたときに修理できます。
成功すれば満足感が得られる
へこみをうまくセルフ修理することができれば、ひとつのことをやり遂げた満足感が得られるでしょう。
また、自分の手で修理したことでマイカーへの愛着がさらに深まることもメリットのひとつといえるのではないでしょうか。
デメリット
次に、セルフ修理のデメリットにはどんなものがあるのかを見ていきます。
へこみを悪化させる可能性もある
セルフ修理ではプロのような専用の器具を使うわけではないことに加え、技術力も違うので結果としてさらにへこみを悪化させてしまうこともあります。
そうなると車のダメージは大きくなり、セルフ修理では手に負えない状態になることも少なくありません。
時間・手間がかかる
熱湯やハンマーを使うなど、セルフ修理の方法はさまざまありますが、いずれも手間や時間がかかります。
忙しくなかなか時間が取れない方にとっては、それが大きなデメリットになり得ます。
二度手間になることも
セルフ修理では満足のいく仕上がりにならず、結局業者に依頼することも。
そうなると二度手間になることはもちろん、時間やコストも大きなロスになります。
ドアのへこみの修理を依頼できる業者
ドアのへこみを依頼できる業者には、板金塗装業者やディーラーのほか、カー用品店やガソリンスタンドがあります。
板金塗装業者
板金塗装業者は傷やへこみ修理の専門家なので、修理技術は高い傾向があり仕上がりの美しさは期待できるでしょう。
ディーラーと提携している業者も多くあります。ただし個人経営の業者も多いので納期が長かったり、工場によって設備に差があったりするケースも見られるようです。
費用相場はディーラーよりも安い場合がほとんどです。
ディーラー
ブランドの信頼がかかってるため、質の高い修理を提供するディーラーは信頼性、安心感があるのがディーラーの特徴です。
代車の無料提供や洗車サービスがあるなど、サービスも手厚くへこみの修理と一緒にほかの部分のメンテナンスなども依頼できるメリットがありますが、その分費用相場は最も高くなります。
カー用品店
カー用品店でへこみ修理を依頼できる場合もあります。ただ、どの店舗でも受け付けているわけではなくある程度限られた大規模な店舗になります。
費用相場は比較的安いといえますが、板金塗装や修理を専門としているわけではないため、技術に差があるケースもあります。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでへこみ修理を依頼するメリットは、いつも行っているスタンドで手軽に修理が依頼できることにあるでしょう。
技術的な傾向や費用相場はカー用品店とそれほど変わりありません。
車のドアのへこみを業者に依頼するメリットとデメリットとは
では、業者に車のドアのへこみの修理を依頼するメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
メリット
専門知識があるプロに依頼するからこそ、得られるメリットは多数あります。
安心して任せられる
プロは専門知識を持ち、設備の整った状態で修理を行います。そのため愛車の修理を安心して任せられるでしょう。
仕上がりがきれい
プロの手による修理は、やはり仕上がりが違います。
修理痕がまったくわからなような状態に仕上げてくれるなど、セルフでは無理なレベルでの完成度が得られるのはプロの修理ならではです。
手間がかからない
車を預けてしまえばあとは任せておけば、きれいに修理されて戻されます。
セルフ修理と比較すると大幅に手間が省けるでしょう。ディーラーなど業者によっては修理依頼時の車の引き取り、納車サービスが受けられる場合もあります。
気付いていない傷やへこみなどを指摘してもらえることも
プロはしっかりと車全体をチェックするので、自分では気付いていなかった傷やへこみを指摘してもらえることもあります。
傷やへこみなどの放置は大きなダメージにつながる可能性があるため、そうしたプロならではの視点によるチェックが受けられるのは業者に修理を依頼する大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
業者に依頼することによって発生するデメリットもあります。
セルフ修理よりは高額になる
業者に車のドアのへこみ修理を依頼すると、費用はどうしても高額になります。
パーツや道具をそろえる実費しかかからないセルフ修理とは違い、パーツ代のほかに工賃が必要になるからです。
何よりも費用の安さにこだわるという方にとっては、この点はデメリットとなるでしょう。
預かり修理になると車が使用できない
へこみの状態や業者の込み具合、または特殊なボディカラーを使用しているなど、何らかの理由によって預かり修理になることもあります。
その場合は修理中車が使用できません。中には無料代車サービスがある業者も存在しますが、そうでない場合は不便を感じることになるでしょう。
【参考】車のドアのへこみ修理に保険は使える?
任意保険のうち、車両保険に加入している場合には車のドアの修理費用も保険で賄えます。
ただし、ドアのへこみの修理に保険を使用すると保険等級がダウンし、保険料が上がることがあるので注意が必要です。
そのためへこみが小さく、修理費用がそれほど高額でない場合は保険を使用しないほうが良いケースもあるので、保険の使用は慎重に検討することをおすすめします。
まずは修理の見積もりを出してもらって検討しよう
業者に修理を依頼する場合の費用が心配であれば、見積もりを出してもらってから検討することができます。
可能であれば複数の業者から見積もりを取って、費用と修理内容を確認してよく比較検討しましょう。
もし、車のドアにへこみができてしまったら、カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直しの利用をご検討ください。
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